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金砂郷CCの難しさか、急変した天気の所為なのか……寒いけど雪じゃなく、雨の中のプレーをしながら考えた。こんな日に無理なプレーをしたら、ゴルフが壊れるよなぁこんな日に無理なスウィングをしたら、身体が壊れるよなぁこんな日に集中力をなくしたら、下手が身に付いちゃうよなぁ毛編みの帽子を耳までかぶっても、吹き抜ける湿った風は冷たい。グローブをしていない右手は、その風にさらされてかじかんで、雨の日でも使えるというグローブも雨に湿っていて、冷たい。冷えたボールは反発係数が落ちて、飛距離も出ないのは知っていた。濡れたフェアウェーはボールの勢いを殺し、ボールを包み込むので落ちた場所に止まってしまうからトータルの距離が出ない。ダブルの効果で、僕のボールはなかなかグリーンには届かないのだ。だからこそ、無理はいけない。小太りなうえにレインウェアを着こんだ身体は、まるでだるまさん。稼働域は制限されるのだから発揮できるパワーも減るに違いない。いつも以上に確実に、同じように打つことに集中した。だからこそ、無理はいけない。濡れててもフェアウェーならば、ボールは芝の中に沈むことは無い。次の一打に距離の増減変化は少ないから、フェアウェーが良い。いつも以上に確実に、フェアウェーを狙って打って行った。だからこそ、無理はいけない。飛距離が落ちてきたここ数年なのに、更に飛ばないければ辛い。460yのパー4がロングホールに感じる。 430yでもだ。385yだって、打ち上げの向かい風なら3Wでも届かないし。だからこそ、無理はいけない。グリーン手前で失速したボールは、ピンまで20y? 40y?確実に寄せて、1パットで沈めたい。いやいや、確実に乗せて、2パットでは沈めたい。だからこそ、無理はいけない。バンカー越えをしなければいけない所に刻まないようにした。バンカー越えを、ギリギリに狙えるほど正確には打てないのならその前に逃げの一手を打っていくべきだろう。だからこそ、無理はいけない。無理はいけない。18番は150yの打ち上げでバンカー越え。9番は105yの打ち上げで向かい風、そんなシチュエーション。1クラブ、大きな番手を選んだ。そしていつもよりしっかり打った。それでもやっとピンの横までだ。60cmのパーパットも外したけど、腐らない。10yのパーパットもねじ込んだけど、踊らない。スコアカードを付けたら、もう次の一打を考える。そんな一日だった。イン --△△○--△- 38点アウト -□-△----- 39点2012年 1月22日の、僕のスコアだった。これがこの日の、僕の実力だ。
2012年01月23日
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朝起きると、母屋に降りて行って、そこに住んでいた時と同じように神棚と仏壇に手を合わせます。大きな神棚には米や塩、水と榊を供えて小さなろうそくを灯します。二礼して・二つ柏手を打って・手を合わせて祝詞、祓い給え 清め給え 守り給え 幸わえ給えはらいたまえ きよめたまえ まもりたまえ さちわえたまえと、3回唱えて、一礼をして終わります。家内と、息の合ったリズムで行うのがとても気持ちいいのです。 続いて、仏壇にはもっと小さなろうそくを灯します。灯して5分も経てば燃え尽きてしまうようなかわいいものを姉から頂いていたので、それを使っています。お花とお水、両親が好きだった和菓子などを供えてお線香を炊いて、同じく二人で手を合わせます。南無釈迦牟尼仏 (なむしゃかむにぶつ)と三度唱えます。音色の良い鐘の音が、心を洗うようです。 神仏を敬虔な想いで敬う事で、今日の自分に感謝できます。今日一日、夫婦チカラを併せて頑張ろうと思えるのです。
2012年01月19日
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金砂郷CCの月例競技に参加しました。9~16のハンディを持つ人たちが入れ替わりで良いスコアを出すので、なかなか入賞が出来ないのが月例です。狙えるのはベスグロ。 もちろん72点でラウンドすればネット70ですから上位入賞も可能ですが、今はその技量が無い状態なので……ダボ2個、ボギー5個、パー7個、バーディー4個と言う内容でしたが、久しぶりに集中してプレー出来た分だけゴルフを楽しめた気がしました。結果的に4位の成績でしたが、メダリストだけは頂きました。ドラのフェースの真ん中で「ボールを弾き飛ばす」感覚を何度も体験しました。逆に、コスリ球もいくつか出て、距離の出ない弱い球だったこともあって、グリーンを狙う時に距離が残って苦労しました。この点を改善しないと、来週からの倶楽部対抗の正選手を決めて行くトライアルでは、かなり苦労をするでしょう。距離が出なければ、ショットとアプローチで勝負するしかないかな?
