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FLOWER GARDEN 2 小山千鶴さん
2009.03.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 Mこと、宮本准教授が理生の気持ちを惹きつけたことは、僕にも分かるような気がする。

 彼は才気に溢れ、将来を約束され、人当たりが良かった。僕以外には。


「彼が研究室に初めて現れた時、何だか部屋中が明るくなったような気がしたの。私の気持ち

も華やいで・・・・。だから、しばらくして彼に食事に誘われた時は嬉しかった。」

「食事に誘われた場所がここだったんだろう?」

 僕がそう言うと、理生は目をぱっと開き、僕を見た。



「どうしたの、尚人・・・・。どうして分かったの?」

「僕の勘は鋭いんだ。誰よりもね。」




「クリスマスイブの夜だった。夜の海に雪が降って、とっても綺麗だった。彼は優しくて、

私はうっとりして彼を見ていたのよ。信じられる?」

「信じられない。」

 僕は即答した。

「そうだよね・・・・。あの時の自分は別人のような気がする。」


 それから僕達はしばらくステーキ肉を食べることに没頭した。

 めったに味あうことのできない肉の味だ。


「彼は尚人にそっけなくしてたでしょ?何故だか分かる?」

「分からない。知りたいとも思わない。」

「まあ、そう言わないで私の話を聞きなさいね。」

 理生は妙に自慢げにそう言った。





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Last updated  2009.03.13 22:28:31
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