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本日のtvk(テレビ神奈川)開局50周年特別番組がすごい!現在も放送中の「ライブ帝国 ザ・ファイナル」だ。まず、第1部がPM2:00~5:55、第2部がPM7:00~9:50のとんでもない長丁場。それも80・90年代のロックを中心に、「ヤングインパルス」「ファイティング80’」「ライブトマト」「ライブY」からの秘蔵映像を流し続けるというぶっとんだ企画だ。番組のHPに膨大な出演者のメンバー(対象)表が載っており、これを見るだけでも楽しい。懐かしいバンドやミュージシャンもいれば、バンド名や曲は知っていたが初めて実際の映像を見るものも多い。楽曲はすべてフルバージョン、という東京のテレビ局とは一線を画したコンセプトも良かった。個人的には「ファイティング80’」に思い入れがあるが、これがtvkの底力だ。「ライブ帝国」のDVDはRCを中心に10枚ほど持っているが、本日の放送は間違いなくお宝だ。そういえば、第1部のスタートも懐かしいRCだった。こんなライブだけの音楽番組があれば、今でも面白い気がする。”口パク”や”かぶせ”も淘汰できるのではないだろうか。
2022/04/02
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3月8日に、鈴木勲が亡くなった(享年89歳)。死因は、新型コロナウイルスによる肺炎だという。鈴木勲は、1933年東京生まれのベース、セロ奏者だ。2009年には日本のジャズ界への多大な貢献により南里文雄賞を受賞している。鈴木勲といえば、何といっても1973年のリーダーアルバム「BLOW UP(ブロー・アップ)」。スイング・ジャーナル誌の第7回ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞を受賞した名盤だ。それも並大抵の名盤ではない。「BLOW UP」30周年記念として、同メンバー+αで「BLOW UP 2」が作られたほどの大傑作だ。個人的には、中学校時代にURCばかり買っていた私が、高校1年の時に出会ったこのレコードをきっかけにTBMも買うようになったほどインパクトがあった。それまで聴いていたジャズといえば、亡き父が若い頃から集めていたサッチモだった。朝ドラで初めて知った人もいるかもしれないが、サッチモは唯一無二の「ジャズの王様」だ。そのため、「日本人のジャズってどうなの?」というイメージを持っていたのだ。そんなイメージが「BLOW UP」から一変し、TBMファンになり、後年上京してからは「BLOW UP」のピアニスト菅野邦彦のライブに通うことにもなるのだった。仲間内からは「オマスズ」「オマさん」と呼ばれていた鈴木勲。十分に人生を楽しんだのではないだろうか。〇「BLOW UP」マイ・コレクション ・1973年 TBM-15(33rpm・LP) three blind mice ・2018年 CMRS-0011(45rpm・2LP) CRAFTMAN RECORDS ・1985年 ART 01CD-1(CD) disk union ・1997年 TBM-XR-0015(XRCD 20bit) three blind mice ・2003年 JFIS-001「BLOW UP 2」(XRCD 24bit + DVD) JAZZFINE
2022/03/11
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この歳になって初めて「ダンシング・ミスト」を1曲通して聴いた。菊池雅章セクステットのライブ・レコーディングのタイトル曲だ。ラジオ番組の「FMテイク・ジャズ」のテーマ曲として聴いてから、既に50年近くたっている。実はそれ以来、頭の中ではあの特徴的なリフとゾクゾクするサックスが時々鳴っていた。それ程印象的な曲なのに曲名は知らず、しかも何故かナベサダの曲だとずっと思っていたため、長い間たどりつけなかったのだ。それが、ひょんな事からネット上で見つけ、Youtubeで確認し、CDを手に入れたのだ。「FMテイク・ジャズ」は、日本人のジャズを聴くきっかけとなった番組であり、その後鈴木勲や菅野邦彦のファンとなるきっかけとなった番組だ。当時も菊池雅章のことはもちろん知っていた。個人的には、ナベサダ、ヒノテルに続くくらい有名なジャズメンだったと思う。ただし当時「日野=菊池クインテット」というレコードを買ってみたが、鈴木勲や菅野邦彦ほどの衝撃はなく、その後レコードを買うこともなくCDも持っていない。また、実は菊池雅章にエレクトリック・ピアノのイメージもなかった。まァ、ちょっとした勘違いと固定概念が生み出した不幸な出来事と言えるかもしれない。それにしても、あのサックスが峰厚介(ソプラノ)だったとは痛恨の極みだ。峰厚介はレコードもCDも数枚持っている好きなプレイヤーだし、ネイティブ・サンのライブにも行ったことがあるのに…。ともかく、50年近く続いていたモヤモヤがスッキリした。長年「ダンシング・ミスト」にたどりつけなかった鬱憤ばらしに、26分17秒する曲をリピートで4回連続で聴いてやった。編成違いの「POO-SAN」のCDも買ってやろうか。
2021/05/06
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「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、いしだあゆみの代表曲だ。筒美京平作曲で1968年末に発売され、1969年に大ヒットし紅白でも歌われている。実は現代のヨコハマでも、数あるご当地ソングの中で最も親しまれている曲らしい。1968年は、ヨコハマにとっても記念すべき年だった。人口規模で名古屋市を抜いて日本第3位の都市になったのだ。当時、名古屋の小学生だった私は少なからずショックを受けたものだ。「3大都市」のプライドが大いに揺るがされたのだった。この10年後、ヨコハマに抜かされた大阪市の人々も同様の感覚だったと思われる。で、「ブルー・ライト・ヨコハマ」。個人的には、この曲のある使われ方が非常に印象に残っている。場所は、庄司薫が芥川賞を受賞した「赤頭巾ちゃん気をつけて」の一場面だ。この本を読んだのは、確か単行本発行翌年の1970年だった。中学生になり、陸上部に入り、URCなどのフォークを聞き、自分でギターを弾き、コンサートに行き、落語などの公開収録に行き、深夜放送を聴き、服は自分で選ぶようになり…、個人的には世界が大きく変わった年だ。当然、文学への興味も広がり、新進気鋭の作家に注目してこの本も読んだ。物語の終盤、大学紛争で東大受験が中止になった時、家に遊びに来ていた友人の小林が、ベッドに寝転がりながら鼻歌で歌っていたのが「ブルー・ライト・ヨコハマ」だった。もう50年ほど前の事なので正確ではないかもしれないが、とにかくこの場面を強烈に覚えている。個人的な「ブルー・ライト・ヨコハマ」のイメージは、いしだあゆみでもなく、もちろん筒美京平でもなく、「赤頭巾ちゃん気をつけて」なのだ。さて、TVで筒美京平氏の追悼特集を見たが、希代のヒットメーカーであり、1970年代・1980年代の歌謡界は彼抜きでは語れない事がよくわかった。もちろん著名な作曲家だということは知っていたが、これ程とは思っていなかった。現在は音楽業界も分断が進んでいるので、「ミリオンセラー=老若男女が知っている曲」という時代はちょっと懐かしい。
2020/10/13
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リビングのオーディオのチューナー・アンプの調子が良くないので交換した。ウチのリビングのオーディオはかなり複雑だ。主に3Dテレビとブルーレイ・レコーダー(HDD)を5.1chで鳴らしているのだが、他にレコードプレーヤー、コンパチ・レーザーディスク、ビデオデッキがつながっている。つまりアンプには、デジタル端子だけでなくPHONO端子やアナログ端子が必要になる。最も厄介なのはコンパチ・レーザーディスク(LD、CD、DVD)だ。LDはアナログのものとデジタルのものが混在しているので、まずTV側にデジタル映像入力端子とアナログ映像入力端子が必要になる。そしてアンプの方にもデジタル音声入力端子とアナログ音声入力端子だけでなく、LDのドルビー再生用のRF入力端子が必要になるのだ。簡単に言えば現在売っているアンプでは対応できない。したがって、状態の良さそうな中古品を買うしかないのだ。で、今回買ったのは2000年11月から販売されている「YAMAHA DSP-AX10」という機種で、当時の定価が11万円ほどしていた中級機種だ。ヤフオクで送料込みで1万2千円弱かかったが、完動品でリモコンと解説書が付いていたので良しとしたのだ。何とか一式をセットしても、その後の各ソース確認が大変だった。AM・FMラジオ、アナログのLD、デジタルのLD、ドルビーのDVD、dtsのDVD、レコード、ビデオと延々と続いた。DVDなどは、ブルーレイ・レコーダーとコンパチ・レーザーディスクでそれぞれ鳴らしてみないといけない。そして5.1chのスピーカー調整と音場等の確認。全くやれやれだ。アンプ本体以外にはFMラジオのアンテナを新調した。これまではアンテナ感度が良くなくて、キレイに受信できる局が限られていたからだ。これでリビングのオーディオはしばらく問題ないだろう。次にいじるのは趣味の部屋のオーディオかな?
