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2017.08.17
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カテゴリ: 音楽



このアルバムのセルフカバーのユニークさは、単に自らの曲を違ったアレンジで録音し直すというのではなく、1曲1曲を自分たちのリスペクトするミュージシャンや音楽仲間に選曲・アレンジをお願いし、口は一切出さないというところ。(ボーカルは、スキマスイッチの大橋卓弥が担当)

なので、ミュージシャン1人1人がスキマスイッチのどの曲をどんなリアレンジで聴かせてくれるかというのが興味深々。そしてそこにミュージシャンの個性や主張もわかるという仕掛けもある。

1曲1曲、スキマスイッチの原曲と比較しながら聴く。
原曲をベースにしながら現代的なアレンジを加えたものも何曲かあるが、大胆なアレンジで原曲がすぐにイメージできない曲もある。それこそがこのアルバムの企画意図だったんだろうけど。

「ゴールデンタイムラバー」は、ライムスターのリアレンジによってラップ・ミュージックに変身していた。
「僕と傘と日曜日」は、オリジナルラブ・田島貴男の手にかかって、ホーンも入ったまるでオリジナルラブの持ち歌のような曲になっていた。
「ふれて未来を」は、真心ブラザーズによって、ゆったりとしたソウル・ナンバーとして蘇った。
「冬の口笛」は、SPECIAL OTHERSというインストバンドが、リラックスした小粋で都会的な曲に仕上げていた。

驚いたのは、KANが、20曲以上のスキマスイッチの曲をつぎはぎして、「回奏パズル」という全く新しいバラードを作り上げてしまっていた。つぎはぎ感は全くなくいい曲に出来上がっていたのには感服。KANって天才かも・・・。

そんなスキマスイッチの楽曲の魅力を再発見できる楽しいアルバムの私のベスト1は、奥田民生のアレンジによる「全力少年」だ。ポップスの名曲が見事にロック音楽に変わっていた。ギター、ベース、ドラムから、パーカッション、コーラスまでを奥田民生自らがやっているからか、まるで彼のソロ・アルバムを聴いているような錯覚に陥った。アレンジ1つで、楽曲はこんなに変わってしまうのだということを改めて実感。

というわけで、スキマスイッチのセルフカバー・アルバムは雨がつづくお盆休みのよきリラックス・タイムのお供をしてくれました。機会があったら聴いてみてください。

最後に一句。 「 盆休み  『全力少年』  外は雨  」





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最終更新日  2017.08.17 15:02:32
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