2012年01月15日
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元電力中央研究所理事 服部 禎男さんの、ロータリークラブでの卓話を紹介します。以下~ 日本はこれまで莫大なお金を掛けて大型原子炉の開発を進めてきましたが、これからは小型原子炉の時代が来るのではないかと考えています。 約50年前、私は東京工業大学で原子炉物理学の研究をしていたときに、直径1m以下の細い炉心では温度が上昇すると周囲に漏れ出す中性子が多くなって、自ら臨界状態を続けられなくなることを偶然発見しました。つまり超小型の炉心にすれば、本質的に安全であることが分かったのです。 その後、1986年にチェルノブイリ事故が起きたとき、私はある方から、絶対に事故の起きない原子炉を研究するように言われました。このとき私は、事故が起きると自然に止まってしまう超安全な小型原子炉を研究しようと密かに決意したのです。 実はその半年ほど前に、シカゴ大学アルゴンヌ国立研究所の研究者から、素晴らしい燃料の話を聞いていました。現在は世界的にセラミックの燃料ペレットを使っていますが、高温の蒸気を作るために燃料中心部の温度が2500℃ほどになります。しかし、ウランにジルコニウムを10%混ぜた金属燃料を使うと、熱伝導率がいいことから、フルパワーでも800℃近くで運転できるのです。さらにセラミックと違って鉛のように軟らかく、破損しにくい上に、万が一事故が起きて炉内の温度が上がっていっても燃料は泡になってしまうという特性を持っています。 また、原子炉の運転において、一番慎重にならなければならないのは制御棒の取り扱いです。運転員は100本もある制御棒を計器を見ながら命懸けで微調整しており、毎回非常に大きなストレスがかかっています。さらにその駆動にも非常にたくさんのお金が掛かっていることを知って、私はこの制御棒を何とか無くせないものかと考えました。そして仲間と協力し、細身の炉心で先ほどの金属燃料を使えば、制御棒無しで出力調整ができることを突き止めたのです。それが20年ほど前のことです。そこから私は、運転員無し、中央制御室無しの原子炉を夢見て、専門家達に徹底的に設計計算をして頂きました。 ただし、私の考えた細くて長い炉心の場合、中性子が炉心の表面から漏れて出ていくために、なかなか臨界状態にならないのです。もちろん濃縮度を上げれば別ですが、安定に運転するために中性子を反射するグラファイト(黒鉛)の粒をスチールリングに入れた幅約40cmの環状反射体を付けることにしました。それによって中性子の洩れが抑えられるので臨界状態になって、エネルギーが発生するわけです。 もう一つは燃料交換の問題です。そこで、私は先ほどの反射体を30年で1m半移動させることで、燃料交換を不要にできないかと考えました。その移動は1週間に直すと1mmと、バクテリアの這う速度と同等です。ですから駆動機構が大変だったのですが、現在ではそれも技術を結集して十分作れるようになっています。 世界では今、海水脱塩をして飲料水を確保していますが、そのためにもエネルギーが必要です。それをオイルではなく、原子力で賄えないかという話が進んでいる一方で、最も水を欲しがっているアフリカや中近東の国々の中には後進国も多く、原子力技術者がいるとは限りません。燃料棒の交換が不要で、原子炉の運転員も不要なこの小型原子炉は、国際原子力機関(IAEA)やアメリカのエネルギー省にも注目されていて、世界の水や電気の必要な国々から大きな期待が寄せられています。 さて、原子炉を運転していく中で生じるプルトニウムは非常に恐ろしいものだとされている一方で、無限のエネルギー源にもなります。自然界のウランの99%以上が核分裂をしにくいウラン238で、残りの0.7%が核分裂しやすいウラン235です。ウラン238は温度が上がると中性子を吸収するという特性を持っており、ウラン238が中性子を捕獲してウラン239になると数時間後にプルトニウム239になります。実はウラン238をプルトニウムにどんどん変えて安全に管理利用する技術が確立されれば、世界のエネルギー構造が大きく変わると言われています。 ちなみに原子炉の燃料にはウラン238が豊富に混入されていますから、前述のように温度が上がると中性子を吸収するので爆発には至りません。このウラン238を取り除いてウラン235ばかりにしたのが原子爆弾です。従って福島原子力発電所では核爆発は絶対に起きません。懸念されている方もいるようですが、ご安心ください。 ~以上こんな発電施設が、各街の片隅にひっそりと建設されれば、あんな悲惨な事故は起こりにくいのでしょうね。
