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『よろしくお願いします。』
入ってきたクライアントは女性のリピーター。リハビリ系の仕事に就き、早、数年。最近上司の対応に悩まされ、転職を検討中。相談内容はごく一般に、そんな感じだった。
『早速見てみましょうね。』
別段変わったこともなく、カードをシャッフルし始めたとたん、両足の甲に鈍い痛みが…。。。
ん…ん?
声をあげるほどの強烈なものでもなく、何か神経的なものだろうと解釈し、にこやかな応対を崩すことはなかった。しかし、次の瞬間、今度は左腕に同じような痛みが。
(--;なんだあ?これ?)
なんとも表現しにくいが、皮膚の浅いところに生じる痛みとはまったく違う。なんかこう、『骨』が痛いという感じ。おかしいぞ?今度は首が…。(--;)快調にカードを配ってみせたが、二の腕から上に妙に力がはいる。
あきらかに変だ。なんだ?この痛みは。リウマチにでもなったのだろうか。ん?リウマチ?…クライアントの生気のない顔を見て思い当たった。
ひょっとして、何か連れてこられましたね?
案の定、鑑定ルームから彼女が出て行くと、体中を走り回っていた鈍い痛みは嘘のように消えうせた。
『何を知らせたいんだ、いったい。』
転職も、今の職場に留まることも凶とでた彼女には、数ヶ月の準備期間を用意することをすすめて返した。早急に動くということは、とても無理な状況だった。まずは、次のことを考えてから。
『またきます。』
近いうちに来店を予告する彼女の顔は、蝋のように青白かった。
野菜からパワーを感じない。 2015.01.13