2015/03/28
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今日は、はっぴいえんど三昧だった。遅ればせながら、先日入手した「はっぴいえんどマスターピース」をまとめて聞いたのだ。つまり、「はっぴいえんど(1970.8)」と「風街ろまん(1971.11)」の2枚のアルバムを3つのソース(LP、CD、ハイレゾ音源)で立て続けに聞いたのだ。40数年前と違って再生環境(レコード・プレイヤー、アンプ、スピーカー)が格段に良くなっているから、良い音を充分楽しむことができた。はっぴいえんどは、細野晴臣、故・大瀧詠一、松本隆、鈴木茂の4人からなる伝説のバンドだ。1970~1972年に活躍したが、解散後の各メンバーの活躍の方が一般的には知られているだろう。個人的には中学2年生が終わろうとしていた頃に、1度だけ生で見ている。中学1年生になってすぐに五つの赤い風船のファンになり、それからURCレコードを集めるようになり、色々なコンサートに行くようになってからのことだ。ただし、LP「はっぴいえんど」と「風街ろまん」を買う前のことだったこともあり、残念ながら歌っている歌詞がうまく聞き取れなかった覚えがある。当時はっぴいえんどのライブは評判が良くなかったので、納得はしていたと思う。名曲「春よ来い」が、永島慎二の漫画をモチーフにしていることもまだ知らなかった頃だ。「風をあつめて」「夏なんです」などの名曲がてんこ盛りの「風街ろまん」では、A面5曲目の「はいからはくち」が好きだったしB面4曲目の「颱風」の日本語の使い方がカッコよかった。「あたりはに~ わかにか~ きぐもり まどのす~ だれを つめたいかぜが」と歌っているのを聞いても、普通は「辺りは にわかに かき曇り 窓のすだれを 冷たい風が」とは思わない。センスの良さや遊び心を大いに感じさせてくれた。実は、同じ頃名古屋で「栄地下」を「さか えちか」と歌ったハイセンスなCMがあったのだが、残念ながら友人たちの誰もが知らないという幻のCMのようだ。「はっぴいえんどマスターピース」発売に連動するかのように昨年の12月30日に、BSで名盤ドキュメント・はっぴいえんど「風街ろまん」という番組がいきなり放映されていた。マルチトラックテープ(録音原盤)が発見され、細野晴臣、松本隆、鈴木茂が集まってテープを聞きながらレコーディング当時の話をするというものだった。そもそも「風街ろまん」当時の彼らの年齢に驚く。細野晴臣は24歳、大瀧詠一は23歳、松本隆は22歳、鈴木茂はなんと19歳だったのだ!「花いちもんめ」が細野晴臣と大瀧詠一の不仲を示唆していた話などは興味深い。また、「レコード・コレクターズ 2015年01月号」を一緒に読むとさらに良いと思う。40年以上前のわずか3年の活動、わずか3枚のLP(しかもヒットとは無縁)。しかし、はっぴいえんどの曲は今なお多くのミュージシャンにカヴァーされ、映画・ドラマ・CMなどにもちょくちょく使われ続けている。いくら解散後の彼らの活動が凄まじかったとしても、やはり曲そのものの魅力が大きいのだろう。70年代に思春期~青春時代の多感な時期を過ごすことができたのは、幸せだった。
2015/03/07
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このところ充実しているWOWOW、昨夜は“忌野清志郎ナイト”だった。しかも合計4本放映したうち「忌野清志郎フェス・ヒストリー・スペシャル」以外の「忌野清志郎を語る」、「忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー~感度サイコー!!!~」、「忌野清志郎FUJI ROCK FESTIVAL スペシャル」は初放映という豪華さだ。忌野清志郎の命日(2009年5月2日)にあわせた愛のある企画といえる。RCサクセションは1972年当時、EP「僕の好きな先生」を買って聞いていた。そして忘れもしないのが、しばらく後の1981年春から始まったマイカー生活との関係。配線を苦労しながら自分でパイオニアのカセットデッキとアンプを愛車のせ、ソニーの4スピーカーでガンガンに聞いていたのが「RHAPSODY(1980)」だった。当時はLPからカセット・テープにダビングしたものだったが、「よォーこそ」のイントロが始まると今でも燃えてボリュームを上げてしまう。もちろん「RHAPSODY」以外にも数々の名曲を生みだしており、好きな曲も多い。ただし「サマータイム・ブルース」「イマジン」といった“キヨシロー・カバー”は、今こそ歌い継がれるべきだとは思うが忌野清志郎以外に誰が歌えるのだろうか。メジャーの歌手が原発や戦争についての主張をロックに乗せてさらっと歌うなんて、考えてみれば日本ではかなり難しいことをアッサリやってのけていたものだ。そうそう、「スローバラード」を聴いてグッとこない奴はやはり信用できない。(↓ 愛用のキヨシロー・ウクレレ)自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!自転車に乗って!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!防災グッズはコチラ!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2013/05/03
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1991年の本放送開始早々から加入しているWOWOW。ここ数年も放送内容はなかなか充実している。昨年は舞台中継が例年より多かったように思うし、生中継も結構あった。映画も邦画・洋画をとわず「DVDで買っておこうか」と思ったものを放映してくれる。ここ数日はちょっとなつかしい故相米慎二監督の特集をやっており、「ションベン・ライダー(1983)」「台風クラブ(1985)」などをダビングして楽しんでいる。その中の1つに「ラブホテル(1985、R指定)」があった。リアルタイムで見てはいないが、かつてTVで放映されたのを見ている。長回しで有名な相米作品は挿入歌などの使い方もセンスが良いのが特徴的だが、「ラブホテル」のラストシーンに流れる曲も実にせつなくて印象深い。「ラブホテル」のクレジットには何も出てこなかったが、「ダンシング・オールナイト」で有名なもんた&ブラザースの曲なのはすぐわかった。しかも当時は「ダンシング・オールナイト」よりずっと好きだった覚えがあるのに、どうしても曲名を思い出す事ができなかった。ネットで探してやっとわかった。「赤いアンブレラ」だった。♪はしけ打つ波も つめたすぎる風も あなたの涙よりも 今はやさしい♪去りゆく人の靴音 そっとはこんでくれるよ ララララ ラララ ララララまだ大学生だった1980年の曲だが、あの頃覚えた曲は忘れないものだ。TV業界も音楽業界も今のように劣化していない時代だったしね。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!自転車に乗って!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!防災グッズはコチラ!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2013/01/19
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先日「趣味の部屋」のCDプレーヤーを修理したばかりだが、その時ついでに音楽DVDも何枚か見てしまった。その際思ったのが「やはり7インチモニターは小さいなぁ」という事だ。音楽DVDでも単純なライブ映像なら音重視で良いのだろうが、珠玉の“音楽映画”を見ようとするとやはり映像もそこそこであって欲しい。リビングには「37インチTV+5.1ch」がセットしてあるが、隣家に接している部屋では夜に大きな音を出すのは気が引けてしまう。で、「趣味の部屋」のモニターを替えた。ワンセグを兼ねた7インチTVはキャンピングカー仕様の車に乗せてしまい、2,500円で手に入れた状態の良い中古のアクオス13インチ(地デジ無し)と交換したのだ。さて“音楽映画”の頂点に君臨するのは「真夏の夜のジャズ」と「ラストワルツ」だろう。 しかし日本の「ワンモアタイム」もなかなかのものだ。悩んだ末に、今夜は交換した13インチモニターで「ワンモアタイム」を楽しんだ。年をくってもザ・ゴールデン・カップスの不良たちはやはりカッコイイ。この頃はまだデイブ平尾も元気だったんだなぁ…。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!自転車に乗って!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!防災グッズはコチラ!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2012/10/31
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行ってきました日比谷公会堂、あがた森魚の40周年記念ツアーの最終日(↑)。席は真中からやや左の、前から9列目。ステージから10メートルちょっとの距離で人の頭など遮るものは全くない良席だった。12年ぶりの“生”あがた森魚は63歳とは思えない程元気だったし、独特のハズシ方は今なお健在で昔からのあがた森魚だった。そして何よりすぐ目の前にいた約40年ぶりの“生”鈴木茂には、ただただ感激した。(前回見たのは、アノはっぴいえんどの一人だった時代だ!)元(?)ムーンライダーズのメンバーなど昔からの仲間に囲まれたステージは、実に実に楽しい3時間25分だった。特に2年程前にも行ったという『噫無情(レ・ミゼラブル)』の再現ステージは圧巻だった。あれ程緻密なしかも遊び心あふれたコンセプト・アルバムをライブで再現するというのは、「無理じゃないか?」と考える人の方が多いだろう。確かに“全部そのまま”ではないのだが卓越したアレンジと高度な演奏技術により、充分すぎるほど『噫無情(1974年)』の世界を再現していた。(ちなみにこのアルバムは、個人的な「生涯ベスト5」に入る程の名盤である)「上海リル」「はいからはくち」「モンテカルロ喫茶店」「月曜日のK」と続くあたりは、正直泣きそうになってしまった。現在CDで聴いても「月曜日のK」に入るくだりには必ずキュンとなってしまうのだが、実際に鈴木茂が「はいからはくち」を演奏しているのだから、それはもう、アナタ…!!中学・高校時代に聴いていたあがた森魚。たしか『永遠の遠国の歌(1986年、『永遠の遠国』からのピックアップ)』を聴いてから、再び聴くようになりファンクラブにも入ったと記憶している。『噫無情』と共にぜひ聞いてもらいたい。(参考:「WOがキライ!」にコレクション・リストあり)自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!自転車に乗って!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!防災グッズはコチラ!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2012/05/13
