日々のあぶく?

日々のあぶく?

July 31, 2012
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裏閻魔 裏閻魔2  に続く完結編。

閻魔と奈津の時を超えた想いはどうなるのか?
二人の不死者が選んだ結末は?

全方位に向けてかなり大団円なおさまり。
刺青、彫り物師というところで規制はかかりそうだけれど、映像化・・・
イメージや、結構な年代を通り過ぎるのでアニメの方がいいかも?・・・
とにかく映像化したら面白そうだと思うのだが。


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昭和41年に奈津が閻魔にしたためた、彼への想いを綴りつつも出すことのない手紙。

・一幕 遠い夢 昭和32年(西暦1957年)
日本を離れ、香港に渡り、資産家の華僑の男・リーに雇われていた鬼月(夜叉)は、リーに伴われ帰国。
久しぶりの京は、百年以上前、江戸から梅幸と一緒に仕事に来て、最後に暮らした街だった。
はるか遠くなった江戸の記憶がよみがえる・・・母が名づけた捨の名で、
9つで母を亡くした後は捨て猫のように女を渡り歩きつつ騙し、金を盗んで暮らしていた。
そこで男らにヤキを入れられそうになり、逃げている最中、夜叉の肌を気に入った梅幸に
(刺青を)彫らせろと迫られ、彫らせるのと引き換えに彫り物師の弟子になることに。
そんなかつての居場所を思い起こしつつ、なかなか探しに来ない弟弟子に招待状を出すことに。
新聞に載った、李と写った夜叉の写真を見つけた閻魔は急いで京都へ向かう。
同時に、夜叉を狙う皆藤浩一郎も豊田製薬の優秀な若手研究員・木下と共に京へ。


夜叉は再び姿を消し、彼のかわりに李の(彫り物の)仕事を請け負うことにした閻魔は
仕事をするのと引き換えに、奈津がいると思われる米国占領下の沖縄へ渡ることに。

沖縄で閻魔はタトゥー職人になったロブ・ガーランドと約10年ぶりに再会。
ロブは奈津探しに協力する。


・二幕 前夜祭 昭和39年10月上旬(西暦1964年)

奈津の閻魔にあてた手紙・・・
首席で女子師範学校を卒業したが、医学校への門戸は閉ざされていた。
浮世絵師ということにしても、自分がいるせいでますます奈津の道が閉ざされるのではと気に病む閻魔。
東京に出て、医者・片岡の助手をしながら医学校へ入る道を探すことにした奈津だったが、
片岡に襲われかけ、閻魔に助けられる。
閻魔は踏ん切りがつかなかったことを詫び、牟田信正に頼ることに。
信正の伝手と奈津の実力により、医学校に入学が決まる。

また、昭和33年、閻魔より10歳年上になってしまったとき、
若い看護婦・サトに弟かと聞かれ、認めざるをえなかったこと。
だが、閻魔は絶対奈津を姉と言わないと言われ、そうなったら耐えられないと思ったこと。

戦時中・昭和20年1月に夜叉に会い、彼の言葉につられ、鬼込めをしてしまったこと。
数か月後、若く美しい惠子と年老いていく自分を考えるうちに鬼が目覚めたことに気付き、
姿を消す決意をしたこと。

30歳を超えた惠子は、会社を大きくし、忙しく働いていた。
逆恨みした男が牟田家に強盗に入り、大河内が怪我をする。
大河内は心配する閻魔に、惠子に求婚することを告げる。


・三幕 後夜祭 昭和39年10月下旬(西暦1964年)
夜叉の回想・・・欧州で若くする鬼込めをしたこと。
帰国後、見事な年の取り方をしていた奈津に対して、妬みの感情とともに、
もっと素直に生きないのかと苛立ちつつも、尊敬と驚嘆を感じていた
そして、彼女に発動するかわからぬまま、鬼込めをする。

オリンピックで身動きがとりにくくなりつつも、夜叉とは一蓮托生の身でもあるため、彼を狙う皆藤を探る閻魔。
また、大河内と結婚した際、惠子に実子ではないことを知らされ、
悪くなる方へ踏み出しそうだった善彦を助け、忠告。
その後、閻魔は浩一郎に捕まってしまうが、身を犠牲にして脱出。

昭和24年、夜叉は信正から受け取った住所・沖縄中部を訪ねる。
そこで2年前から信正の力を借りて沖縄に渡り、診療所で医師として働く、若返った奈津に会う。
身体は年相応に老いていくが、外見が徐々に若返り、そのことに浅ましいと苦悩しながらも
夜叉を責めず、鬼込めがあるうちは閻魔と繋がっている気がするし、閻魔も闘ってきたと言う
奈津を見て感銘を受けつつ、自身がしたことの酷さを自覚。


・四幕 終わらない 昭和41年(西暦1966年)
不老不死を追い求める浩一郎は、研究に難色を示し始めた父を毒殺。

病弱な娘と思われ、ウシの世話になっていた奈津は96歳に。
ロブは余命短い父に会うため帰国を決意。
最後の仕事に向かう途中、若い奈津に出会い、彫り物に心を動かされる彼女のことを閻魔に報告。
手紙を読んだ閻魔は藁にもすがる思いで6月の沖縄へ。
とうとう奈津と再会を果たす。
奈津の手紙を読んだ閻魔は夜叉に怒りを覚えつつも、奈津のことを最優先に考える。
惠子・大河内に力を借り、鎌倉で短いながらも幸せな新婚生活を送る2人。
一方、夜叉は浩一郎に捕まり、研究材料としてえげつない扱いを受ける。

最期に閻魔の妻となった奈津は、結婚写真を撮り、
若返ったため夫婦と周囲に思ってもらえるから夜叉に感謝していると、
彼を助けるようにと告げ、また、閻魔に幸せを貰ったと天寿を全う。
奈津の真意を受け止め、遺言を果たすため、閻魔は研究所に乗り込む。
研究所での死闘の末、浩一郎は自身の持つ爆弾と共に散る。
瀕死の夜叉を助けた閻魔は、死にそうになった不死者を再生させることに・・・。

その日、惠子は娘を出産するのと引き換えに、大事な人の痛みなどを感じる能力を失う。


・結
21世紀に入り、年老いた惠子は、あれから行方の分からぬ閻魔のことを考えていた。
夫・大河内も2年前に亡くなった。
60歳を過ぎた善彦は議員に。妹の夏子も40半ばで事業は夏子の夫が引き継いでいた。
夏子の娘・志信が、(高見の描いた)油絵に描かれた閻魔に似た男に会ったと報告。
惠子は志信に閻魔を見かけ、困っていたら牟田家の総力を挙げて助けるよう告げつつ、
彼を見つけ出そうと決意。





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Last updated  July 31, 2012 10:38:05 PM


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