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しばらくアップしていないなーと思ったら、一か月半も空いていました。9月は「ジャージー・ボーイズ」を3回観ましたよ~東さん目当てなので全部ブラックで10月は公私ともにいつにないくらい忙しくて観劇はなし。まあ宝塚友の会でチケットが全然取れないのもあるのだけれど・・・新システムになって半年は良かったけれど、その後はほとんど当たりませんわということで、9月前半の花組悪魔城以来の宝塚、月組ガイズ。これも友会、夢組は全滅でございました。唯一微笑んでくれたのは、楽天貸切ありがたいことです~これまで一度も楽天貸切は当たったことがなく、今回もあまり期待していなかったのですが駆け込みふるさと納税が効いたのかな大劇場でみちるアデを観たので、東京はあみアデからのみちるアデを狙っていたのですが、一度しか観られないのであればみちるちゃんで良かったですお買い物パンダ、思った以上の可愛さでございました。客席は通常回よりも男性が多くご夫婦で観劇されている方が多い様子でした。大劇場では前方席とはいえ上手端っこの端っこだったのでどうしても舞台中央の見難さとダンスナンバーの迫力不足が否めませんでした。今回は1階センターなので迫力が全然違いましたオペラ越しに勘違いロックオンも連発大劇場ではやや不安定で心配だ…(偉そうにスミマセン)と思ったところもあったけれど、大千秋楽まで残り一週間上級生はもちろん、下級生まで安定した充実っぷりでした。みちるちゃんの魅力があふれた可愛らしくて力強いアデレイド。大劇場でもしっかり仕上げてきて、さすが最後の舞台に臨むってこういうことかと思ったのですが、更に緩急がついてパワーアップされて素晴らしかった。間の取り方が本当に上手い。そうそう、トップ娘役以外でカフェブレイクに娘役さんが一人で出演ってありましたっけ?うわ~みちるちゃんなんて凄い待遇男役が演じることが多いアデレイドを演じるにあたっての彼女の思いと役作り最後の役への思いを聞くことが出来て嬉しかったです。そんな彼女の思いがしっかりと伝わってくるアデレイドに大拍手。母娘ともに目が離せなかったのは、ぱるくん(礼華はる)ですよ~以前からぱるくんには注目しておりますが、「座れ、船が揺れる」すごかった。背が高い人が増えた月組、その中でもやはりあの体格は目を引くうえに椅子の上に載ってのパフォーマンスは他のどこにも目がいかない。伸びのある歌声も良いし、彼女は観るたびに成長が目に見えるタイプですね。あの学年でまだこんなに伸びしろ感じるのは楽しみでしかありません。娘は、後半はぱるくんしか見てなかったよ。だそうです。そしてめいめいちゃん(涼宮蘭奈)はい、私のお気に入りの下級生。正直にいうと常にギャンブラーに入っていてほしいと思っておりますが縦横に華奢なので、プロローグではキャスケットを被って笑顔満開で可愛らしい。そこからのギャンブラーでギャップを楽しむ。上手にいることが多いため、花道を除き大劇場では顔が見難かったのですが今回はあ~ここにいる!あ、オペラ越しに目が!とひそかにときめいておりました。退団者の皆さん、組替えを控えたるりあちゃんそして月組の皆さん、身体に気をつけてラストスパート最高の大千秋楽を迎えられますように
2025.11.11
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そして、バトンは渡された (文春文庫) [ 瀬尾 まいこ ]<内容紹介より>幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。血の繋がらない親の間をリレーされながらも出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つときー。大絶賛の本屋大賞受賞作。大分前から読もうと思っていた一冊です。ただですねぇ…映画の共演をきっかけにメインキャストのスキャンダルなんだか今更読むのがちょっと恥ずかしい気もしてくる。でもその前から読もうと思って図書館の予約リストに入れていたのですよ。複雑な家庭に育った主人公。大人に振り回されて苗字が度々変わり、いくら愛情を注がれたと言っても本当は不満を抱えているのでは。自分が旅立つ、親と同じように家庭を持つ段階になって育ててくれた親のありがたみをようやく感じる。なんて感じかなと思ったら、子どもながらに周りの大人に感謝し自分の置かれた状況を俯瞰的見ている。自分の選択は間違っていたと思っても投げやりになることもなく真っすぐに育っていく。大人たちは血のつながらない娘を通して「自分じゃない誰かのために毎日を費やす」ことの意味を知り感謝する。そんな素晴らしい人間って本当にいる???自分の子どものためにだって、自分の時間を割くことが苦しいこともあるのに。と突っ込みつつも、温かい思いに満たされる。若い人にも子育て世代にも、シニアにも受け入れられる一冊だと思います。でもーーーやっぱりスキャンダル芸能人の顔がチラチラしてしまうのですよ。あー森宮さんと雰囲気違うような気がしますけど?とか。もっと早く読んでおくのだった
2025.09.28
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風待ちのひと (ポプラ文庫) [ 伊吹有喜 ]<内容紹介より>NHKドラマ化・10万部突破などで話題の『四十九日のレシピ』著者のデビュー作!“心の風邪”で休職中の男と、家族を失った傷を抱える女。海辺の町で偶然出会った同い年のふたりは、39歳の夏を共に過ごすことに。人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、著者デビュー作。『四十九日のレシピ』にも通じるあたたかな読後感に心が抱まれる物語。美鷲という土地が舞台、三重県尾鷲市がモデルだそうです。映像にしたら美しい風景が見えるのだろうな。「心の風邪」をひかなかったら出会うこともないであろう人々。クラシック音楽、オペラが出てきたときにはなんだか唐突、この作品に合うの?と違和感もあったのですが、この作品になくてはならないツールでした。しっくりくるかと言えば、正直私には全体的にそこまででは…まどろっこしい、もっとしっかりせい!と発破をかけたくなるところが多々。まあそれが大人のラブストーリーというところか。最後はすれ違ったまま終わるのかとおもいきや、ハッピーエンドでそこは良かったです。ただ、あっちもこっちもこんなに都合よくいくのかなーとも…
2025.09.19
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無貌の神【電子書籍】[ 恒川 光太郎 ]<内容紹介より>万物を癒す神にまつわる表題作ほか、流罪人に青天狗の仮面を届けた男が耳にした後日談、死神に魅入られた少女による七十七人殺しの顛末など。デビュー作『夜市』を彷彿とさせる傑作ブラックファンタジー!久しぶりに読んだ恒川ワールド。同著書の「秋の牢獄」や「神家没落」(秋の牢獄に収録)のようなループするような、抜け出したいのに抜け出せない怖さ。異世界、異空間の不思議な空気感のする作品です。ハッピーエンド好きなのに、何故か恒川作品には魅力を感じます。
2025.09.15
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花組さんを観てきました。タイトルが発表された時、このゲームを全く知らない私ドラキュラのひとこちゃん(トップスター永久輝せあ)観たい~男役三白眼が様になるひとこちゃんに人外がぴったりではないですか。ポスターも素敵一方で、VISAガールのひとこちゃんにエリザベートが来るだろうと思ったらほぼ同じビジュアルだからがっかり、という声があるのもわかります。ひとこちゃんの任期中にありますかね?お芝居のストーリーは特別面白いとは思わず。映像を使うのも好きだけれど、今回のはちょっと好みではなかった。が、しかし気が付けば夢中になって観ていました。だって…だって、だってなかなかに凄いコスプレ、花組コスチュームものにピッタリ中でもひとこちゃんとまゆぽんの完成度には感嘆しました。そして、誰だかわからないぶっ飛びものメイクの副組長とか。アルカードのひとこちゃん。なんて綺麗ほぼ無表情で三白眼力が半端なく、それが人外のクールさにぴったり。加えて金髪ロン毛が似合い、このロン毛が風になびく様はかつらとは思えない自然さ。重たさを感じないのですよね、こういう鬘大好きです。そして殺陣さすが雪組育ち、お見事です。ヴラド伯爵のまゆぽん。原作のビジュアル知りませんけれど、それでもこれが正解だとわかります。めちゃくちゃ威圧感があり人外さもあり。そしてビジュアルだけでなく迫力の芝居。専科になって組子だった時よりも忙しいのではという引っ張りだこ状態。それも納得です、老若男女、人外、何でもござれ。今のところ雪組には未出演だけれど、同期トップ在団中に出演しそうですよね。私はこの二人のビジュアルだけで十分満足しちゃいましたでも、他にも忘れてはならない驚きのお方が。黒いマントの死神?のような方はどなた?スカステもあまりチェックしていなくて、大劇場配信も未視聴なものだからしばらくわかりませんでしたよ。あれーー?ゆりちゃん(副組長 紫門ゆりや)どこーー?いないよ、いないなあ、と思っていたところあれれ?、もしかしてこの声はゆりちゃん二度見三度見してゆりちゃんだわとなりました。ロイヤルゆりちゃんがどんどん新しいゆりちゃんになっていきますね~美咲ちゃん(トップ娘役:星空美咲)は相変わらずの可愛らしさと綺麗な声。ただ役柄がエンジェリック・ライの時とちょっと似ていたような。思い切りのよい性格で衣装も丈が短いスカートだし。次は違うタイプが良いけれど、別箱はチケット難しいので「蒼月抄」を楽しみにしたいと思います。リヒター役の聖乃ほのかさん。王子様のようなお綺麗なビジュアルのせいも大きいと思いますが、彼女は悪役よりも今回のような役の方が良いなあと思いました。今回はしっくりときました。前回の本公演から少し絞れているようにも見えました。他に触れておきたい方を何人か。朝葉ことのさんヒロイン経験者ですが、これまであまり注目していませんでした。スカステでヒロインの春琴役を見た時は全くピンとこなかったのですが今回は素敵な娘役さんだったのだなと。お芝居が自然で表情も妻、母としての温かさを感じました。侑輝大弥さん今回は女役でサキュバス。今は男役でも可愛らしい顔立ちの方が多いように思いますが彼女は面長でシュッとした輪郭、大き目だけれど切れ長な目もシャープな印象。そんな彼女の女役は思った以上に目を引きました。嬌声を含んだ高笑いも、ああサキュバスって納得彩葉ゆめさん驚きました、とっても驚きました。研2で新公ヒロインやりながら、本公演で1曲もらっているとは。しかも堂々として上手い。だからこそ上げるのも納得なのですが、それにしても凄いですね。ショーはお馴染みのロマンチック・レビュー実はあまり好きではない部類。ところどころ睡魔が襲ってくることがあるのですよ…でも今回はそんなこともなく1時間があっという間でした。うーん、何が違うのかな。私自身の体調のせいとか?いやいや結構睡眠不足だったよ。ひとこちゃん、今の花組生にこういう作品が合うということなのでしょうね。2階前方列のほぼドセンターだったのですが、バッドパワーの威力たるや来た来た来た来たーーーーっ観ているこちらも身体の中から湧き上がる何かを感じてショーはこれを観られるだけでもう良いわ~とバクバクの大興奮となりました。バッドパワーは好きな場面ではありますが、ここまで興奮したのは初めてではないかと。本当に、胃の辺りがバクバクでした。あーもう一回生で観たい
2025.09.14
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くらのかみ (講談社文庫) [ 小野 不由美 ]<内容紹介より>行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、後継者選びのため親族一同が集められた。この家では子どもは生まれても育たないという。夕食時、後継ぎの資格をもつ者のお膳に毒が入れられる。夜中に響く読経、子らを沼に誘う人魂。相次ぐ怪異は祟りか因縁かそれともー。小野不由美の隠れた名作。小野不由美さんと言ったら、ホラーか「十二国記」のイメージです。「屍鬼」は気になっていのだけれど、あらすじと深夜のアニメをちょっと見て怖いよね、やめた方が良いよね、怖いよね、そうだよね・・・のループで結局読まずじまいになったのだったっけ。滅茶苦茶怖いイメージ(深夜にアニメ放送していたな、途中で断念したけど)。ホラーでもいろいろあって、好きな作家さんもいます。でもこの著者のはマジで心底怖そうなんだもの。それなのに手にしたのは、私が読んだのはこの表紙のものだったから。【中古】くらのかみ / 小野不由美佐藤さとるさんの作品をはじめとする絵本や児童書の表紙や挿絵でお馴染み。村上勉さんの絵が表紙。それで、あら?と思って手にしました。中を見ると少年少女たちがメインキャスト。後ろの広告部分には、かつて子どもだったあなたと少年少女のための”ミステリーランド”こども向けのシリーズってことね。それならそんなにおどろおどろしくないはずと思って読むことにしました。でも、どこにあるのかはっきり書かれていないかなり田舎の古い大きな本家。祠やたたり、蔵座敷があったりと、こどもの頃に読んだらやはり怖くて断念したかも。この歳になり耐性もでき、いや、単純に鈍くなって怖さも薄れたのか。少年探偵団が活躍する、複雑な心理と座敷童が絡むことで更に謎が絡まり一緒に謎解きをする推理小説として楽しく読みました。
2025.09.07
