秋田犬の広場

秋田犬の広場

Nov 11, 2005
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以前、日記に書いたことがあるが

10歳離れていた兄は私が小さい時から
本当に可愛がってくれた。

私と兄とは父親が違う。

が、そんなことは関係なく、
また普通の兄弟よりも
私と兄は強い絆があったと思う。

私に長女が出来たときもそう、

本当に一緒に喜んでくれた。

長男に障害があるのがわかってから
いつも気にかけてくれていた。

そんな兄が5年前、病に犯された。
中咽頭癌。

病気が発覚したとき
医者が兄に宣告したのは
「余命6ヶ月」
だった。

その話を聞かされたあと、
私は兄と電話で話すときに

と問うと必ず
「もう死にそう」
と笑って答えていた兄。

そんな兄が昨日、ついに息を引き取った。

10月半ばに体調をくずし

入院することとなった。

病院までつれてってほしいといわれ
私はその日、会社の出勤を遅らせ
朝、兄の自宅に向かった。

ずっと仕事で遠くにいたので
しばらく顔を合わすことはなかったが、
その日の兄は今までに見たこともないような
辛そうな顔をしていた。

そのあと、海外への出張が1週間あったので
病院に顔を出せなかったのだが
途中、携帯の留守番電話に
「少し体調がもどったから
 また子供つれてきてな」
と入っていた。

帰国後、電話を入れると
「一度退院するから
 次の日曜日には家族を連れてきて」
という話になった。

ところが、11月9日
「また体調をくずしているから
 退院は無理になった」
と家族から電話が。

11月10日、
昼過ぎに兄の奥さん(義理のお姉さん)から
電話が。
「○○○さん、危篤状態だから」

私はちょうど大阪にいたので
仕事をすぐに切り上げホスピスへ。

病室に入ると
兄が意識がもうろうとしているのがわかった。

義理の御姉さんが
「○○○さん、○○○君が来てくれたよ」

兄の表情がかすかに変わる。

声は聞こえているようだ。

そうこうしている間に
兄の子供達が病室にやってきた。

ホスピスの先生に病状の説明を聞き
「あと、2~3日です。
 断定は出来ませんが、今日ということはなさそうです」
と。

私は説明を聞いた後、
家族に電話を入れ
病院にくるよう話をした。

夜、結局子供達と私の家族は
一旦家に戻ることに。

途中、みんなで食事をし、
家に着いたとたん、電話がなる。

こんな時間に電話がなることは滅多にないので
すぐにピンと来た。

もう一度、ホスピスに向かい
病室に入ると
兄は亡くなっていた。

聞くと、本当に苦しまずに
最後を迎えたようだった。

兄の人生は壮絶だった。
そんな兄から私はよく色々な面での
アドバイスをもらった。

仕事のこと、家族のこと、
自分自身のこと。

しかし、なによりも
自分の病気に対する考えは
すばらしかった。

私を含め、何人かの人に送っていた
メルマガ。

私はそのメルマガはずっと消さないだろう。

私も兄も、本当に複雑な家庭環境だった。
お互いに社会人になり、
一緒にお酒を交わすとき
いつもそんな話をあてにしていた。

「お互い、辛い子供時代だったけど
 今は立派になったよな」

なんて話していた。

私には兄しか身内がいない。

そんな兄が今、病に倒れた。

明日は通夜、明後日は告別式。

この2日はずっと兄といよう。





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Last updated  Nov 12, 2005 12:44:04 AM
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Comments

アキタケン @ Re[1]:裕樹の学校選定(05/31) ろぼろさん > お久しぶりです。日記更…
ろぼろ @ Re:裕樹の学校選定(05/31)  お久しぶりです。日記更新されたような…
ひまなひな @ 相変わらず忙しそうですね~~ お久しぶりです お元気そうで何よりです…
ぴよぴい55 @ Re:父親同士の飲み会(06/13) 裕樹君、五歳になるんですか~。いやー早…

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