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個人的な勉強のために、
上場全銘柄(除く新興市場)のHPを覗いて、
寸評を記載してきましたが、
全銘柄を見終えたので、振り返ります。
(2022/1/23~2022/9/22)
結論として、永久保有を前提とした
主力ポートフォリオへの追加は1銘柄。
(計30銘柄)
子孫に遺したい銘柄はやはりそんなにないですね。
日本市場が低迷しているのも
良く分かる気がしました。
一方、これまであまり見たことのない業種を
網羅的に見ることで、
投資の視野は確実に広がりました。
銘柄コードAから全銘柄を見るべしという、
バフェットの教えの通りですね。
以下、振り返りです。
(1000番台総評)2022/2/17
農林水産で気になったのは、サカタのタネ。
が、世界で戦っていけるのかは要調査。
モンサントとかと伍していけるのかなぁー。
建設では、あまり目ぼしい銘柄が無かったが、
文化貢献の観点から社寺建設は興味深い。
上場会社で日本最古設立でもある松井建設とか。
1枚持つのはいいかも。
→サカタのタネは買っておけば良かったか。。
グローバルで勝ち残れるかは疑問であるが。
松井建設は2号ファンドで購入。
最古の上場企業、無借金、
堅実地味なところが渋くて良い。
(2000番台総評)2022/3/12
食品は目ぼしい銘柄は参画済。
新たに投資したい銘柄はなし。
その他2000番台では、
2393日本ケアサプライが
三菱商事傘下・高配当・介護機器リースと
介護業界では筋良さそう、堅そう。
が、ここ数日の急落で高配当株は他にも
多数あることや介護保険の制度動向に
左右されるリスクもあることから、
見送りかな。
ステルス立会外トレード実施も
不信感あり。
→ケアサプライは今も監視している。
また分売orALSOKのTOBの可能性も。
(3000番台総評)2022/4/12
繊維・紙パルプは元々保有なしで
新たに投資したい銘柄もなし。
その他3000番台では、
3076 あいホールディングスが
M&A巧者の中堅企業だが、
創業者リスクに懸念。
3763 プロシップが
固定資産管理システムというニッチ高収益企業だが、
製造業が衰退する日本での将来性?割高か。
3952 中央紙器が
Cashリッチバリュー株だが、
株主総会が遠い(名古屋)。
小体先はオンサイトモニタリング
可能な会社の方がいい。
あと鈴鹿サーキット総会や神社総会も
面白そうではあるな。
遠いから行かないけど。
→買っていたらあいHDとプロシップで
結局トントンだったか。
(4000番台総評)2022/5/9
化学・医薬品・化粧品は元々保有なしで
新たに投資したい銘柄もなし。
有機化学は脱炭素化の観点から
積極的に買えないし、
無機化学はガスとか面白そうだが、
可採年数を考えると、永久保有は難しそう。
高校いや中学以来に化学を学んで、
多少理解が深まったので、
短中期的には買うかもしれませんが。
その他4000番台では、
1社興味深い会社を発見、研究中。
企業HPを見ると、
ななめ読みでは引っかからない
色々な気づきがありますね。
→今年唯一の新規先、ウェザーニューズ。
高バリュエーション銘柄で買いタイミングが
難しかったが、割と良い価格で参入。
長期投資予定。
(5000番台総評)2022/5/25
素材は三菱祖業でもあり数社保有。
加えて、4000番台の学習成果もあり、
無機化学の硝子に着目。
見える化学物のため、
ポートフォリオに加えても気味悪さ少ない。
(理解が及ぶということですね。)
小さくポジション構築し、様子見中。
その他5000番台では、
出資検討先はなし。
ネジとかくぎとか渋くて好みだが、
Mスター被弾中で2号ファンドの
余資少なく。。
→AGCは未だ買う時期ではないと判断し、
継続監視中。クロールアルカリ市況の
先行きが見通しにくいし。
(6000番台総評)2022/7/1
電機・機械は日本を代表する製造業であり、
総合電機・重機は保有済。
産業変化が激しい今日、
物づくりで持続的競争優位を築くのは
極めて難しいと改めて実感。
ニッチ市場トップといえども、
製品自体が5年、10年先にどうなるか
分からないですしね。
(自動車部品は前からそう思っていたが、
機械・電機も全く同じ)
総合系の有力どこは、
これまでも作るものを変えつつ生き延びてきたので、
何とか生きながらえるでしょうが、
規模小のメーカーは変化対応力の見極めが難しい。
6370栗田工業が水プラント+薬品のビジネスモデルで
成長力+安定性がありそうだが、
ちょっと気にかかる点あり。
暫しウオッチリスト入りか。
→栗田工業はいい会社だとは思うが、
永久保有したいほどの堅牢さはない
という結論。
(7000番台総評)2022/8/2
輸送用機器は電気と並び
日本を代表する製造業ですが、
自動車関係は大きな地殻変動の
予想がつかないため保有せず。
自動車部品も同じく。
EV化の影響があまりなさそうなシート
(TSテックとかタチエス)とかを
検討しましたが、
生き残れるかは系列関係次第の気が。
6000番台と同じですが、
7000番台も変化対応力の観点から、
買える銘柄は見いだせず。
→自動車部品関連はEV化の動向を
良く見極めないと。
(8000番台総評)2022/8/26
商社は商事以外に特に目ぼしい先はなし。
本質的に商社は利益の絶対水準が低く、
株主リターン低い。
(総合商社は投資会社なので除く)。
小売は日本人の飽きやすさを考慮すると、
永続的な堀を作ることは難しい感。
食品スーパーは生活必需度は買えるが、
利益水準低い。
金融もメガバン・メガ損保以外特にないが、
オリックス亡き後、サテライトとして
三菱キャピタルをポートに復帰させるかどうか。
ほぼ銀行と同じ値動きなので、
分散効果は出ない気がするが、
成長性は銀行より多少見込めるか。。
他方、株主間の同床異夢もあるし、
ガバナンスはやや見劣り感あり。
不動産では、
空港施設は用途の特殊性から、
ポートの片隅に置いても面白いか。
エアラインは全て売り切ったが、
羽田空港は当面大丈夫だろうし。
→三菱HCキャピタルはポートに復帰
させることを決めたが、
やや割高なため、監視中。
2号ファンドで空港施設購入。
羽田空港周辺という特殊な不動産の大家。
(9000番台総評)2022/9/22
運輸(鉄道)は、コロナで明らかになったが
収益基盤が脆弱。
陸運(トラック)は競争激しく、
持続的競争優位が築きにくい。
電力ガスは、公共色強いディフェンシブ性は
好みだが、その公共性がゆえに、
コスト高時の価格弾力性に難あり。
株主が割を食う可能性高い業種。
IT、サービスは総じて小粒な印象。
結果新規先はなし。
松屋 松美会 (20240308) 2024.03.10
松屋 松美会(20230909) 2023.09.10
銘柄探訪~番外編 株主総会が土日祝の会… 2022.11.20