コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

コーチ賢ちゃんの「コーチング談義」

2012年03月10日
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カテゴリ: 感謝を伝える



 報告が遅くなってしまいましたが、素晴らしい授業でしたのでシェアさせて頂きます。

 授業参観には、以下の目的で伺いました。

1.「民生委員・児童委員」として、子どもたちが学校でどのような授業を受けているのかを知る。

2.「静岡県西部モラロジー教育研究会」の一員として、道徳の授業内容を理解するとともに、先生方のご苦労を知る。

3.先生方を支援する「コーチ」として、自分にできることは何かを考えるヒントを得る。

 事前に 森和光校長先生 にお願いし、決めて頂いたのがこの日の、 4年3組の旭剛先生の授業 でした。




2012 道徳の教科書1.jpg

2012 道徳の教科書2.jpg


 先生は一区切り読んでは、その場面のお父さんやお母さんの気持ちを児童に聞き、その答えを黒板に書いていかれました。

 一通りテキストに沿って話を進め、最終行の「こうしてあなたはこの世に生まれ、わが家の仲間入りをしたのです」を読まれました。しばらく間を取ってから、先生は続けました。

 「これは、この本に出てくる男の子が、生まれてくるまでのお話しです。では、皆さんの生まれた時は、どうだったのでしょうか? 自分が生まれるまでの話を、お父さんやお母さんから聞いたことがある人はいますか?」

 数人の子どもが手をあげました。それを確認した後で、先生は続けてこう言われました。

 「テキストの話は、自分の生まれた時とは違うので、あまりピンときませんよね。そこで、皆さんのご家族に事前にお願いして、皆さんが生まれた時の様子を手紙に書いてもらいました。今から皆さんに配りますので、名前を呼ばれた方は先生の所に取りに来てください」

 一瞬、教室内に「えー」という様な、声にならない驚きの空気が流れました。

 「全員に手紙が行き渡ったら、一斉に手紙を開けて、読んでください」

 「何が書いてあるのだろう?」という思いが先行し、開封がうまくいかず、苦心惨憺している子も何人かいました。

 賢ちゃんは、教室の後ろに立っていましたので、後ろの席の子どものお母さんの手紙がチラッと見えました。前半は分かりませんが最後に 「お母さんの子どもとして生まれて来てくれて、ありがとう」 と結んであったのです。それが、何人かの手紙に共通していたのです。

 賢ちゃん、グッと来ちゃいました。



 その後で先生はこう続けられました。

 「みなさん、家族からの手紙を読んで、どう感じましたか?」

 「・・・」(言葉にならない様子でした)

 「嬉しかったようですね。手紙をもらったら、返事を書くのが礼儀です。さー、今から紙を配りますので、しっかり返事を書いて、今の気持ちを伝えましょう!」

 またまた後ろの席の子どもの手紙がチラッと見えました。

「お母さん、ぼくを生んでくれてありがとう!」

 何人かの子どもがこの言葉を書いていました。


 賢ちゃん、旭先生の「児童を思う心・深い愛」に、完全に脱帽しました。クラスの全ての保護者に依頼状を書き、全員から返事をもらうまでは、この授業はできないのですから・・・

 旭先生の心の中には、「子どもたちが喜ぶイメージ」が完全に描けていて、わくわくしながらこの日が来るのを待っておられたことでしょう。

 素晴らしい授業を見せて頂けたことに、ただただ、感謝あるのみです。


 更に賢ちゃんを感動させることが、この後に起こるのですが、それは次回に譲ります。






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最終更新日  2012年03月10日 21時40分30秒 コメントを書く
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