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2019.10.22
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カテゴリ: 音楽



高校生らしき 男の子2人。ビートルズのファンなんだろうな。彼らにとってビートルズはクラシック・ミュージックのようなものなんだろう。

最近公開されたロック・ミュージシャンの事実を取り上げた「ボヘミアン・ラプソディー」や「ロケットマン」などの映画と違って、世界大停電後に訪れたビートルズを知らない世界という絵空事の中で繰り広げられるラヴ・コメディー。 ビートルズの名曲を味わいながら主役らの愛の行方やアメリカの音楽業界のうさん臭さ、役者としてのエド・シーラン・・・・など見どころがぎゅっと詰まった楽しい映画になっていた。

主役の売れないミュージシャンが自宅のピアノで、両親に「レット・イット・ビー」を弾き語ろうとするが、途中で様々な邪魔が入りなかなか演奏出来ないシーンはよくできた笑えるシーンだった。そんな気の利いた魅力的なシーンが随所にあって飽きさせない。

絵空事を忘れさせるのに効果的だったのが、本人役で登場したエド・シーラン。監督、脚本家 の力量を感じさせるさすがの演出だった。


田舎で一人暮らしをするジョン・レノンに似た老人に会いに行くシーンも印象的だった。

もしジョンが生きていたら79歳。ポールマッカートニーはいまだバリバリの現役ミュージシャンだが、ジョンはこのシーンのように音楽活動から足を洗って隠遁生活を送っているかもしれないな・・・そんなことを空想しながらしみじみとした気分になった。

いずれにしても、ビートルズという20世紀の奇跡ともいえるバンドが存在しなければ、この映画は生まれなかった。改めてビートルズという存在の大きさを感じずにはいられなかった。

エンドロールのBGMは「ヘイ・ジュード」。7分余りの曲が完奏された。この曲を最初から最後まで聴いたのは久しぶりだった。もちろん「ヘイ・デュード」ではなく・・・。
隣の高校生はこの映画を見てどんな感想を持ったのだろう?聴いてみたかったが、エンドロールが終わって明るくなった客席にはもう姿はなかった。

最後に一句。  「  ヘイ・ジュード  レット・イット・ビー  秋の空  」








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最終更新日  2019.10.23 06:38:45
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