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2010年03月17日
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カテゴリ: 西国三十三所巡り

続いて、「西国三十三所」の「第十一番札所・醍醐寺」へ行きました。

「醍醐寺」といっても、実際は「下醍醐」と「上醍醐」に別れていて、別と思ったほうがいいかもしれません。
それぞれのゾーンは離れていて、入山料(伽藍拝観料)はそれぞれに600円必要です。
今は「下醍醐」の「三宝院」と「霊宝館」(公開は春期と秋期のみ)が公開されていて、それぞれに600円かかります。
共通券があって、わずかには割引になりますが(2つで1000円、3つで1500円)、「霊宝館」の中の「仏像棟」はさらに別に200円が必要です。
従って、「下醍醐」だけでもすべて見ようと思うと、1700円も払わなければなりません。



「西国三十三所」の霊場巡りと割り切れば、「上醍醐」だけの参拝にして、「女人堂」の隣の建物で600円払って入山し、「上醍醐」まで登ればいいと思います。
さらに(‘スタンプ・ラリー’ぐらいに)割り切れば、今は本来の「西国三十三所」の「第十一番札所」である「准胝堂」は火災で焼失したために、朱印は麓の「女人堂」で書いてもらえるので、時間的にも‘節約’できます。
これなら朱印代しかかかりません。

私は「三宝院」と「下醍醐」の境内(伽藍)はパスし、「霊宝館」と「仏像棟」、「上醍醐」の境内を回りました。(合計1400円)

1つ結論のようなことから書くと、私はこの3つで4時間弱かかりました。
「下醍醐」の境内に入っていたら、全部で5時間ぐらいかかると思います。
従って、「下醍醐」と「上醍醐」のすべてをのんびり回ろうと思うと、正午前には「総門」に着いていなければならないことになります。


そのまま先に進むと、「総門」に着きます。


醍醐寺_総門_2010_3_17




左手には「三宝院」が広がっていて、右手には通路があります。
その通路の角に道標が立っています。


醍醐寺_道標_2010_3_17


通路の手前には土産物屋や休憩所があります。
反対側には「霊宝館」があります。

上に書いたように、「三宝院」に600円、「霊宝館」も600円が必要です。
両方だと1000円です。
それも、敷地に入るだけで料金を払わなければいけません。
「霊宝館」の隣に「仏像棟」があり、別に200円必要です。

私はまず、「霊宝館」に行きました。
入って正面に「霊宝館」、右奥に「仏像棟」があり、その間にある大きいしだれ桜がちょうど満開を迎えていました。


醍醐寺_霊宝館_2010_3_17


「仏像棟」は広くはなく、寺の所蔵の仏像などを集めてある場所でした。

「霊宝館」は立派な建物で、ちょっとした博物館といった感じです。
内部の撮影はもちろん禁止で、中から窓越しに屋外の風景を撮るのも禁止されていました。
・・・何でも「金」、撮影は完全な屋外しか禁止、という法度だらけの寺でした。

「総門」からまっすぐ行ったところに「仁王門」がありました。


醍醐寺_仁王門_2010_3_17


「下醍醐」の伽藍を見て回る場合は、ここで600円を払います。
私は今回はパスしました。

有料ゾーンの右脇に道があって、そこを進んで行くと、「下醍醐」の出口に合流します。
出口専用なので、「上醍醐」から降りたあとで「下醍醐」を見ようと思っても、「仁王門」のほうまで戻らなければいけません。

鳥居があって、ここから先が「上醍醐」と考えたらいいようです。


醍醐寺_上醍醐入口_2010_3_17


「西国三十三所」の「第十一番札所」の「女人堂」はここをくぐったところにあります。


醍醐寺_女人堂_2010_3_17


内陣は見えていますが、今は開帳の時期ではないので、本尊のある厨子の扉は閉まっていました。
「納経札」を納めて、手を合わせました。

 ■第十一番札所 深雪山「醍醐寺(上醍醐)」

 本尊:准胝観音菩薩
 宗派:真言宗醍醐派
 開祖:理源大師聖宝
 創建:貞観16年(874年)
 御詠歌:逆縁も もらさで救う 願(がん)なれば 准胝堂は たのもしきかな