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柳ジョージ&レイニーウッドのファーストアルバム「TIME IN CHANGES(1978)」。A面1曲目の「CROSS EYED WOMAN」のイントロが始まってすぐに確信した。これだ!大学の時に「「祭ばやしがきこえる」のテーマ」に魅かれて買ったLPだった。「一人(I STAND ALONE)」が「傷だらけの天使」の最終回に流れた曲だった事に感激した。レコードの帯には“ミッドウェイを震撼させた…”といった様なコピーが書いてあったと思う。(ミッドウェイは1970-80年代に横須賀を母港としていた米海軍航空母艦)その後「Weeping In The Rain(雨に泣いてる…)」でブレイクし、「青い瞳のステラ、1962年夏…」という今聴いてもキュンとくる名曲も残した。確かコンサートに行ったのは大学時代の1度だけだったと思うが、レコードの音を再現できる柳ジョージ&レイニーウッドの完成度に驚き、シンプルだがとにかくカッコイイステージだったと記憶している。柳ジョージ、10月10日没(享年63歳)。仕方がない事だがだんだん寂しくなる…。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2011/10/14
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「MIDNIGHT JAM」とは1987年1月からTV放映された1時間のジャズ番組である。いささか唐突だが、事の詳細はこうだ。最近「だからここに来た!」というDVDが発売された。これは知る人ぞ知る1970年の第2回フォークジャンボリーの記録映画であり、特に岡林信康withはっぴいえんどが“お宝映像”と言われている。(はっぴいえんどの4人が揃って動いている唯一の映像とされている)ただしこの映画は、1992年12月にWOWOWですでに放映されており目新しいものではない。しかし「特典映像:風都市物語~はっぴいえんどが歩いたTokyo~」にひかれて購入し、同時にその内容の乏しさにガッカリさせられた代物だ。で思ったのが「いつだったかのはっぴいえんどのTVの方がよっぽどマシだ」ということだった。VTRコレクションを探してみると「はっぴいえんど 風街ろまん」という映像があった。1986年12月にテレビ東京の「HITACHI GRAFFITI SPOT(30分番組)」として放映されており、「風街ろまん」に歌われたあの頃の情景も写真とフィルムで構成されているし、写真にあわせたはっぴいえんどの曲だけでなく、1985年までの4人の軌跡も丁寧に描いている。部分的とはいえティンパンアレイの中華街ライブの映像も挿入されているし、鈴木茂やフレンズ・オブ・アースのミュージックビデオなどは今にしてみればかなり貴重だ。少なくともこれを超える“特典映像”が欲しかったなぁ。さて、そのビデオテープの残りに録画されていたのが「MIDNAIGHT JAM」の第1回放送だ。(昔はビデオテープの残りにとりあえず録画し、ラベルに書かない事も多かった)なんと第1回は、司会が中村誠一でゲストはタモリと坂田明という豪華版だ。そして番組の中心となっているジャズライブはアルトの大森明!(ちなみに他の回のビデオテープには中村誠一と共に山本剛の演奏も残っていた!)昔は“大人の番組”も多かったなぁ、とつくづく思う。そして、わざわざ「MIDNAIGHT JAM」を今日のタイトルに持ってきたのは理由がある。ビデオテープに残されたこの番組のクレジットにはなぜかTV局名がついていなかったため、インターネット検索やウィキペディアで調べてみたが全く別の番組しかでてこないのだ。恐らく深夜に放送されたマニアックな番組のため長期間放映されたとは思えないが、「MIDNAIGHT JAM」という良質な音楽番組が忘れ去られてしまうのは実に悲しい。せめてブログタイトルとして残しておきたい、という事だ。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2010/12/19
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いきなり日本全国夏到来のようだ。といってもヨコハマは、ここ数日の集中豪雨とは全く無縁で3~4日晴天が続いており、すでに完全な夏モードに入っている。昼前にふと思いたち、久々に三線の弦を換えてちょっとつま弾いていたら、無性にネーネーズが聞きたくなった。いつもの事だがCD「オキナワ~メモリアル・ネーネーズ~」の「黄金の花」は、キーボードの間奏の部分になると鳥肌がたち胸がキュンとする。ライブ盤を聴いて気分が高揚してきた後は、4枚組CD「JOHNNY,LOUIS&CHAR SINCE 1979」のdisk3「1985~1989」だ。(再販盤)ここには「SUNSHINE OF YOUR LOVE」や「CROSS ROADS」が入っている。もちろん、言わずと知れたクリームの名曲と、R・ジョンソンのブルースをクラプトンがブルース・ロックに仕上げた名曲だ。熱くならない訳がない。何度も書いているが、ウチはマンションでありながらメゾネット・タイプの角部屋なので、四方八方他家に接することがなく大音量で音楽を聴いても問題のない部屋がある。で外の熱気も影響してか、ボリュームはガンガンだ。こうなればもう止まる事はできず、CD「STEVIE RAY VAUGHAN LIV IN TOKYO」に突入だ。「SCUTTLE BUTTIN」で興奮しまくり、「VOODOO CHILD」では音の洪水に飲み込まれてしまった。(特に「LIV IN TOKYO」の録音は荒々しく、清流などではなく土石流といった感じだ)その後モニターの電源を入れてDVDで落ち着こうかと思ったが、遂々「STEVIE RAY VAUGHAN AND DOUBLE TROUBLE LIVI AT MONTREUX」にいってしまった。そしてギターつながりで「LIGHTNING BLUES GUITAR FES.」のDisc4(DVD)だ。山岸も、ICHIROも、石田も、みんな熱い。やっぱり夏はブルース・ロックだぜぃ!自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2010/07/18
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先日の7月8日に大阪道頓堀の「大阪名物くいだおれ」が閉店し、看板人形の「くいだおれ太郎」の去就が連日のようにメディアを賑わせている。 この変な人形、実は70年代半ばに全国的に(一部の人たちには)有名になっている。1975年発売の「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」の実質ファーストアルバム、『ぼちぼちいこか/上田正樹と有山淳司』のレコードジャケット(↑)になってるからだ。ご存じの方も多いと思うが、「上田正樹とサウス・トゥ・サウス」は、「ウエストロード・ブルース・バンド」と共に時代を代表するブルースバンドだった。残念ながら当時サウスのライブを見に行くことはできなかったが、名古屋の深夜TVでサウスの“最後の京都ライブ”とかを見てすっかりファンになった。そして、この時一番頭に残った曲は「俺の借金全部でなんぼや」だった。生サウスを見るのは、1991年の再結成ライブ(渋谷クアトロ)まで待つことになる。再結成ライブのメインの京都大学西部講堂ライブは「シンパイスナ,アンシンスナ」としてCDやDVDになっているが、実は「俺の借金全部でなんぼや」は入っていない。もちろん代表曲の1つなので西部講堂ライブでも唄っているが、残念ながら上田正樹がとちったためにCDやDVDには収録されなかったのだ。(WOWOWは生ライブだったので当然そのまま放映)もしどこかにクアトロの音源が残っているのなら、これを機に(?)“完全版・再結成ライブ”として発売しても良いのではないだろうか。ちなみに、上田正樹は7月8日にくいだおれ前でミニライブをする予定だったが、サミットの関係で警察からクレームがつき裏の店でのライブに変更になったらしい。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2008/07/10
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今日は、新宿タワーレコードに行ってきた。シバの新しいCD発売を記念したミニ・ライブがあったのだ。「LIVE 新宿発・謎の電車」は既に先月に発売されていたのだが、このイベントの後にポスター&サインが貰えるというので待っていたのだ。シバのライブ音源は結構あるが、これは初のフル・ライブ・アルバムだ。(TOWERやHMVやアマゾンにはあるけど、楽天にはなさそうだ)タワレコのイベント・コーナーには30人以上集まっていただろうか?総じて聴衆の年齢層が高いのが特徴だ。平たく言えば、オジサン&オバサンが多かったということだ。シバは約30分にわたってCD収録曲を中心に演ってくれた。相変わらずギターはイイ音を出すし、ブルース・ハープは渋い。最後はやはり「バイバイ・ブルース」だった。こんなに間近で見るとギターの弾き方が良くわかる。やっぱりどの曲も5カポのままだし、使うのはサムピックだけだ。ライブ終了後のサイン会には20人くらい並んだだろうか?シバはイラスト入りの丁寧なサインをしてくれていたので、これくらいの人数がちょうど良かったのかもしれない。いわゆる“サイン会”に並んだのは永島慎二氏以来のことだが、ここでも年齢層が高かったので気恥ずかしさを感じなくてよかった。しかし“腰骨に穴があいた”人間にとって30分以上立ちっ放しは辛い。だいぶ骨が再生して穴がふさがってきているというのに、相変わらずどうかすると痛みが出てくるので実に厄介だ。そんなわけで、一服した後そそくさと帰ってきたのだった。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/06/03
