日々のあぶく?

日々のあぶく?

August 19, 2012
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カテゴリ: 本
燦1・2

圭寿への魔の手はどんどん迫り、また、伊月・燦も運命に巻き込まれていく。


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戯作者になるのが夢で、須賀屋から返された草稿の手直しをするための時間が欲しいという圭寿の望みをかなえるため、
伊月は周囲に圭寿は気分が晴れないため、10日余り静養すると伝える。
圭寿は世間を知らないために表現に詰まり、伊月不在の夜に庭を散策。
その時に供を申し出たのは御年寄り(江戸家老)・兵庫之助典久の長男で、
家中随一の剣の遣い手と評判でもあり、伊月との対戦を望んでいる、
田鶴藩江戸屋敷近習小姓組頭・山内瑞和。

瑞和は罠(虎挟み)にかかり、圭寿は絶体絶命のところを燦に助けられる。

伊佐衛門に送り込まれ、江戸定府でお馬廻り組頭を務める傍ら藩邸の動きを探っていた石崎文吾が殺され、
その連絡を受けて動いていた伊月は、帰藩後、事態を知る。
罠は藩邸内に手のものがいなければ仕掛けられないと、伊月は圭寿と林葉ら少数の者と(燦とで)
下屋敷に移ることを瑞和の父・山内家老に提案。
山内家老は、赤疱瘡を患い急死した圭寿の兄・継寿は馬が好きで、暗愚ではないが聡明とは言いかねたが、
圭寿は名君の器であるために藩主になるのを阻止したい者がいるのではと考える。

伊月は身寄りのない子供たちの面倒を見ながら盗みをさせて生計を立てている女掏摸・お吉から、
殺された岩蔵の敵を討つための協力を求められる。
燦はお吉に協力を約束。お吉は岩蔵が最後に掏った男が持っていた薬包を燦に渡す。
燦と伊月は文吾と岩蔵を殺し、圭寿を襲った男が同一人物だと考える。


下屋敷から、本所深川の田鶴藩下屋敷近くの版元店主で、
中堅ながら無名の戯作者を多く成功させている須賀屋天三郎のもとを訪れる
圭寿(戯作者名・薄ヶ原鷹丸)、伊月、燦。
圭寿が手直しした草稿の判定を待つ間に庭を散策していた燦は襲われる。
実は須賀屋は神波の一族で、天三郎は風を操ることができ、燦が何者か試したのだった。


見張りのように現れる蛇は闇神波の手なのだろう・・・。

まだ手直しは必要だが、「神波碧空伝」は傑作になると評され、圭寿感涙。

燦ですらよけきれずに手(急所)をつかまれたことがあり、
(燦曰く)得体が知れないところがあるという圭寿には、
やはり異能の、神波一族の血が流れているのではないだろうか。
彼の生母・お筆の方は才色兼備、また、藩主長城守の供をして狩に出向くことさえあったという。
彼女が今わの際に圭寿(幼名・市之丸)に言った「そなたは・・・たれで・・・あるか」は
何を示しているのか。

九鬼姫(鷹)を殺された恨みに固執する藩主長城守常寿は、
神波一族を根絶やしにするための手を打ったを伊佐衛門に伝える。
・・・それは、一族の血を継ぐ燦、伊月はもちろんのこと、
圭寿にその血が流れているならば、それこそが圭寿の命が狙われる一番の理由なのではないだろうか。

長城守逝去。
江戸では一人の浪人風の男が死んでいるのが見つかったところで以下次巻。





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Last updated  August 19, 2012 04:19:06 PM


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