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忘れものは絵本の中に (実業之日本社文庫) [ 有間 カオル ]<内容紹介より>繁華街の片隅に、「絵本Bar クレヨン」はある。亡くなった祖父が託したという本を求め、青柳由良は店へ通うことに。バーの客は過去に大切なものを置き忘れた大人ばかり。飼い猫との思い出に浸る男、実母と確執のあるOL、息子に過干渉な母親、妻の介護に追われた夫…名作絵本を手に、彼らは心の迷宮に足を踏み入れる。落涙必至、珠玉の物語!多分、相当好みが割れるのではないかと思います。タイトルと表紙からはふんわり心温まるファンタジーを予想していました。先の内容紹介よりも出版社からの内容紹介だと、より強くそう感じます。が、各話の発するパワーがあまりにも違いすぎて、かなりヘビーな話もありました。一話目は予想通りファンタジー要素が強い。しかし続く第二話がキツイ。一番読むのが辛かった。かなり毒を含んだ登場人物たちが出てきて、途中で胃がむかむかしてきて、これが続くのなら読むのを断念しようかと思いました。いわゆる毒親と毒妹です。本人は悪気のない良かれと思って行動している毒親。それに対して言い返せない長女。最終的に長女は自分の思う道を進みますが、本当にイライラむかむかして気持ち悪くなりました。ここでちょっと告白しますと、私も娘からは「ママも結構な毒親なんだからさー」と言われます。ええ、そうなのだと思います。娘からは過保護と言われますが、年頃の娘を持てば当然でしょうという範囲の心配性です。と言うところがもう毒親なのかもしれませんが当事者同士でへらへら笑いながらそんな話をする程度の毒です。まあそんな心配性の私を娘たちは上手く使っているくらいですし、娘は好き勝手やっています。そんな私が読んでも本当に腹立たしく再読は絶対しない。第三話もなかなかの毒親が出てきて、またか・・・と思いました。まあこちらも徐々に息子離れが出来て生きがいを見つけるのですが、途中まで読むのが辛かった。どの話も辛い状況から立ち直り前向きになる再生の物語で、四話、エピローグと切ないけれど温かく締めくくられる。それでも全体的な印象は毒キャラに染められてしまったようで思い出すとまだ胃の辺りが重くなります。
2025.09.01
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時間が経ってしまいましたが、雪バウと合わせて大劇場でみちるアデレイド回を観てきました。何度も再演され、面白い面白くないと意見は分かれるようですが私は好き。アデレイドがみちるちゃん(彩みちる)とあみちゃん(彩海せら)の役替わり。発表があった時点で、みちるちゃんの集大成、退団なんだなと思われた方も多かったでしょう。となれば、なんとしてもまずはみちるアデレイド回を確保しなくては。円盤はあみちゃんになるのはわかっていましたから東京での確保は厳しいかもと、大劇場遠征を早々に決めチケット確保に努めました。今回は演出や歌が新しくなったことで以前からのファンにはイマイチなよう。確かにねーーーアデレイドの「とびきり愛してる」も、あぁそうなのか・・・くびったけよ~がないとストレートに入ってこないかも。生の舞台で観ている星組版とついつい比べてしまいます。比べる気はないのだけれど、知らず知らず比べてしまう。ハバナのシーンも以前の方が好き。がっつりの歌が無くなってる。ハバナの女は歌がしっかりあるから白河りりちゃんにピッタリだと思ったのにな。(りりちゃん、東京は復帰してね、待ってるわ)下水道のクラップゲームのダンスシーンも何となく迫力不足。あ、このシーンに関しては座席の問題が大きかったとは思います前方の一番端っこだったので、正面から観る印象とは大分違うと思います。あーーーっセンターブロックで観たかったなーーーそうしたら今頃、めっちゃカッコ良かった~迫力満点!とか言ってると思うわスカイのちなつさん(鳳月杏)は、誰もが納得のスーツ姿。誰よりも長い脚、任期中にバッチリスーツ物があって良かったそしてとても落ち着いた大人の男スカイでした。ギャンブラー感は星版のみっちゃん(北翔海莉)の方が強い気もするけれどよりダンディーなギャンブラーという感じがしてちなつさんらしいスカイだと思いました。サラの珠李ちゃん(天紫珠李)は、生真面目な救世軍軍曹で彼女の真面目な印象が活かせる役だと思いました。イザヤ書のところとか良かったですわ。酔っぱらいサラはいろいろな人からのアドバイスもあったそうで(最高の酔っぱらいヤスくん(佳城葵)からも)可愛いと評判になっていますね。確かに可愛かったわ。でも…私、風ちゃん(妃海風)のこのシーンが滅茶苦茶好きすぎなのでちょっと物足りないかも。まだ大劇場公演の半ばだったから、東京公演の頃にはもっとこなれてもっともっと可愛くなるかなと、酔っぱらい珠李サラに期待していますネイサンのおだちん(風間柚乃)本来はネイサンも良い人なのよねラストでギャンブラーから足を洗うのもわかるわ、という感がありました。紅さんのネイサンがお顔芸も含めてぶっ飛んでいたので、大人しめには感じましたがアデレイドと婚約して14年と言うところを考えると、納得のいくネイサンであり他の人とのバランスも良かったです。お芝居は匙加減も大切です。アデレイドみちるちゃん想像していた通りの、可愛らしくも年増感もちょいちょい見せる素晴らしいアデレイドでした。配役発表があった時に、歌を心配する声もありました。いやいや、雪組の時のみちるちゃんとは違うのよエゼキエルの歌を聴いた人ならわかるはず。絶対素敵なアデレイドになると信じていました。観ることが出来て幸せよ~ありがとう、みちるちゃん。ナイスリーのぱるくん(礼華はる)あみアデレイド、ぱるナイスリーの配役が出たところで逆転だーーーとほざく(失礼)声が多々ありましたが、演出違うんだよ、東宝版観た?ナイスリーの役割大きいんだよこんな感じかも、それ以上かもしれないのにと突っ込んでいた私です。思ったとおりこれまでのナイスリーと比べ出番がかなり増え目立つしやはり長身のスーツは良いですわ~さて、観劇した時点で東京のチケットは確保できておりませんでした。友の会が新システムになって、東京本公演が第3抽選まで外れたのは初めてですわ東京公演期間はスケジュールが合わず、いつもより貸切にはあまり申し込めず。本当に遠征しておいて良かったです。一般販売だと取れる気全くしないので、東京は諦めていたのですが当たると思っていなかった(だってこれまで一度も当たったことがないから)楽天貸切(日曜日って嬉しいです)に当選しました~こちらもみちるアデレイド回です。ありがとう楽天フルールの公演デザート「クラップゲーム」
2025.08.30
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デトロイト美術館の奇跡 (新潮文庫) [ 原田 マハ ]<内容紹介より>ピカソやゴッホ、マティスにモネ、そしてセザンヌ。市美術館の珠玉のコレクションに、売却の危機が訪れた。市の財政破綻のためだった。守るべきは市民の生活か、それとも市民の誇りか。全米で論争が過熱する中、一人の老人の情熱と一歩が大きなうねりを生み、世界の色を変えてゆく─。大切な友人や恋人、家族を想うように、アートを愛するすべての人へ贈る、実話を基に描かれた感動の物語。この夏は何度か美術館に赴くことがあったせいか、また原田マハ美術小説です。実話に基づいた話だということで、著者の他の作品とは違った興味がわきました。デトロイト美術館(DIA)の支援者で死後に所蔵していた多くの美術品を寄贈したロバート・タナヒル。デトロイト市の管理下で運営していたが、2013年に市の財政破綻により所蔵品の売却を検討。しかしデトロイト市民の強い要望によりそれを回避。以降は独立行政法人となり現在も存続している、というところが実話だそうです。表紙になっている同館所蔵品の「マダム・セザンヌ」を中心に、デトロイト市民の同館への思いが描かれています。印象的なのは第一章のアフリカン・アメリカンの夫婦の妻の言葉。「アートはあたしの友だち」「だからDIAは友達の家」。そう、友達の家に行く感覚で美術館に行くとても素敵な言葉だと思います。私にとって美術館、博物館は、劇場のように気楽に赴く場ではありません。よし、美術館に行くぞと、それなりに意気込んでいく場所です。展示されているアートを知って理解を深めよう。とか思っているからなのでしょうね。友達を受け入れる、友達の良い所が好きだから会いに行く。そういう感覚で訪れることが出来たら、同じ作品でも今とは全く違うように見えるのだろうと思います。
2025.08.28
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異邦人 (PHP文芸文庫) [ 原田 マハ ]<内容紹介より>「美」は魔物ー。たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが…。彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。いつだったかWOWOWのドラマで観ました。一気見をした記憶ですが、連続ドラマだったようなので勘違いかな?絵画を題材にし、綺麗で静か、何かが潜んでいるヒタヒタと忍び寄るような怖さを感じながら観ました。観た後に原作は原田マハさんと知りました。彼女の絵画小説はいくつか読みましたが、私が読んだいずれとも印象が異なり逆にそれがとても印象に残った感じです。そのうちに読もうと思いつつ、なんとなく後回しになっていました。読んでいる間、ずっとドラマの情景が頭に浮かんでいました。それくらい映像が印象的だったということかと思います。3.11後の東京と京都を舞台にして、2012年から連載されたそう。著者の作品には3.11や9.11を絡めた作品がいくつもあります。忘れていたけれど、確かにあの頃の東京はこんな感じだったかな。タイトルの「異邦人(いりびと)」は、ドラマよりも小説の方がより強く感じました。いりびと、よそ者を受け入れない。でも顔のきく人に受け入れられたら、あらゆるところで扉が簡単に開く。「ぶぶ漬けでもどうどすか?」その言葉の真意を小学校の時だったかな、学校で習ったことを思い出します。表面はにっこりして受け入れているようだけれど本音は違う。それも根っこは同じことなのかな。絡み合った男女の仲、才能ある者への嫉妬、アートへの飽くなき情熱故にどこまでも静かに熱く我を通す。青い炎のような一冊でした。連続ドラマW いりびとー異邦人ー DVD-BOX [ 高畑充希 ]
2025.08.26
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一昨日、新横浜アリーナに行ってきました。え?ディズニー好きでしたっけ?えっと・・・ごく普通です。ええ、ええ、お察しのとおり。スペシャルオープニングアクトにれいこちゃん(元宝塚月組トップスター月城かなと)が出るからですわ。実写版白雪姫の女王吹き替えをしたご縁ですね。発表になったとたん一斉に動き出したれいこちゃんファンの一人です席は遠かったけれど、動画・写真撮影OKということでスマホ片手にオペラ掲げる妙な奴の一人になりました。同じような人が回りにも何人もいました。両隣の人もお顔は存じない方でしたがれいこちゃんファン。離れた席に座っていた友人の周りも同じような感じだったそうです。女王の「美しさがすべて」を生で聴けただけで幸せです。歌う前のトークで声が荒れていたのが心配だったのですが歌いだしたらパワフルでれいこちゃんパワー全開。1曲だけかと思ったら、場所を変えてもう1曲。れいこちゃんが一番好きというポカホンタスから「カラー・オブ・ザ・ウィンド」も。こちらは情感たっぷりで、やはり生で聴くれいこちゃんは最高だ~さて、ディズニー・オン・アイス、20年振りくらいでございます。子どもが小さい時に行って以来。ディズニー映画も、子どもが小さいうちに何度か言った程度。どんどん新しいキャラクターが出てきて知らないキャラクターがいっぱい。観てもわからないし楽しめるかな・・・と思っておりましたが、演出が華やかなこともあり誰だかわからなくても楽しかった私が気に入ったのは、名前が分からなかったーーーロングの黒髪で、パンツをはいている女性キャラ。ものすごく力強くて、いわゆるディズニープリンセスとは一線を画するキャラ。後で調べてみたら「ラーヤと龍の王国」のラーヤのようです。そしてもう一組、アラジンとジャスミン。この二人が次々繰り出すリフトが素晴らしくて。他のカップルのリフトとは違っていました。普段よく観るミュージカルと比べて上演時間がとても短くて、休憩入れても一幕とちょっとの時間なので、あっという間に終わってしまいました。小さいお子ちゃまが多い(後ろの方で赤ちゃんの泣き声もしていました)ですものね。そうそう、客席やロビーにプリンセスの衣装を着てヘアメイクも凝った誇らしげなリトルプリンセスたちが何人もいて、可愛かったです我が子を連れて行った時は、そんなこと思いつきもせず会場はきっと寒いよね、風邪ひいたら大変だよね。と厚着させて行った記憶がよみがえりました・・・上演中の動画撮影OK、SNS等にアップもOKとは懐が深いですね~この分身大量ジーニーには会場からどよめきと笑いがこの上から下がる星の照明に、月組舞浜公演「Rain on Neptune」が思い起こされましたラーヤと龍の王国 MovieNEX [ ケリー・マリー・トラン ]
2025.08.24