2012年01月15日
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北朝鮮の中国属国化で転換する東アジア安保2012年1月13日 田中 宇(たなかさかい) 昨年12月17日に金正日が死去し、北朝鮮は不安定な政権移譲期に入ったとされる。 しかしその一方で北朝鮮は、金正日の死の直前まで、食料支援と交換条件に核開発(ウラン濃縮)を止め、6カ国協議を再開する方向で行っていた米国との交渉について、いつでも再開する準備があると、1月11日に表明した。・ 米国が北を中国に押しつけた 張成沢と金敬姫は、北朝鮮を中国の指導に沿って、中国型の社会主義市場経済の体制にしていくことを目標にしている。彼らを摂政役として金正恩の政権が続く限り、北朝鮮は中国の傘下で動き続ける。中国は、北朝鮮が輸入するエネルギーの90%、食料の45%を供給している。中国は、北朝鮮が対中貿易で未払いを増やしても、北の中枢が中国式の経済政策を採っている限り、北との貿易を切らない。逆に、金正恩が張成沢らを失脚させて中国の言うことを聞かなくなると、エネルギーや食料の輸出を静かに止め、北を制裁するだろう。北朝鮮は、中国の属国になっている。 国際的に見ると、北朝鮮が中国の属国と見なされるようになったのは、北自身が属国化を認める数年前からだ。米国はブッシュ政権時代の03年から、北の核問題の国際解決を中国に押しつけ、それ以来6カ国協議はすべて北京で開かれている。当初、北は中国の傘下に入りたがらず米国と直接交渉したがり、中国も北の面倒など見たくないという態度だったが、米政府は強い姿勢で「北と交渉しない。北の面倒は中国が見ろ」と言い続けた。北を中国の属国にしたのは米国である。 米国に押しつけられて、03年に6カ国協議が中国主導で始まった時、中国は北朝鮮の面倒を見ることに消極的だった。だが今では、中国は積極的に北朝鮮を傘下に入れている。金正日が死んですぐ、胡錦涛と習近平が北京の北朝鮮大使館に弔問に訪れた。今年、中国の最高指導者が胡錦涛から習近平に変わっても、中国が北朝鮮を属国として大事にする姿勢は変わりません、という宣言だろう。 独裁の北朝鮮が独裁の中国の属国になっても、何も変わらないじゃないかと、マスコミしか見ていない人は言うかもしれない。だが、そう言う人も、自分の頭で少し考えてみれば、北朝鮮と中国が同じ独裁であっても、全く違う状況の国であることがわかる。北は冷戦用に分断されて作られた国で、冷戦終結後、一時は中露からも見捨てられ、米国から敵視され続けて、孤立して過激な軍事外交策を採らざるを得ない、貧民が大多数の崩壊寸前の小国だ。 対照的に中国は、1979年の米中国交回復以来、米国の資本家層から支援され続け、経済改革で成功して急成長し、米国と並ぶ世界の大国となり、自国周辺の安定を重視し、敵国に対して真綿で首を絞める隠然制裁を好む、米国債の世界最大の保有国だ。北朝鮮は自国周辺の情勢を不安定化したがるが、中国は逆に、自国周辺の情勢の安定を望んでいる。国外に手強い敵がいた方が国内が結束し政権を維持しやすいので、北朝鮮政府が従来の好戦策を全面放棄するとは思えないものの、中国の属国になったことで、今後長期的には、好戦策を引っ込め、中国の傘下で安定を好む傾向が強まるだろう。北朝鮮をめぐる実態が変わっても、マスコミ報道でしかイメージを形成できない日本人の頭の中は変わらない。▼中国の脅威は軍事でなく経済 北朝鮮だけでなく中国も日本にとって脅威だから、中国の台頭が続く限り、在日米軍の駐留が必要だと考える日本人も多い。