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明日は時間が取れないこともあり、本日、2件目のアップです。
空調設備屋さんに今月上旬に再計算を依頼していた、空調負荷計算書と換気計算書を入手しました。
換気計算書には、換気ユニットの特性曲線(P-Q線図)といわれるものが記載されていました。これは静圧と風量のグラフで、ダクト等含んだ圧力損失と必要換気換気量から、換気装置に必要な設定が分かります。逆に風量設定をどうすると、どれだけの換気量が得られるか分かる訳です。
建築基準法で、換気回数は、0.5回/時間と決められていますが、この根拠は、人間1人当りの必要新鮮空気量が約30m3/時間として、240m3(約30坪?)の住宅に住むことを仮定していることから、出てきているようです。
これからすると、我が家の場合、家の気積はもっと大きいので、通常、0.5回/時間もの換気風量は、必要ないことになります。
ということで、
・室内温度の維持(換気負荷の低減)
・消費電力低減
のため、風量の設定を変えてしまうことにしました。
これが、換気装置のコントロールユニットのパネルです。

風量設定が4段階と弱運転、強運転のモードがあります。弱運転は、全館空調コントロールパネルから制御になりますが、全館空調の低圧電力を切ってしまうと制御出来ないで弱モード解除?なんでしょうか?(空調コントロールパネルの表示が消えてしまうので)。なお、強運転信号は使っていません。
換気装置のコントロールユニットのパネルをとってみると、風量設定のスイッチがあります。

当初の設定は「3」となっています。
ブレーカー落として、このスイッチを「1」に切り替えて、ブレーカーON。換気ユニットの特性曲線から見ると風量設定「1」でも 人間4人分に対しては十二分
です。圧力損失のマージンをとらなければ、5人分以上の風量があります。
これで、消費電力が172W→130Wで、42Wの低減です。24時間なので結構大きいかも??
人が多く集まる時など、 壁面とか(せめてパネル)に変更しやすいスイッチ付けて、簡単に切り替えられるようにして欲しい んだけどなぁ。。デンソーさん、よろしくお願いしますよ!
これを読んで変えようと思った方へ:一切責任は持てません。あくまで自己責任でお願いします。
追記:
バタヤン0345さんから、コメントいただきました。
基準法による換気は、室内化学汚染物質の影響の軽減のためであり、気積が大きくなると化学物質放散の可能性も増えるとのことです。詳しくは、コメントをご覧下さい。
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