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ちょっと前からのファンにとって、上田正樹はバラード・シンガーではない。「ガッガッガッガッ」と絶叫する“オーティス大好き”のR&Bシンガーだ。上田正樹&SOUTH TO SOUTHの名盤「この熱い魂を伝えたいんや」を聞けばわかるし、「ぼちぼちいこか/上田正樹&有山淳司」もその筋ではかなり有名だ。このサウス(SOUTH TO SOUTH)の16年ぶりのライブが1991年に行われ、「シンパイスナ,アンシンスナ」としてCD&LD&DVD化されている(↑)。これは京都大学西部講堂でのライブで、北京一、泉谷しげるがゲストに出ている。その少し前に渋谷クアトロで最初の“再結成ライブ”が行われており、ゲストはいなかったが、曲構成も主なMCも西部講堂ライブと殆ど同じだった。ここで特筆すべきは「俺の借金全部でなんぼや」を失敗しなかったことだ。実は西部講堂ライブではキー坊のボーカルがずれてしまったため、その後発売されたCDなどでは「俺の借金全部でなんぼや」がカットされている。「西部講堂伝説」とは「シンパイスナ,アンシンスナ」の完全版というべきもので、当時WOWOWで生中継された西部講堂ライブを録画したものだ。最後の方でトチッてしまった名曲「俺の借金全部でなんぼや」も聞けるし、クンチョーの「お○こ~!」もノーカットで入っている。これからも度々見るだろうが、早くからWOWOWに加入していて良かったなぁ。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/04/05
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早いもので、高田渡氏が亡くなってからもうすぐ1年になる。それにあわせるように、今月末と来月始めに相次いで新譜が発売される。3/29発売の「高田渡アンソロジー」という限定版の4枚組CDセットと、4/12発売の「27/03/03」という高田渡/高田漣の親子競演によるCDだ。「初回限定版」といっても実際にすぐに売り切れてしまうのはマレだが、ファンならば予約しておいて確実にゲットしておきたいものだ。当然各ネットショップでもそれぞれ「予約販売」を行っているが、楽天の「楽天ブックス」では既に「売り切れ」表示になっている。恐らく商品の確保数がかなり少なかったのだろう。楽天内の他のショップでは送料がかかるので問題外だ。ポイントを貯めているなら「@TOWER.JP」も「HMV」もWポイントでお徳だが、何と言っても今一番のオススメは「Amazon.co.jp」での購入だ。通常でも、1ヵ月に本・CDを5,000円分買えば250円分還元されるのに、3月中は、さらに5,000円以上の本・CD・DVDが500円OFFになっているのだ。もちろん予約商品にも適応されるし、送料なども無料だ。「高田渡アンソロジー」は税込み5,250円だから、条件にぴったりあう。支払いは4,750円になり、後日250円分のギフト券が送られてくることになる。「キャンペーン・ギフト券」を利用するので注意書きを読む必要はあるが、ポイント絡みではなく普通に買うのなら、やはりアマゾンが一番お徳だろう。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/03/17
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何だかんだといいながら、トリノの女子フィギアスケートを朝まで見てしまった。女子カーリングに続いての“朝までテレビ”になってしまった。まだSPだから大騒ぎする必要もないのだが、唯一のメダルか?と言われると、やはり気になってしまったのだ。やれやれ…。昨晩の問題は、朝の3時以降の放送までどうやって起きているかだった。で、先日購入した「Lightning Blues Guitar Fes.」を観て、聴いていた。詳細は「街の記憶&買っちゃった」に書いておいたが、3CD+DVDなので、眠くならずにたっぷりと時間を費やすことができた。※参考:オムニバス/Lightning Blues Guitar Fes.(DVD付)9人のトップ・ギタリストによるブルース・ギターの夢の競演という感じで、J-BLUESが好きなら必ず満足させられる内容だろう。特に、130分にも及ぶDVDのライブ映像が実にウレシイ!昔のライブとはいえ、30年も前ではなく、たかだか10年ほど前のモノだし、何といっても「江戸屋レーベル」だから音も映像もクオリティは高い。そういう意味でも大変オススメのCDセットだ。いくら“お宝映像”でも、画質が悪いと正直ガッカリするからねぇ。さて明日から、ちょこっとオキナワに静養に行ってくる。昨年に続いて中日ドラゴンズのキャンプも覗いてみる予定だが、これも昨年に続いて、少々天候が気になる状況ではある。天気予報では曇り続きなので、何とか雨だけは避けたい気分だ。まぁ、久々にオキナワの風を肌で感じるだけでもヨシとするか。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/02/22
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夕方からつい先程まで「趣味の部屋」にこもっていた。不具合がでてきたアンプを交換するついでに、AV環境を換えたのだ。AV環境と言っても、メインはあくまでもリビングだ。ワイドTV、BSデジタル、DVD、CD、LD、ビデオ、レコードが楽しめるし、もちろん6スピーカーで5.1ch化してある。「趣味の部屋」では一応CD、DVD、ビデオを楽しめるようになっていたが、それぞれスペックがかなり落ちるしモニターなどは3型でしかない。ただし、マンションなのに四方八方が他家と接していない構造なので、夜でもちゃんと音を出せるし、ギター、エレキギター、ウクレレ、三線でも遊べる。もちろん、アンプ、エフェクターなどもそろえてある。で、アンプとして使っていたSONYジーゼットをDENONのチューナー・アンプと交換し、置いてあったコンパクトDVDを、寝室の据え置きDVDと交換した。寝室ではTVとCDが中心なのでDVDのスペックを落とすことにしたのだ。その結果、「趣味の部屋」でも結構余裕のある音が出るようになったし、サラウンドやイコライザー機能も使えるようになった。一段落してから、しばらくは「趣味の部屋」でCDを聞いていた。音を確かめる意味もあったから、ロック、ブルース、フォークではなくジャズだ。鈴木勲のセロの響きが良くなったし、菅野邦彦のピアノも弾んで聞こえる。途中で久石譲や元ちとせを挟んで、主にTBMレーベルのジャズを楽しんでいた。ふと思い立って、寝室に置いてあったノート・パソコンを持ってきた。Win98時代のものだが、無線LANでインターネットは楽しめる。仙台の木造1戸建て時代と違って、現在のSRC造では無線LANの飛びが悪い。しかもルーターを置いているリビングとは階高が違うからなおさらだ。ADSLなのに2Mbps程度がやっとという有様だ。しかしのんびりネットサーフィンは出来るし、Hotmailなどの確認も出来る。やってみると、狭い部屋でガンガン音楽をかけながらのインターネットも悪くない。で、ついでにノート・パソコンも「趣味の部屋」に常駐させることにしたのだった。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/02/17
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「CROSS ROADS(クロス・ロード)」というブルースの名曲がある。元々は、ロバート・ジョンソン という昔のブルースマンの曲だが、多くの人と同じように、初めはクラプトンのブルース・ロックとして聞いたものだ。クラプトンは、 や でもすぐわかるように、ルーツはブルースであり、また“ロバート・ジョンソン命”でもある。そして、クリーム時代にブルース・ロックとしての「CROSS ROADS」を確立している。 当然日本のブルースマンも散々コピーしているが、特にChar(チャー)のがイイ。個人的にCharは好きだが、どうやらCharも「CROSS ROADS」が大好きなようだ。「Johnny,Louis&Char since 1979(江戸屋、1996年)」という3枚組みCDに1988年インクスティック渋谷ライブでの「CROSS ROADS」が入っているが、これなんかはクラプトンよりカッコイイと思ってしまうくらいだ。なお、すぐ手に入るものでは「オムニバス/Lightning Blues Guitar Fes.」で聞ける。実はCharの「CROSS ROADS」は、音源としてはかなり少ない。しかし何故、Charが「CROSS ROADS」好きと断定するかというと、まず、2004年大晦日の「ロックの要スペシャル(BS-i)」で生ギターで弾いている。ホストの根本要と一緒に「じゃぁ、何か弾こうか?」という感じで弾き始めたのが、何を隠そう「CROSS ROADS」だった。意味がわかる人は少ないとは思うが、「BAHO」ならぬ「BABA」という感じだった。確か昔ここにも書いたと思うが、これがまたシビレル演奏だった。そして、また証拠を見つけてしまった!(というか忘れていた?)古いビデオをチェックしていたら「THE RECORDING Vol.6(1992年WOWOW)」の中で、「せっかくだから最後にもう1曲何か演ろうか?」という感じで始まったのが、Charが「これなら歌える」と言った「CROSS ROADS」だった。これでは「いっつも、ギター弾いて歌ってるんだろうなぁ」と思わずにはいれない。「THE RECORDING」というとんでもない音楽番組についてはさておき、この時の演奏はというと、井上鑑(key)、村上ポンタ秀一(D)、中西康晴(p)、大村憲司(g)、高水健司(b)というそうそうたるレギュラーメンバーに、Char(Vo&g)と元バービーボーイズのいまみちともたか(g)が加わっている。「座りションベン漏らすんじゃないぜ!」と言いたくなるような豪華絢爛さだ。この映像では、なんといっても故大村憲司のギターが泣かせてくれるし、サイドメンに徹したいまみちが実にイイ味を出している。こんな映像を見てしまうと、“なんちゃって”演奏ではあるが、ギターをひっぱり出して「CROSS ROADS」を弾きたくなってしまう。少しは歌えればもっとイイんだけどねぇ…。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/01/30
