かたつむりの毎日

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2018.09.28

私の凸凹１　「女子トークはお好きですか？」

テーマ：アスペルガー症候群のひと、この指止～まれ♪(543)

カテゴリ：自分のこと

以前リクエストがあったので、私の凸凹についてお話しします。

アスペルガーというとまず思い浮かぶのが、コミュニケーションの問題でしょう。

人の気持ちの理解や想像が難しい。自閉症傾向について書かれたものをざっくりまとめるとこの一言がありますよね。

私はそこのところ、あまり当てはまらないようです。（周囲の人の意見）

たとえば人の表情から相手の気持ちを察することができます。これはどちらかというと敏感です。敏感すぎるくらいでしょうか。なのでこのところは省かせていただきます。

で、コミュニケーションのところで苦手なのは、世間話ができないということ。
昔は女子トーク苦手でした。
これでも、大人になってからずいぶん出来る様になりました。
キルト関係の先輩方と付き合うようになって、どんな話が世間話というのかというのが理解できた気がします。

キルト＆地元のお知り合い→地元の話題（自民党の若きリーダーのおひざ元だったので、その人の話題とか、地元であった事故の話とか、もちろん、キルトの話題（新商品とか雑誌の話、イベント関係など）　　

所属の先生のお教室だとお昼休みの話題は、その時に世間をにぎわせてる芸能関係や事件関係。後は朝ドラとか。

県内キルターの集まりだと関東広範囲のキルト展、キルト以外の手芸の話題、東京のお店のセールの話などなど

グループごとに好まれる話題が違うので、しばらく在籍しているとどんな話題が盛り上がるのかわかってきて、話に加われます。また、大先輩ばかりなので、おとなしく話をにこにこ聞いているだけで、大丈夫だというのもありますが。

ただ、同年代とか初対面とかそういう人と話す場面、さらに、自分から積極的に話しかけないといけない時は今でも何を話したらいいかわからなくて途方に暮れることがあります。

そういえば何年か前、叔母に「かたつむりちゃんも世間話できるようになったわねぇ～」と言われました。つまり若いときは出来なかったのでしょうね。

それからコミュニケーションではないのですが、世間話をするような場面ですと、たとえば静かな場所で数人で話しているなら問題はないのですが、音を聞くことに難があるので、大人数の場合、それも数人ずつで話題がいくつか並行して話されている場合や混んでいるレストランやカフェなど他の人の話し声もたくさん聞こえてくる場合は困ったことになります。

私の場合、そこまでひどくないのですが、耳に入る音全部が頭に入ります。
どうやら定形発達？の人は自分が聞きたいと思う音を無意識に音量を上げられて、他の音は音量を下げられる便利な機能があるようなんですが、私の場合、その機能がちょっと問題ありで、いらない音の音量を下げるのが苦手なようで、たくさんの音の中から聞きたいと思う音を聞き取るのにすごくエネルギーがいるようです。なので、すごい疲れることがあります。

「女子トークとか好きですか？」これが先生が投げかけた質問の一つ。
その一言から、こんな不得意を話しました。

でも、そういうところは、女性の声がたくさんですからね、苦手です。
サラリーマンが多い、チェーン店の平日のカフェは静かなので、よく利用します。

音のことはこの間大変困った事態が起こったので、また続きを書きますね～