日々のあぶく?

日々のあぶく?

September 2, 2007
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三年坂 火の夢

明治36年、出来たばかりの東京・日比谷公園を舞台にした物語。

「恋愛論」「公園論」を発表した澤田伸太郎とその妻・リョウは10年前に失踪した。
その時、一緒に失踪したかに見える真下史朗を含めた3人を被害者とし、
真下良和なる男を原告とした"公園裁判"開催の訴状が、被告各氏に届けられた。
被告とされたのは澤田氏の元教え子で、年下の友人でもあったミッションスクールの同窓生、
元屋夏雄、高嶋富三郎、隈野礼次郎、田部猪一郎、横川鷹彦である。
葉書を受け取った直後に姿をくらませた夫・夏雄を探すうちにセツは過去の人々の交差を見る。


高嶋富三郎=高嶋鍍金。
探偵となっている彼が事件にどう関わっているのか?

公園論はなかなか興味深い。
前回同様、使いたいモチーフの為に周りの設定、事件などに無理がありすぎるようにも思うが、
気になっていた「鍍金」の学生時代が垣間見れたのが良かった。

ただ、本の帯で「高"橋"鍍金」となっていたが、作中では「高"嶋"鍍金」
…帯で登場人物の名前を誤記するとは……

~ネタバレメモ~


公園と共に声でオーケストラの実現を目指していた澤田氏は、その中心となる妻・リョウの声を潰してしまい絶望。自殺。
夫を探しに来ていた雨の森(後の新宿御苑)で、権力を振りかざし、自主見回りをしていた真下史朗に襲われそうになったリョウは
森で拾われ、幼少の頃、浮浪者に育てられた(後に神父の養子に)鷹彦に助けられる。

リョウに恋心を抱いていた夏雄は富三郎(リョウの元婚約者で、なにかと助けている)が
リョウと関係があると勘違いし、事件にも関わりあると疑っていた。
雨の森(公園)で声のオーケストラの練習をしていた所が鍵・題名となっている。





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Last updated  September 2, 2007 03:07:00 PM


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