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2011.05.18
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 犬が正しく飼われるようになり、苦情が少なくなったのは全国的な傾向だと私は思っている。これには、「犬のしつけ方教室」などと呼ばれる、飼い主に対する講習が大きな役割を果たしている。飼い主に合わせて散歩する、許可されるまで餌を食べない、人の食事と同じものを与えない、など、今では常識になってきている。私の愛犬だった「クロ」は、残ったみそ汁ぶっかけご飯で育ち、何のしつけもしていなかった。その割には長生きだったので、ちょっと昔の日本の飼い犬としては、これもスタンダードだったのかなと思ったりもする。
 この「犬のしつけ方教室」のた度に思い知らされることがある。それは、自分の子育てに対する反省である。犬と人の子供が同じでないことや、ましてや、自分の子供だといろいろ難しいということぐらいはわかっているつもりだが、それでも「なんで、こうできなかったんだろう」という思いがあるのだ。私の二人の子供の子育てが大失敗だったということではないが、犬でさえ、これほどのしつけのノウハウがあるのに、もっとやってやれることがあったのにという思いがあるということだ。
 私が獣医になろうと思ったのは、幼いころから父がいろいろな動物を身近で飼育させていた影響だと、今は思っている。父のように、そんな環境を子供たちに与えられなかったという悔やみが、今さらあったりするのだ。





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最終更新日  2011.05.18 22:08:35
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