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2024.07.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
かなりブランクが空いてしまいましたが、南牧村再訪のラストになります。
宿泊した月形園の様子や南牧村を周遊した記録です。


宿に戻り夕食前にひとっ風呂。浴室は広くはないが窓が大きく取られており浴槽も比較的大きくゆったり入れる。
じつは昼過ぎまで仕事で、勤務地から直で来たのでまあまあ慌ただしかった。
とりあえずホッと一息。

夕食は別の個室に用意された。宿泊客は私だけのようだ。
下仁田ポークの味噌焼き、鮎の甘露煮、鮮やかに色付けされたこんにゃく刺しなど。
蓋をしてある容器は五穀米の炊き込み。



女将さんに「お勧めの地酒はありますか?」と聞くと、甘楽町の地酒「聖徳」を出して頂いた。更には「こちらはサービスです」と、南牧村の地酒「黒瀧山」を一杯頂く。
此処より少し下仁田寄りに行くと、黒瀧不動寺と言う古寺がありその奥には黒滝山と言う山が聳えている。それにちなんだ地酒で、この大日向地区にある井部酒店と言う酒屋だけで売っているそうだ。
有難く頂く。 美味い!




「うど」と「タラの芽」の天ぷら。抹茶塩で頂く。
こんなの美味いに決まってるww



そして、夕食の〆は自家製の名物「おっきり込みうどん」
地元産の野菜がたっぷり。
山梨でよく頂く「ほうとう」とはまた違った味わいで、美味しかった。
ごちそうさまでした!



部屋に戻り、来る途中道の駅で買った「IWAO」で一杯やりながら、今日一日を振り返る。
が、程よい疲れと心地よい酔いもあって、窓からの星空を見た後「バタンキュー」であったww


翌朝は空を見ると快晴。
二日ほど前までは天気予報では雨だったので、ある程度覚悟はしていたのだが、いい意味で予報に裏切られた格好ww
部屋の窓からは南牧川を挟んで、立派な建物が見える。

4月からは、近くにある南牧小学校と併合されて「なんもく学園」となり、此処より下仁田寄りの場所に移転したとのこと。
こう言う事一つひとつに、この村の現状が反映されているのであろう。。



そして、チェックアウトの時間に。
宿は基本的に女将さんが一人で切り盛りしているそうだ。
しかし繁忙シーズンは大変では?との問いには

と明るく答えられた。
「まあ、無理せずこのままこのかたちで続けられれば」
とのこと。
しかし、この素晴らしい食事の内容と居心地の良さで、一泊二食付きで7,500円也
是非このまま続けて頂きたい! また必ずお邪魔します!
南牧村民宿 せせらぎの宿 月形園


月形園を出て暫く行くと、大日向地区と隣の地区の間に山深い渓谷があり「蝉の渓谷」と言う南牧村屈指の景勝地になっている。
駐車場や四阿があり、遊歩道もある。
歩いてみようとも思ったが、全く人の気配がないのと、最近何かと熊出没の話題が多いので、やめておいたwww



やがて、信州臼田に通ずる県道93号から右折し県道201号に入る。
この道から星尾地区に入り、この地区にもかつて「星尾温泉」と言う♨マークがあった。
なお、この道はこの先は行き止まりとなる。
星尾地区に入って、うん、あまりにも見事な、南牧村独特の「石垣の風景」
写真を撮らずにはいられないwww



この少し先には、かつての星尾温泉を復興させた、日帰り温泉「木の葉石の湯」があるが、この日は残念ながらお休みであった。一度行ってみたい。

県道の終点近くに聳える「立岩」
見るからに猛々しい岩峰で、しばし眺め入ってしまった。



やがて、県道の終点。
この先には「線ヶ滝」と言う地元では名瀑と謳われる滝があり、遊歩道も整備されているが、やはり熊がコワい?のでやめておいたwww

折り返して、元の県道93号に戻る。
いよいよ南牧村も西の端の方になって来る。
そして、勧能地区に到着。かつて此処に勧能温泉があった。
以前、地元の方に温泉の廃業を知らされ、宿を訪ねたのはこの辺か?



養蚕業で栄えていた頃は温泉も賑やかだった、と言う話を思い出す。
暫く地区内を歩いてみる。






二人のお爺さんが煙草をくゆらせて座り話をしておられたので、軽く挨拶を交わした。
人を見たのはこれっきりであった。
これ以上何も言うことはない…(何も言うことが見つからない)
そして、これで今回の旅の意義もほぼ終了した気がした。


勧能地区から先は、もう長野県との県境が近く、長野県に入ってから標高1,120mの田口峠を越えて、佐久臼田に出る。
さあ、これからどうしよう?
せっかくだから、前回と同様に田口峠を越えて臼田に出るかナ。


しかし、、久し振りに走るこの道は…険しい…筋金入りの「険道」である。
改めて地図を見ると「森に隠された無数のカーブ」と記されている。
狭路・急坂・ヘアピンがこれでもかと続く。
「いやいや、この道これ程キツかったっけ?」
心の中で苦笑いしながら呟いてしまったwww

やがて、やっと標高1,120m「田口峠」に到着。
振り返ると今まで通って来た南牧村周辺の山々が見える。



最後の〆で、楽しくもハードなツーリングコースとなった。
これもいい思い出になったかな?ww
そしてその後は、臼田に出た後、前回と同様に下仁田経由で帰路についた。



以上、3回に渡った南牧村再訪編を終了致します。
なにせ、30年以上を経た再訪だったので、感慨深かったのは言うまでもありません。
ただ、残りの人生で機会があれば、またあの風景に会いに行きたい!と思います。





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Last updated  2024.07.28 21:03:36
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