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華世京のバウ初主演公演「ステップ・バイ・ミー」初日を観てきました。バウは滅多に申し込まないのですが、月組ガイズに合わせて行けたらと友の会にチャレンジしたら、見事にお友達になってくれましたのかせきょーこと華世京、雪組期待の106期首席、初詣ポスターモデル。早くから別箱で抜擢され、研3で一本物で新公主演。初舞台が月組の「ピガール狂騒曲」でロケットのセンターで目立ちまくりフィナーレの階段飾りでもスタイルの良さで目立ちまくり。雪組をコアに観ていなくても、絶対上げたい生徒なんだよねというのがわかります。そんな彼女の初主演、しかも初日。期待しちゃいますよ。ストーリーはとてもわかりやすい。あちこちに伏線があって、しかもこれが伏線ですよ~!ああ、きっとこうなるのねと直ぐにわかる。エイミーの正体や怪我したベンのその後とか。一幕で二幕の流れが見えました。が、後ろに座っていたおば様たちは、わからなかったようで・・・ヒロインの星沢ありさちゃんが演じる瓜二つの女性二人。10年前に亡くなっているリリーとエイミーは実は同じ人だと思ったようで、結局、恋人は死んでいなかった、生きていたってことなの?そうみたいね~!なんて会話を幕間にされていまして。何故にそうなる?違うでしょーって心の中で突っ込んでおりましたわ。ユージーン:華世京彼女はとてもスリムで路線としては決して大きくない身長かと思います。でもとても小顔で等身バランスがとても良くて、スタイルの良さが目を引きます。技術的にも大きな穴がなくて、舞台に立つ姿はとても華やか。劇団が推したくなるのもわかります。丁寧に芝居をしていて、他のキャストとの息も合っている。すわっち(諏訪さき)とのデュエットも良く合っていました。やや歌の低音部分で緊張してる?と感じるところもありましたが、初主演の初日ですものね。そりゃあ緊張して当然。むしろ初日でこの出来とは凄いよねと思いました。リリー/エイミー:星沢ありさ雪組をよく見る友人が、ありさちゃん可愛いと言っていましたが本当に可愛いですね~綺麗で可愛いというのでしょうか、面長で一見大人っぽくも思うのですが可愛いの。そして声が良いです。最初のナンバーでもしかして歌があまりお得意ではないのか?と思ったのですが最初のうちだけでした。綺麗な声で聴きやすくて。表情はなんだろう、ふとした瞬間に潤花ちゃんを思い起こさせる。この二人似てないと思うのだけれど、何故なのかしら。追記:スカステで初日映像を見て、ふとした瞬間どころか笑顔が潤花ちゃん似だと思いました。太陽のような笑顔の潤花ちゃんとは違うのだけれど、より柔らかな感じにした潤花ちゃんの笑顔みたい。ベン/諏訪さき彼女が何でも出来るのは知っていましたが、こんなに上手かった?今回の役、今までで一番好きかも。眼鏡似合わないと皆から言われると言っていたけれど、似合ってたよ。先に書いたユージーンかせきょーとのデュエットですが、これはすわっちがしっかり合わせに行っている感じがしました。フレッド:眞ノ宮るいユージーンの兄。最初に登場したときはびっくりしました。え?不良?え・・・その髪型は?プログラムではビシッとした髪型でスーツ着てるよていうか、その学年で不良役って何?と頭ぐるぐるでも上手いのよね、ナンバーもあってそれが上手いのですよ。学年を経てどんどん歌が安定しています2幕では無事にビシっとスーツのカッコイイまのみーでしたジェシカ/華純沙那チアリーダー役で満面の笑顔で登場。ヒロイン経験もあり彼女も芝居がメリハリがあって上手い。自信に溢れたチアリーダー役も良く似合っていました。が、ひとつだけ気になることが。きっとゴージャスなブロンド美女設定なのでしょうボリュームのあるロングヘアなのですが、小柄な彼女にはちょっと重たい。もう少しボリューム減らすか5cm長さをカットするとか。あるいはツヤツヤさらさらのストレートでは駄目だったのかな。他、さすがの安定感の上級生はもちろんのこと下級生も皆芝居が上手くて、安心して観ていられました。御曹司かせきょーの初主演舞台、周りもしっかり固めてきた感じかな。ところで・・・えーちゃん(男役以上に男前だった元雪組娘役 花瑛ちほ)が居たのですけれどリッキー(紀城ゆりや)にドラッグ売る不良役。えーちゃんにそっくりではないですか?そう一度思ってしまったら、もうえーちゃんにしか見えなくなってしまってプログラムで確認したところ、水月胡蝶さんかな。違うかな。次に雪組観劇する時に、再度確認してみたいと思います。フェリエでヴィオレランチ~TSUKI~を食べました
2025.08.21
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月収 (単行本) [ 原田ひ香 ]<内容紹介より>大ベストセラー『三千円の使いかた』と一緒に読んでほしい新作!それぞれの月収に見合う生活を送る6人。欲しいもの、不要なもの、そして、お金では買えないものーー。【月収4万円の66歳】……年金暮らしで貯金を切り崩す毎日に、ある収入源が!?【月収8万円の31歳】……専業作家を目指し、不動産投資を始める。【月10万円投資の29歳】……普通の会社員が、親の介護を見越して新NISAを利用。【月収100万円の26歳】……パパ活専業で、20代のうち1億円を稼ぐのが夢!【月収300万円の52歳】……夫の遺産と株式投資で、働かずとも暮らせてはいるが……。【月収17万円の22歳】……元介護士。生前整理の会社を立ち上げるーー?「三千円の使いかた」に続いて、これまた面白く読みました。興味をもって読んだのは「月収8万円の31歳」と「月10万円投資の29歳」。もちろん自身の月収や年齢とはまるで違うのだけれど、そう遠くない年金生活。いつまでも仕事したくないんだよなーーーというタイプなので、不労収入があったらな~と漠然と思います。「月収8万」は、実際にはなかなか丁度良い物件はないだろうし、難しいと思うけれどこういう方法もあるのよね。「月10万円を作る」、NISAやiDeCoはやっているけれど老後2,000万円問題が騒がれた頃に始めたので年齢的に長くは出来ないし。まあやっていないよりはマシだけれど・・・「月収17万円の22歳」では、ああこうやって起業に繋がるのか~上手く回転していってほしいな~と親心のような目線になりました。
2025.08.15
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モダン (文春文庫) [ 原田 マハ ]<内容紹介より>モダン・アートの聖地、ニューヨーク近代美術館――MoMA。ピカソ、マティス、ルソー、ワイエスなど20世紀絵画の巨匠たちの作品が綺羅星のごとく並ぶこの美術館を舞台に、アートを愛するさまざまな人の夢や苦悩、人生の決断を描く。アート小説の名手たる著者の真骨頂にして、もっとも都会的な短編集。著者のアート小説は数冊読みましたが、この作品はやや抑えめな感じです。「暗幕のゲルニカ」のような激しい情熱とは違う静かな情熱とでもいうのか。色々な形でMomaに関わる人々とアートへの思い。皆それぞれに自分の勤めに誇りをもち、アートに向き合っているのだけれど3.11や9.11によるアートを取り巻く環境や関係者の気持ちの変化などああ、きっと本当にこんなふうに思っていた人たちがたくさんいたのだろうなと思いました。の文庫本の表紙はマティスの「ダンス」ですが、私が読んだのは単行本でピカソの「鏡の前の少女」でした。単行本の表紙の方が、ピッタリな気がします。
2025.08.09
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風読みの彼女 [ 宇山 佳佑 ]<内容紹介より>僕が恋したあの人は、”風の記憶″を読むことができるーー。横須賀で暮らす二十二歳・野々村帆高。職を探す彼が偶然見つけたのは、『ガラス雑貨専門店・風読堂』でのアシスタントの募集だった。風読堂の店主・級長戸辺風架さんは、ガラス雑貨の販売に加え、もうひとつ秘密の依頼を受けているーー“風読み”の仕事だ。にわかには信じがたい風架さんの力を求めて、今日も風読堂には悩みと願いを抱えた依頼主が訪れる……。著者累計100万部突破(2025年4月現在)、『桜のような僕の恋人』の書き手による圧倒的新境地。爽やかな風が織りなす、ファンタジック・ストーリー!陳腐な言い方ですが、切なくて優しい、そして前向きになれるファンタジー。風は世界中、過去も未来も繋がっていて諸々の記憶を留めている。ガラス細工販売店を営みつつ、風の記憶を集めて読むことを仕事としている風架。彼女に恋心を抱いている元ひきこもりの帆高。風読みによって背中を押され前を向く依頼者。それをみて自分もなすべきことと向き合わなくてはと一歩を踏み出す帆高。誰もが心に秘めた物を抱え、目を背けていても風読みによって真摯に向き合う。悪人がいなくて、きっとどの案件もハッピーエンドなのだろうなと感じながら読めるのが、私にはほっとする。読み手によっては、少し平坦で盛り上がりがないと感じるかも。風架について謎が多いこと、帆高と風架の関係がどこまで進展するか等続編が出てもおかしくない終わり方です。風読み=結果謎解きにつながり、美人で若い店主と同年代の男性店員という設定、ラノベのような表紙のイメージも相まってか、なんとなくビブリア古書堂シリーズを思い起こさせる。ビブリアは鎌倉、風読みは横須賀で、土地柄は全然違うけれど地域としては鎌倉から三浦半島までは横須賀三浦地区で風読みにも江ノ電が出てくるし。そういえばビブリアもうずっと読んでないな。何巻まで出ているのか・・・?あ、話がそれてしまった。著者の宇山佳祐さん、記憶にある名前だけれど何を書いている人でしたっけ?と思ったら「今夜、ロマンス劇場で」の脚本、小説化された方でした。他の本の紹介文をみても、ファンタジーな恋愛ものがお得意なようですね。ちょっと心が疲れている時に、他の本も読んでみたいと思います。今夜、ロマンス劇場で (集英社文庫(日本)) [ 宇山 佳佑 ]今夜、ロマンス劇場で Blu-ray豪華版【Blu-ray】 [ 綾瀬はるか ]月組宝塚大劇場公演 ミュージカル・キネマ 『今夜、ロマンス劇場で』/ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ] れいこちゃん
2025.08.04
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今日のかき氷🍧麻布茶房のきなこミルクダブルクリームを頼むことが多いな。柔らかい甘さが好きなのです。あまりの大きさにお隣のテーブルの方が目を見開いていました私も思わずデカッと呟いたけどソフトクリームのお陰で、バランスが取りにくい。下手に食べて器からボロボロこぼさないよう細心の注意をはらって食しました👍
2025.08.03
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娘と何か食べに行こーとなりまして、渋谷にある京都宇治 藤井茗縁さんへ。以前から気になっていた抹茶搾りたてモンブランのドリンクセットをいただきました。これ、かなり大きいです。まずは一口、抹茶クリームを少し食べてみる。程よい濃さでニッコリでもこの中にかなりの生クリームが入っているのか?とやや不安な気持ちでスプーンを入れていくと・・・一番下にはスポンジがひいてあり、中は嬉しいことに抹茶アイスでした暑いから生クリームよりもアイスで良かった~パフも入っていて、食感も良い感じ。これならあっという間に食べ終わってしまいそう!と思ったのですが、お喋りしながらのんびり食べていたら、お腹を空かせて言ったのに、最後はかなりお腹がいっぱいになりました
2025.08.01
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毎日暑くて嫌ですねーーーかき氷が食べたいと思いつつ、前後の都合もあったり他の物に目移りして結局スーパーやコンビニで買っているという日々。ようやっと、大きくてふわふわなかき氷を食べられました。出掛けた先に和カフェTsumugiさんの期間限定ショップがありました。ぶどう、桃、苺、抹茶とこれまた目移りしちゃうけれど、やっぱりレモン🍋ですよ。和紅茶と合わせるって何?どんな感じ?と一瞬思いましたがレモンティーっぽいってことね。ふわっふわでさっぱりとした甘さがとっても好みでした食べながらふと周りをみたら、苺を頼んでいる人が多くやはり氷と言えば苺が王道なのね~
2025.07.25
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FEILER 、何かしらのお礼等でポーチ等を頂いたりハンカチを購入したことはあります。よく行く百貨店ではエスカレーターの前にショップがあるので、目に入ります。愛いな~とは思っておりました。そうそう、宝塚でもコラボ商品ありますね、ハンカチとか結構素敵。ラヴィちゃんのハンカチもあっという間に無くなっていたような。でも、バッグやポーチは濡れたら持っている間ずっと湿っているのかな?と思ったりして、あまり興味は持っておりませんでした。しかもハンカチ一枚で2,000円以上って何気に高い・・・がしかし、先日前述のショップを何を思ったかじっくりと覗いてみたのです。うーん、やっぱり可愛いなあ好みとしては花柄よりキャラクター系の柄のハンカチかな。気に入ったのがあったのですが、一回りしているうちに無くなっていてビックリ。これは運、私には縁がなかった商品なのね。と自分を納得させつつも気になって、帰宅してオンラインショップを覗いてみました。ありゃーーーこれはまずいわ 可愛い柄がいっぱい気になる物をお気に入りに登録したらあっという間に10個以上になってしまいました。これはよくよく落ち追いて考えないとドツボにはまりそう。そこで楽天はじめ通販サイトを検索してみました。あるわあるわ、お安くなって出ていますね。でも気になっていた柄ではない。次はどんなところで購入しているのかブログをあさってみる。ほーっ、アウトレットで購入している人も結構いるのね。たまにB級品もあるらしく、欲しい物があればかなりお安いみたい。ちょっと調べてみたところ、フェイラーの公式アウトレット店幸いなことに車で30分もしないところにあるではないですか。これはちょっと覗いてみよう と早速行ってきました入ると直ぐに目に付いたのはハイジシリーズ。可愛いね~でもちょっと私には可愛すぎだわね。ディズニーシリーズのミッキー、オラフ柄も複数ありました。私がディズニー好きでなくて良かった。ハンカチもたくさんありましたが、欲しい柄は無いなーーー残念。と思ったところで、別の場所にB級品の文字を発見これかーーーなんとなんと、欲しかった柄があるではないですか。全部で3種類。オンラインの人気ランキングに入っている物、オンライン限定のマナマナ。そしてもう一つはオンラインでsold outになっているチクチクハリネズミ!ハリネズミ欲しかったのネット情報によると、B級品は柄ずれや周りの始末の不良等でB級になるみたいですが私にはどこが不良か判別できない=気にするほどのことはない=購入。一番の難はタグに朱色のマークが付けられていることですかね。特にラブラリー(ハリネズミがそう)ってタグが大きいのですね。もう少し小さいと変なマークもさほど目立たないのではと思うけれど、B級のためのタグではないですしね。でもこれについてはタグは切って使おうかな・・・他にもバッグ(←結局買ってる、でも落ち着いた柄)、スリッパを購入。満足して帰ってきましたこうなるとオンラインでお気に入り登録したものについては、もう少し落ち着いて考えようかなーと思ってしまいます。百貨店で割引購入しても10~20%引きくらいだし。でもアウトレットに出るとは限らないか・・・なんかすっかりハマってしまいそう。フェイラー公式/FEILER ハイジペイズリー スクエアバッグ HPY-257006フェイラー公式/フェイラー マナマナ ハンカチフェイラー公式/LOVERARY チクチクハリネズミ ポーチ L/CCH-233021
