木村勝則滋賀県高島市の楽天ブログ

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May 13, 2010
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滋賀大学「滋賀ベンチャーズインフラ21」と京都大学での発表と社会起業家

滋賀大学産業共同研究センター 客員研究員

木村勝則税理士事務所 木村 勝則

? はじめに

2010年5月5日の今、テレビを見ているとギリシャの財政が悪化し、デモ運動をする市民の様子が、放映されています。100年に一度の危機が3年おきにやってくる今のグローバルな世界経済。この危機が世界経済に影響を与えないか心配しています。財政が悪化するわが国日本も、1990年代の経済不況による閉塞感の強い時代へ、また戻ることを本当に危惧し、危機感を持っています。

しかし、長期的な視点に立てば若者たちが、世界的な企業Apple、Google、Panasonic、Sonyなどの創業者のように夢を持って起業をすることが、地域社会、いや全世界に大きな夢と希望を与えることも私は知っています。

10年ほど前に滋賀大学に大学の教授を訪問した際に、教授からゲスト講師の依頼をうけ、講義をしました。その講義に感動した学生の様子をみて私も、満足でした。その学生から「一緒に会社をつくりましょう。」といううれしい言葉をいただきました。当時、「失われた10年」と言われ不況が続き、多くの人々が自信を失い、未来に活路がない時代でした。当時、学生が事業を起こすことは、考えられなかったし、考えもしなかったでしょう。学生が事業をすると言えば、周りはすべて止める時代だったかも知れません。リスクの多い起業家は尊敬もされていませんでしたし、サラリーマンとして何か、問題があって、辞めた人々の集合体のように、エリート集団や学生には思われていました。今も変わりません。

当時、私も税理士として独立起業開業し、給与所得者と違い自由に動ける時間がありました。私の強みは、30歳代の初めで、何かにチャレンジいたいという気持ちがあったことでした。最初は失敗しても、それは当たり前、それより、色んなことにチャレンジ、色んなことを吸収することのほうが大切だと考えていました。10年後の現在の私も、自由な時間があるので税理士業務と両立しながら京都大学大学院に毎日のように通い、新たなチャレンジをする日々です。2001年から滋賀大学産業共同研究センターの相談員、客員研究員をして来年で10年目になります。今年度も多くの起業家、経営者の相談を事務所のある滋賀県高島市やいろんな場所で応じてきました。

開業税理士として経営をしながら、今年度、滋賀大学で得た滋賀ベンチャーズインフラ21の体験を京都大学大学院で発表させていただきました。今まで役割を終えたと思っていましたが、京都大学大学院で滋賀大学の産官学の取り組みを発表し、皆さんと討論をすることによって、この体験は、無駄ではなく、未来に繋がると気づきました。私が起業したよりも遥かに不況の現在のわが国、日本。この一年、私が起業のお手伝いをしてきましたが、立ち上がる事なきに諦めていった社会に貢献していきたいという起業家を多く見てきました。この少子高齢化のデフレ経済時代にどう、生きるか。自分自身に問う日々です。10年前のチャレンジに何か、ヒントがあるか考察しました。






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Last updated  May 13, 2010 03:02:53 PM


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