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9月23日(日) 志賀島から糸島へ結局、サゴシ祭りの翌日は緊急呼び出しで仕事となった。その翌日・日曜日、満を持して釣行に出発。室見川のサゴシよりもまずはサーフでシーバスを釣りたいと思い、去年の10月にサーフ・フィッシング・デビューした志賀島の下馬ヶ浜へと朝5時頃出かけた。(この下馬ヶ浜の東に隣接する勝馬のサーフは、釣り人のマナーが悪く釣りが禁止された。との噂もあったので少々心配しながら現地へ向かうと、、、)いつも利用する国民休暇村横の駐車場にはチェーンが掛かっており、中に入れない釣り人の車が5〜6台鈴なり状で路肩に縦列駐車していた。ワシもその先頭に車を止めてしばらく待ったが、駐車場が開く気配はいっこうにない。車を降りて道端にたむろしている親父達の方へ行くと、「○○さん、プライヤー持っとらんね。チェーンば切ろうか」。などと悪巧み、、いやっ、冗談を交わし合っていた。海岸へ降りていく階段脇には立て看板があって、近づいて見ると「砂浜からの釣りは禁止します」。と書いてあった。(あちゃ〜〜、噂は本当やったんやね。しかし隣の勝馬だけでなく、こっちも釣り禁止かぁ〜。キビシイ〜)まったく残念である。ここは去年のサーフ・フィッシング・デビューの時に、ビギナーズラックでヒラメを釣り上げた場所なのだった。。。それで時間がもったいないので、志賀島に渡る手前の「西戸崎ゴルフカントリークラブ・北側のサーフ」に移動して釣る事にした。(ここには何回か来たことがあるが、今まで何も連れたことはなかった、、、)現場に着いてみるとすでに駐車場は一杯で、道路脇の小さな駐車スペースを見つけて車を止めた。そこから浜に歩み出て、延々と続くサーフの一番端っこ・東側の4本杭まで1kmくらいの道のりをひたすら歩く・歩く。やっと着きました。 この周辺で場所を変えながらキャストするも、スレでボラが一匹かかっただけで本命のシーバスのアタリ無し。(しかしボラとは言え、このサーフで釣り上げた1匹目には違いなかった。これはリリース。)明るくなってきて海面を見渡すと、あちこちでナブラが沸いている。どうも小さなイワシらしい。ワシが釣り上げたボラは、こいつらの周りを回っていた様子。周りを見ると、何人か腰からストリンガーを付けている人がいて、移動しながら覗いてみると繋がれていたのはサゴシだった。「はっ! ここでもサゴシ祭り」。。。その後はナブラはあるもののアタリ無しで、7時30分頃には辺りの人も減り始めた。どうやら釣れているのはサゴシばかりのよう。そこで場所を移して、もう一度志賀島・下馬ヶ浜に移動してみた。下馬ヶ浜に着くと駐車場は開場されていて、サーフに出てみると10人くらいの釣り人達があちこちに立ち込んでキャスティングしていた。この浜の東と西は磯になっていて、サーフからの釣りが禁止されているので殆どは両端の磯にバラけて釣っていたが、それを知らない人達が3〜4人サーフでも竿を振っていた。(今後、この浜がどうなっていくのか心配だ。冬場の早朝は観光客もさすがに居ないので、そういう時間帯は釣りを許可してほしいものだ。)ワシは浜の西側の地磯へと歩いて移動する事にした。 ここでは全くアタリが無かったが、目の前で小さなイワシのナブラが数回立った。それから20cmくらいある大きめのベイトのナブラがあり、海面を飛び跳ねて逃げる姿も見られた。先程の西戸崎北のサーフといい、この志賀島のサーフといい、ベイトが入ってきているのは間違いなかった。釣れはしなかったが、いよいよ本格的なシーバスのサーフ・フィッシングのシーズンに入ったのだと、去年から待ちわびた分うれしさが込み上げてきた。さて、それから疲れはしたが釣りたい一心で、今度は糸島に移動してみる事にした。場所は前回アコウが釣れた今津の碁石鼻。途中で11時開店の安全食堂でラーメンを食べて生き返った碁石鼻は石切場の崩れ波戸からキャスティング。前回教えて貰ったので、今回は右端に立って左側へは寄らず。安全第一。 雨の影響で海水は濁っていたけれど、沖合40m付近を西から東へ50〜60cmくらいの少し緑がかった魚影の群れが回遊するのが見えがぜん闘争心が沸き立ったが、こ奴らは上手くキャスティングできても一回見に来ただけで後は見向きもしなかった。ムッキィ〜〜見えてるのにバイトしないなんて、ルアーは難しいですね。そんなこんなで釣り続けていると、アタリがググッときましたぁ〜!グングン巻くと、海面に浮いてきたそのお姿は、、「サゴシ」でしたぁ〜。あぁ〜、一昨日からのサゴシ祭りはまだ続いていたのだ。思い起こせば室見川から志賀島手前の西戸崎北サーフ、そして糸島と、、、サゴシは博多湾の中から外まで広〜〜〜くお祭り状態だったのだなぁ〜。。。なぁ、お前よ。。美味しく食べてやるケンね。 結局3時過ぎまでそこで釣って、もう一匹同サイズ(45cm)のサゴシを釣って帰りました。あぁ、、サゴシ祭り、、、ここに完結。家に帰って一匹は塩焼きに、もう一匹はタタキにして食べました。塩焼きはサイズは小さいながら味が良く美味しかったぁ。タタキの方は、小さくて身が薄いので、バーナーで炙ると中まで火が通ってしまって、、、生焼け状態のグズグズでした。。トホホ。。しかし美味しく食べましたとも。写真は料理前のサゴシ達でっす。↓ 何はともあれ、今回は釣果があったので満足です。(^^)いよいよこれから一年で一番良い時期に入ってきます。あぁ、、できるだけ多く釣行して、サーフからもシーバスゲットしたいもんです。今年はやるぞ〜
2012.10.03