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年末年始のTVといえば、どうでもいいバラエティや特番が多い。しかし、年末には「朝まで生つるべ」で鶴瓶の落語をじっくり聞くことができた。また、年始にはBS-iで2日にわたって「新春落語研究会」をやってくれたので、花録、正蔵、志の輔、昇太といった旬の落語を楽しむことができた。さて今日から、WOWOWで「THE BLUES Novie Project」を一挙放映してくれる。あの「ラスト・ワルツ」を生み出したマーティン・スコセッシ総指揮の元、ブルースへの熱い想いを込めて作り上げた珠玉の作品群だ。堂々と“ドキュメンタリー・コレクション”と名うって、伝説のブルースマンとそれを受け継ぐブルースマンが描かれている。これらは2004年に劇場公開され、既にWOWOWでは放映されている。もちろんDVD・BOX(↑)にもなっているが財政難の折見送っていたのだ。今回は8作品揃えてDVD-RAMにダビングしようと思っている。楽しみなラインアップは、以下のとおりだ。4日PM6:00~「ピアノ・ブルース」レイ・チャールズ、ディヴ・ブルーベック5日AM0:05~「ライトニング・イン・ア・ボトル」B・B・キング、バディ・ガイ5日PM6:00~「デビルズ・ファイヤー」サン・ハウス、ミシシッピー・ジョン・ハート6日PM6:30~「フィール・ライク・ゴーイング・ホーム」アリ・ファルカ・トーレ11日PM6:00~「レッド、ホワイト&ブルース」エリック・クラプトン、ジェフ・ベック12日AM0:30~「ソウル・オブ・マン」スキップ・ジェームス、ルー・リード12日PM6:00~「ロード・トゥ・メンフィス」B・B・キング、ボビー・ラッシュ13日PM6:00~「ゴッドファーザー&サン」マディ・ウォーターズ、ココ・テイラー自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2006/01/04
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地震対策も兼ねて、趣味の部屋の一部配置替えを行った。CD、DVDに加えて、ついでにビデオも再生できるようにした。もちろん、ギターやアンプなどもそのまま置いてある。で、せっかくだから昔の音楽ビデオを見たりCDを聞いたりしていたのだが、だんだん気分が“ロック”を聞きたい気分になってきて、「泉谷しげる with Loser」の次にカルメン・マキを聞き出した。70年代後半の「カルメン・マキ&OZ」は文句なくパワフルでカッコイイ。「空へ」や「私は風」を知っている者も多いだろう。女性ロックシンガーで本当にカッコイイ奴はなかなかいない。その後でも80年代の「アン・ルイス(with PINX)」くらいだろうか。OZ時代からしばらくたって、90年代に復活した時の「UNISON」も渋い。かつて「NEWS23」のエンディングに使われた「星の河を渡ろう」は、OZの頃とは一味違って円熟した感じだが、久々に聞くと結構グッとくる。「Voice of Moses」までしか持っていないが、その後も聞いてみようかな?自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!なるべく安くクルマを買おう!住まい探しを楽しもう!
2005/11/04
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いやいやちょっと驚いた。そして、年甲斐もなく感激してしまった。8/6に「定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル」のことを書いたのだが、ブルース界の御大、TAD三浦さんがそれを見つけて読んでくれていたのだ。今年の「定禅寺」は、ついこの間の9月10・11日に開催されたばかりなので、TAD三浦さんもちょっと検索してみたのかも知れない。今年の「定禅寺」の様子実は8/6には、2年前の写真と共に“ブルース・シスターズ”の紹介をしたのだが、なんとその写真は、彼女たちの親分であるTAD三浦さんのブログに載せてもらった。こんな感じまたTAD三浦さんの Official Web Site のリンク集にも入れてもらったので、もちろんこちらも同様の対応をした。そもそもこのブログは、6割以上が楽天以外の訪問者ではあるが、つくづく誰が見ているかわからないものだと実感した。これからは意識して“ブルース・ネタ”を増やさないとねェ。自動給餌器はコチラ!なるべく安く旅行に行こう!防災グッズはコチラ!生命保険は大切だ!アウトドアを楽しもう!ギターが大好き!ハーモニカとウクレレ!木のコップを使おう!自転車に乗って!アマゾンでお買い物!住まい探しを楽しもう!引越しに定価などない!
2005/09/22
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昨晩は、テアトル新宿の「フォーク大学」に行ってきた。第一部は、DVD「タカダワタル的」の特典映像を大画面で写すもので、第二部は、「シバ高田渡を歌う」というブルースシンガー・シバのライブだ。“映画+ライブ”という組み合わせは少なくはないが、「フォーク大学」は昨年の初上映から30日間続けたイベントの延長らしい。「タカダワタル的」の本編が約1時間と短いことのサービスだったようだ。当時はまだ仙台に行ったままだったから見ることはできなかったが、“映画+ライブ”は、あがた森魚なども使う結構“お得”なパターンだ。シバは、最初チューニングにも苦労していたし、CD「高田渡を歌う」を出しているとはいえ、人の曲はどうもやりにくいそうだ。参考:シバ・コレクション「バイバイ・ブルース」以降の自分の持ち歌は、やはり気持ちよく唄っていた。最後にリクエストを受け付けたので、「不眠症」を演ってもらった。「スターダストソング」もライブで聞いてみたかったのだが、ボトルネックを持ってなさそうだったので「不眠症」にしたのだ。あんなアレンジもあるんだねぇ…、シブイゼ!実は今回2つの発見があった。まず、シバは全曲5カポで唄っていた。なるほどねぇ…。2つ目は、シバのライブに行けば、なんとまだ「ピストル」と「道 -ON THE ROAD-」のCDが手に入るということだ。これらは“自主制作盤”だが、シバが持ち込んで来てくれるとのことだった。全国のシバ・ファンには朗報だろう。
2005/07/15
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雨は上がったが、横浜の空はどんよりと曇っている。こんな天気に似つかわしいのかどうかはわからないが、ふいにジョルジュ・ムスタキを聞きたくなった。元気であれば今年71歳になるギリシャ人のシンガー・ソング・ライターだ。といっても若い頃からパリに住んでおり、シャンソン歌手ともいえる。※私の孤独~ベスト・オブ・ジョルジュ・ムス本場での評価はともかく、日本でムスタキといえば恐らく「私の孤独」だろう。もう30年くらいも前のことになるが、森本レオと寺尾聡が出ていたTVドラマの主題曲として使われており、メロディを聞けば思い出す人も結構多いことだろう。森本レオは、東海ラジオと喧嘩してDJをやめて間もないころだったと思う。NHKの銀河テレビ小説「黄色い涙」の主演が1974年だから恐らくその前後だろう。この題名も忘れてしまった切ない青春ドラマは、「私の孤独」のメロディと共に記憶の中にインプットされている。“いや決して私は一人ぼっちじゃない 私の孤独と一緒だから”いつ聞いても胸がキュンとする名曲だ。《昨晩のBGM:大瀧詠一》
2005/07/06
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“中山美穂、2年ぶりのCM出演”というニュースは知っていたが関心はなかった。しかし、実際に中山美穂が出ているお茶のCMを見て驚いた。BGMにガロの「地球はメリー・ゴーランド」が流れていたのだ。ちょっとひねくれたオジサンたちにとって、ガロと言えば「月刊ガロ」だろう。しかし、1970年代初期にガロ(GARO)という“フォーク・グループ”もあったのだ。1972年6月にリリースされ、約1年で95万枚も売れたという「学生街の喫茶店」。ガロは、多くの人のイメージでは“TVで見た和製ポップスのグループ”だろう。しかし元々CSN&Yのコピーバンドで、生ギター3本とハーモニーがウリだった。「たんぽぽ」「一人で行くさ」「美しすぎて」「四つ葉のクローバー」…こんなステキな曲の中に「地球はメリー・ゴーランド」があった。山上路夫の詞にメンバーの日高富明が曲をつけているが、明らかにポップス路線に転換する前の美しい曲だ。GM7とかAm6なんていうコードにはドキドキしたものだった。「学生街の喫茶店」の大ヒットは“フォーク・グループ”をアイドル・グループに変え、一時期脚光を浴びることにはなったが、同時にかつてのファンを失った。そんな悲しいグループの初期の名曲が「地球はメリー・ゴーランド」だ。《GARO/アンソロジー1971~ 1977》
2005/06/22
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昨晩、久々にBSiで「ロックの要」を見た。特番のようだったが、細々とまだ続いているようで嬉しい限りだ。“ブリティッシュ・ロック”という大まかな特集だったが、その中に、スティーブ・ウインウッドがでてきた。70年代初期に出てきた天才キーボード&ヴォーカリストで、トラフィックとかブラインド・フェイスで覚えている人も多いかもしれない。ただし個人的には、ツトムヤマシタの「GO」でのヴォーカルの印象が強い。ツトムヤマシタのレコードを始めて聞いたのは、実は高校の音楽の授業だった。高校の音楽の授業はあまり緊張感のない“選択授業”で、確か最後の方に先生の好きなレコードをかけてくれたのだった。ツトムヤマシタは世界に誇る打楽器奏者だが、この時のレコードで聞いたスティック1本でのイントロに驚いたその後に、「これは左手1本でやってるんだ」という先生の解説にブッたまげたものだった。当時「レッドブッダ」のレコードは“若者”には難解すぎたが、プログレとも違う独特の「GO」のパッションはすごいものだった。スティーブ・ウインウッドは、その「GO」にヴォーカルとして参加していたのだった。ちょっと気になってツトムヤマシタをアマゾンで検索してみたら、7月に「GO」などが紙ジャケ仕様で再販されるようだ。CDは1枚しか持ってないから考えてみよう。《昨晩のBGM:ディランII》
2005/06/12
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1970年代初頭の関西では、フォークだけでなく日本のブルースが台頭した。サウス・トゥ・サウス、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ソー・バッド・レビューなどのそうそうたるブルース・バンドが活躍し、現在のJ-Bluesシーンの基礎を創っていった。その中で憂歌団は、異色のアコースティックのブルース・バンドだった。「憂歌団 ライブ at サーカス&サーカス」は、70年代のモノクロ映像だ。ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「スモーキン・ブギ(1974)」を唄っているから、恐らく「LOST TAPES(1975)」の頃だろう。木村はかなり子供っぽく、勘太郎は既にウマくてボトルネックが渋い。ちなみに、市販された憂歌団のライブ映像は以下の3点だ。「憂風~GON-TA TOUR '93 LIVE~」:1993年のライブ「UKADAN LIVE ANALOGUE」:1989年のライブ(一部1977年ライブ)「Blues is A-Live 」:1976年のスリーピー・ジョン・エスティスとの競演ライブ オムニバス/SHOWBOAT CARNIVAL 1976...
