KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2026.10.09
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この時期は
碁盤石山のトリカブトの花を見ることが恒例になっています。
今年も設楽町の碁盤石山にやってきました。
この山は今回で11回目です。
碁盤石山には今までは冬から春にかけて登っていました。
2023年9月末に初めて違う季節に登った時に
初めてトリカブトのみごとな群生に出会って
それ以来この時期に登ることにしたのです。





初めは東納庫の登山口から登っていましたが
最近はずっと茶臼山高原道路から登っています。
しかし今日は、久しぶりに東納庫の登山口の上から登ります。
以前から東納庫の友人のおすすめで、たまたまその人に道の駅で出会って
上の登山口まで案内してもらったのです。






「七尋岩」

歩き出してすぐに岩に到着






まるでクジラみたいです






斜度はきついですが、天狗の庭まですぐです








天狗の庭まではずーっと自然林







アセビの森








岩が出てきました。
そろそろ天狗の庭です。







開けた所に到着
天狗の庭です
トリカブトの群生は無くて、ポツポツ咲いているだけ。









私の後ろの岩の上に石碑が乗っています。
碁盤石山の磐座です。







立ち枯れしたような茎が群生の名残に残っているだけで
かろうじてポツポツ咲いている花をさがして写します。







何とか数本まとまっている花です






広場のベンチに座って
以前来た時には草ボウボウになっていましたが
今回はありがたいことに、綺麗に草が刈られていました。





碁盤石山の謂れが書いている看板
(2002年の写真)
今は腐って地面に落ちて字が読めません。
20年以上も経つと朽ちてしまうのですね。






天狗の庭を後にして







富士見岩

条件が良いと富士山が見えるそうです。






平山明神や
その左奥に三ツ瀬明神山
その右の方には鞍掛山や宇連山が見えています。






少しズームで、平山明神(とんがりの山)







三ツ瀬明神山

富士見岩のベンチでゆっくりお昼ご飯を頂いて
山頂に向かいましょう






少しだけトリカブト







私の大好きな、モミジの林を抜けて










ブナ林の気持ちの良い斜面を下って、登りかえしたら






碁盤石山山頂(1189m)
二等三角点(点名 木戸ヶ洞 1189.79m )
山頂は木戸洞峠側(写真右)は植林ですが、天狗の庭側は自然林です。
証拠写真だけ撮ったらさっさと下山します。








ウメガサソウ
(イチヤクソウ科 ウメガサソウ属)
イチヤクソウはよく見るのですが、ウメガサソウは初めてです。
しかしすでに花は終わって、実になっている状態でした。







鞍部には水場
遠くて肉眼ではかろうじて水が出ているのが見えますが
ズームで写真を撮ったら、ちゃんと水が出ています。







富士見岩の手前まで戻ってきました。
アセビの大木の広場です。
昔はここに山頂の標識があったところです。

去年までこのアセビの大木の周りはトリカブトの群生が見事でしたが
今年は悲しいほど咲いていません。









立ち枯れの茎の中にポツポツ咲いているのを探して






何とか群生のような状態を探して








たぶん今年の長雨で
水気を好むトリカブトさえ、腐ったようになっています






再び富士見岩に戻ってきて






もう一度三ツ瀬明神山と平山明神を見て







碁盤石山の磐座






帰りに登りの時には近くまで行かなかったから
分からなかった石碑の文字を見たら
「上総国 佐倉神社」と彫られています。
どうして、この愛知県に上総国 佐倉神社の石碑があるのか・・・
しめ縄まであるので、祀られて信仰されているようで
帰宅して調べたらわかりました。

徳川4代将軍家綱の頃
佐倉藩主 堀田正信の上総の国では
干ばつや洪水に加えて、高い年貢が農民を苦しめて
農民の代表の木内惣五郎たちは
困窮の末、藩主に訴えても聞き入れられず
江戸屋敷に訴えても聞き入れられず
ついに将軍が上野東叡山 寛永寺参拝の折
直訴することにしました。
訴状を受け取ってもらえたが惣五郎は処刑されました。
しかし訴状を見た将軍の叱責を受けた堀田正信は
地元佐倉藩の役人を叱責し、農民の訴えを聞き入れたが
地元の役人は木内惣五郎を逆恨みして
一家の妻や子共達も処刑したのです。
しかしその後、藩主堀田家は次々に不幸に見舞われ
農民たちはそれを義民惣五郎の怨霊やたたりと考え
いつしか農民たちは惣五郎を農民の神とあがめて
佐倉神社として祀ったようです。
それは全国の農民たちの間に広がったそうですが
この山にも佐倉神社の石碑があったのです。
この東納庫の地元の人々にも伝えられているのですね。

トリカブトの群生を見るために登りましたが
意外な石碑と物語を発見しました。
一番の目的のトリカブトは
長雨で根腐れをおこしたトリカブトでしたが
また復活をして見事な群生がみられることを祈ります。






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Last updated  2026.10.09 22:28:51
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