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2021.01.18
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平成20年(2008)4月、秋田県初の食鳥検査は始まり、順調に処理羽数を伸ばし、年間30万羽を越えるのは確実と思われたが、ここで、とんでもない不祥事が起きた。いわゆる「比内地鶏偽装事件」が発覚したのだ。大館市の鶏肉加工販売会社「比内鶏」が、製造販売していた食肉製品「比内地鶏くんせい」が、実際には、採卵鶏の「廃鶏」を使用して製造したとして、詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)で摘発され、後に社長は実刑判決を受けたのだった。食品衛生法上、食肉製品の表示では、獣畜の種類を明記しなければならないだけで、獣畜の品種や銘柄は必要がない。つまりは「鶏」という文字があれば食品衛生法上の違反ではないわけで、食品衛生監視員だった私には、法的な落ち度はなかった。しかし、この事件が、せっかくの「比内地鶏ブーム」と、ようやく始まったばかりの食鳥検査体制に水を差し、その後の低迷のきっかけの一つになったことに、深い悔やみが残っている。





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最終更新日  2021.01.18 21:54:13 コメントを書く


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