この総合診療医ドクターGは実際にあった症例をもとに研修医と原因や病名を考える番組です。
いつも意外な原因や病名がわかり勉強になります。
昨日はトイレの前で突然倒れて意識を失った女性と今までにない頭痛を訴える男性でした。
この番組を見ていると、本人が話せる場合は本人が話せない場合は家族が今までの経過や様子を詳しく説明する事が大事だとわかります。
そして医師の方も話しやすいように上手く聴きだす事も大事に思います。
まずは考えられる病気をいくつか考えて、当てはまらないことなどを考えながら病名をしぼっていきます。
この番組は研修医だけでなく見ている方も参考になり勉強になります。
まずは命にかかわり見逃してはならない病気から考えていきます。
昨日倒れた女性は血糖値が800もありました。
まずはそれを下げるための点滴をしてから、尿管感染症のためとわかり抗生物質を投与して良くなったそうでした。
もう一人の頭痛の男性は急いでいるので早く薬だけもらって帰りたがっていました。
待つのを嫌がる患者さんをひきとめて説得するのも重要だとわかりました。
患者の方も待つのを嫌がりわがままをいう人も多くて大変だなあと思いました。
頭痛の男性は最初たんこぶがあるので頭をぶつけたせいかと私も思いました。
頭を打って出血があるのは8時間以内でそれから変化があるかどうかが大事だという事を知りました。
その男性はそのまま二日ほど過ぎているしCTでは出血がない事がわかりました。
調べて話を聞いていくうちにたんこぶは視野が見えない方向があるのでぶつかって出来た事がわかり、高血圧で眼底を見ると血管が腫れている事がわかりました。
そのまま帰って車を運転したら危ない所だったそうでした。
救急の患者さんで、一見元気そうに見えても遠慮していてなかにはかなり悪い場合もあるのでそれを見落としてはならないそうでした。
又CTの造影検査には同意書がいり、そこをよく読むと副作用もありショックで亡くなる人もかなり確率は少なくてもいないわけではない事などがあり、同意させるための説明も大事だとわかりました。
私はCTの造影検査で以前目、鼻、喉にアレルギー反応がありました。
最初なんか変だなあと思って放射線科に戻り診てもらって点滴をし症状が落ち着きました。
その時今回はまだこれくらいで済んだけれども2度目はもっと重症化して命にかかわる事もあるので次からは絶対やらないように、他の病院でやる時には気をつけるように言われました。
いつも行っている病院ではその事がわかっていますが、自分で言えなかったり他の救急病院に行ってしまったら危ないなあと思いました。家族にも普段から言っておかないとと思いました。
今読売新聞の医療の特集で群馬大での手術後の事故について書かれています。
群馬大はそれまで最高の医療をやる病院だと患者さんは信じていたようです。
大きな病院であっても手術前にはセカンドオピニオンを受けた方がいい事が書かれていました。
患者側も勉強して納得のいく説明を受けわからないことは質問した方がいいなと思いました。
そうは言っても偉そうな医師に直接にはいろいろ聞けないものです。
私も入院した時、心配な事は看護師さんや研修医に聞いてもらいました。
抗がん剤のアレルギーの心配も医師にはわかってもらえませんでしたが、事前に看護師さんにいっておいたので気を付けて投与してもらいすぐに止めてもらう事が出来て対応が早く命拾いしました。
患者の方も自分の身を守るために自分でも勉強して知っておく事が大事だと思います。
今週は医学の話ばかりですみません。
でも私のブログで本当に書きたい事はこういうことなんです。
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