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和裁教室に通って2年目。いろいろあって休みがちなので、いまだに単衣が完成せずそれでも徐々に終わりが見えてきたので、気が早いですが次は着倒すための木綿着物を仕立てたいと思っていますとはいえ、片貝木綿などは初心者の私が縫うにはもったいないので、お手軽価格で私好みのものを探してみましたそれでちょっと気になる反物を見つけたのですが、長さ(丈)が11.2mと短いそんな時に見つけた目から鱗の素敵な情報私も初めて聞いた方法でした。転載OKだそうなので、着物好き和裁好きの皆さんにもお知らせすべく紹介しますね ↓ ↓ ↓現在生産されている着物はたいてい3丈2尺(約12m)程度ありますが、昔の反物や綿の着尺の場合は3丈(11.4m)程度しかない場合があり、最近の背の高い体格のいい方の場合はそれでは身丈がでないことが多々あります。今日はそんな丈の短い反物を着物に仕立てる裏技を解説させて頂ます。インターネットで検索してみたんですが、おはしょりの部分に別生地を入れる というような方法を紹介しているものが多いんですが、これは正確におはしょ りの隠れる部分に生地を入れるのが意外と難しく、出来上がりもあまりきれい ではありません。そこで今回の方法です。これを読む方にお願いなんですが、インターネットで検索してもほんとに全く出てこなかったので、もしブログなどをお持ちの方が いらっしゃればこの方法を転載して広めていただけたら嬉しいです。お問い合わ せがかなり多いので恐らく困っている方も多いと思いますので...。なお、こちらの方に転載の連絡や図の使用の連絡をしていただく必要はござい ません。ご自由にお使いください。まずはこの図をご覧ください。通常の裁ち方が上の方の図です。身頃や袖を取った後、衽と衿の部分を左右で取って仕立てるのが通常のお仕立方法ですが、身丈が足りない場合の裁ち方は少々違います。 身丈が足りない場合は反物の左右で衽を取ってしまいます。そうすると図のよう に主衿の部分と掛衿を同じ長さで取らざるを得ませんが、主衿の部分を真ん中から裁ってしまってその間に別生地を入れるんです。その別生地の上にはもちろん掛衿が重ねられますので別生地を継いでいる部分は全く見えなくなります。これで意外とかなりの生地の節約になりますので3丈しか ない着物でもある程度の身丈まで出すことが出来ます。また、最近の若い方は体格がよく、手足の長いモデル体型ですので反物の幅が狭い場合、裄がでないことが多々あります。 裄は肩幅と袖幅を足したもので、それぞれ反物の幅の長さから縫い代を引いたも のが限界の長さですので例えば36cmしかない反物ですと縫い代が2cmとして34cm×2=68cmまでしか裄が出ません。これだとちょっと背の高い方は足りなく なってくると思います。そういう場合は生地を前幅から取って肩口のところに継いでしまいます。前幅は24cm~26cmしか使いませんので、36cm程度の幅の反物でも10cm程度の幅が余る ことになりますので、その余った10cmを肩口のところに継いで裄を出します。 残念ながら柄によってはこの方法は使えませんが(もちろん気にしない方なら構いません)、縦縞やごく細かい柄の小紋などでしたらほとんどわからないよう にお仕立てできます。なかなかこの方法はインターネットでも紹介されていないので、ブログなどを お持ちの方はぜひ掲載して頂いて、この方法が広まって短い反物をお持ちで お悩みの方の助けになれば嬉しいです。 昔のウールはもちろん、綿の着尺で水通ししたら3丈にも足りなくなってしまった ということはよくありますので、お悩みの方はきっと多いと思います。↑ ↑ ↑ どうぞみなさんのブログでも紹介して この方法を広めましょう。^^
2018年05月30日
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先日、石見美術館に行ってきました。デザイナーの森英恵さんは島根出身ということで、「森英恵 ヴァイタル・タイプ」という企画展があるのを知って、ファンでも無いのになぜか絶対見に行きたいと思ったんです。ちょっと遠くて、車で2時間くらい。付き合ってくれる人もいないので、一人で車を運転していきました でも、往復2時間かかっても行って良かったです。見ている間ずっと「はぁ~」って溜息と、「うわぁ~」って歓喜の声が出るばかりで、もう始めから終わりまで興奮しっぱなしでした。美術館の企画展で3時間近くいたのは初めてです。むしろ、最後の方は少し急いで見たくらいで帰りの時間気にしなくて良ければもっとゆっくりしたかったです。気付けば予定より遅くなってしまったので、売店を見る余裕が無かったのも残念でした。帯地を使った衣裳帯地のジャケットに手編みのドレスが素敵すぎてうっとりしてしましましたこれは縮緬で作った衣裳たち絣を使った衣裳藍染を使った衣裳これも帯地です着物を知ってる人ならわかる、帯地の素晴らしさや豪華さ、ちりめんの独特のしぼ、絣の素朴感や、藍染の深い青の魅力。どれもこれも、斬新で素敵で着物好きはもちろん、少しでもファッションに興味ある人なら見る価値があると思いました。何だか森英恵さんに自分の服をデザインしてもらいたいと思いました。もちろん、そんなお金出せないんですけどね それくらい素敵で、一気に森英恵さんのファンになりました。12月1日までなので、お近くの方はぜひ一度見に行かれるといいですよ~お勧めです※撮影は、マネキンが着ているもののみ許可されていることを確認しています。※また、これは企画展のほんの一部の写真です。
2025年11月18日
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文化祭の発表の袋帯の帯結び「舞姫」先日、教室に持って行った赤い帯で練習しました。帯締めも家にあるもので結んだのですが、位置が低すぎました 花びら部分のゴムが隠しきれていないし、全体的なバランスも悪いです。本番は平組の帯締めなのでどう結ぶか、それも考えないといけません。
2025年09月08日
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大阪に4泊5日滞在したので、今回あちこち行くことができました。ずっと気になっていた手芸材料のお店「日本紐釦貿易」にも行きました。何を買いたいかというと、当然ですが着物に合わせるもの。特に気になってるのは、インド刺繍リボン Instagramで半襟に付けてるのを見かけて、いいアイデアだし素敵だなと思っていたんです。で、本館も別館も行きました。ちょうど本館で「手づくりフェア」開催中で、お得にお買い物できました。お目当てのリボンもですが、前から気になっていた自然に消えるチャコペンや刺繍枠なども買いました和裁も刺繍も着物周りの小物作りもやりたいことがたくさんあるのですが、なかなか取りかかれずに道具や資材ばかりが増えている今日この頃。11月くらいまではバタバタと忙しいので、取りかかるのはその後かな~そういえば、ユザワヤの方がインド刺繍リボンの種類が豊富でそこでも買っちゃいました。緑と白の巾広の2枚はユザワヤで買ったもので、残りは全部日本紐釦で買ったもの気付けば、色違いで同じものを2種も買ってました。左側上下の生成と黒は刺繍が気に入ったので色違いで買ったのですが、中2本のピンクと黒はカラフルなものも欲しいと思って選んだら気付けば同じ刺繍でしたまあ、好みがハッキリしているということなのかな。緑のは使い勝手が悪そうで悩んだんですが、緑好きとしては気になって仕方なく買いました。いろいろあった方が、使いたい時に使えるからいいかなと言い訳して自分を納得させました。箪笥の肥やしにならないように、リボンメインでもコーデできるようにセンスを磨いていかないとですね。頑張ります
2025年10月07日
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