2025.07.16
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素描展を観に行った後に、少し足を延ばしてスイーツを食べてきました。上野の近くでどこか良さそうなところはないかな~と探してみたら秋葉原にある東部ホテルレバント東京(今回初めて知った)のロビーラウンジで可愛らしい桃スイーツがありました。上野からだと近いけれど乗り換えもあるのか・・・どうしようかなーーーーと迷いつつも、その可愛らしさにぐらぐら。よし、行っちゃえはいこちらですクラッシュ桃~Peach~ホワイトチョコでコーティングされた桃の形が可愛い中がどんな感じなのかわからなかったのですが、切ってみると酸味の効いたムース。その中にカットしたコンポートピーチ。周りのジュレも爽やかで甘さ控えめなのが良きです。秋葉原って行ったことがあったかな?というくらい全く馴染みがなく、家からもかなり遠いのですが、出掛けたついでに足を延ばしてみるのも良いな~可愛くて美味しい物がいただけました
2025.07.11
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先日、国立西洋美術館で開催中の企画展<スウェーデン国立美術館 素描コレクション展>に行ってきました。絵画にはとんと詳しくありませんが、子どもが小さいうちは本物に触れさせようと年に数回は美術館を訪れました。が、子どもたちは全く興味を示すこともなく、大人になった今、素養は欠片もないようですまあそんなものですよね・・・前置きが長くなりますが、もう少し続きます。では何故今回行く気になったのか?それはもう、はい、そうです。音声ガイドナビゲーターがれいこちゃん(月城かなと)だからです退団一周年記念日の七夕の夜ににファンクラブの配信があったので、その前に一度観に行っておかなくてはと思ったわけです。音声は事前にサンプル視聴もできますし。会場でのレンタル版とは別パターンもあり、こちらもダウンロードが出来ます。れいこちゃんの落ち着いた柔らかい声音にぴったりのお仕事です加えて、数年前から読書のジャンルとして絵画を題材にした小説を読むことがあり、たまには何か観に行ってみようかな、なんて思うことがしばしばあったためです。さて、今回80点が展示されるとのことで、全部見終わるのにどれくらい時間がかかるのかしら。と思い調べたところ、サッと観るなら30分~1時間。じっくり観るなら1時間半~2時間をみたら良いとのこと。せっかくなのでそれなりにしっかり観たいと思い1時間半と思って行きました。今回は会場レンタル版イヤホンガイドを利用しました。思ったとおりの良い声に繰り返し聴きたくなります。あ、それは置いておいて、素描、下絵、デッサン、ドローイング、エスキース(←小説で知った言葉)etc.うーん、どう区別するのか調べてみてもイマイチ違いが判りません。言い方が違うだけ?とにかく、本書きではないものと認識。あまり色彩がなくモノトーンやセピア系で軽い感じの作品が多いのかなと思っていました。確かに繊細な線で描かれた作品もたくさんありましたが、思っていたよりもずっと力強く、また色鮮やかな作品もありました。また、とても細かく描き込まれた作品も多く、こういったものも素描と呼ぶのかと驚きました。素人が観るとこんな感想しか出てこないのですが・・・普段から絵画を楽しまれている方、美術を学んでいるのかな?と思われる方も多く、その方たちが話していることが聞こえてくると耳を傾け。へーそういう見方をするのか、あっ本当だ、ここがこうなっている!なんて見方のヒントをこっそりもらったりしました。不思議な色をしているなと思ったら、「青い紙に書いているからだね」との声。そうなのか、こういう色に塗ったのかとおもったけれど紙が青いのか・・・とか。それなりに人も多かったので、進まない時は音声ガイドでれいこちゃんの声を繰り返し聴きながら順番を待ち、ゆっくり鑑賞しました見終わるのに1時間半ちょっとかかりました。一つ、鑑賞するにあたり懸念していたことがあったのですが予感は的中。美術館の中は照明が控えめ。素描ということもあり薄い線や細い線で描かれたものが多い。音声ガイドで流れる内容を確認しようと思っても老眼で良く見えないやっぱりそうだったかと、老眼鏡を取り出し、着けたり外したりしながら鑑賞しました。念のためにと持っていて良かったです久しぶりの美術館、楽しい時間になりました。
2025.07.10
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午前二時不動産の謎解き内覧 [ 奥野 じゅん ]<内容紹介より>三軒茶屋のはずれ、深夜二時から四時の間だけ灯りがともる「午前二時不動産」。店主の青年・柏原泉は、迷い込んだ客たちにぴったりの格安物件を紹介してくれる。ただし、入居に際しては条件が一つ。それは泉とともに、その物件にまつわる謎を解くことだ。愛するハムスターを亡くした女性の最大の後悔とは。タワマンの一室に届き続ける匿名の手紙の差し出し人は?部屋をアート作品のように彩り亡くなったおじいさんが遺した、謎の言葉の意味とはー。部屋に秘められた想いが、悩める人々の背中をそっと押してくれる。ようこそ、勇気をもらえる謎解き内覧へ。若い方が好みそうな表紙イラストのイメージのとおりの作品感。謎解きとしては少し前に読んだQJKJQが衝撃的だったのでゆるゆると緊張感なくのんびり読めたのが良かったです。連作で前章の登場人物が次の謎解きに一役買うというのもちょっと不思議な不動産屋さんらしい。主人公の不動産屋さんが超美形というところなんてアニメにしたら人気が出そうだな~
2025.06.30
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QJKJQ (講談社文庫) [ 佐藤 究 ]<内容紹介より>女子高生の市野亜李亜は、猟奇殺人鬼の一家で生まれ育った。父は血を抜いて人を殺し、母は撲殺、兄は噛みついて失血させ、亜李亜はスタッグナイフで刺し殺す。それでも、猟奇殺人の秘密をお互いに共有しながら、郊外の家でひっそりと暮らしていた。ところがある日、兄が部屋で殺されているのを亜李亜は発見する。もちろん警察は呼べない。そして翌日には母がいなくなった。亜李亜は残った父親に疑いの目を向けるが……。第62回江戸川乱歩賞を受賞作とのこと。タイトルからして何だこれは?ですよね。内容紹介から、これはもしや推理小説×ファンタジーなのか?だって、猟奇殺人鬼の一家だなんてこれはもしや異形の者たちが人間としてこの世で生きていくために仮の家族を演じているのでは。ヴァンパイアだったり鬼だったりするのでは?なんて思ったりしたのですが。いやいやいや、全っ然違いました。予想の遥か斜め上なんて言葉では言い表せない。全く思いもつかない内容でした。一度読んだだけでは整理しきれないところが多々。これは熟読しないと本当に理解するのは難しい。そしてなかなかに描写も設定も怖い。好き嫌いが結構分かれるのではないかと思います。私は・・・どっちとも言えないかな。
2025.06.24
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これまた観劇から少し時間があいてしまいました。東急シアターオーブで公演中の宙組新トップスターずんちゃんこと、桜木みなとのプレお披露目公演。ずんちゃん、おめでとうございますロンドンのウエストエンドでロングラン後、他の国でも上演されたミュージカル。これは楽しそうだ~と思いチケットを取りました。宙組はもえこちゃん(瑠風輝)主演「大逆転裁判」以来です。出演者を確認したけれど7.8人しかわからないまあ、今は月組と星組がまあまあわかるくらいだから・・・一言で感想を述べるなら、宙組さんてこんなにお上手でしたっけ?トップコンビをはじめ、ソロをもらっている人がみんな歌がお上手。芝居も緩急(急が多めかな)つけて笑いを取る台詞のテンポが良い。そして、フラメンコシーンは圧倒お一人、気になった男役さんも見つけました。幕開きに歌った小春乃さよちゃんと男役さん。ここでもう舞台にひきつけられました。おさよちゃんが歌うまなのは勿論承知しておりますが、この男役さんどなた?伸びのある良い声で、頭のなかで「誰?誰?」と???がぐるぐる。プログラムも買っていなかったので、後でXで調べてわかりました。104期の嵐乃真さんとのこと。きよらちゃんと同期ね。他の組はわからないけれど、月組だといちごちゃんや真弘くんとか芸達者が多い。嵐乃さん特に大きいとは感じなかったけれど、そこは宙組だからか176cmと長身。次に宙組を観るときには、きっと探しちゃうと思います。ずんちゃんは歌も芝居もなんでも上手いのは知っていたけれど久しぶりに生で聴いて、こんなに低音安定してたのかとびっくり。男役の歌はやはり低音が安定しているのが良いですね。腑抜けな次男坊ディエゴの弱さやコミカルな芝居、兄の暴政と奸計を知りゾロとして立ち向かう姿。芝居も上手いわ~あ、私はれいこちゃんファンだからといって95期箱推しではありません。単純にずんちゃんが凄く良かったのです。トップ娘役 春乃さくらちゃん私、さくらちゃんとはっきり認識して舞台を観るのは初めてです。歌が上手いし、健気で可愛いかったと前回の本公演を観た友人がべた褒めでした。確かに、今回のソロはかなり難しそうだと感じましたが、丁寧で芯がある歌声で素敵でしたただ、今回は役柄的なものもあるのかなと思いますがもしかしたら彼女は娘役より本当は男役の方がぴったり嵌るのでは?と思ったりもしました。ディエゴの兄ラモンのもえこ(瑠風輝)ちゃん。素のもえこちゃんに萌えることはないのですが・・・舞台上のもえこちゃんには、毎回、カッコイイね~上手いね~と思わされます。今回は、めっちゃ性格歪んでいて、思い込みが激しくてまあ猪突猛進なんというか、ただただ悪いというかコミカルに見えるヒール役。彼女も役幅の広い良い役者ですよね。この公演後は星組生になって、ありちゃん(星組次期トップスター暁千星)との並びが観られると思うと、とてもとても楽しみです。あ、あと今回一番笑いを取っていたのは神父様の雪輝れんやさん。独特の話し方が妙に上手くて、最初から客席あちこちから笑いが。これ月組だったらあさぴ(朝陽つばさ)がぴったり~と思いました(退団しちゃったけれど)。それくらい雪輝さんも芸達者とお見受けしましたわ。本当に迫力満点、実力的にも大満足な公演です。出来ることなら複数回観たいところですが、別箱公演は夜公演が無いのが残念。渋谷は近いけれど、さすがに15時30分開演では半休取らないと無理。今回は休日出勤の振休を観劇日に当てたましたが、何故か仕事で毎日来客予定が入っていて、半休なんて取れませんわ・・・あーもう一回観たい毎度の食べた物シリーズ観劇後にロクシタン・カフェでサラダパスタをセットで頂きました
2025.06.23
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しばらく前になりますが、東京公演中の雪組を観てきました。新トップスター「あーさ」こと朝美絢のお披露目本公演。私はプレお披露目を観ていないので、トップとしてのあーさはお初です。今更ですが、あーさ、トップ就任おめでとうれいこちゃん(元月組トップスター月城かなと)の組替えに伴い観劇ベクトルは雪から月組へ移動しましたがコロナで中止となりチケットが飛んで行ったことを除けば雪組本公演は全て観ています。トップが変わり、専科から2番手にせおっち(瀬央ゆりあ)が来てなんだかちょっと不思議な感じがします。知らない世界を観たというのか、うん、新鮮だった。この公演、どうもイマイチな感想が多かったのでどんな物なんだ?と思っていたのですが、何のことはない。観たら思っていたより面白かったよ と言う感じです。いろいろな、あーさが観られるし、夢白ちゃん(トップ娘役)は可愛いし。ただ、トップスターとして男役らしい男役を観たいと思うファンにはどうだったのかな?と思ったのも事実。ロビンとマリアンが入れ替わって女口調になったは面白いけれど・・・お披露目だからまあ良いのかな。(れいこちゃんもお披露目では前半頼りない青年だったし)まあ、あーさのイメージはどうしても少年ぽい役なのですがでもやはり2作目以降、もっと大人の男性の役も観てみたいです。私の中でこの芝居で一番好きなのは、ロクスレイ卿(叶ゆうり)とエレノア様(妃華ゆきの)のロマンス。そもそも、私はゆきのちゃんの貴婦人役が大好きなのです。たおやか、楚々として、凛として等その時の演じる役によって異なるけれど役としてとても納得がいく美しい貴婦人なのです。今回は王妃として凛として気が強く。と思ったら若いころのロマンスからの終盤の流れ。叶ゆうりくんは、な、なんとこんな序盤で亡くなってしまうの???もう出番はないの?アルバイトするの?そんなあ・・・と思っていたら、要所要所に登場して、なんておいしい役。エレノアとの件は思わず涙が溢れました。彼女もどんな役を演じても上手いですよね。この公演後は宙組に行ってしまうのね・・・せおっちは元星組らしいギラつき感があった、と先に観た友人からきいていたのですが私は逆に、良い感じにギラつきを抑えていて、雪組に馴染んでいるなと感じました。正直に言います。星組の時よりずっと良い感じでした。この公演で退団するあすくん(久城あす)。全くなんて調子の良い修道僧なのでしょう。でもねえ、あすくんが演じていると憎めないのですよね。はいはい、しょうがないなあって思っちゃうお披露目らしくハッピーエンドで、バッドエンドが苦手な私向きでした。ショーは、何故かあまり記憶に残っていない・・・バイクのシーンの夢白ちゃんがとにかくカッコ可愛かったSing Sing Singで月組のノリで手拍子しそうになったけれど思ったよりも周りがしていなかった客席降りはラッキーなことに通路脇だったのだけれど何となく手を出しにくくて結局手を出さなかった。桜路くんが直ぐ近くにいたよ。フィナーレの娘役大階段のセンターにいるのが夢白ちゃんではなく、音彩ちゃんでビックリ目を疑って思わずオペラで見返しましたが、間違いなく音彩ちゃんだった。ひゃーーーー、三木先生ったら凄いフラグ立ててますね。ホント、これが一番鮮明に記憶に残っている。ということくらいでしょうか。次の本公演はなんと「美しすぎた男」の副題が。ファンが喜びそうですね~「ダンディズムの祖」ということですか。日本人はダンディーな男性=大人の男と捉えがち(私もそのイメージ)ですが言い換えればナルシスト。あーさ、いや「J」にはお手のものと言う感じですねまたもや公演デザートの写真下の豆乳プリンが甘さ控えめで美味しゅうございました。