中国は確かに台頭しているが、その脅威は、軍事面でなく、経済面から来ている。 軍事面の中国の脅威は、10年秋に尖閣諸島で中国漁船の船長を逮捕・送検した時の日中間の緊張激化に象徴されている。だがあの時、中国漁船の船長を送検し、起訴まで進める方向に持っていったのは、当時国交相だった民主党の前原誠司である。前原の目的は、日中の軍事対立を激化して、中国を敵とする日米同盟を強化することだった。当時の日中の軍事対立の激化は、日本側から仕掛けたもので、中国は呼応したにすぎない。その後、日本政府は、中国と軍事対立することをやめ、日中の軍事対立は起きていない。昨秋、再び中国漁船が領海内に迷い込んできた時、日本政府は船長を逮捕したものの、送検せず帰国させている。 日本の自衛隊は、米軍の支援を何も受けなくても、世界有数の強い防衛力を持っている。日本人独自の技術力が、実は、民生部門と同様に軍事部門で強く発揮されることは、戦前の歴史が証明している。たとえ今後、米国が財政破綻して日米同盟が事実上失効し、その後、中国の経済成長が50年続いたとしても、中国が日本に軍事侵攻するのをためらうぐらいの軍事力を、日本は保持し続けるだろう。 日本にとって中国の脅威は、軍事面でなく経済面だ。中国はここ数年、アジアや中東、アフリカ、中南米など世界中で、エネルギー開発や、インフラ整備の受注、中国製品の市場開拓など、経済的な利権あさりを貪欲に続けている。対照的に日本は、米欧の経済利権を高く売りつけられる買い手に徹しており、敗戦から65年以上、独自の国際経済利権をほとんど行っていない。今後、米欧の覇権が世界的にかげり、中国やBRICが台頭すると、日本は国際経済利権の面で窮乏していくだろう。 (America vs China in Africa) 中国は日本に対してだけでなく、米国に対しても、米国債の世界最大の保有国であるなど、経済面で対米優位に立っている。また中国製品は、世界的に人々の消費生活に不可欠になっている。日本国内で売る製品も、コンビニ商品やユニクロからiフォンまで、中国製がこの10年前後で急増した。中国は脅威だと声高に言う人も、ユニクロを着てiフォンを持ち、コンビニで買い物している限り、中国から乳離れできず、しかも自分でそれに気づいていない。 日本が経済面で中国に対抗したければ、日本も米欧に頼らず、独自に世界中でエネルギー開発やインフラ整備などを受注すればよい。しかし実際のところ、日本でマスコミや著名言論人が誘導する中国脅威論は、対米従属の裏返しでしかない。「日本も中国に負けないよう、米欧に頼らず、世界中で石油ガスの利権をあさろう」という呼びかけは全く行われず、それと正反対の「中国は危ないので、日米同盟(独自の利権あさりをタブー視する対米従属)を強化しよう」という呼びかけが席巻している。日本で流布する「ナショナリズム」は、実はナショナリズムからほど遠い、日本より米国の国益を重視する売国的態度だ。売国的態度を愛国的態度と勘違いしている人が多いのが、今の日本の悲劇である。 日本の140年の近現代史の全体を見る視点に立つと、北朝鮮が中国の属国になるのも、日本にとってマイナスのことだ。戦前は、北朝鮮も南朝鮮も、日本の属国(国内)だった。戦後も、1990年の自民党の金丸信らの訪朝など、日本が北朝鮮を傘下に入れることが可能な時期があった。戦後賠償の名目で北朝鮮を経済支援し、北朝鮮の中枢において在日朝鮮人の力を増加させることで、日本が間接的に北朝鮮を傘下に入れることが可能だった。 だがその後、金丸信は官僚機構によって連続的に汚職容疑をかけられて失脚・逮捕され、金正日は「交渉不能な危険人物」とされ、マスコミが喧伝する拉致問題で北朝鮮敵視が席巻し、在日朝鮮人は日本国内でバッシングされ、日朝間は全く関係断絶の状態が続いた。その間に米国は、北朝鮮の面倒を中国に見させる役目を押しつけ、北朝鮮は中国の傘下に入ってしまった。韓国も、最大の貿易相手国が中国であり、長期的には、朝鮮半島の全体が中国の影響圏になっていくだろう。