「女人堂」の隣に「納経所」があるので、朱印を書いてもらいました。


醍醐寺_女人堂_朱印_2010_3_17


「上醍醐」に進むにはここで「入山料」(600円)を払う必要があります。

登山の始まりです。(笑)
こんな感じの道で、完全に山登りという感じです。


醍醐寺_上醍醐登山道(1)_2010_3_17


「西国三十三所」以外の寺も含めて、いわゆる“難所”と言われるところにいくつか行きましたが、この程度の道は普通ではないでしょうか。
これが通勤・通学で毎日通らなければならないのなら嫌ですが、距離があるだけで大変な道だとは思いませんでした。
特に今回の道はずっとところどころに蛍光灯の外灯があったし、行き(登り)は地元の中学生と思われる体操服姿の男の子たち(陸上部?)が走って登って行きました。
また、上からは70歳近い男の人がトレッキングといった感じで、走って降りて来るのにすれ違いました。
慣れれば、‘走って’登れる程度ということですよね。
走って登るのは無理としても、これぐらいの道は息を切らさずに歩けるようになりたいと思いました。
(・・・妙に悔しかった、ということです。(笑))

「女人堂」の横からスタートして、10分すると、秀吉が花見をした櫓の跡に着きました。

そこから7分で、「不動滝」に着きます。
いちばん奥の上に「不動明王」の石像が立っていました。


醍醐寺_不動滝_2010_3_17


ここに道標が立っていて、「准胝堂1.1km・30分、三宝院1.7km・33分」と書いてありました。
「総門」をくぐってから、半分は過ぎたことになります。

その後もひたすら登山道を歩いて行きます。


醍醐寺_上醍醐登山道(2)_2010_3_17


さらに黙々と20分歩いて、寺務所「上醍醐」の社務所の前に着きました。
その左側の道を少し行くと、「醍醐水」が見えます。
この寺の名前の由来になっている水ですね。


醍醐寺_醍醐水_2010_3_17


その奥あたりが本来の「西国三十三所」の札所である「准胝堂」のあった区域のはずですが、2008年8月に落雷が原因と思われる火災で焼失し、今はその一帯が立ち入り禁止になっていました。。。
「清滝宮拝殿」も大規模な修復中で、ほとんど覆われていて、何も見えませんでした。

しかたがないので、先に進みました。

国宝の「薬師堂」がありました。


醍醐寺_薬師堂(1)_2010_3_17


「薬師堂」の下にほぼ正方形の区画があるのですが、これは「経蔵跡」だそうです。

「薬師堂」からさらに先を登って行くと、石段を登りきったところに「鐘楼」がありました。


醍醐寺_鐘楼_2010_3_17


そこから左側に進むと、「五大堂」がありました。
五大明王が祭られているお堂です。
ここの五大明王は、不動、金剛夜叉、降三世、軍荼利、大威徳の5尊でした。
真言宗だからですね。


醍醐寺_五大堂(1)_2010_3_17


不動明王を中心とした5体が、お堂の外からよく見えていました。


醍醐寺_五大堂(2)_2010_3_17


「鐘楼」まで戻り、今度は右側へ進んで行きました。

内部にあった仏像などはすべて「霊宝館」に移されているということですが、中を覗くと、開祖の理源大師と思われる座像が見えていました。


醍醐寺_薬師堂(1)_2010_3_17


重要文化財の「如意輪堂」が斜面にせり出すような恰好で建っていました。


醍醐寺_如意輪堂_2010_3_17


いちばん奥に「開山堂」がありました。
ここは上がることもできませんでした。


醍醐寺_開山堂_2010_3_17


「入山料」の600円は何のための料金か、よくわかりませんでした。
「准胝堂」一帯は立ち入り禁止で近づくこともできず、「薬師堂」は空っぽで、「如意輪堂」と「開山堂」は建物を見ることができるだけです。
かろうじて「五大堂」のみ中に入れて、五大明王像が見られますが、「入山料」は事実上、「准胝堂」再建のための寄付金のような感じでしょうか。

帰りは下りだけなので、楽に歩けました。

そんなに大変ではなかったと思いながらも、帰りの電車の中ではうとうとしてしまいました。(^-^;)





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最終更新日  2010年08月15日 22時19分48秒
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