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2017.11.23
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カテゴリ: 音楽







わたしにとって、ヒューイ・ルイスのライブは3回目。

最初は1987年の後楽園球場。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の挿入歌「パワー・オブ・ラブ」の大ヒットで人気絶頂の頃のコンサートだった。
ヒューイが自らの歌声を称する「ピュア・ゴールデン・ヴォイス」と、歯切れがよくパワフルなバンド・サウンドを存分に楽しんだ。また、その前座を勤めたブルース・ホーンズビー&ザ・レンジもすごくよかった。ピアノ弾き語りのブルースとそのバック・バンドの音楽は、広大なアメリカの大自然を思わせ、心が洗われるようなひとときで、今でも忘れられない。

2回目は2008年。有楽町の国際フォーラム・ホールでのシカゴとのジョイント・コンサートだった。前半がシカゴだったので、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの方が格上だった。でも、ヒューイだけでは客が集まらないと判断して前座がシカゴというゴージャスなライブになったのだろうか?

そして今回が3回目。
67歳になったヒューイ・ルイスの歌声は、今もピュア・ゴールデン・ヴォイスなのか?ザ・ニュースには何人のオリジナル・メンバーが残っているのか?オープニング曲は?・・・・・・・
興味津々な中、ステージが暗転。いよいよコンサートの始まりだ。

メンバーがステージに現れる前に、聞き覚えのある心臓の鼓動のようなリズムが響き渡る。

そして注目のボーカルだ。往年のシャープさは失せているが、持ち前の骨太の荒々しさは健在だ。
全盛期からのオリジナル・メンバーは、ドラムとサックスの2人だ。長身でやくざっぽいベーシストと甘いマスクの飛び切りうまいギタリストはいなかった。残念。でも、歯切れの良さ、パワフルさは変わっていない。いいぞいいぞ。

新曲をはさみながら、ヒット曲を次々に披露。
客席は総立ちでリズムに合わせて体を揺する。中年オヤジでもやるときはやるのだ。聴くだけではない。大勢がスマホやデジカメでステージ上の撮影にも余念がない。昨今のコンサートは、客も忙しいのだ。

中間にさしかかったところで、「ジェイコブズ・ラダー」を演奏。チャート1位になった彼らの代表的ヒット曲の1つだ。私の一番好きな曲でもある。
おなじみのイントロの後、なんとヒューイのブルースハープのアドリブが始まった!いつものブルージーなフレーズではなく、哀愁を帯びたカントリー風な響きが会場を包む。いいなあ・・・。涙腺が刺激される。そうこうしているとボーカルに突入。人生の酸いも甘いも熟知した男の歌声にまたまた涙腺が緩む。
「ステップ・バイ・ステップ! ワン・バイ・ワン! ハイアー・アンド・ハイアー・・・・」サビをヒューイと声をあわせて歌う。曲の中間部で、長めのギター・ソロが展開。ギタリストは、オリジナルメンバーではなく最近加入した若手のイタリア人。ための効いたワイルドかつ若々しいロック・ギターを披露。これもまたGOOD。
「ジェイコブズ・ラダー」は、私にとってのこの日のコンサートのハイライトとだった。

開演して1時間ちょいでコンサート終了。
そしてアンコールは予想通り「パワー・オブ・ラブ」だ!観客は一斉に動画の撮影を開始。まさか生中継じゃないよね。そしてもう1曲。ヒューイのブルージーなブルースハープのアドリブをフィーチャーした「ビルド・ミー・アップ」。
こうして1時間半弱のコンサートは無事終了。


ヒューイ・ルイスと一緒に酒を飲んだら楽しいだろうな・・・などと非現実的なことを考えながら・・・。

最後に一句。  「  木枯らしや  ロックンロールと  耽る夜  」





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最終更新日  2017.11.23 10:42:47
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