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2010年07月01日

モノづくり企業の先輩にお越しいただき、経営の実践に対する考え方を聴き
グループで感想を述べあって揉んで行き、自分の会社にフィードバックする。
そんな企画って、なかなか無いので会員には好評です。

　どこの企業も試行錯誤を繰り返して、独自のやり方を見つけているし
それも、朝令暮改でもいとわず、もっと良くしようと思っているものですから
経営者は大変な責任を負っているという実感です。

　茨城大学の授業を持ったときに、その準備段階で思ったのもその部分で
自分がどうやって経営をしてきたのかの歴史があって、それは自分ひとりが
逆立ちしたって出来はしなかったであろうと言う結論でした。

　うちは、経営コンサルタント、税理士、保険のプロ、社会保険労務士が
ひとつのチームとなって僕の悩みを解決してくれて、会社が抱える問題解決に
的確なアドバイスをもらい続けてきたのが実際の所です。

　最近では心の問題をケアするプロまで付き合っており、今のところ僕の心の
深い部分を支えて戴いています。
本来は社員の一人ひとりまでケアして頂くべきですが、そこまでの諸条件が
なかなか揃わなくて残念です。

　さて、この日の講師は３６歳で事業継承を受けて、いくつもの経税的危機を
乗り越えてきた５７歳の社長さんでした。
その都度、社員さんの生活と事業の発展を主眼に、本人の能力以上のレベルで
頑張り続けてきたということらしいのです。
　やはり本人一人でやりくり出来た訳ではなく、社員さんの能力を最大限に
活用して意見を引き出し、向上し続けたという事なので納得しました。

　講演を受けて、グループディスカッションをしましたが、各社の問題もやはり
人の問題が大きくて、そこで悩んでいる経営者が多いことが判ります。
僕自身、とてもたくさんの学びがあったので、面白い研修会だったと思います。

　そのあとは外せない懇親会があって、いやはや、これで３連荘の宴会でした。
乾杯の発声を任されたのでサクッと乾杯し、後はひたすら話し続け食べ続けで
その部分ではなんとも、ダイエットを志している僕には辛い３日間でした。

　他の企業の経営者と共に悩みを分かち合える、って、ある意味恵まれていて
多種多様な業界の実情も見えてくるし、今後に必要な展開もおぼろげながら。

　明日からも頑張れるな。

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