2025.06.10
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サーペントの凱旋 となりのナースエイド [ 知念 実希人 ]<内容紹介より>あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。「となりのナースエイド」の続編です。主人公・桜庭澪の姉の死について疑問が残ったままだった前作。その謎が全て明かされます。思っていた以上に、根の深い深い話でした。人体実験による思わぬ副産物・・・それが分かっても繰り返される治験というなの実験。でもそれにより救われる者がたくさんいる、そのための僅かな犠牲、必要悪。個性的な登場人物により、重いテーマも重くなりすぎずに読みました。ところで、大体わかるのだけれど何となくわからないのが医療ミステリー。台詞でこの疾患にはこうしてああしてこのオペではこことあそこの血管を繋いで、とかわかるようでわからない。それから一番気になるのはおいおいここでこんなに長台詞言っていたら警備員とっくに来てるでしょ。そんなに大声で話さないでしょ、いくら怒ったり驚いたりしてももう少し声抑えるでしょ。なんてツッコミたくなるところは多々ありましたでも面白かったけれど
2025.05.25
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少し前になりますが、大劇場に遠征してきました。今絶大なる人気の星組トップスター礼真琴の退団公演。それだけでもチケット確保が難しそうなところに、劇団☆新幹線の人気演目をぶつけてきた!となれば、東京でチケット確保が出来る気がせず。早々に抱き合わせチケットを取り遠征を決めた次第でございます。行って良かった間違いなかった~これを見逃したら絶対に後悔するところでしたよ。殺陣が凄い、宝塚の殺陣とは違うとまこっちゃんも言っていましたが溜めがないまま間を置かずに切り付ける。本当に速い。それなのに刀がブレないまこっちゃん凄すぎ。ちぎちゃん(元雪組トップスター早霧せいな)の重心の低くて速い殺陣を思い出し二人で一戦交えてみてほしいと思いました。病葉出雲(礼真琴)が粋でカッコ良くて、もう全てにおいて骨太な男だった。草履だから上げ底全く出来ないのに、小柄なまこっちゃんが誰よりも大きく見える。この演目を選んでくれた劇団、久しぶりに良いお仕事したね退団公演での日本物を嫌がる多いように思いますが、まこっちゃんファンはこの演目で、出雲で良かった~と幸せな気持ちでいっぱいだろうと想像します。同時就任したトップ娘役の舞空瞳ちゃんが一足先に退団。トップ娘役不在の公演となり、演目発表時にありちゃん(次期トップスター暁千星)につばきを演じさせたいのだなということは誰の目にも明らかだったと思います。でも、トップ就任前の本公演で女役なの?というちょっと複雑な気持ちも。しかし、この公演を観たら、つばきはありちゃんしかいないでしょうと改めて納得です。阿修羅姿のありちゃんの美しさたるや、思わず息を吞むほど。銀橋を歌って渡るシーンの迫力・オーラはもしもトップ娘役が演じたとしても娘役には難しいだろうと思いました。あれは次期トップの重責を担った者のオーラなのでしょう。まっこっちゃんという比類なき大きな大きなトップとありちゃんの渾身のぶつかり合いを毎日間近で見て学び感じる星組子ちゃんたち。幸せ者だな~と思います。この公演を最後に花組に組替えとなる邪空の極美慎。加美乃素のイメージキャラクター就任おめでとうれいこちゃん(元月組トップスター月城かなと)退団後、加美乃素のイメガが不在のまま。なのに星組で貸切実施となり、これは極美くんなのではと思っておりました。組替後とはいえ、下級生の天飛くんに東上を先に越され、花組では同期の聖乃さんは東上済み、大丈夫か?とちょっと思っていましたが、明るいニュースでしたね。邪空のビジュアルはさすがです。次期トップ娘役の詩ちずるちゃん。見た目的には、無理して(無理してないかもだけど)大人の女を演じるよりこういう役が合いますね。可愛らしさと猪突猛進ぶっ飛び具合が丁度良い振り切りっぷりでした。美惨の小桜ほのかちゃん。彼女もこれを最後に専科に異動。可愛らしい役から強い女、そしてなんともねっとりとした怖さを秘めた今回の役。正に専科に相応しい何でも演じられる娘役で好きだなあ。笑死の瑠璃花夏ちゃん。彼女も毎回、上手いなあと思います。歌も演技も上手いほのかちゃんが異動となると、彼女のポジション間違いなく益々活躍しそうですね。あとはオレ輝咲先輩を特記しておかなくては中村座の役者でまこっちゃんにすりすりする大柄な女形。誰これ?こんな娘役知らないわーーーとよくよく見たら、オレ輝咲様でございました。これがまた上手いのよ。おっさんが上手いのは良~く知っておりましたが、女形も上手いの。笑わせていただきましたさて、ショー「エスペラント!」なんて華やかなプロローグ 男役の上着の裏地とベスト、娘役のスカートが素敵です。5組カラーになっているようで、ありちゃんは青、極美くんはピンクとこれから星を率いていく、花で輝くのだよ というメッセージ。月組を見慣れていると、こういうところが他組はなんだかとても華やかに感じますとても気になっていたロケットについて。初舞台生(111期)と一緒にトップスターまこっちゃんがタップを踏む。それも95期初舞台時の振りが入っているという。95期の贔屓を持つ身としては、いろいろな意味でワクワクです。真っ白い衣装で雛鳥たちの親のように中心で踊るまこっちゃん。タップはずっとやっていなかったとのことでしたが、余裕余裕。当代を代表するトップさんと一緒に作り上げるロケット。111期は礼真琴のスピリッツを間近で学び感じ取る物凄い機会を得ましたね。特に首席の千隼さん、まこっちゃんと手を繋ぐシーンがあり緊張もするだろうし、嬉しく誇らしくもあるだろうし。東京公演は上級生も入るけれど、A班は東京公演に出演。千隼さんもA班なので、東京でもまた観られるのかな。皆頑張れ~トップ娘役がいないので随所でほのかちゃんがヒロインポジション。お芝居のねとっとした恐ろしさは何処へ行ったのやらの可愛さ。本当に貴重な娘役さんなのよね、組子でいてくれた方がと思う一方他組に出演してたくさんの娘役さんにいろいろなことを伝えてほしいとも思います。詩ちゃんはソロが素晴らしかった。「WELCOME TO TAKARAZUKA 」の下級生デュエットの時になんて綺麗で上手なんだろうと思ったものです。その時の驚きを思い出すくらい素敵でした。そして、RRRの時はありちゃんとの並びがイマイチだと思ったのですが今回は私が少し見慣れたこともあるのか、特に気になりませんでした。うん、こうやって観客も慣れていくのよ。そして最後は良いコンビだったね、になるのね、きっと。ありちゃんと極美くんの並びは迫力がある(もう今回で最後だけど)。極美くんの立ち姿は男役センターに立つためにあるかのよう。凄いスタイルだと知っているけれど、こんなに凄かった?もしや今でも背も手足も伸びていませんか?スタイルだけ(言い方悪いかな)なら、今すぐにでもトップになれるわ。あとは声を安定させてくれればそして黒燕尾。最期はやはり黒燕尾が良いですね、男役の集大成だもの。でももう少し長くても良かったです。皆がトップスター礼真琴を見つめ必死に追い続ける。そんな姿が見たかったけれど、ちょっと短いですよね。そしてまこっちゃんのソロ。舞台に対する感謝と熱い思いが溢れていて、思わず涙が零れました。もっとガンガンにまこっちゃんが踊りまくることを期待していたとの声も聞きますが、私はこれくらいで丁度良かったと思います。トップ娘役いないのだよ、一人で(皆でだけどさ)引っ張ってきたのだよ。ロケットまで出ているのに、あれ以上負荷を掛けるのは相当キツイと思います。私はもうもう、大満足です東京公演は取れないかもと思ったのだけれど、友会とプレイガイドがお友達になってくれました。友会の席はビックリするくらい後ろの端っこだったけれど、文句言わない。また観られるだけでも感謝しなくては。大劇場千秋楽まであと一週間。初舞台生に怪我で部分休演者が複数出ていますが、これ以上増えませんように。皆で最後まで、偉大なトップ礼真琴の姿を同じ舞台から見つめてほしいです。フルールで食べました。公演特別メニュー「レビュープレート」 鬼オンおろしハンバーグはとんがりコーンが角に。赤い椿のマッシュポテト添えが可愛い
2025.05.24
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再演を重ねている人気演目。私は何回か観ていますが、娘はまだ小さかったり受験や地方に行っていたこともあり一度も観ていませんでした。観たことのない娘も、CDで曲や流れは良く知っているのですけれどね。「次にダンス・オブ・ヴァンパイアをやる時には絶対に観たい。ママ、何としてもチケット取ってね」なんて話をしていたところに再演発表。そしてなんと、初演以来ずっと山口祐一郎さんが演じていた主演クロロック伯爵がついにダブルキャストに娘にどちらを観たいのか確認(するまでもないと思いつつ)すると「山口さんに決まってるでしょ!山口さん、絶対山口さん」ですよね、知っていました。ダブルになったからには・・・これがラストチャンスかもしれないし。チケット発売が一番早かった(私が知る限り)e+貸切。都合が良いことに日曜日で山口さん回ではないの。絶対取るわよ~ 意気込んで申し込み、無事ゲット。チケットを発券するとラッキーなことにかなり前方でほぼセンター。これは嬉しいね~ ウキウキしていくと・・・オケボックスのお陰でびっくりするくらい前でしたやはり音楽の美しさと楽しさ、強烈な個性の登場人物。楽しい、面白い、ワクワクする!!演出が変わっているところも、こうなったのか~と違いも楽しい。でも一番はやはり山口さん。「抑えがたい欲望」この作品の中で一番好きな曲。永遠の命をもつ伯爵、愛した故に大切な人の命を奪ってしまう繰り返し哀切のウィスパーボイスから、どうにもならない運命を朗々と劇場を揺るがすほどの美しい声量ある歌声で歌い上げる。この曲の後は、拍手が鳴りやまず(ホントに長い長い拍手喝采だった)山口さんご自身も万感胸に迫るようでした。私は涙でウルウルしてしまいました。アブロンシウスの石川禅さんは、安定なんてものではなく常日頃からアブロンシウスとして生きていませんか?と言うレベル。この役も今回ダブルキャストになっているけれど、まだまだ続けてほしい。アルフレートの太田基裕さん、私は初めてかな。2.5ミュージカル出身とのこと、可愛らしいお顔です。オドオドしたアルフレートがハマっていました。歌もお上手でした。サラのフランク莉奈さん、お顔小さくて足ほっそくてスタイル抜群。ヒロイン経験も多く、簡単に歌いこなしてるでしょ!と言う感じ。マグダの青野紗穂さん私、マグダという役があまり好きではないのですが青野さんのマグダはアクが強すぎないというのかやり過ぎなくて可愛らしさもあって、初めてマグダいいわ~と思いました。伯爵の化身の佐藤洋介さん。迫力あったーーーー身体が漫画から抜け出てきたような異形感が半端なく。墓場での後ろ姿が素晴らしかった。毎度のクコール劇場も貸切仕様。終演後の山口さんのご挨拶も十字架仕様じゃなかった、e+仕様で楽しかったです。観たことはなかったけれどCDで曲と場面の大筋は知っていた娘。CDで想像していたのとは結構違った。こんな風になってたんだと思ったよ。座席が良かったのもあるけれど、16,000円払った価値があったよ。観られて良かったよ、大満足だよ。とのこと。
2025.05.17
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初「Kinky Boots」です。3度目の再演でやっと観ることが出来ました。トニー賞授賞式の放送を観て、ずっと観たいと思っていたけれどチャンスがなかったのですよね。今回は、チャーリー、ローラをはじめとするメインキャストが一新。チャーリーを東啓介さんが演じるということに加え、れいこちゃん(元宝塚月組トップスター月城かなと)は現在映像中心なので舞台は入らないということが確実なので、今回がチャンス頑張ってチケット確保いたしました。幕開き前から楽しい演出があり、テンションあがりました。個性的なキャラクター、夢を追う者の葛藤、挫折、挑戦に終始ドキドキ生きにくい世界、自分のなりた自分であるように。この作品、いろいろ悩んだり疲れてどうしたらいいのなんて思っている人への応援歌じゃないの。忙しすぎて、やさぐれ気味の私はパワーをもらいました。しかも、長身好きな私にピッタリのチャーリーとローラ。チャーリーとローレンの身長差は漫画の世界でなければ見られない絶妙さ年甲斐もなくキュンキュンするわ~再演を繰り返しているだけあって、客席はリピーターも多い模様。グッズやTシャツ着用している方も少なくない。手拍子ポイントも熟知されているようで、手拍子が始まる度にこれって、贔屓組の時の逆パターンだなと思いながら私も慌てて周りに合わせましたパンフ類は増やしたくないので購入しないつもりでしたが勢いで買ってしまいました。CDも置いてあったので、これもくださいと言うと「初演版ですが良いですか?」とレジのお姉さん。ええ、ええ、勿論!というより、それはそれで有難いですわ。三浦春馬さんのローラですよね、観たかったしあ、キューピーちゃん可愛いわ~と思ったのですが全部売り切れでした・・・出来れば有澤さん・松下さんバージョンも観てみたいけれど人気公演、チケット無いですねーーー当日券とかチャレンジできないし。一度でも観れて良かったです
2025.05.16