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シーバス狙ってのサーフフィッシングですが、初回にヒラメを釣ってからは成果なし。サーフに来ている周りの人たちも釣れてる様子がなく、今年はなかなか厳しい状況が続いている様です。それでもハマって、休みの度に出かけています。志賀島方面はもう釣れる気がせず、昨日は今までとは方向を変えて、ボチボチ釣れ始めていると聞いた西の糸島に行ってきました。場所は迷いましたが、ネットなどで情報を集め、芥屋のサーフの釣行に決めました。地図で調べると、ゴルフ場に面している様です。前夜から天候は雨でしたが、翌早朝に出発しました。ナビを起動し、あらかじめランドマークに決めていた「黒磯浄化センター」を検索しますが表示されません。しょうがないので住所で設定しようとすると、情報が古いのか糸島市を認識せずにこれまたダメで、結局地図から目的地を設定しました。朝5時台、市街地を抜けると車の数はぐっと減り殆ど走っていません。目的地に近づいてくると、外灯もなく土地勘もないので後はナビ頼りです。暗い道を走って行くとY字路の案内で右折となりました。地図上では目的期はもうすぐそこですが、右折しているのは狭い砂利道しかありません。ナビを見ると、どうもこの道で合ってる様ですが、車のわだちはあるもののどんどん細くなっていき、もはや後戻りもできそうにありません。「本当にこの道なんかな?」と心配になりながらも車をゆっくりと走らせます。 写真は昼間のものですが、こんな感じです。↓しばらく行くと、1台の軽自動車が止まっているのが見えました。その横にはUターンできる小さなスペースもあり、少し安心して方向転換して停車。釣りの準備を始めていると、1台車が入ってきました。おそらくみんな釣り人なんだろうと思い、またまた少し安心してイソイソと準備を早めました。さてここからは歩きで、ゴルフ場の横を狭い道で下に降りて行きました。かなり歩いた気がしましたが、道は次第に細くなり、最後は人一人通れる獣道の様でした。結構な急勾配を雨で滑って水たまりにはまりながらやっと目の前に海が開けました。「よかった」。とりあえず安堵。遠くには2人先行してサーフフィッシングをしている人達のカンテラの光が見えています。さっそく雨の中サーフから釣り始めました。波は結構高くて、日が出る前の暗い中では少し緊張します。1投・2投とキャストを続け、ルアーを変えながら底の状態などを探っていきましたが、何のアタリも無く何だか全く釣れる気がしません。そうこうしているうちに根がかりでルアーを無くしてしまいました。糸も切れて、雨の中ではラインを結ぶのもなかなか手間です。確か情報ではサーフと磯の間あたりでシーバスが釣れると書いてあったな。。。と、サーフをウロウロ移動しながらの釣りでしたが、地磯の方も釣ってみようと作戦変更し移動。ごろた石の岸辺から地磯がある様で、ぼこぼこ海面から出ている岩の間からサラシに向かってキャストする、と何投目かでアタリがありました!その頃にはもう明るくなっていたので、水面から顔を出した大きな口の魚が見えました。「やった、フッコ(シーバスの小さい奴)だぁ」。と力が入りリールを巻いたとたんにバラしてしまいました。「くっそ~」。。。それから同じポイント狙いましたが、もうアタリはありませんでした。満潮でどんどん潮位が高くなってくるのを感じ、またサーフの方に戻ってしばらくキャストばかり繰り返していましたが全くアタリはありません。そうこうしているうちに徐々に引き潮になってきて、先ほど釣っていたごろた石の先のサラシ近くまで入り込めそうになりました。フッコちゃんを求めて場所移動。目前の岩はじゃまでしたが、まぁ何とかルアーを引いて来れそうで、キャスティング開始。 こんな感じです。↓どれくらい経ったか、スレで釣ったフグの針を外してやった後の何投目かで、深みから磯のせり上がる辺りで強烈な引きがありました。ついに念願のシーバスゲットかぁ!興奮しすぎてアドレナリンを出しまくりながら波に合わせて魚体を水面に引き上げると、顔を出したのはチヌでしたぁ。予想外の結果でしたが、これは立派な釣果。興奮しながら写真を撮った後、締めと血抜きを済ませました。それからほぼ同サイズのチヌが立て続けに2匹釣れました。一匹は締め、一匹はリリースしました。その途中、「バチンッ!!」と竿を鳴らす様な一瞬のアタリ?があり、その後は抜けた感覚。。あれは何だったのか、、、糸が切れたと思い巻き取ってみるとゆるんでいただけでした。、、、ひょっとして、ヒラスズキ???それもたった一度の事でした。チヌ3匹を釣った後、その感覚を確かめたくてキャストしましたが根掛かりして断念。納竿としました。 当日の釣果です。↓ (40cm1匹と、42cmが2匹でした)今回は初めての磯で十分な釣果でしたが、事の始めはサーフでのシーバス狙いなので、何とかそっちの方も今年中に念願かなえたいです。さて無我夢中で釣り終わった後、帰り際にふと気付いたのですが、この場所、、、、当初釣行に予定していた「黒磯海岸」ではなく、それより少し東のゴルフ場に面したサーフでした。。。ナビの地図で目的地をプロットした時、二つあったうちの近くのゴルフ場と間違えてしまったみたいです。しかし、、、あの狭い砂利道は、まったく偶然そこにあったのですね。釣り場に着くまでは不気味で不安な気分でしたが、結果は上々でした。もしかすると何かに導かれたのかな?良い方に考えとこう。
2011.11.07
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