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2018.03.10
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食鳥に関しても、と畜検査と同様に厳密な検査を実施する目的で、平成2年に「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」が制定された。それまで、食鳥については公的検査は行われていなかったが、年間30万羽以上処理する処理場では、と畜検査と同様に、公務員が検査することになった。この30万羽が、なかなか問題だったりする。処理羽数が多い都道府県トップ3は鹿児島県、宮崎県、岩手県で、3県とも年間一億羽を超えるため、食鳥検査にもかなりの公務員獣医師を必要とする。ところが、秋田県だけで生産されている名前だけは全国的に有名な比内地鶏の年間処理羽数は、今でも実は全県で60万羽に届かない。平成19年の比内地鶏バブルブームで、一つの処理施設が年間30万羽を超えそうになり、あわてて、半ば泥縄で検査体制を作った。これで、順調に羽数が増えると思われたのだが、バブルがはじけ、偽装問題やらが追い打ちをかけ、実のところ、その処理場も今だに30万羽を超えていない。それでも、一度整えた検査体制を、県も処理場も壊すことを望まず、30万羽を目指して10年がたったのだが、そこが、今の私の検査現場である。





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最終更新日  2018.03.10 21:55:19 コメントを書く


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