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千姫様 (角川文庫) [ 平岩 弓枝 ]<内容紹介より>江戸幕府の始祖・徳川家康の継嗣・秀忠と浅井長政の娘・江与の間に生まれた千姫は、政略により幼くして豊臣秀頼に嫁いだ。しかし18の春、ついに家康は大坂城に総攻撃をかけ、千姫は速水甲斐守の娘・三帆とともに逃れた。千姫の第2の人生の始まりであったー。動乱の戦国時代に生を享け、数奇な運命に翻弄されながらも、徳川揺籃期の後見として天寿を全うした千姫の情熱にあふれる生涯を描く、長編時代小説。GWで実家に行き、本棚にあったので読んでみました。物語、ドラマ、映画で見聞きしたことはある千姫。徳川家に生まれ豊臣に嫁いだ大変美しい姫、くらいの知識しかなかったわ。そう言えば、星組で公演した「柳生忍法帖」で千姫様とか天樹院とか言っていたな。え、この人は千姫なの?と思った記憶が・・・そうか、こういう流れだったのかと納得。あとがきによると、史実に出来るだけ忠実にという筆者の思いがあり徹底的に調べて書かれた作品とのこと。でも本多忠刻亡き後は劇的なこともなくということから実在しなかった大きな役割を担う侍女・三帆を登場させたり最初の夫である豊臣秀頼の大阪夏の陣後の生存説を織り交ぜてドラマチックに仕上げられているとも。確かに三帆の存在が千姫の女性としての幸せと魅力をより活かすスパイスになっているなあと感じます。女性が描く女性視点の歴史物、面白かった。平岩弓枝さんと言えば著名な作家であるのに、かつて読んだ記憶がない。TVドラマでは「御宿かわせみ」は見ていたけれど。実家にまだ数冊あったので、また次の機会に読んでみようと思います。
2025.05.07
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全国ツアー中の相模原公演を観てきました。主要キャストが「応天の門」と同じとういうこともあり、ああそうか、そう来たか、良いんじゃない。と私は大変素直に思いましたが、演目が発表された時には、自分の贔屓で観たかったとの声があちこちから聞こえました。そう言えば、川霧の時もそうだったような。こればかりは巡りあわせですから、文句をいっても仕方ない。業平、高子、基経他数名は応天で予習済みということもあり特にちなつさん(鳳月杏)は、なんだか余裕さえ感じる出来。そしてやはり月組は安心して日本物が楽しめる。下級生までお化粧も、所作も綺麗。組によって日本物のメイクが突飛なこともありますから・・・業平が高子を抱きかかえ、背負い年甲斐もなくきゅんきゅんしますね、良いシーンです。ぱる(礼華はる)くんの梅若が美しくて大変好みでした。応天の常行もワイルドな感じがあって好みでしたが、今回もただ音響が時々ハウリング起きていて。生徒さんたちはやりにくかったのではないかと思います。リハの時にしっかり調整してほしいものです。2日め以降は調整されていることを願います。ショーはポンポン持参で楽しんできました。8フェニックスがどうなるのか(スカステや歌劇で情報出てたのかな?)気になっていました。ここに入っていた美脚メンバーの数名はバウ組です。8→6フェニックスになっていました。あれ?あの長身は誰?あんな若手いた?と思ったら・・な、なんとなんとなんと!!!てらくん(大楠てら)が居るではないですか。これは生で拝ませていただけて光栄でございます。申し訳ないが、ここが一番印象に残っていますわでも、まさかずっとこれ?とちょっと心配したのもつかの間プロローグの内に男役衣装に着替えて出てきました。この公演で退団することが発表されている一輝翔琉くん。お芝居では業平と一緒に行動することが多い役で台詞もかなりあり、ショーでもMooZinGの最後の方であみちゃん(彩海せら)に「翔琉~」と言われピックアップシーンあり。初詣ポスターで嫌でも期待されまくってしまった彼女スカステで見ると無表情で心配でしたが舞台の上の彼女はイキイキとしていました。良かったそしてみちるちゃん(彩みちる)ガイズでアデレイド役替わりが発表されたこともありこれは・・・そろそろということかと思いますが彼女、今乗りに乗っている。雪組の頃は歌が足を引っ張っていましたが芝居もショーの歌も安定しています。彼女は喉が強い(張り上げる役でも声が荒れないよね)ですし今の彼女ならアデレイドもきっと素敵に演じてくれると思います。どちらのアデレイドも観たいけれど、まずはみちるちゃんを観たいと思いました。全ツはまだ前半戦。ラスト沖縄まで皆さん元気で頑張って
2025.05.03
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年度始めの忙しさにヒーヒー言っている毎日です。そんな中、いやーびっくり!ドッキリ!先日、娘を車で駅に送ってその足で職場に行ったのですが…職場の近くまで行ったところで、何やら聞いたことのない音が。ゴゴゴゴという音がして何となく走りが重い。何の音?え?壊れた?昨年末に車変えたばかりですけど…とりあえず職場の駐車場に車を止める。ゴゴゴゴは後ろの方から聞こえていた気がする。車を降りて車の周りを一周してみると!!!なにこれ😱タイヤがぺちゃんここれはパンクってやつですかーー!どこで?と考えて思いつくのは道が混むので細い裏道を通った。すれ違う時に対向車が突っ込んできたので脇に寄った。その時に縁石に乗ったようでドンってなった。それしかないよねぇ…でもそれだけで新しいタイヤがパンク?とりあえず夫に連絡し対応を頼む。翌日交換したタイヤ、側面に大きな亀裂があったそうな。業者さんが言うには、タイヤの側面は意外と弱いそう。そうなんだ…知らなかったよ今まで乗っていた車もタイヤの脇を擦ったことがあった。結構長い期間乗ったけれど何ともなかったよ?今時の車はデリケートなのかしらねぇま、以後気をつけるけどさ…
2025.04.27
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死んだ山田と教室 [ 金子 玲介 ]<内容紹介より>【本屋大賞2025ノミネート!】【第65回メフィスト賞】【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】【第11回山中賞受賞】【未来屋小説大賞第2位】【王様のブランチBOOK大賞2024受賞】二度と戻らない青春時代。教室に響く声は生の証。夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。タイトルからしてインパクトがありますね。でも内容紹介からは、タイトルに反してファンタジック?なんて思い読み始めました。男子校ってこんな感じなのか!設定が面白過ぎる!なんて思いつつも、えっと山田くんはいわゆる浮遊霊ということよね。でも浮遊はしていないから・・・なんて言うの?最初は四十九日には、進級時には、卒業時?いつまでたってもそこに居る山田くん。このままでは仲間たちが歳を取って寿命を迎えてもあなたは・・・という心配をしながら読みました。そして、衝撃とも言えるラスト。意外だった、とても思いつかない切ない幕切れでした。この本、若い人にこそ読んでほしいです。
2025.04.13
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強運の持ち主 (文春文庫) [ 瀬尾 まいこ ]<内容紹介より>元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。占いって信じますか?私は基本的に信じていない。朝の情報番組の占いコーナーや雑誌の占いには興味がありません。星座で一括りに言われても、同じ星座の人が皆同じ運勢のわけはないでしょ。悪い一日だと言われても気にしない。良いことを言われたら、あらラッキーと思うくらい。まあ、総じて悪い日だけれどラッキーカラーはこれと言われてその色のハンカチタオルがあったら持っていくかも、くらいの心持です。高校生?学生の時だったか、新宿の母とか流行ったりして友人に誘われたけれど一度も行かなかったな。この作品の占い師は星座一括りで占ったりはしないけれど研修1日で即実践とか、ちょっとちょっと怪しいのでは。占い師ってこんな感じで出来ちゃうのか?なんて思ったり。でも、占いの結果がよろしくなくても、お客さんの望むことを汲んで背中を押してあげる。占いが全てではなく、全てはその人次第、気持ちよく帰してあげる。占った結果は同じでも、伝える占い師によって全く違う言葉となる。占い師さんて浮世離れしたイメージがあるけれど、とても人間的だな~と思いました。今回も全く覗いたことのない世界を楽しみました。
2025.03.23
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禁忌の子 [ 山口 未桜 ]〈内容紹介より〉デビュー作にして2025年本屋大賞ノミネート!救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とはーー。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第三十四回鮎川哲也賞受賞作。これが投稿作品とは。自分と瓜二つの身元不明遺体。クローンとかじゃなくて?で、違法にクローンを大量生産している組織があって、その闇を解き明かす。なんて安易なことを想像した私は果てしなく凡人。そんな単純な話なら誰もが思いつきますよね。それでも途中までは読みながら想像を修正して、ほぼ予想通りに進んでいく。が、真の「禁忌の子」の奥深さは全くの予想外でした。著者は医師とのこと。毎度思うけれど、医師作家の描く医療ミステリーは新しい知識も得られ興味深いうえに、本当にとても面白い❗著者の「私が鮎川哲也賞を受賞するまで」というnoteのエッセイも読んでみた。「研究を諦め小説ならば」と天啓が降りてくれてありがとう。
2025.03.22
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永田町の近くに用事があったのでニューオータニのSATSUKIでお茶を。季節ごとにトッピングが変わるパンケーキ🥞今は博多あまおうがたっぷり。あまおうジュレ、豆乳カスタードクリーム、あまおうマカロンいつも変わらぬふわっふわのパンケーキ右はキャラメリゼしてあります。マカロンの白い面にはイチゴのイラストが🍓連れはマカロンは甘過ぎた、とのことですが私は美味しくいただきました🎵
2025.03.21
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本日公開初日、ディズニー実写版「白雪姫」吹替版観てきました~‼️ええ、もちろん女王&魔女の声優れいこちゃん(月城かなと)の声優デビュー作を観るため。声優キャストが解禁になる前の予告編「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」と言う声を聞いた瞬間から楽しみにしていました。ええ、直ぐに気がつきましたよ👍本作は配役を巡り辛辣な評価が多いとのこと。私も初めて画像を見たときにははい?これが白雪姫なのか?となりました。しかし、今日全編観て、最初のうちの違和感はいつのまにやら何処かへ消えていました。歌やダンスシーンがたくさんあり楽しい。動物たちの表情や動きがとても良い。白雪姫ではなくシンデレラか?と思うところもあったりして、従来の白雪姫とは別物だけれどあくまで新しい白雪姫を楽しめば良い。さて、我が女王ガル様は声優研1のはずなのだが…?どういうことか研15、いや本専科なのか?(宝塚ファンにしかわからない💦)という素晴らしさ❗口の動きと台詞がぴったり合いさすがの芝居巧者らしく、台詞の間の息づかいまでも自然で感情を乗せるのが素晴らしい。歌は美しさに拘る女王の可愛らしさも覗かせつつ迫力ある力強さ。歌い上げた瞬間、思わず拍手(音はなしよ)👏これは月城ファン大満足でしょ😆白雪姫役の吉柳咲良さんはまだ二十歳?若さを感じる真っ直ぐで芯の強い歌声は今回の白雪姫にぴったりでした。魔法の鏡役の諏訪部順一さん七人のこびとの大塚明夫さんらベテラン陣。上手いなあ~と唸らせられる。私、ジ◯リ作品に多い、あまり抑揚のない話し方が苦手でして…有名俳優を声優に使ってるけれどイマイチと思うことしばしばなので、実力派の方たちを配役してくれて良かったです。小人と言えば、後半で台詞を言うおとぼけ。台詞は少ないけれど、上手いなあ誰だろうと思ったら、風間俊介さんでした。そりゃあ上手いわけですわ。年度末でバタバタしているけれど大スクリーンで女王様にまたお目にかかりたい。
2025.03.20
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君が夏を走らせる (新潮文庫) [ 瀬尾 まいこ ]〈内容紹介より〉ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて──。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。ほっと心暖まる系が読みたいなと思っていたので丁度良い一冊でした。鈴香の無邪気さそうそう、大変だったよ子どもがこの歳の頃(保育園とばあばにお任せだったけど)。もう一度やれと言われても出来ないな。孫なら何とかなる?金髪高校生の太田くん。子どもの世話なんて無理だと言いながらも、鈴香の栄養を考え食べ安いメニューを作る。大泣きされても、グズられても忍耐強く向き合う。只の不良少年ではないね。高校生の不安定さはあるけれど芯が通っているし物事の深層をとらえる力が備わっている。どんな大人になるのか楽しみだなと思わせる。良い男になるのだろうな。主人公と同年代の人に読んでもらいたい。きっと共感できて勇気を貰えると思います。ところで、中学生の時のエピソードが要所に出てくる。もしや?また?と思い確かめてみる…やっぱりーーー3部作の2作目でした。私が利用する図書館の入口付近には、台車に乗った本のコーナーがあります。ジャンルも本のサイズもバラバラなのですが、何かしら読んでみようと思う本があるのです。この本もそのコーナーにあったもの。シリーズが全て置いてあるわけでもないので、今回のようにシリーズ途中から読むことになることもしばしば。それでも面白いと思えるのは凄いですね。この著者も要チェックになりそうです。
2025.03.15
