2007.02.03
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カテゴリ: 我*コラム



そんな言葉も嫌いじゃない。さすがに使いはしないが、批判しようとも思わないし、もし誰かがそんな風に話しかけてくれたら、それはそれでうれしいと思う。

言葉遣いの問題について、今日ひとつ気付かされたことがあった。保育園の保護者会。若い女性の保育士の発言だった。彼女は、私の息子のグループの様子についてこう言った。

「みんな言葉が出てくるようになってきていて、言葉に敏感になっています」
「私たちも正しい言葉遣いをするように心がけています」

そうなのだ。保育園は教育の場でもある。彼女は「子どもは大人の真似をして成長する」という単純な理由から「正しい言葉遣いを心がけている」のである。目からウロコの思いだった。

口うるさいオヤジの「正しい言葉遣いをしなさい」と説教するゆえんの一つを見つけた気がした。まあ口うるさいオヤジたちが「正しい言葉遣いをしなさい。小さな子どもが見てますよ」という意識で発言しているか、または、別の理由をもっているかは疑問ではあるが。
そう考えると、先にいったハンパネェなどの言葉は、「言葉の最終消費者」の遣うものなのかも知れない。そこには社会的な生産性、つまり上記のような子どもへの教育的効果などはないのだろう。

先の彼女の発言は、「消費するだけ」であること、「便利さと心地よさ」だけを美徳としない日本人的な精神の一つではないだろうか。私たちは互いに影響しあいながら生きている。その中には無意識に教育しあっている面もある。言葉、身のこなし、清潔を保つ術、感情表現の方法・・。長時間の行動をともにするものは、自然と互いの生活文化を交換しあっている。その相手がそれらに意識のない「消費するだけの人」では、やはりがっかりしてしまう。こちらは、どんどん学び取りたいくらいなのに・・(笑)。



最後はいつもへなちょこパンチだ。
ピンポンダッシュ級の(笑)。





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Last updated  2007.02.03 17:46:29 コメントを書く
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