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2009年12月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私とカワウソさんにとって忘れられない日が、今年もめぐりきた。
3年前の12月6日、私は不注意の事故で、顔面に火傷を負った。
そして2年前のこの日に妊娠中だった私は救急車で運ばれ、翌日7日におなかの子を亡くした。

そういうふうに忘れられぬ日は人それぞれにあり、決して私にしかない特別なものではないとはわかっている。
それでも、今の私に至る不思議なことのつながりやきっかけとして、この忘れられない日はかけがえないもののように感じている。

カワウソさんと娘と一緒に、墓参りした。
一度納骨した後、家からほど近い私たちの母校を臨む場所に墓所を定めた。
義両親の思いやりのおかげだ。
薄く日が差してはいても底冷えするような日だったのに、三人で墓前にいる間だけは、暖かな日差しが私たちの肩にあたって、ちっとも寒さを感じなかった。


柔らかく温かな掌で、ふんわり頬を撫でられるような感覚に胸がしびれたようになる。
その時にこみ上げるのは悲しみでも苦しみでもなく、心懐かしいような気持ち。
瞬間的に絶望を味わったあの日から、ここまで歩いてこれたと思い返すと、家族に友達にまわりの人に、すべてにただ感謝したい気持ちになる。やっぱり私、幸せだ。
子どもを亡くした後に、その意味をもっと深く感じる時が来るだろう、と考えていたけれど、時を経るにつれてやっぱりそういうふうに感じるようになった。
あの時があるから、今の私があると。

そして一番近くで支えてくれたカワウソさんと娘に、本当に本当に、ありがとうね。





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最終更新日  2009年12月07日 23時06分48秒
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