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謎の香りはパン屋から [ 土屋うさぎ ]〈内容紹介より〉第23回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作クロワッサン、フランスパン、シナモンロール、チョココロネ、カレーパン…焼きたてのパンの香りが広がる〈日常の謎〉ミステリー!選考委員絶賛!「全体を包む空気感が魅力的」--大森望(翻訳家・書評家)「おいしそうなパンの魅力で読ませる」--香山二三郎(コラムニスト)「読者のもてなし方を分かっている」--瀧井朝世(ライター)「決め手は、この味わいの心地よさだ」--吉野仁(書評家)可愛らしい表紙と「このミス大賞」のミスマッチ感。なんだかサクサク読めそう!と思い読んでみました。パン屋の日常や各々のパンの由来も折り込まれ本当にサクサク読めます。主人公が漫画家志望の大学生ということもあり、普通なら見逃すであろう些細な違和感に謎を解く鍵を見出だす。青春小説とほんわかミステリーが合わさったとでも言うのか。ライトノベル感覚で読める一冊。最初の「焦げたクロワッサン」ではそんな些細なことからそこまで推理が広がるの?都合よく謎解きしすぎでは?と思ったのが、いつの間にかこの世界観を楽しんでいました。作者は漫画家兼漫画家アシスタントとのこと。初めて書いた小説だそうですが、読者の心を掴む見せ方を心得ているのねと思いました。他にも小説で書きたい題材があるそうなので次作を楽しみにしたいと思います。
2025.03.08
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あらら、とっくに書いていたつもりが書きそびれていました。今週末は東京で千秋楽だというのに。大劇場と東京で複数回観劇しました。今更ですが(本当に本当に今更ですが)ちなつさん(鳳月杏)、珠李ちゃん(天紫)大劇場お披露目公演おめでとうございますあまりに日が経ってしまっているし、もう直ぐ千秋楽だけれど一応、観劇した記録も兼ねて書いておきます。大劇場でお芝居を観た時は、初日間もなくだったせいもあったのかなんだかバタバタだなあという印象でした。でも上級生から下級生まで見せ場がそれぞれにあって、イキイキとしていて楽しそう1階後方で観ていたので、ちなつさんの最初の登場シーンはどこにいたのか見逃したけれどウェイターの衣装カッコ良かったですね。ああいう衣装はやはり足長さんが映えます。ウエスタンのロングコートも似合うし。一番ツボだったのはインディアンの衣装で、「何でこんなことしてるんだ?俺、何やってんの?」みたいな不本意顔で踊っているところ。あのシーンのちなつさんの表情には、東京でも思わずプフッとなりました。珠李ちゃんは元から美人だけれど、どこか控えめだなとも感じる人。だったのですが、華やかになったな~サーカスのウエスタンな衣装でゴンドラ?ブランコ?に乗っているところなんて決して華やかな衣装ではないのにキラキラしていてトップ娘役になるってこういうことかと思いました。この公演で退団するぐっさん(春海ゆう)とあさぴ(朝陽つばさ)が常にコンビで動いているのが微笑ましく、そして芝居が良い。お二人には、銀橋で目が合うと(合った気がするだけ)ニコっと笑ってくれたり客席降りでの盛大なパフォーマンスとサービス精神にはさすが上級生と感激したりetc.あるので、卒業はとても残念。とはいえ毎年新しい組子が入ってくるのだから致し方ないですね・・・うーちゃん(英かおと)の軍服のカッコ良さは相変わらず。そして悪い役が似合う、あの役うーちゃんが演じるからカッコイイ悪役美味しいねとなったのだと思います。忘れてはいけない、ぱるくん(礼華はる)。長身小顔にロングコートは堪らないですねあんなにカッコイイのに、なんて甘ちゃんでおバカちゃんなのよーーーと思ったら、あの役の設定が16歳とのこと。あーそういうことかーと納得しました。みちるちゃん(彩)は前回・別箱とぶっ飛んだ役だっただけに、きゃぴきゃぴな娘役が可愛い。あの学年でまだこんな役がハマるのね、と思って観ていました。次回本公演ガイズではアデレイド。久方ぶりのアデレイド本役が娘役になるという。あみちゃん(彩海せら)と役替わりとは芝居上手同士で楽しみですね。みちるちゃん、歌大丈夫?との声も聞超えてきますが雪組の頃のみちるちゃんとは違って結構鍛えられていると思います。なにより喉が強い。エタボのエゼキエルであれだけ声を張り上げ怒鳴り散らしていたのに喉が荒れているなと思ったことはありません(結構な回数観ました)でしたから。あとはりりちゃん(白河)が美味しい役で嬉しいです。前回も出番は多くないけれど重要で印象深い役でしたしこれからどんどん活躍してほしいです。ショーも華やかで楽しいかったですね。中詰め用に小物が販売されても普段は買わないのですが月組は別。しっかりポンポンを買って、振りは全く覚えていないのにフリフリした大劇場。東京では何となく覚えて真似して手振りしました~ただねえ、一つ難がありました。あの被り物、クルンテープを思い起こさせるのですよ、クルンテープ。れいこちゃん(月城かなと)ファンにとっては魔のクルンテープ。それだけが・・・でした。お芝居ではイマイチおいしいとは言えない役だったおだちん(風間柚乃)オダチンカーンには最初はどう反応したらよいのかと思ったのですが2回目からは無条件に楽しみましたただどうしても今回は、明らかにぱるくん推し構成になっていて(嬉しいけれど、どれだけ出てくるの?何故に?何故何故?何かあるのーーー?)一番割を食ってしまった感がありますね。ガイズのネイサンで思い切り発散してください下級生男役から成るエイトフェニックス。美脚が目に眩しい。あれは絶対にフェニックス(ちなつさん)から生まれたのよ親が美脚だから子も美脚なのよ~と、とてもとても納得のいく解説をしてくれた人がいましたがそう考えると美脚にならないわけがないわと思いますね。その中には、私の好きなめいめいちゃん(涼宮蘭奈)もおりました。こういう衣装、通常は若いうちしか与えられませんからね。全ツにはこのメンバーからは2人しか振り分けられていません。6名(それとも人数減る?)にどのあたりのメンバーが入るのか娘役も入るかもですね、気になるところです。れいこちゃんが居なくても、やはり月組子は愛おしくて観劇が楽しいです。他のどの組を観るのとも違う保護者目線(偉そうに!)になりますね。まあ、目に見える活動をれいこちゃんがしてくれているからというのも大きいのだと思います。今日を入れて残り4日。退団者のお二人は悔いなく思う存分に男役を堪能してほしいです。そして残る組子は、ちなつさんを中心に次の舞台へ続く道をしっかり踏みしめて あははっ 食べ物ばかりだよ~
2025.03.05
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最近 [ 小山田 浩子 ]<内容紹介より>コロナ禍で経験した日常のキワが蘇る、超絶細密描写にハマること必至の連作。夫に付き添い初めての救急車でやってきた深夜の病院の待合室。ふと思い出したのは、子供の頃に聞いた、赤い猫を見ると死ぬという噂ーーパンデミックというついこの間の出来事を背景に、ある平凡な夫婦とその周りの人々の生活を精緻に描き、日常の外側に読者を連れていく。海外でも翻訳多数の気鋭作家による最新連作長篇。初めて読む作家さん。内容云々よりも改行や段落が極めて少なく、会話も「」があるもの、ないもの。あってもこれもまた改行がないため、単純に読み難いと感じました。小学生の頃、樋口一葉を読んで句点がないので読み難いと思ったのと同じ感覚。コロナが5類に移行する前後の出来事を綴った連作。 ほんの数年前の話なのにどこか古風な感じがする。ぼんやりとしていた話が徐々にクリアになっていくのだけれど、最後の「えらびて」がちょっと唐突な印象で更にはこれで終わり?となりました。 そしてこんなことまで表現するのかと思う細かい描写。これは好き嫌いがはっきりするのではないかと思います。私はちょっと・・・かな。
2025.03.04
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NHK国際放送が選んだ日本の名作 1日10分のしあわせ (双葉文庫) [ 朝井 リョウ ]〈内容紹介より〉全世界で聴かれているNHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、世界17言語に翻訳して放送された、人気作家8名の短編を収録。几帳面な上司の秘められた過去。独り暮らしする娘に母親が贈ったもの。夫を亡くした妻が綴る日記……。海の向こうに暮らす人々に、私たち日本人の愛すべき姿を細やかに伝えた好編が、オリジナル文庫として登場NHK国際放送が選んだ日本の名作と銘打ったシリーズ。普段、短編はあまり好んで読まないのですが遠征時で厚い本は荷物が増えて嫌。薄くて錚々たる作家陣、これは丁度良いと思い手にしました。どれもどこか切なくて温かい。わずかなページで心に響く、情景が見えてくる。凄いなあと思います。実はこの本、1年ほど前に読んだのですがこちらに書いていなかったもの。改めてもう一回読んでみて、やはりじわっと迫ってくるものがある。そんな中、小川洋子さんの作品が少し皮肉な結末で異色かな。この手の本はあまり本を読まない人に薦めたい。これをきっかけに収録されている著者の本を読んでみようかな、と思う人もいると思うから。そういえば、子どもたちが小中学生くらいだったか。あまり本好きではない子に育ち、でも本を読んでほしいと思い薦めたのが「きみが見つける物語」シリーズでした。結局あまり本好きにはならなかったけれど、その後、収録されていた著者数人の本は読んでいました。今は時々暇を持て余している時に図書館を利用しているみたい。少しは効果があったのかな。きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編 (角川文庫) [ 角川文庫編集部 ]きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編 (角川文庫) [ 角川文庫編集部 ]
2025.02.27
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楽園のカンヴァス (新潮文庫 新潮文庫) [ 原田 マハ ]<内容紹介より>ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとはーー。山本周五郎賞受賞作。少し前に読んだ「暗幕のゲルニカ」(感想はこちら)に登場したティム・ブラウンがまだMoMAのアシスタント・キュレーターだった頃の話。「暗幕のゲルニカ」がぐいぐい引き込む力強さを持つのと対照的にじんわりと沁み込むような温かさを感じる作品でした。執筆発表されたのはこの「楽園のカンヴァス」の方が先なのでこちらを先に読んでいたらもしかしたらぐいぐい引き込まれると感じたかもしれませんがゲルニカを先に読んでいると、これはファンタジックな作品にも感じました。ゲルニカ同様に、現代とルソーやピカソが生きた時代を作中の物語として描かれています。ルソーの「夢」と酷似した「夢をみた」は真作それとも贋作なのか。更には「夢を見た」の下にはブルー・ピカソが隠されているのか。”じんわりと沁み込むような温かさ”と感じるのはピカソの燃えるような激しさに対し、生前評価されなかったルソーのヤドヴィカへの思いや関係性、真贋の謎を解くティムのライバル織絵への思いが描かれた恋愛要素もあるからか。それにしても、どうしたらこんな着想を得るのだろう。「夢を見た」は本当に存在するのでは、在ってほしいと思えてきます。
2025.02.24
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現帝国劇場の最後の公演CONCERT「THE BEST New HISTORY COMING」Cプログラムを観てきました。いやあ~凄かった~ここ10年近くの観劇は多分9割くらいが宝塚だったのでその間に活躍しはじめた世代の方や演目にはとんと疎いです。何せレギュラーメンバーに三浦宏規さんとあるのをみて松竹版「るろ剣」に出ていた三浦(涼介)さんかと思ったくらいで。ステージに三浦さんいないけど、どうした?と思って確認したら違う方。ああ、ご両人、双方のファンの方すみません・・・こんなレベルの私でも、終始楽しめ、感激、興奮し通し。帝劇で上演された全てのミュージカルの曲が歌われ、上演当時の映像が流れる。シスター・アクト「天国へいかせて」が2曲目で、こんなに盛り上がる曲を序盤に入れちゃって良いの?と思ったり。うっそ、客席降りもあるのね。本役さんが歌うのを聴ける幸せを、この曲をこの人が歌うとこうなるのか~と小野田さんと昆さんの「世界が終わる夜のように」は直近のキャストですよね!チケットお高いけれど、全っ然お高くない、むしろこのステージならお安いですわ。島田歌穂さんの「オン・マイ・オウン」を再び舞台で聴くことが出来るなんて。当時と変わらない切なさ哀愁、歌い終わってほんの一瞬シーンとなり割れんばかりの拍手。その後がダンス・オブ・ヴァンパイアのフィナーレで会場一体の物凄い盛り上がりで(皆さん手拍子も心得てるし)金テープが舞う。大興奮で休憩に入りましたが、ロビーでも皆さん興奮しているのがわかりました。2幕の一番の楽しみはやはりゲストコーナーCプロは伊礼彼方さん、駒田一さん、保坂千寿さん、松下優也さん、山口祐一郎さん全プログラムを観る人は別として、1回しか観られないとなればゲストで決めますよね。山口さんと保坂さんが出るとなれば私は迷うことなくこの回です。ゲストコーナーは2つに分かれていて、1回目は松下さん、保坂さん、伊礼さん。この中で全く舞台を観たことが無いのは松下さん。今年上演されるキンキー・ブーツにローラ役で出演されるのですね。丁度、松下さんが出演される日のチケットを確保していたので注目したいです。保坂さんはレベッカ。観たかったけれど観れなかった公演だったので嬉しかった。四季の頃から変わらないなあ。伊札さんのスターズは情景が見えるようでした。そして伊札さんのトークが面白過ぎました。帝劇オリジナルミュージカルメドレー半分くらいしか観たことがなかったかな。観たことはないけれど、これは凄すぎと思ったのはSPY×FAMILY「アーニャを知ると世界が平和に」島田歌穂さん歌穂さん御幾つでしたっけ・・・?