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2019.04.07
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カテゴリ: 音楽
ブックオフで、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」のCDを衝動的に4枚購入。
3枚は、カラヤン指揮ベルリンフィルの62年、77年、82年にそれぞれ録音したもの。それと朝比奈隆が大阪フィルを指揮したもの。それぞれ1枚280円。安価だからこんな買い方が出来ちゃうんだよね。しかも、カラヤンの「運命」が3種類もあるなんて、CD店ではありえないよね。ブックオフ、偉い!

クラシック少年だった私は、カラヤン・ファンだった。
カラヤン・ベルリンフィルの62年録音のものはLPレコードとして買って愛聴していた。テンポは他の指揮者に比べ速い。そのアップテンポの「運命」が大好きだった。ターンテーブルがなくずっと聴けなかったのでなつかしく聴いた。
で、その62年録音以外の77年、82年のものも聴いてみると、アップテンポ感は同じだが、響きや表情がそれぞれ違うのが面白い。これがクラシック音楽鑑賞の面白さだ。

その3枚に加えて朝比奈隆と大阪フィルを何故買ったのか、それはカラヤンと対称的に、テンポが遅いので、一度聴いてみたかったのだ。




これまでいろいろな「運命」を聴き、その演奏時間を調べたが、30分を切る演奏はトスカニーニとNBC交響楽団のものくらいしかないと思う。それも29分ちょっと。28分台の演奏は、カラヤンの77年録音しかない。(62年録音画は31分余り。82年録音は30分余り。)

朝比奈隆のCDには録音日時の表記はない。1993年にリリースされたCDなので、たぶんその少し前の録音だと思われる。それにしても40分を越える「運命」は、わたしとしても初めて知った。

興味津々で、CDを聴く。
わき目もふらずゴールに向かって突っ走るカラヤンに対し、朝比奈は、悠然とゴーイング・マイ・ウェイ。カラヤンの「運命」とは別の曲を聴いている気分になる。こんなゆったりとした「運命」を初めて聴いた。これはこれとして名演奏ではないかとも思った。

カラヤンと朝比奈隆は1908年生まれの同い年で親交もあり、互いに相談し合う中でもあったそうだ。それでも楽曲の解釈は全く違った。「運命」のCDがそのことを端的に物語っていた。

どちらの「運命」が好きかはひとそれぞれの好みの問題だが、1つ言えることは、どちらの演奏を聴いてもベートーヴェンの「運命」は聴きごたえ抜群の名曲だということである。 いやあ、クラシック音楽って面白いよね。

最後に一句。  「  春うらら  ベートーヴェンに  起される  」








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最終更新日  2019.04.07 16:28:07
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