朝鮮半島をめぐる国際体制は、明・清の中国が朝鮮を傘下に入れていた明治維新前の状態に戻ることになる。 日本で「日朝友好」を言う人は「アカ」や売国奴扱いされる。だが実は、日本の近現代史の全体を見ると、日本は「日朝友好」を掲げて、冷戦後に行き場を失った北朝鮮を救済しつつ自国の傘下にいれ、日本主導で南北朝鮮を和解させて、朝鮮半島への隠然とした覇権を回復する方策があり得た。愛国者や右翼こそ、日朝友好を掲げても不思議でなかったが、実際のところ愛国者や右翼は対米従属に絡め取られ、そんな発想すら出てこなかった。 頓珍漢なのは右翼だけでない。朝鮮や中国に対して「戦争責任」の土下座の謝罪を越える何の発想も出てこない左翼も同様だ。大国の他国に対する支配は一般的に、時代が下るほど巧妙になる。戦前の日本のアジア支配は直接的な軍事支配だったが、今の中国のアジア支配は間接的で外交や経済を重視する。中国は「覇権」のレッテルを貼られることを嫌うが、北朝鮮、ミャンマー、ラオス、カンボジア、中央アジア諸国などに対する中国の影響力行使は、明らかに「覇権」の部類に入る。 戦後の日本政府は、外国に対する影響力の行使を極力やらないようにしてきたが、今から覇権の行使を目指すなら、戦前と全く異なる、より巧妙な、相手国から絶賛される影響力の行使ができるはずだ。だが昨今の日本には、そのような発想が全くない。今後の日本が覇権行使をやる必要は全くないが、その場合、米国覇権が衰退しつつある中、日本人は自国のさらなる脆弱化を容認する必要がある。それがいやで、日本が中国に対抗する国策を採るなら、覇権の行使で中国としのぎを削る必要がある。 日本が中国に対抗し、国家として経済的な国際利権あさりをやったとしても、日中関係は悪化しない。インドやロシアも、中国に対抗してアフリカなどに積極進出しているが、それが原因で中国と印露の関係が悪化することはない。日本が国際利権あさりをした場合、邪魔をしてきそうなのは、中国よりむしろ米国だ。戦後の日本が覇権を再拡大することを、米国が抑止しているというは「びんのふた」論が、広く信じられている。 しかしこれも、米国が日本の覇権再拡大を抑止しているのか、それとも日本の官僚機構が対米従属という権力の伝家の宝刀を失いたくないがために、びんのふた論を流布しているのか、どちらかわからない。日本が本気かつ粘着的に長期にわたって再拡大を試みるなら、米国が日本の再拡大を抑止しようとしても、止められないとも言える。日本に対米従属を強いているのが、米国でなく日本の官僚機構であることは、ほぼ確実であり、要は日本側の意志の問題である。 今後予測される米英覇権の衰退と覇権の多極化の中で、日本は、鎖国するにせよ、弱体化を容認するにせよ、世界の中での自国の政治的・歴史的な位置づけを、分析・認識する必要がある。米英以外のすべての国々が、米英の属国か敵国にされてきた従来の米英覇権体制では、日本が選択した一途な対米従属が一つの有効な国家のあり方だった。だが、きたるべき米英覇権衰退後の世界は、もっと国際秩序が流動的であり、各国は巧妙に振る舞う必要に迫られる。そこにおいて、国際的な影響力行使を嫌う態度は、清貧な潔さでなく、無知や臆病の表れにも見える。 今のところ、米英覇権は延命している。米国の覇権を支える債券金融システムは回復しており、ジャンク債がよく売れるので、米国の企業倒産率は、昨年の3・2%から、1・7%へと下がっている。こうした事態が続く限り、米英覇権は延命するが、米国の実体経済は復活しておらず、延命状態がいつまで続くかわからない。
2012年01月14日
