ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2004.05.14
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タコロ渓谷に関しては、15年前の台湾ひとり旅行で悔しい思い出があった。

タロコ渓谷は、花蓮からクルマで1時間強ぐらいのところにある世界でも有数の観光地だ。
ほぼ垂直にそそり立つ大理岩峡谷の景観は、ため息がでるほど勇壮なもの。
このタロコ渓谷の観光は、バスツアーで行くのが最も一般的な方法だ。
今から15年前、徹底して「フリー」にこだわった私は、タロコ渓谷に関しても、なんとか自由に見て回れないものかと画策した。そこで考え付いたのが、花蓮から台中へ抜ける普通のバスを利用して、台中への交通と観光を一緒にすませてしまおうというものだった。このバスは観光バスではないけれど、タロコ渓谷、天祥と、ツアーバスで回る場所のほとんどを網羅している。
そこで、15年前の私は、花蓮に到着した次の日には、台中行きバスに乗り込んでいたのだった。
確かに、このバスでは天祥を初め、タロコ渓谷を通り抜けて行く。しかし、所詮は普通のバスである。見所で少し停車してくれるわけではない。当たり前のように観光地を通り越して行くばかり・・・。
正直、あまり感動はなかった。
そのバスに乗りながら、失敗したな・・・と思った。



そして、前回の失敗を教訓に、今回はタロコ渓谷バスツアーに参加した。ツアーといっても、観光シーズンではなかったためか、マイクロバスに乗り込んだのは、私たち家族3人のみの貸切状態であった。
なお、ツアーの参加方法は簡単で、花蓮で宿泊するホテルのロビーで、「タロコツアーに参加したい」と言えばよい。あとは、ホテルのひとがよしなに対処してくれる。

どのツアーを選んでも、なぜかルートは同じで、天祥(昼食もこの街にあるホテルで採る)→タロコ渓谷→大理石工場→花蓮海岸公園となるらしい。

前でも書いたが、タロコ渓谷は、一見の価値ありの観光地である。
垂直に切り立った大理石の渓谷は、見事としか言いようがない。がけの下を流れる川の透明度はため息が出るほど。日本でこれほどの透明度を誇る川歯、どの程度あるのだろう? バスを降り、崖を下って川を見物した。運動不足の日本人にはキツいが、現地台湾人は息も切らずにスタスタ歩いて行く。ツアーガイドを兼任しているバスの運転手の脚力が強いのは当然のこととして、途中一緒になった台湾人の若い女の子の脚力もスゴい。ああ、日本人って、どの国に行っても軟弱さが目立つ(というより、私の“軟弱さ”ではあるが)。
結局、最後は、そのガイド兼任バスの運転手に娘を抱っこしてもらったりしていた(笑)


途中、タロコ渓谷の入り口にあたる最も大きな街、天祥で、昼食タイムとなる(なお、ツアー料金には、この昼食代も含まれている)。タロコツアーの場合、天祥でも最も大きなホテルのレストランでの昼食がプランに組み入れられているケースが一般的なので、かなり美味しい昼食が楽しめるハズだ。旅行日程に余裕のある人は、ぜひ、この天祥で宿泊して、ゆっくりタロコ渓谷を楽しんで欲しいもの。

ツアーは16時頃終わり、ホテルに戻って、その後はなぜかお昼寝タイムに入った(笑)

そして、18時頃起きて、夕食をとるために花蓮の街に繰り出した。

夕食は、台湾先住民料理が楽しめる「思想記」というレストランに行く。
その後、夜のベイバンゴン公園、ナンバンゴン公園へ。


ちなみに、15年前のひとり旅行で、私は花蓮から台中にバスで抜けたのだが、天祥、タロコ渓谷と抜けて、梨山というルートをバスに揺られた。梨山には比較的大きな村がある。この村は、標高は約1900メートルの高さにあるという(当時は知らなかった)。山々に囲まれた見事な景観が楽しめる、とうのも、当時の梨山の写真が残っているからだ。今見ても、「私、本当にこんなとこに行ったことがあるのか~」という印象の風景だ。
この村まで来る酔狂な日本人は、たぶん『地球の歩き方』の読者ぐらいだろう(笑)
しかし、15年前に私が撮影した花蓮、台中横断紀行の写真はここで終わっている。
なぜか?
この梨山の休憩所で食べてラーメンにあたって、その後大変な思いをするからであった(笑)



花蓮の海の美しさはすばらしい。
マリンブルーって、こういう色のことをいうのだろうと、私はひとり納得していた(ハワイなどに行ったことがないので)。

しかも、海の側には雲で山頂が霞む山々も見える。
海あり山あり、花蓮は、とても魅力的な観光地である。

追記:バスツアーでタロコ渓谷を観光した場合、ツアー旅行金はひとり1000元程度かかる。我が家の場合、3人で3000元。台湾の物価を考えると、これはかなり高い。バスツーアが、これだけかかるのであれば、タクシーを一日チャーターしてタロコ渓谷に行ったほうが、自由がきくし割り安なのではないかと思う。ホテルのフロントで相談してみたり、運良く人のいいタクシー運転手に出会えたら、ぜひ、この方法でタロコ渓谷に行ってみて欲しいと思う。
それから、花蓮の観光地は当然ながらタロコ渓谷だけではない。さまざまな見所があるようだ。余裕のある旅行日程なら、花蓮の観光地を観て回るとよいと思う。





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Last updated  2004.05.15 01:38:57
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