瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

October 27, 2006
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カテゴリ: カヤック
今年3回目の訪問となる、うつくしい『しまなみの景色』が楽しめる生名島。 連泊どころか、一週間でも滞在したいくらいのお気に入りの島である。

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金曜日。 午後は半日有休を取り、昼からしまなみへと向かった。
夕方、いつもの浜に到着。 今日は、管理人さんが居ないようだ。 離れた場所にある管理会社に電話して、住所と名前を告げ、キャンプで2泊したいことを伝える。

『キャンプですね、わかりました。 今日は、担当者が休みなんですよ。 連絡してみますが、もしかしたらそちらにいくのは明日になるかも知れません』 『はい。 水は出なくても大丈夫なので、明日でいいですよ』

***

秋になり、日が落ちるのも早くなって、そろそろ夕暮れの雰囲気が漂い始めている。

美しい芝生の向こうに広がるおだやかな海。 だれも居ない静かな空間。 そして目の前に広がる島、島、島。
ここには、しまなみのエッセンスが凝縮されている。

***


テントの中にシートを敷き、空気を入れたサーマレストのマットを広げ、ダウンシュラフの中にシルクのシーツをセットすると、ささやかな家の完成だ。

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雨露がしのげ、小さいが夕日に黄色が映える一人用のテント。 目の前には、かつて水軍が行き交った海が広がり、その海を自由に漕ぎ進めるシーカヤックがある。 そして今日はまだ金曜日で、この美しい夕暮れの景色を独り占め。
これ以上何が要る?

***

準備が整ったので町に買い出しに行き、浜に戻って早めの夕食。

夕食を食べ終え、独りでビールを楽しんでいると、バイクの音が。 もしかして、と思っていると、やはり管理人さんだ。

『こんにちは、また来ちゃいました。 それにしても今日は、お休みのところをスミマセンでした。 明日でも良かったんですけど』
『いいのよ。 これ、もらいものだけど食べて』

うれしい差し入れ。 管理会社に名前と住所を言ったから、連絡を受けて私だと分かったのだろう。
地元で採れた、みかんとイチジクをいただいた。

『ありがとうございます。 遠慮なくいただきます』

『いやあ、前の時は初日は良かったけど、二日目に漕いで戻ってきたら人が急に増えていてびっくりしました。 やっぱり私は夏は駄目ですね。 今日は最高ですよ、お世話になります』

***

水道の元栓を開き、管理棟の常夜灯を点けて家に戻られる。 『明日は来るから。 では、ゆっくり休んで下さい』
『明日は朝から漕ぎに行って、2時か3時頃に帰って来る予定です。 じゃあ、おやすみなさい』

ベンチでビールを飲みながらヘッドランプを点け、本を開く。


***

海岸沿いを少し歩いてみる。
桟橋から海を覗き込むと、なんだか光るものが。 あっちで『ポツーン』、こっちで『ぽわーん』と、水中から青白い光が!

???

夜光虫は見た事があるが、こんな光り方ではなかった。 なんだろう?と考えていると、光り方が『ほたる』に似ている事に気が付いた。
そうだ、これは『海ほたる』だ!

水槽に入れた海ほたるに電気刺激を与えて光らせているのは見た事があるが、実際の海で光っているのを見たのは始めてである。 海ほたると言われている理由が飲み込めた。 この光り方は、まさに蛍だ。

そうかあ、これが海ほたるなんだ。 きれいだなあ。

***

管理人さんからのうれしい差し入れ、初めての海蛍。
しまなみ連泊ツーリング。 なんとも幸先の良いスタート!





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Last updated  October 29, 2006 03:12:25 PM
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