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最近は、筋力の低下に併せて筋肉の固形化が進んでいるらしく、マッサージに行くと「固まってゴリゴリしてますよ」と言われます。通りでゴルフをしてもボールは飛ばないし、走っても早くは前に進んで行きませんのよね。ストレッチという習慣がなかったこの数年間でしたからまぁ、仕方ないのかもしれません。 ゴルフボールを遠くに飛ばしたい、真っ直ぐに飛ばしたい、でも、狙った所に落としてきっちり止めたい。なんて、贅沢な事を考えながら練習をしていたのですが、結果はまだ数字になって現れてはいません。 今年になって84点、82点と、最悪ではないけど不満の残る内容と点数になっています。凍っているグリーンに対する対策は知っているのに、ついついピンの根元を狙ってしまう浅ましさのおかげでボギーを連発したりして。18ホールプレーすると、筋力が付いていかないってのもスコアを崩す原因と言えますが、やはり後半の点数が悪いってのは、その辺りかと。 楽天GORAのハンディキャップを頂いていますが、最近のスコアを入力したらなんと、 155701人の中で1432位、ハンディ6.3、という結果になりました。ちょっと前まで4くらいだったのにねぇ…… いま取り組んでいるスウィングが身に付けば、良い点数が出る確率も上がってくると思うので、根気よく取り組んでいきます。
2012年01月11日
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取引先さまが今日から営業と言う事で、うちの会社も仕事始めでした。世間はもうひと仕事を終えて、3連休の最終日だと言うのに…… この間にはゴルフもやったし酒も飲んだし、賀詞交歓会にも参加していましたから、僕にとって、既に今年も全開バリバリだった訳です。 で、年始の挨拶めぐりも一息ついたので、5時過ぎに練習場へ。知り合いの社長さんがいたので年始のご挨拶をして打っているともう一人、後輩がやってきて今年もよろしくと、練習場も賑わって、いよいよ今年も乗ってきた所です。 練習の内容は、昨日の日記の通り3時~9時、正確なインパクト、打ちたい方向に手を振り切る。やっていると、後輩が悩んでいるのを発見。僕が通ってきた道の途中で、同じように悩んでいるではないですか!上記3点について解説して、素振り~3時~9時ショット~フルショットなんと、あっという間に悩み解決!?「フィニッシュでのけぞってしまうんですが」「左かかとに体重をかけて腰を回転させてみてごらん」「ビュッ・・・」「崩れないね?」「大丈夫です」「インパクトまで頭を左横に動かさないでね」僕が帰る頃には結構な球を打つようになっていました。「カシュッ・・・これで大丈夫ですか?」「もう一球打ってみてごらん」「カシュッ・・・」「それならもう大丈夫! 何度やってもできるよ!!」自分のことのように嬉しくて、小躍りして帰宅しました。家には、ちょっと角を生やした家内が待っていて……「娘の誕生会をするって言ってたでしょ!」……やっちまったい(@@::::
2012年01月09日
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金砂郷CCの研修会に参加しました。今日のテーマは……1)トップは左手と肩で作った角度を壊さないように 講演会に来て頂いた御縁で、1泊のレッスンを受けたマイク小西さん 「ねじり戻せる範囲」と言うトップ位置にするようを指導されました。 眼鏡の縁からボールが外れるほど、大きいか高いか、そんなトップは 戻すのにエネルギーを必要とするし、軌道もぶれやすいと言うのです。 2)手を振って、ヘッドスピードを上げること かつて松山市で、高市さんの紹介を受け、下田信司プロのレッスンを 受けた時「もっと手を振って」と言われたのを最近になって思い出し 取り組んでいます。 クラブと手の重さを使ってスウィングすれば、自動的に身体も動くし パワーがボールに伝わり易くなるって言う理論でしょう。3)フォローは打ちたい方向に、両手を伸ばした状態を作ること 週刊ゴルダイに掲載されていた、宮里パパのレッスンを読んで閃いて シャドースウィングを繰り返したのです。 1)と2)を考慮すると、3時~9時の範囲で手が振られています。 トップでは、右の壁が出来るので右肘はたたまれますが フォローでは身体が回転しているので、お腹も両手も打ちたい方向に 真っ直ぐに伸びることになります。 さて、朝の練習場でそれを実践してみました。3時~9時の範囲で、目一杯早く振ってみるのですが、手を振るためには左腰のキレがとても重要だと気がつきました。