徒然なる日々

徒然なる日々

2005年10月07日
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10月4日から3泊4日で成田空港近くの成田ヒルトンホテルに缶詰状態であった。アメリカに本社があるハイテク企業の本社側の人達と、日本の子会社側の人達が計40人近く集まり、組織変革に関する会議を行ったのである。そして私はその会議のファシリテーターとして、司会進行役、ディスカッションのまとめ役、英語と日本語の通訳などを担当した。

正直言って、ファシリテーションについては研修こそ受けたけれど、経験ゼロ。しかも英語と日本語のバイリンガルの会議で、しかも半導体がらみの全く馴染みのない業界ということで、始まる前はかなり不安であった。でも、いったん始まってしまえば、後は無我夢中。アメリカ側と日本側で激しい応酬となったときは、とにかく全身全霊集中して、英語を日本語に、日本語を英語に通訳するのを瞬時にこなす。もうこれは既に頭脳の域を超えて、全身を使うスポーツのようだった。また、様々な思惑を持っている人達から活発に意見が出るようにして、それを論理的にまとめ上げていくのは、右脳と左脳の両方を同時に使わなくてはならず、想像以上に大変だった。昼と夜の食事のときは他のファシリテーター達と打ち合わせしたり、本音を引き出すために参加者と一緒に食べたりしたので、朝の8時から夜10時過ぎまでびっしり仕事モードとなる。夜11時近くにホテルの部屋に戻るとほっとするが、脳が興奮状態にあるせいか、夢にまでファシリテーションが出てきたりして、あまりよく眠れなかった。

金曜日の夜に会議が無事終わった後は、緊張の糸がいっきにほぐれ、疲れもどっと出てきた。大変だったけど、とてもやりがいがあって面白い仕事だったと思う。この仕事を頼んできたクライアントからも感謝されたし、もっと嬉しかったのは、会議に参加した人が私のほうまでやってきて、「XXさんのファシリテーションのおかげでいろいろ意見が言えました。ありがとうございます」とお礼を言ってくれたことだ。殆ど経験がなかったにも関わらず、うまく出来て、自分でも楽しかったと思えた、ということは、やはりこういう分野の仕事は自分に向いているということだろう。事前に準備して、ほぼシナリオ通りに進んでいく研修もいいけれど、このように、臨場感溢れて、その場その場で臨機応変な対応が求められるファシリテーションの仕事も面白いなと思う。





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最終更新日  2005年10月09日 23時45分46秒
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