快風身体均整院
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やることがどんどん増え、身動きがとれず困っているなら、主人公ジュゼッペが解決法を教えてくれます。三段跳び、探偵、歌、眼鏡集め、昆虫採集……何かにハマる(とりつかれる)度に、その前のことは一切忘れて全力で集中します。何の役に立つかなんて考えていません。昆虫採集には『僕には鳥の言葉がわかる』の著者、鈴木俊貴氏も幼稚園児の頃にとりつかれていたそうです。大学時代、シジュウカラ研究の資金集めを考えていた鈴木氏、環境調査用のバッタ採集アルバイトを見つけました。「子どもの頃は、自分の虫捕りスキルがお金につながるなんて想像すらしていなかった。人生において無駄なことなど一つもないのである。(p.61)」その後「国際行動生態学会」の基調講演に招かれるまでになった鈴木氏。「森にこもって夢中になって研究を続けているうちに、いつの間にかシジュウカラ語の論文は世界に高く評価され、注目を集めていたようなのだ(p.245)」一流ホテルの宿泊代から飛行機代、懇親会費まで、すべて学会持ち。「風呂もインターネットもない一泊五百円の山荘にネズミと共に暮らしていたあの頃が、まるで前世の記憶のようだ(p.246)」どこに運ばれていくかはわからないし、運ばれないかもしれませんが、鈴木氏もジュゼッペもそんなことはお構いなく、一日一日を全力で駆け抜け、楽しんでいます。それだけでもすでに十分。運ばれる先はあくまでも結果ですが、ジュゼッペのトリツカレ歴一つひとつが最後にどうつながるか、ホロリとしながら観てください。「快風身体均整院」お知らせコーナー◯均整施術ではどんなことをするのか、普段の施術の流れを、「快風院 均整日記」に連載しています。◯ 『内臓ウォーキング』他、拙著のご紹介:これまでに6冊出版させていただきました。感謝いたします。◯快風身体均整院ブログの挿絵には無料イラスト かわいいフリー素材集 |「いらすとや」さん、無料イラスト「イラストわんパグ」さんのイラストを使わせていただいています。いつもありがとうございます。
2025年11月21日
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