PWだと何度打っても、ボールはまっすぐ高く飛んで行きます。5アイアンでは、低めでまっすぐに飛んで行きます。UT19度も、ゆるいドローボールで飛んで行きます。ドラはヘッドではじかれるように飛んで行きます。 って事で、ミート率が格段にアップしていることが判りました。で、いざラウンド(前置きが長いよね~) 1番パー5 UT19でのティーオフ。 2打目もUT19で。 3打目をピン近くまで打ったら「コーン!、こーん!」 凍ったグリーンを奥のバンカーまで転がって行ったの。 2番パー4 1Wは真っ直ぐフェアウェーに。飛距離も復活です! 2打目をピン傍に落としたら、また「コーン!・・・」 グリーン奥から二段グリーンを降り切れず、3パッツ。 3番パー3 187yの打ちおろし。 4アイアンでチョイ噛み!? 手前ラフから転がって、ラッキーワンオンのパー(爆良いショットを繋いでボギーになっていたのに、ミスしてパーとは(泣 4番パー4 ちょっとリキんでドラを曲げたけれどまずまず。 残り190yをUT19で打つとキャリーでオーバー? 寄らず入らずでボギー……飛びすぎ? 5番パー4 またもスライスしたけどグリーンが狙えるラフへ。 6アイアンで乗ったらしい……またもグリーン奥まで。 何とか2パッツで納めてパーゲット。 6番パー4 右肩が突っ込んだか、ドラは200も飛ばず(大泣 3オンするも、パットを打ちきれずボギ。この3ホールズ、良いショットが少ない、いつものラウンドに近い(泣 7番パー3 ピンまで195y。 UT21でナイスショット! 狙った通り、ピン手前10yに落ちたけれど、奥へ…… 21歩を打ちきれず、3歩を外して3パッツ・ボギ~ 8番パー4 ドラは左の山の上へ引っ掛けた? 中腹から7アイアンで刻んで、40yをのせて…… 念願の寄せワン・パーをゲットしました♪ 9番パー5 ドラと3W、満点ショットをふたつ。 3打目は50度。 ピン手前5yのバーディーチャンス(初) カップ手前で直角に切れて、パーとなり(泣OUTコースは、5つのボギーで41点なり。午後はINコース、良いショットも出たけれど、ミスも重なって41点。グリーンはもう凍っていなかったので、自分の責任でのボギー5個です。今までとフォローの形が違うのを実感しました。綺麗に腰が切れて、両手が伸びきったインパクト直後のフォームが良い。 研修会の例会では、2012年、新しいルールの説明がありました。ラウンドで困ることがないように、先ずは勉強。それから、倶楽部対抗の選手団が発表されました。55歳以上から6名。55歳未満から6名が選ばれました。5月の本番までに、数度のトライアルを経て正選手6名を決めるのです。昨年は足を引っ張った僕。 今年の平均スコアも悪い方ですからね~再来週から始まるトライアルに向けて、3時~9時のスウィング作りをやって行こうと誓っている所です。
2012年01月08日
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僕のドライバーで打ったボール…… 雨が降ったら転がらない 風が吹いたら戻される 擦っちまったらフケ上がる たまには芯を喰ったら飛んで転がるこれらを平均して、僕の「飛距離」となります。上記によれば、3/4の確率で200yになってしまうのね。たまたま230~250y飛ぶこともある、と言う事です。4日のプレー、ライン出し(少々ダウンブロー)とパワーフェード(アッパーブロー)を打ち分けようとして逆球が出ることがあって乱れたのです。やはり再現性の低いショットには頼れないと実感したので5日には練習場で確認を。マイク小西には「戻せる範囲でねじるトップを作れ」と言われて下田信司プロには「もっともっと手を振って」と言われました。チカラではなくねじりのパワーと、手とクラブの重さを使って振り切るスウィングをやってみたのです。これは、再現性が高いことに気づきました。平和台練習場の200yの看板に、ようやく届く程度のキャリー。手を振れば、届くし、合わせてしまえば2バウンドでようやくです。向かい風とワンピースボールであることを考慮して、1割増しかな?5月の倶楽部対抗に向けて、220yでも良いからフェアウェーをキッチリ捉えられるショットに仕上げていこうと決意した次第です。
