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2009年05月30日
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カテゴリ: 2009年ドラマ
裁判員制度の開始を迎えるに素晴らしく適した
深く考えさせられるドラマだったと思う。


なぜ、一般人が評決を下さなくてはならないのか。

裁判員には、フリーターもいる。学生もいる。主婦もいる。

人の事などどうでも良い人間もいる。
自分の事で精一杯な人間もいる。
人生に疲れた人間もいる。

人の生き死にに対して決断なんて下せない人間もいる。



法律だって言われても、私達一般市民が
人の命を決めるなんて地獄です。



当たり前である。

投票による多数決。

1人の人間を裁く事は、そんなに手っ取り早くて良いのだろうか。


3人の主婦が殺された。

容疑者は同じ町内に住む28歳のフリーター。



過去の判例から考えれば、犯人は死刑が相応しい。

しかし、その背景に色々な物が見えてくる。


容疑者の一家は町ぐるみでのイジメに遭っていた。
殺された3人の主婦は、イジメの首謀者だった。


容疑者一家への徹底した無視。
容疑者の家の前に大量のゴミを捨てる。
いやらしい内容の雑誌や本を容疑者の家の前へ置き、
容疑者の物だと触れ回る。
犬の散歩をする時に容疑者の家の前でフンをさせる・・・・・


集団の悪。




イジメがあろうが、殺人は死刑と言い張る者。
過去に自分自身がイジメを行っていた者。

そして、イジメに遭った経験のある主人公・相羽。


もしも、自分が容疑者の立場だったら。

20年もの間、集団から執拗にイジメを続けられていたら。



それぞれが、自分の過去や自分の生き様を
事件に投影させて悩み判断する。


感情に左右される。
それが裁判員制度の闇の部分かも知れない。






自分の過去や生活に投影させて判断すれば良い。


と変わっていく。


判例に従って決めるだけならば、わざわざ一般から
裁判員を集める必要はない。


色々な人生を送ってきた人が自分の人生経験から
考え、判決を下す。

それが裁判員制度の意義なのだ、


と裁判官も気付いていく結末だ。


自分もイジメに遭い、会社を辞める事を余儀なくされ、
現在フリーターであるからこそ、容疑者の気持ちが
解ってしまう相羽の心の変化の描き方が秀逸だ。


淡々と裁判員制度と言う物の中で悩んでいく
人々を描く前半と、突然推理ドラマのように
なっていく後半で、全く違うドラマのようだったけど。。。


前半は前半なりに、後半は後半なりに
見応えがあったから、まぁいいか。。。と言う事にしよう。



僕は人生を失敗しました。
リセットボタンを押して人生をやり直したいです。


反省も後悔もしていません。

僕を死刑にして下さい。



そう言い切る容疑者・鹿野川の無表情さ・・・


人生を諦めた現代の若者を投影しているようで
見ていて痛々しかった。


塚本高史くんが容疑者・鹿野川の役を好演。


この後、生きていけるんだろうか・・・



判決を受けて、相羽に訴える鹿野川。


死んだってリセットなんかにはならないよ。
せっかく貰った命、強く生き続けて欲しい。





ほんっと・・・ありえないヒドイ出来なんですよね。。。
斗真はドラマに恵まれないのか・・・






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最終更新日  2009年05月31日 02時19分53秒
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