2005/05/24
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「ゲームは終わり」の映像を見たのも、恐らく10年ぶりくらいのことだろう。この映像は、「五つの赤い風船・解散コンサート(1972)」のドキュメントだ。当日と地方公演のステージの様子だけではなく、メンバーの日常生活を撮ったフィルムやインタビューも収められている。1970年代初頭、岡林信康とともに“関西フォーク”の中心にいたのが、「五つの赤い風船」という4人組みのグループだ。しかし一般的には、名前が似ている「赤い鳥」の方がずっと知られていたので、その違いとともに説明せざるをえないというモドカシイ状況だった。才人・西岡たかしを中心とするこのグループは、伝えたいメッセージを美しいメロディやハーモニーで包み込み、軽妙な関西弁のMCで観客を楽しませるというテクニックを持っていた。また、リコーダーやビブラフォンの活用、実験的なレコード製作など、当時においても明らかに異彩を放っていた。個人的には、ビクターのオムニバス版を除けば全てのLPを持っているし、これまでコンサートに足を運んだ回数も、恐らく五つの赤い風船が飛び抜けて多い。この解散コンサートには地方バージョンにしか行くことができず、思わず「ライブ版のレコードを出して下さい」とURCに手紙を書いたものだ。「予定しています」との返事をもらって嬉しかったことも覚えている。山本コータローの口上や、岡林のバンザイも聞くことができる同名の3枚組レコードは、その後CD化もされたが、残念ながら現在はなかなか手に入らないようだ。「赤色エレジー」しかあがた森魚を聞いたことの無い人と同じように、「遠い世界に」しか五つの赤い風船の曲を知らない人は、不幸でしかない。
2005/05/22
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昨日に続いて、古いビデオのチェックをしている。WOWOWの「日本フォーク年鑑」にあわせて1992年11月に行われたのが、「PURE FOLK FESTIVAL」だ。まず、このコンサートの出演者を見て欲しい。中川イサト 斎藤哲夫 シバ 遠藤賢司高田渡 加川良 西岡恭蔵 大塚まさじ1970年代から活躍しているフォーク歌手ばかりだが、皆んな、URC系、ベルウッド系といわれた歌手ばかりだ。一般的に知られていたのは、「カレーライス」の遠藤賢司くらいだろう。テレビなどに出ていた“フォーク歌手”とは一味違うところに、この番組の制作姿勢が明確に現われている。マニアックなところでは、当時、高田渡の「ホントはみんな」がハウスシチューのテレビ・コマーシャルで流れており、コンサートの中でもネタ話として使っている。ここで特筆すべきは、シバだろう。シバは、「春一番 '74」にも登場しているが、映像と唄はあっていない。ちゃんとした“唄っているシバ”の映像はかなり貴重だろう。しかも、このコンサートフィルムは出演者のインタビュー付きなのだ。残念なのは、ダビングの質が悪いことだ。明らかに“捨てテープ”への重ね撮りなので、結構ノイズが入っている。WOWOW製作番組だから、なんとかDVD化して欲しいものだ。《昨晩のBGM:立川談志》
2005/05/22
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かつて、1992年の年末にWOWOWで夢のような番組が放映された。「日本フォーク年鑑」という24時間番組で、当時でも“お宝”だったテレビ初放映の音楽映像が数多く放映された。70年代初期のCMも流すという、非常に手の込んだ番組だった。放映された主なものだけでもあげてみよう。「1974年春一番コンサート」、「最後の春一番コンサート(1979)」、「五つの赤い風船解散コンサート」、「ティン・パン・アレイ・ライブ」、この番組にあわせて同年に行われた「ピュア・フォーク・フェスティバル」。その他、遠藤賢司編集の映画とか、坂崎となぎらけんいちのライブとか、泉谷しげるとキヨシローとのトークライブとか…。どれもDVD化して欲しい映像ばかりだが、その中にこの映画があった。「だからここに来た!全日本フォークジャンボリーの記録(1970)」これをダビングしたビデオを見たのは10年ぶりくらいのことで、内容はほとんど覚えていなかった。ここでの注目は、なんといっても岡林信康だろう。大阪の喫茶店ディランから始まった春一番のテーマソングが西岡恭蔵ならば、日本版ウッドストックであるフォークジャンボリーのテーマソングは岡林信康だ。しかもこの時は、はっぴえんどがバッキングを務めるという夢のユニットだ。早川義夫が音楽監督をしており、音楽映画、記録映画としての質は高い。「春一番」とは比べるまでもなく、本家「ウッドストック」とも勝負できるし、なんとなく「真夏の夜のジャス」もほうふつとさせる部分もあった。(いくらなんでも、ちょっとほめ過ぎか?)演奏場面ではボーカルばかり撮るというカメラワークの不満はあったが、野外コンサートのライブ映像としてはイイ出来ではないかと思う。で、はっぴいえんどをバックに唄う岡林信康だ。正に鳥肌モノである。「だからここに来た(映像なし)」、「今日をこえて」、「あまわりさんに捧げる唄」、「コペルニクス的転回のすすめ」、「それで自由になったのかい(映像なし)」、「私たちの望むものは」。「私たちの望むものは」では鈴木茂のストラトが鳴いていたので、こちらも思わす泣きそうになってしまった。近所迷惑をかえりみず、ギターをかき鳴らして唄ってた頃を思いだした。当時、岡林もはっぴいえんども見たことはあったが、このユニットで見ることはなかったから、うれしくて仕方がない。また、キャンプファイヤーをしながらはしだのりひこと戯れる岡林とか、インタビューに応える岡林とか…。近年の再販CDでは、版権などの関係で殆どカットされてしまう岡林が、これでもかというくらいフューチャーされていた。いや~イイモノを見せてもらった。古いビデオもたまにはチェックしないとね、という感じだ。ちなみに、映画「タカダワタル的」に出てくる「ごあいさつ」はこの時の映像だ。当然のことだが、若々しい高田渡も何曲か唄っている。参考:オムニバス/1970年全日本フォークジャンボリー
2005/05/21
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とーとつだが、端唄(はうた)について調べてみた。「♪梅は咲いたか 桜はまだかいな~」というフレーズは良く知られている。個人的には、この唄の2番が「♪アサリゃ取れたか ハマグリまだかいな~」だというまでは知っていた。既に季節はずれではあるが、何となく口ずさんでしまう唄だ。しかしこんなに短い曲だっけ?とふと思ったのが調べるきっかけだった。そもそも端唄とは、江戸中期~末期に流行った俗曲で小唄の元になったようだ。今でいうなら、流行歌(はたりうた)、ポピュラーミュージックかな?当然ながら明確な定義や形式もなく、それぞれの曲は自由闊達だ。洒落、風刺、掛詞、言葉遊びに長けており、秘め事を示唆するものも多い。で、端唄の代表曲ともいえるのがこれだ。『梅は咲いたか』梅は咲いたか 桜はまだかいな柳ゃなよなよ 風しだい山吹ゃ浮気で色ばっかり しょんがいなあさりゃ取れたか はまぐりまだかいなあわびくよくよ 片思いさざえは 悋気(りんき)で 角(つの)ばかりこれはスゴイ。まず、見事な“花(色)づくし”と“貝づくし”になっている。しかも、こうしてみると単に季節を唄っただけではない。1番は、“浮気には金がかかる(山吹色=小判)”という愚痴のようだし、2番では、どうも浮気相手の芸者さん(?)の性格を非難しているようだ。(落語に「悋気の火の玉」と話があるが、悋気とはヤキモチのことだ)本当に言いたい事を、最後になんとなく比喩でほのめかす…。なるほど、江戸っ子の粋な世界だ。急に端唄を調べたのは、このところ↓を聞いてるせいかもしれない。《昨晩のBGM:立川談志》
2005/05/13
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偶然ライブで豊田勇造さんを見たのは、1973~4年のことだった。その後、通販でレコードを買ったりはしていたが、ライブに行く機会もないままかなりの年月がたっていた。なんと2度目のライブは仙台時代の2000年だったから、実に26~7年ぶりだったということになる。仙台のライブハウスもボチボチまわってみたいと思っていた時に、雑誌か何かで勇造さんのライブを知ったのだった。その店「Heaven」は、月に何回かはブルース・ライブを演っていた。当日はテーブルをどけて椅子を並べ、禁煙にしていた(これがポイント)。休憩時間に地下の店から外に上がり、道端でタバコを吸っている時だった。なんと勇造さんが出てきて隣に座り、一緒にタバコを吸い始めた。いや~、あの時はびっくりしなぁ。無視するのも変なので、何となく世間話をしたものだった。その後も、機会があればライブに行くようになったのは当然のことだろう。2002年には京都の拾得で30周年記念ライブが行われ、既に3枚組のCDにもなっているが、そのタイトルには納得だ。『振り返るには早すぎる』
2005/05/04