2012年01月07日
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1月4日、弊社の106回目のゴルフコンペを開催。日立辺りは気温が高く、朝でも+2度。ザ・オーシャンCCは殆どのグリーンが凍っていないのでプレーはしやすかった、けれど……自分のスウィングがメタメタで、やりたい通りに出来ない状態。元旦に痛めた背筋の影響もあってか、スウィングは8割程度まで。殆どのホールで「パンチ気味のライン出しショット」を選択。それでもOBを打ったり隣ホールまで曲げるのだからご苦労さん。午前中は、毎ホール、1組以上の待ち時間があってペース遅乱。次の組が僕たちのショットを見る中、打たなければならないまるで朝イチの1番ティー状態が9ホール続くってことでワイワイひそひその中で、冷えた身体を無理に動かすのは辛い。結果、右や左に散りゆくボールを、肩を落として眺めるばかり。2連続3パッツ+2連続のOBはきついものがあって43点。午後からはコース側の指導が効いたのか、前のコンペのスピードも少し早くなって、それでも3時間ペース。気温が急激に5度くらいまで下がったので、耳までかぶれる毛糸の帽子に感謝をしながらのラウンドになった。OBこそ出なかったけれど、肌を刺すような冷気が体温を奪っていく満足なショットは出ないままホールアウトしたような……結果、10cmの大ダフりから始まり、2つの3パッツなどで41点。ショットはそこそこなのに、風に負けたり読めなかったり。アプローチのイメージが出ないので全く寄らず、3~5yのパットを何度も打つことになり、入る入らないの勝負。辛い展開の18ホールでしたが、同伴の方々が常に前向きで楽しい雰囲気でラウンドで来たことに救われたのはありがたい。表彰式は、社員さんとゲストの方々に楽しんで頂けるような進行をしたつもりだが、どうだったかな。ダブルパーまでカウントした新ペリアだったけど、最高43.2僕はいつもより多めの7.2だったので10位/17人。イメージしていた「スマートなゴルフ」とは縁遠い内容だったが周りの空気に合わせてほわほわな雰囲気でラウンドするのもそれはそれで楽しいものだった。が、しかし……次回は金砂郷CCの研修会なので、ミスの頻度を減らす必要あり。
2012年01月04日
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スマートなゴルファーになる。この秋、家内から、ゴルフに行く時の格好についてダメ出しをされてちょいとそれについて考える時間があったのです。ゴルフのウェアに付いても、タック入りのダボダボなズボンについてMARIKOさまに改善提案を頂いてからはや数年を経てしまったのでこちらもセンスを磨かなくてはいけないかもしれないですね。ゴルフの時に、しゃべりすぎるとよく言われているのです。ティーショットの狙いを決めるまでに、他人に聞こえる声量で「フェアウェー左の一本杉に打ち出して、そこからフェードで」とか言うのです。パッティングでは、歩測をしてもしなくても「上りの8歩は10歩分打つべし、ボール2つスライス」とか「届けば入る、届かなければ男が廃(すた)る」などなどうるさいほどに声に出しています。頭の中で計算したりイメージを作ったら、ニコッと微笑んでサクッと打って行けるようにしましょう。練習場での初打ちで気づいたことは「あのピンの根元に打つ」「ここからあのカップに入れる」などと、強く決めて打つことが大事だと言う事でしょうか。スウィングをどうこう、など考えながらアドレスをしていると「振り切る」と言う事を忘れがちになりますからね。なので、すべてのデータを計算して、イメージを作りニコッと笑ってピンを刺す……そんなゴルファーになるために、静かにプレーしたいものです。
2012年01月02日
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