私より年上よでもアーニャでした。可愛かった 完璧なまでにアーニャでしたこんなものまで観れてしまうなんて、このコンサート凄い。そしていよいよゲストコーナー2山口さん2曲、駒田さん1曲駒田さんはテナルディエとクコールしか観たことがないのですがそうか、ミス・サイゴンでエンジニアも演じていたのでしたね。私は市村さんのエンジニアしか知らないので新鮮でした。山口さんはセットリストを観て納得の2曲。1曲目はダンス・オブ・ヴァンパイアの1幕フィナーレウィスパーヴォイスで始まり徐々に張り詰めた大声量へと移るあの声変わらないなあっ今年6年振りの再演が決まっていて娘ともども楽しみにしています。一足先に聴くことが出来て幸せ。駒田さんをはさんでもう1曲が「最後のダンス」ご本人がトークでコキコキ(古希古希)言って笑わせていたけれどとてもコキ古希とは思えない。客席がビーンと言うかビリビリッと言うのか、張り詰めた空気が凄い迫力でした。そしてフィナーレへと向かうのですが「闇が広がる」でサプライズ。と言っても、セトリをよく見ておけば気が付いたはずなのですが”井上芳雄&”となっていたのですから。が、私はさらっと流していて・・・イントロと同時に照明が落ちた上手下手から二人がせりあがってくる。え?あれはまさか?・・・と思うと同時に客席もざわざわとどよめき確信にかわった時の客席のあちこちから思わず漏れる声。2代目帝劇最後の演目でこの二人の闇広が聴けるなんて。そう、山口トートと芳雄ルドルフ。この日一番の盛り上がりだったと言っても過言ではないと思います。割れんばかりの拍手と喝さいでした。この二人の闇広を聴いたのは「M.クンツェ&S.リーヴァイの世界 2」以来かなあの時よりも感動したけれど、比ではないかも。堪らず零れた涙をぬぐいました。そしてラストはレ・ミゼ「民衆の歌」をゲストも含め全員で大合唱。これからも力一杯歩み続けるのだという出演者全員のメッセージと感じるとても良い選曲だなあと思いました。馴染みのないお若い部類のメンバーも多かったですが日本のミュージカル界、これからも期待でいっぱいになったコンサートでした。
2025.02.22
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神の値段 (宝島社文庫) [ 一色さゆり ]〈内容紹介より〉第14回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞受賞、現役学芸員が描く美術ミステリー、ついに文庫化です! メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で、作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手の内から出してくる。来歴などは完全に伏せられ、類似作が約六億円で落札されたほどの価値をもつ幻の作品だ。しかし唯子は突然、何者かに殺されてしまう。アシスタントの佐和子は、唯子を殺した犯人、無名の居場所、そして今になって作品が運びだされた理由を探るべく、動き出す。幻の作品に記された番号から無名の意図に気づき、やがて無名が徹底して姿を現さない理由を知るーー。とても興味深い一冊でした。ミステリーとしては起伏がなく平坦で「このミステリーがすごい!」対象というのがちょっと?だけれど、美術業界の仕組みを知ることが出来ました。美術界、マネー界の仕組みを巧みに操る者が生き残る。時代や場所によって価値、評価は異なる。美術は信仰であり信仰する人たちによって価値が決まり値段が高騰していく。信仰≒神に対する値段。作品、作家に対する敬意、愛情、畏怖、驚嘆、きっと人それぞれ受け止め方はあれど、感情を揺さぶる物として受け止める人たちがいる一方で、金儲けの手段としか考えない者もいる。確かにそう、美術品に限らず舞台芸術のチケットだって、自らが観るためではなく端から転売目的の人も多いですからね(美術業界とは規模が違いすぎるけれど)。
2025.02.14
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森があふれる (河出文庫) [ 彩瀬 まる ]<内容紹介より>ひと回り年上の作家の夫に小説の題材にされ、書かれることで自身の全てを奪われてきた主婦の琉生。ある日、大量の植物の種を飲んで発芽した彼女は、やがて、家をも街をものみ込む森と化したー。編集者、夫の不倫相手、夫、そして妻自身へと視点人物を変えながら、夫婦の犠牲と男女の呪いに立ち向かってその関係に新たな光を見出し、英訳されて欧米でも話題の傑作!人が発芽する?ファンタジーロマンスでもありヒューマンドラマのようにも思える内容紹介。わくわくして読み始めました。が、直ぐに作家である夫の自分本位な解釈と姿勢に嫌気がさしてきた。作家とは名ばかりで身の回りに起こることを基にしか作品を生み出せないだけではないか。作品のためには妻:瑠生も不倫相手もただの道具としか見ていないでしょう。この男大嫌いだわ、と思いつつも広がっていく瑠生がどうなるのかが気になり読み終えました。結果、消化不良でした。サイドストーリーとなるであろう作家の前担当編集者の夫婦関係や、瑠生と思われる雑木林の実をそうとは知らずにいくつも口にした愛人も発芽しているのでは。そのあたりにも触れるのかなと思ったけれど一切出てこない。ラストもえ?そうなるの?という全く予想外の終わり方。きっとはまる人には凄く刺さる作品なのだろうけれど今の私向けではなかった。もっと恋愛にワクワクするような柔軟さを持っていた若い頃ならはまったかもそれよりも瑠生の身体から緑色の植物が生えていく様子から漫画のワイルドストロベリーを連想してしまったまあ瑠生から生える植物に花は咲かないのだけれど。ワイルドストロベリー 1 (ジャンプコミックス) [ 米元 いれ ]
2025.02.06
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共喰い (集英社文庫(日本)) [ 田中 慎弥 ]<内容紹介より>一つ年上の幼馴染、千種と付き合う十七歳の遠馬は、父と父の女の琴子と暮らしていた。セックスのときに琴子を殴る父と自分は違うと自らに言い聞かせる遠馬だったが、やがて内から沸きあがる衝動に戸惑いつつも、次第にそれを抑えきれなくなってー。川辺の田舎町を舞台に起こる、逃げ場のない血と性の物語。大きな話題を呼んだ第146回芥川賞受賞作。Yahoo!のトップページ下に映画版が「救いようがない」「後味が悪い」と出てきたのがきっかけで、原作が気になり内容紹介を確認。本来ハッピーエンドが好きなので苦手分野なのだけれど、でも実は親子の葛藤を描いた作品なのか?と思い読んでみました。がーん・・・これは女性が読むにはかなりキツイ。父親に葛藤なんて全く感じない。葛藤があると勝手に想像した私が間違いだった。途中でもしやこれは、この父親は本当に最低の救いようのない鬼畜なのか?と感じたとおりの男だった。映画版のあらすじを最後まで読むと、小説の続きも描かれている。映画を観た著者はこれが正解だと思ったとのことだけれどいやいや、それは男性だからそう感じるのでは。超凡庸な女性目線からするとそうは思えないのだけれど。父親の恋人、息子の恋人、いずれも行動に納得がいかない。あくまであらすじなので肉が付き映像になると違った見え方をするのかもだが。共喰い【Blu-ray】 [ 菅田将暉 ]
2025.02.02
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三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ]<内容紹介より>就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?お金の価値をどう考えるか、というような内容なのかしらと、と思わせるタイトル。ついつい手に取って読んでみました。出版当初は「節約家族」というタイトルだったのを、文庫本になる際に変更したのだそう。うん、正解だね。節約家族だったら借りなかったと思う。お金の価値は人それぞれ。何を優先させるか、漠然とお金を貯めるのか目的と目標額をもって貯めるのか。金利を考え次々と預け先を変え、クレジットカードの新規加入特典を求め契約・解約を繰り替えす。趣味もいかにお金をかけないで上手にやり繰りするのか。ポイ活利用や実家利用。えーそこまでするの?ということもあれば、そんなの当たり前!皆知っているでしょう、私もやっています。というようなこともあり、面白くでも真摯にお金や人と向き合う様子が描かれていました。でもねーーーお金をかけずに趣味を楽しむ、それは難しすぎ。わかっているけれど一番の難所だと思う。つい最近もどうしても観たい公演ため、あまり観る気のしない公演との抱き合わせチケットを購入したばかり。当たるか分からない貸切公演のために本当に必要とは思えない品を大量購入。そして遠征費もかかるという〇〇オタにありがち唯一の節約といったら、本を図書館で借りることくらい。あ、もちろん老後の備えは“一応”考えてはいますが。私が、えーそれはやりたくないよなー、と思ったのは長女真帆の実家漁りかな。節約のために実家に行き夕食を食べ、その度に食品、雑貨を「これいいね」と持って帰る。孫(ひ孫)の顔も見せられてお互いにwinwinなんて言っているけれど、実家では呆れてちょっとやりすぎでしょと思っているという。私も実家からいろいろもらうけれど、それは親から持たせてくれるもので自らあれもこれも!はやらないなあ。まあ私は勤めていて実家は年金生活というのもあるけれど。そういえば…余談ですが、子ども家族が来る時は必ずカレーにする。食費が嵩むからという話を聞いたことがあります。これも逆バージョンで「え?」と思ったこと。うちの実家では「何が食べたい?用意するから言って。決まらないのなら、来るときに好きな物を買ってらっしゃい、お金は払うからね」というタイプ。何に重きを置くかは、本当に人それぞれ。価値観の合う人と一緒にならないと、あらゆる面で苦しくなるよなーと思います。
2025.01.30
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赤と青とエスキース (PHP文芸文庫) [ 青山 美智子 ]<内容紹介より>2022年本屋大賞第2位!二度読み必至の感動作、待望の文庫化。◇STORYメルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、「エスキース」というタイトルの絵に出会い……(「東京タワーとアーツセンター」)。 一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れるーー。著者新境地の傑作連作短編。「エスキース」初めて聞いた言葉。素描、下絵、素案等の意味があり、作品を制作するための構想や構図を描いたもので下書きとは違う。あくまで着想、構想等を検討するものであって、それが本書きになることはないのだそう。「エスキース」と名付けられたレイの肖像画をめぐる連作小説。その絵は歳月を経て日本へ。何故ここにその絵があるのか、この人たちの何がこの絵に繋がっているのだろう。と言う疑問がエピローグで解明。静かでお洒落な恋愛小説。こういう本を読むと絵画を観にいこうかなと思います。これまでは漠然と観ていた絵も、何か違って映るかもしれないと思うから。まあ、実際にはそんなことはなくやっぱりただ漠然と観ることになるのだろうとも思う自分は凡庸なのだよなあ
2025.01.27
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昨日は月組新トップコンビの東京初日でした。Instagramでれいこちゃんが月組カラーの花束と星を投稿。月組と星(まこっちゃん)に思いを寄せている~と嬉しくなりましたあっと言う間に終わってしまい、配信も2回あったので今更感ですが・・・星組武道館公演「ANTHEM」。あちこち申し込みまくった甲斐があって運よく観ることが出来ました。2階スタンドのかな~り上の方でしたが、見切れもなく思ったよりも快適に観ることが出来ました。武道館は寒いと聞いていたのですが1階席のことなのかな。温かい空気は上に行くので2階はコートを脱いでいて丁度良かったです。あ、椅子が固くて滑って時々お尻が前に滑ることはありましたが。予想はしていましたが、最初から最後まで礼真琴の凄さを突き付けられる本当にもの凄いコンサートでした。格の違いを見せつけられるというのはこういうことかこの人は怪物かと思うほどの迫力。ありちゃん(暁千星)はじめ他のメンバーも、歌うまさんがこれでもかっと言う渾身のパフォーマンスなのだけれど、まこっちゃんの桁違い感といったら…でも皆が礼真琴に食らいついて盛り上げていくのだという意気込みを感じました。良いよね~、全員が全力投球そして客席では大勢の95期がそれを見守っていたという。私はマダム・ギロチンが一番刺さりました。本公演の時から凄い好きだったこの曲をもう一度生で聴くことが出来て幸せでした。でもまこっちゃんファンには「星を継ぐもの」が一番刺さったのかな。まこっちゃんが「今ならやっと歌えると思った。星を継ぐ者」とタイトルを言った途端、すぐ後ろから「うぐぐっううう」という声が。そして時折すすり上げる音。ああ、まこっちゃんファンの人だな、これは1年前の私たち(れいこちゃんファン)と同じ。わかるよその気持ち。とそちらの方に気が行ってしまいました全て終わって席を立つときにふと見たら、滂沱の涙でしゃくりあげていました。残すところ最後の本公演のみ。悔いなく通えると良いですね、頑張れと知らない人に心の中で声を掛けましたわ。トロッコって電動で動いているのかと思ったのですが、人力で動かしているのですね。トップさんしか乗らなものかと思っていたので、ありちゃんが乗っていてビックリ。まこっちゃんファンの人が通えるようにと思いつつも、私も阿修羅城観たい。大劇場含めてこちらも頑張って申し込みまくり中。是非、男役 礼真琴の最後の公演を観ることが出来ますように。
2025.01.26
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