ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2015.01.31
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蒙古軍の脅威は、その戦略の狡猾さでもあったという。その伝統が中央アジアを征服したルーツに在るのかもしれない。敵を皆殺しにすることを厭わず、ただ役立つものは殺さなかった。歯向かうものは殺すが降伏するものは殺さない、捕虜にして次の戦いの先頭で戦わせるのだ。蒙古軍の強さは、当時世界最強の軍隊でもあったという。勇猛果敢な欧州軍さえ打ち破った。戦略は巧妙だったからだ。敵をだますことを恥なかったからだ。

 ・敵を信じないというのが彼らの根本に在る。敵も自分をだまそうとしていることを知っている。人間の行動というものがよく観察されているのは、多くの戦いを経験して来たからでもあった。敵に背中も見せるなでもある。味方には甘く、敵には冷酷でもある。蛇や狐のように狡猾だった。それこそ彼らの褒め言葉になる。

 ・へ2・・・中央アジアの伝統は、遊牧の民の大いなる野望の中からきている。トルコの現地ガイドは、大卒のひとだったが、トルコは、その中央アジアの子孫であり、遊牧の民を誇りにしていると言っていた。べドウィンの民の形質が彼らのルーツでもあるのだ。寛容と冷酷さが混在した戦いが繰り広げられている。単純な人間は生きていけない国家が中東でもあるのだろう。






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最終更新日  2015.01.31 05:55:25 コメントを書く


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