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遅ればせながら「タカダワタル的」を見てきた。昨年までは仙台にいたから、見れなかったんだよねぇ…。音楽祭が開催されている吉祥寺は、夜でもなんとなくウキウキした感じだった。混雑が予想されたので7時に駅で待ち合わせして、そのまま整理番号をもらいにバウシアターに向かった。受付開始の7時半には結構人が並んでいたが、楽勝で10番台をゲットした。基本的にミニシアターが好きだが、218席の劇場は非常に見やすい構造だった。仙台フォーラムをひとまわり大きくした感じかな?映画は、高田渡ファンにとってはコンサートにでも行った錯覚に陥り、「帰ってギターでも弾くか」という気にさせる映画だ。連れられて来た人にとっては“面白いお爺ちゃん”だったかもしれないが…。客層はかなり若かった。20歳代が7~8割は占めていたように思う。ということは、“坂崎経由”がかなり多かったのだろう。また、レイトショーだったのでお父さん世代にはチト辛いのかも知れない。パンフレットは、映画の紹介というよりも“高田渡入門”のような構成なので、特に若いファンには読んでもらいたいものだった。一緒にスチール写真やポスターも売っており、実は買っちゃいました(^^)《昨晩のBGM》
2005/05/03
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ブルース・シンガー豊田勇造に出会ったのは偶然だった。あれは確か、大好きだった五つの赤い風船が解散した翌年だったと思う。“五つの赤い風船・フィルム・コンサート”の前座のようなかたちで、長野隆とともにいきなりステージに出てきたのが豊田勇造だった。ウッドベースと生ギターのデュオは、とにかくカッコ良かった。後でエレックからLPが1枚出たが、他のレコードは通販でしか買えなかった。“発見の会”なるところから小包が届くと、母親から「変なモノ買ってんじゃないでしょうね?」と言われた覚えがある。勇造さんは高田渡氏と同じ1949年生まれだが、今のところ元気満々だ。今年もベトナムとかラオスとかを回っ来て、春になってライブも再開している。最後に行ったライブが2003年11月だから、そんなに昔ではない。しかし、行ける時にはなるべく行こうかと思っている。今日は小金井あたりが賑やかだっただろうなぁ…。《昨晩のBGM:五つの赤い風船》
2005/04/28
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『鮪に鰯』は、沖縄出身の詩人・山之口獏の第4詩集だ。1963年に59歳で亡くなり、2003年が生誕100年の記念の年だった。多くの人と同じように、高田渡の唄を聞いて山之口獏に興味を持った。高田渡が曲をつけた詩の代表は「生活の柄」だろう。「生活の柄」は、「結婚」や「石」などと共に『定本山之口獏詩集』に入っている。没後の翌年1964年に編集された『鮪に鰯』にも、高田渡が曲をつけた詩がたくさん入っている。その中でも大好きなのは「頭をかかえる宇宙人」だ。1976年にリリースされた「FISHIN' ON SUNDAY」に入っているが、詩を読んで大笑いしたのは初めてだった。この詩にあの曲を付けたのもスゴイことだと思う。山之口獏の詩は、リアリズムでありブルースそのものだ。「日本のはえぬきの詩人といえば、萩原朔太郎、それ以後は、獏さんだろう」と金子光晴は書いている。間違いなく、日本を代表する詩人だろう。《昨晩のBGM:高田渡》
2005/04/21
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午後からずっと高田渡のCDを聞きながら、急遽「高田渡コレクション」を整理した。なんだか、余計に悲しくなってしまった。PM5時過ぎのNHK・BSニュースでも、7時のNKHニュースでも報じられ、“日本の吟遊詩人”とも紹介されていた。殆どTVで見ることのない歌手の扱いとしては異例の事ではないだろうか。思い返せば、10年くらい前からのことだったろうか?坂崎幸之助が高田渡をNHK・BSに引っ張り出したのは。70年代を知らない世代が高田渡を知ることができたのは、坂崎幸之助の功績が大きいと思う。「自衛隊に入ろう」「自転車にのって」「生活の柄」…このあたりなら、結構知ってる人も多いかもしれない。そうそう、先月のBSフジの「坂崎幸之助商店」でも、高田渡と2人で京都を旅し、語り、唄っていた。あれが、最後の映像になってしまったのかなぁ…。稀代の“ブルース・マン”高田渡を語りだせばキリがない。で、1つだけ…。この世にラブ・ソングは星の数程あるだろうが、究極のラブ・ソングは「アイスクリーム」だ。高田渡:享年56歳1949年1月1日岐阜県生まれ8歳の時に東京に移転1968年「自衛隊に入ろう」でデビュー(長男・高田漣はスチールギター奏者)ついに伝説になってしまったと言うのだろうか?しかし、やはり早すぎる。
2005/04/16
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友人からTELあり。「ブログで見たけど高田渡が死んだって、本当か?」急いで、ブログ検索。確かにそのような書き込みがある。最近の情報がわかるタカガワタル的を見る。「新着情報」に“ツアー中に倒れて入院中”とある。「掲示板」を見る。追悼の書き込み多数。シバのサイト流れ星通信を見る。渡が死にました。供養のために朝まで酒を呑みました。さよなら!さよなら!さよなら!ホントに悲しい。朝の5時過ぎに、本人がBBSに書き込んでいた。今日の未明に亡くなったのは間違いないようだ…。あ~、何だか気が抜けてしまう。まだ仙台に行く前の1998年の8月のジャンジャン。これが最後に見た高田渡だった。殆どの曲が、歌詞カードも見ずに唄える曲だった。心地良い、本当に心地良いライブだった。そりゃあそうだ…。もう30年以上も高田渡を聞き続けている。自分でも何百回も何千回もギターを弾いて唄っているはずだ。悲しい朝になってしまった。
2005/04/16
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昨日紹介したケンロードのWebに気になっているものがある。「ショーボート・カーニバル」という2枚組のDVDで、1976年の日比谷野音とブルース・イズ・アライブ・ジャパン・ツアーのセット。1枚目は憂歌団、久保田麻琴、小坂忠などのお宝映像っぽくて、「こりゃぁ面白そうだ」となるのだが問題は2枚目だ。憂歌団が参加したスリーピー・ジョン・エステスのジャパン・ライブで、実にゴキゲンなブルース・ビデオだ。しかし知っているということは?そう、既にビデオで持っている…。持ってるビデオがDVD化されると、いつも迷わされる。ひどい時には、ビデオ⇒LD⇒DVDと順に発売になったりした。LP⇒CDは殆ど迷わないのになぁ。しかし楽天ユーザーは“ブルース・ネタ”や“SFネタ”には冷たいのだろうか?本日はまだ50足らずのアクセスだが(つまり昨日のブログへの訪問者)、なんとその内の8割が楽天以外から来ている。ちょっと極端だ。楽天ブログは女性や主婦がかなり多いような気がするが、どうもそのせいかな?《昨晩のBGM:ティン・パン・アレー》
2005/03/19
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何となく朝から小林万里子のCDを聞いてしまった。1978年に不朽の名曲「朝起きたら」でデビューした過激な おばちゃん ブルース・シンガーだ。“♪朝起きたら、男の態度が変わってた~”この強烈な歌で大笑いした者もさぞかし多かったことだろう。二曲目「レイプフィーリング」が放送禁止になって以来消息不明だったが実は、2003年に復刻CD制作会社(ケンロードミュージック)からCD「ファースト・アルバム」が発売されている。なんとこんなとこでもライブ映像が紹介されているから、やはり根強いファンも多いのだろう。今の若者は幸せだ、いつでも小林万里子が聞けるのだ。ちなみに、ケンロードミュージック では、シバも豊田勇造も憂歌団もダウンホーマーズもブレイクダウンも…どれも送料無料で購入できるので、ブルース・ファンには実にありがたい。(別にマワシ者ではないが、知っていて損はない)《昨晩のBGM:ティン・パン・アレー》
2005/03/18
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先日「Hey!!ブルースマン」を読んで泣いてしまったと書いたが、モデルとなった「Blues File No.1」のCDを注文した。「公認HP」をみつけて見てみたら、既に持っていた2枚だけではなくもう1枚CD化されていたのだ。で、早速注文したというわけだ。公認HPをたどっていくと「Blues File No.1」の視聴もできるから興味がある人はぜひ聞いてみて欲しい。「Hey!!ブルースマン」はさっぱり売れていないようだが、「Blues File No.1」もきっとそうだろうなぁ…。ちなみに「Hey!!ブルースマン」に書かれている“人気バンド・ルシールのギタリストだった内山”とは、元キャロルの内海利勝のことだ。キャロルの元ファンが間違って買ったらいいんだけどねぇ(^^)
