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2013.08.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類

こんにちは! 堀下です。

連日のうだるような猛暑ですね。

毎日、救急車を目撃するのも、まるで日課のようになってしまいました。

こんな年は、無いですよね。…

 ところで、前回の続きです。

 ベランダの住人の不調続きに、自分の飼育スタイルの見直しをした堀下は、

薬浴をするうえで、病気を一定のものに断定しすぎたきらいは無いかと、

まず、薬浴内容を改めて見る事にし、

それは、有る程度の効果を上げる事が出来ました。

 丹頂ファミリーの体表に表出していた

数々の、諸症状が、数日を待たずに消失して行ったのです。

”もりぞう” と、 ”もなみ” の尾ヒレから、あのべっとりとした白点が消えうせ、

”まめ太郎”

ところが、それ以降は、余り変化が無く、日がすぎて行きます。

 と、言うのも、目立った症状は消失しても、

薬浴の水は、毎日濁り、腐ったような異臭を放っていたのです。

 要するに、本調子ではないのです!

 こまめな水換えは、いつもの事ですので、

なんなく実行はしてはおりましたが、…

 実際、どんなに手を尽くしても、変わり映えのない状況は、

飼育者にとって、はなはだ不本意な話しです。

 堀下は、この様子を見るに、

まず、体の内側から、浄化をしなければならない責務に駆られます。

 そして、考えて作り上げたのが、堀下特性の練り餌なのです。星星星

 この練り餌を、作り上げた時、

病魚だけではなく、ベランダの住人全てに給餌をしてみました所、

らんちう親魚 などは、いつも給餌されている餌ではないので、

用心したのか、おそるおそる、近づいて来たのですが、

 一口食べると、其の次からは、

先を争って捕食しに来るようになりました。

 その当時、まだ梅雨の明けない6月下旬でしたが、

症状が深刻な ”ぶくぶく” に至っては、

すでに食欲をなくしていた時期でもあり、

 この餌を捕食してくれなくては、

後は無いなどと言う、絶体絶命の所まで来ていたのです。

 彼女は、其のころ、動きは一段と鈍くなり、

普段、撒いている餌すらも、残すようになってきておりました。

らんちう親魚 たちが、先を争って捕食しに来るほどでしたので、

堀下としては、まるで祈るような気持ちで、

プランタの底に横たわる ”ぶくぶく” の口元めがけて、

 自作の沈下性のペレットを4粒ほど落として行ったりなどしたのです。

 すると、自分の口元へと届く餌に関しては、

口をパクパクしながら捕食する事が分かりました。

 併し、的を外して、別の所へ流れて行く餌は、

あえて、追いかける力もないのか、其のままになっておりました。

 でも、一口でも食べてくれるのなら、今のところはまだ大丈夫だと

ほっと、肩の力を抜いたのも確かです。

 そして暫くしてから、水質の悪化を避けるため、

プランタの底にたまった、喰い残しの残滓を掬って取り除く、

 そんな事を、数日間繰り返していた、…ある日の事です、…。

 ふと、プランタの中を覗いてみると、

中の水が、驚くほど、綺麗に透き通って見えました。

 しかも、残滓は、一つも無く、

彼女が、最近は、積極的に捕食をしていた事が分かりました。

 なんで、水がきれいになったのかと思い、

プランタ内を隅々まで観察して分かった事は、

 あの、例の 砂の様な、煤の様なもの が、

何処を見回しても、見当たらなくなったばかりか、…

水自体も異臭を発する事が無くなっている事に、気がつきました。

”ぶくぶく” を見ますと、

かなりの眼力をもって、プランタの底から堀下の事を見返しております。

明らかに、精力を取り戻しております。 びっくり

 体表をつぶさに観察してみますと、

あの、先日まで腹部に、うっすらと表出していたオレンジ色の

例えて言うなば、 玉虫の様な輝きをしていたものが、

茶色く変色して、鱗の間に詰まっている事が見てとれます。

 また、其のころに成ると、

プランタの底に、糸を寄ったような琥珀色の細い物体が落ちている事が多くなりました。

 その様な状態が続いた後、…

 驚いた事に、 ”ぶくぶく” の体表は、

丹頂本来の真っ白なパール状の輝きを取り戻し、

ささくれ立ったような鱗が、全て体表にピッタリと沿うように、寝てきたのです!

あのオレンジ色の体表の輝きとは、…!!

 忘れもしない、…

 以前、カラムナリスにり患して薬浴していた、 ”つぼみ” にも表出したものです。

 当時は、それを見て堀下は美しいと思いました。

なんの根拠もなしに、その美しさゆえに、薬浴のお陰で元気に成って来たから、

 体表がこのように美しく輝き始めたのだと、一人合点などしていたのですが、

 実は、これこそが、長患いをしている、お魚にとって、

段階を追って出現した、 死へのシグナルだったのです!

 これは、堀下思うに、

鱗の根元にたまった膿と共に、血液が漏れだし、

その為に、鱗を通して、オレンジ色に見えたものなのだと、今では確信しております。

要するに、体から出血をしているのです!!

 併し、驚いた事に、目の前の ”ぶくぶく” は、その様な状態から、

完全に復活を遂げようとしています。

 オレンジ色だった体表が、色素沈着を起したように所々茶色く変色し、

その後、どうも、その膿と血液の混ざったものが固まって、

鱗の根元から剥離して、落ちたものが、

 どうも、このプランタ内に落ちている糸屑を寄ったような物体の正体だったようです。

琥珀色の糸くず

 画面、ほぼ中央の少し湾曲した、感じの琥珀色の物体が、それです。

 彼女の状態は日を追ってよくなって行きました。

 すると、…後の丹頂ファミリーの器の中の濁りと異臭が、

以前の彼女のものと同様であった事に気がつき、…

 二つの器の中の状況の違いを、じっと見比べてくる事にしました。

 すると、面白い事に気がつきました。

”もりぞう” たちの器の中では、物凄い濁りと、異臭と共に、

あの例の、砂の様な煤の様なものが、器のヘリにべっとりと付着しておりました。

 堀下は、それをウェット・ティッシュで拭きとってみました。

 すると、ティッシュが鼠色に染まったのです!

 その時、堀下は、彼らの器の中へは、

色素系の薬剤は、一切散布してはおりませんでしたので、

 これは、明らかに彼ら自身の体から排泄されたものである事に、

間違いは有りませんでした。

 この砂の様な、或いは煤をまき散らしたようなものにも、見覚えが御座います。

 いつか、弱った魚が、

鱗の間から、さらさらと、この煤の様なものをまき散らしていたのを見た事が有るのです。

 また、これが出ていると、

かなりの異臭が立ち込めてまいります。

 両者を見ていて、その時堀下は直感的に、

これは、堀下が作った練り餌の、捕食している量が多すぎたため、

丹頂ファミリーの内臓には、ちと負担が過ぎたのだと、思いました。

 深刻な症状で有った ”ぶくぶく” には、毎日4粒ほどしか給餌しておらず、

後の丹頂ファミリーには、元気よく水中を泳ぎまわったり、

 捕食の催促をする手前、…恐らく大丈夫だろうと、

乞われるままに、健康ならんちう親魚同様に、多めに給餌をしていたのです。

 それ以降、彼らも、ぐっと少なめに給餌をする事に成りました。

 すると、…

 その後、三日ほどで、彼らの器からも、あの砂の様な、煤の様なものが

完全に消失してしまったのです。

 以降、次回に続く。






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Last updated  2013.08.18 16:02:41 コメント(2) | コメントを書く


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