片桐早希 おむすびころりん

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13デイズ New! ジャスティン・ヒーさん

本を読もう!!VIV… viva-bookさん
FLOWER GARDEN 2 小山千鶴さん
2009.05.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「理生、それでその男性と蜃気楼がどうつながるんだ? 俺はそこのところはさっぱりわから

んぞ。」

 理生がいつまでも黙っているので、僕はとうとう自分から聞いた。

「その男性があっという間に理生の前から消えたからか?理生の思い出の中で、その男性が

蜃気楼のように現れるということか?」

 僕は自分の声が、少し苛立っていることを感じたが、そのことを弁解する気持ちはなかっ

た。

「尚人、どうしたの? 酔っ払らっちゃった?」

 全然酔ってねえぞ。もう少し分かりやすく話せよな、いつものお前のように。




見出せなくなった時に、その男の人の後姿を思い浮かべるの。そして、ああ、あの人は、何が

あっても、どんな結果になっても、決して人のせいにはしないだろう、どんな時でも自分の

清算表をもって生きていくんだろうなあって、そんなことを思うの。」

「ふうん・・・・、それで、そう思って理生はまた元気になるのか?」

「まあね、またやっていこうと思うかな・・・・。」



 理生はこういう風にして、今まで生きてきたのか、と僕はまるで初めてのことのように

思う。


「まあ、しかし、その詩の、君はいつも一人だというフレーズはかっこいいな。誰にも依存

せず、誰にも甘えることなく、きりっと生きている感じだな。」

 僕がそう言うと、理生は僕の顔をまじまじと見て、

「尚人はまさにそんな感じだよ。」






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Last updated  2009.05.03 13:39:43
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