日々のあぶく?

日々のあぶく?

January 23, 2012
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老舗旅館の長男、中学二年生の吉川逸夫は、自分がどこまでも”普通”であることを嘆いていた。

誰よりも”普通”を欲していた。
敦子は逸夫に小学校の時に埋めたタイムカプセルの手紙を一緒に取り換えないかと持ちかけてくる。
彼女は手紙に自分をいじめた相手、どういじめられたかを書いたのだといい、
それがある限り、いじめられたことを忘れられないからだというのだ。

逸夫の家族は女将である母、頼りない事務長の父、
女将を母に譲って、年の離れた弟の面倒を見る祖母・いく。
敦子の家族は離婚後、働いているせいもあるが家のことに関心が薄いような母、


旧家のお嬢様で、家を飛び出して旅館で働くようになったと話していた祖母の抱えていた秘密。
一時期収まっていたが復活した敦子への陰湿ないじめ。

ダムに沈むのは・・・。

いくの育てる蓑虫が印象的。

過去と現在が入れ子になって進む。
もう間に合わないのかと思ったが、少しでも救いのあるラストでよかった。



~~~~~~~~



敦子は手紙を取り換え、自殺しようと思っていた。
いじめられたから自殺、いじめた相手のせいで死んだと思われたくなく、
タイムカプセルに入れた手紙の内容を当たり障りのない、
楽しい生活だったと思われるような手紙と取り換えた。

敦子へのいじめが復活したのではないかとかすかに気付いても、確信が持てず、
タイムカプセルの入れ替えに協力した逸夫。
ギリギリで彼女の自殺を止めるも、彼女を本当に助けるすべが見つけられない。
また、逸夫の祖母の過去話が嘘で、今はダムの底に沈んだ村に住んでいた頃の祖母の家は貧しかったこと、
友人の死から父親の自殺、友人の死に責任を感じていること、

逸夫は二人と一緒に、自分に見立てた人形をダムに落とすことで、
やり直しをすることを提案、実行する。





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Last updated  January 23, 2012 01:31:50 PM


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