2005/03/17
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再度フリーページを見直した。「ミュージック・ライフ」にオススメのギターを増やした。例によって、ホール穴がないタイプのエレアコなどだ。音だけじゃなくてGODIN(ゴダン)のギターは美しい。以前、楽器屋さんで見ていて思わず買いそうになったものだ。オベーションも1本は持っていたいギターだ。何度かオークションにも参加したが、いつも想定金額オーバーだった。ホントはナイロン弦タイプがいいのだが、どうもナイロン弦タイプはデザインがもう一つだ。他には、DOBRO(ドブロ)なども「あってもいいか?」と思うギターだが、結構高いし使用頻度は少なさそうなので買っていない。お金が余っていればなぁ…。《もうすぐ発売!「加藤家へいらっしゃい!~名古屋嬢っ~」》関東では馴染みは薄いが、傑作だ!参考:12/28の日記
2005/03/15
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「沖縄の歌謡漫談家、照屋林助さん死去」 照屋林助(てるやりんすけ)さんが10日に肺炎などのために亡くなった。「りんけんバンド」リーダー照屋林賢さんの父で、まだ75歳だった。コザの「てるりん館」に行ったのは、初めてオキナワに行った2003年の1月のことだった。平日だったこともあり、なんとお客は一人だけ。自宅の2階のオーディオ・ルームみたいなところが「てるりん館」で、そこで1対1で林助さんのお話と三線を聞くことになったのだ。初めてのオキナワだったせいもあって話が聞き取れない部分もあり、また、三線を聞いているうちになんだか眠くなったりして、さすがに「これはマズイ」とあせったことを覚えている。オキナワの文化や三線のことをもう少しわかってからいつかまた尋ねてみようと思っていたが、2度と行けなくなってしまった。すごい人生だったんだろうなぁ…。(合掌)
2005/03/10
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三線(さんしん)を買ったのは一昨年のことだ。参考:「楽器コレクション」昔からギターやウクレレは弾いていたので自己流ながら、何曲かはすぐ弾けるようになった。が、どうも持ち方が安定せず座って膝の上に置いてしか弾けなかった。しばらくして、TVでビギンや夏川りみを見ると三線にストラップをつけていたので、「なるほど、そういう手があるのか」と思いつつ放っておいた。先日、那覇の国際通りをブラブラした時に楽器屋に入った。ギターなども見たが、結構三線も並んでいたので話をしてみると、オリジナルで三線ストラップも作っていると言うではないか。結局、\1,575の布製のストラップを買ったのだが、試し弾きをしてみた時、殆ど弾き方を忘れているのに気がついた。「う~ん、しばらく弾いてないからなぁ」と言い訳をしつつ、「ちゃんと弾けたらカッコ良かったのに…」と後悔したものだった。家に帰って早速ストラップをつけてみると、各段に安定して弾きやすい。初心者にはオススメである。
2005/03/09
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まいったなぁ、久々にマンガを読んで泣いてしまった。山本おさむの「Hey!!ブルースマン(全3巻)」を買って読んだのだ。昨年から、アマゾンの検索でこのマンガの存在を知ってはいたが、“音楽モノ”のマンガというのは表現が難しいし、それがブルースとなるとどうだろうか?と思って買っていなかったのだ。かつて、出張中の山形新幹線の中で「聖 天才・羽生が恐れた男」の最終回を読んでボロボロ泣いてしまった事があったが、実は、山本おさむのマンガを買ったこともなかった。しかし、珍しく実在のブルースマン達をモチーフにしているし、その「ブルースファイルNo.1」のCDも2枚持っていたので、気になり続けたあげく“ついでに”買ってしまったのだった。参考:J-Blues・コレクションで、読んでみると泣けちゃうんだなぁ、これが!冗談じゃなく人前では読めないマンガだ。永井“ホトケ”隆など元ウエスト・ロード・ブルース・バンドの連中についても、ずっと身近に感じるようになった。ブルース好きだけでなく、音楽好きにはぜひ読んでもらいたい。《昨晩のBGM:ユーミン》-全然ブルースじゃなかった-
2005/03/04
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シバというブルース・シンガーを知っているだろうか?1970年代初頭から歌っており、今でも現役だ。三橋乙揶の名前でガロや夜行などで漫画なども書いていた。高田渡たちと武蔵野タンポポ団をやっていたことやURCレコードのジャケットがシブかったことで、興味を持つようになった。 その後、永島慎二の「若者たち」に登場する画家の卵・マコのモデルだということも知った。(一時、永島慎二の弟子だったのだ)ウレシイことに、ここ数年活動が活発になってきているように思う。やっと「WOがキライ!」の中でシバ・コレクションが整理できたぜぃ!《昨晩のBGM:高田渡》
2005/02/06
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横浜は良い天気だ。“立春”と聞くと、いきなり景色が春めいて見える。豊田勇造の「もう春かな」でも聞こうかなぁ?(誰も知らないだろうなぁ…)いやいや、ここは西岡恭蔵の「春一番」だ。(誰か知ってるかもしれない…)CDを捜しに趣味の部屋に行ったとたん気が変わった。久々に「最後の春一番」でも見よう!1992年にWOWOWで放映したやつだ。貴重なライブ・ビデオになっちまったなぁ…。おっと、加川良の登場だ。《昨晩のBGM:高田渡》〔追記〕「最後の春一番」に続いて録画されていたのは「ティン・パン・アレイ ライブ」だった。すっとぼけた小坂忠とピッチピチの吉田美奈子が踊りながら唄う姿なんてのを見たら…もう…、大笑いするほど楽しくなってしまった。(本人は絶対見たくないだろうなぁ)そしておちゃめでトロピカルな頃の細野晴臣や、まだトンガッテる“日本のストラト野郎”鈴木茂。ああ、やっぱり良いよなぁ!横浜中華街ライブの「北京ダック」なんてもう最高だ!鈴木茂がバンジョーを弾いてるお宝映像だしね…。
2005/02/04
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一昨日クラプトンに触れたので今日はスティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)。先日「ライヴ・アット・モントルー 1982&1985」を入手した。事故で早世した伝説のブルース・ギタリストの、ほろ苦いジャズフェス初登場とその後をセットにした2枚組の音楽DVDだ。感想は「買っちゃった&感想」に書いたが、一般にはあまり知られていないようだ。ギター好き、ストラト好き、ブルース好き、ロック好きにはぜひとも一度聴いて欲しい。こんなモデルも(↓)出ているくらいなのにねぇ。 《昨晩のBGM:変わらず》
2005/02/03
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このところ、何度がラジオでクラプトンの「SWEET HOME CHICAGO」を聴いた。どうも、新譜としてリリースされたようだ。ええっ?あのブルースの定番中の定番を?既にクラプトン自信、何度も録音しているのに?と思ったら『ミー&MR.ジョンソン』のスペシャル版だった。「SWEET HOME CHICAGO」の原曲は、実は1936年(!)にロバート・ジョンソンがリリースしている。ブルース好きじゃなくても誰もが1度は聴いたことがあるワクワクする名曲だ。あちこちのライブハウスでは、夜な夜な“カモン!”と叫んでいるはずだ。クラプトンが“ロバート・ジョンソン命”なのはかなり有名なことだが、あの「CROSS ROAD」もロバート・ジョンソンの曲だった。やはりクラプトンは“ブルース普及委員会”の委員長だ。どっちにしろ“良い曲”が普及するのは実に喜ばしいことだ。《昨晩のBGM:夏川りみ》
2005/02/01
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最近は、スリープ・タイマー30分にしてTVをつけたまま眠っていたが、昨晩はCDを聴きながら眠った。オートOFFだから特に問題ない。そもそもCDを聴きながら眠ることが多かった。もちろんBGMはヒーリング系が望ましい。いくら好きだといっても、ロックやブルースではワクワクドキドキしてしまって眠るどころではなくなってしまう。姫神 とか ティンガーラ などはかなりオススメだが、昨晩は久々に「あがた森魚」で眠りについた。これはヒーリング系とは言えないかもしれないが、やはりTVをつけながら眠るよりゆったり眠れるような気がする。まぁ静かなままでも眠れるんだけど、いい音楽を聴きながら眠る方が気分がいいからねぇ。
2005/01/27
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