貴凛亭(Kirin-tei)
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いらっしゃいませ。昨日今日と、関東地方は4月の陽気とか。さぶいの嫌いなおいらにとっては非常にありがたい日々ですが 例年の30倍の花粉到来とか・・・。あまりの濃度の異常数値に今年から花粉症デビューの人も多いとか?くわばらくわばら・・・。 ■□■□■□■□ここ最近は、手品が空前のブームだそうで デパートの手品のタネ売場は 他の売場の数倍の売り上げを伸ばし続けていると聞く。飲み会でやると盛り上がるらしいんだが特に手品なんかしなくてもちゃんと盛り上がるような飲み会にしか行かないおいらには 今一つ理解出来ない。素人のあーいうのは、どうも忘新年会とか、結婚式の余興のイメージなんだな。プロの手品『師』の技術はすごいよ、もちろん。食い入って見ちゃうもん、TV。あれは世界共通のエンターテイメントだもんね。・・・で、別に手品自体は 今回どうでもいいんだが。さぁ!今から手品をするよ~って時のBGMは、なんで『♪オリーブの首飾り』なんだろう?あれ?おいらだけ?ポールモーリア楽団で有名なあのメロディ。 逆にあのメロディをどこかでふと耳にすると誰かが袖から鳩を出したりしないか、と いや、出したらいいな、と 出して欲しいな、と・・・・・。おそらく一種の先入観であり 固定観念だとは分かっちゃいるんだけど 手品=「♪オリーブの首飾り」・・・なんだよなぁ。■□■□■□■□「♪オリーブの首飾り」を初めて聞いたのは というか、初めてこの曲はそういう題名なんだと認識したのは忘れもしない数億年前、おいらがまだ幼い頃。親父が持って帰って来た『ラジカセ』ラジオとカセットリコーダーが一つになった画期的なもの。ラジオを聞きながら録音が出来て 即座に巻き戻して聞けるんだって。今じゃ考えられないだろうけど それはすごいもんだったんだよ。まだダビング機能なんかはないからテープぐちは真ん中に一つだけ。それの見本っていうか 録音練習お試し用について来たおまけの録音時間片面10分くらいのカセットテープに入っていたのが『♪オリーブの首飾り』洋楽なんて聞かなかったから「ぽーるもーりあって誰だ?」から始まって クラシックなんかも音楽の授業以外で聞くことはなかったから 歌声の入ってないメロディーは その当時のおいらには すっごく新鮮だった。どことなくマイナー音で、でも軽快なテンポ ヨーロッパの方ではない南の外国が(あくまでもおいらは)浮かんだ。繰り返し繰り返し聞いた。だからあの歌を聞くと今でもなんかわくわくする。『ラジカセ』というものを初めて手にした時の記憶。あのわくわくドキドキはダビング機能を見てもレコードがCDになっても CDがMDになっても あれっきり味わうことはない。 ■□■□■□■□またごつごつして重いんだその当時の『ラジカセ』は。それを抱きかかえてTVに押し付けてTVの歌番組を録音したりしてさ。懐かしいなぁ・・・。こまさボーズでした。■□■□■□■□ ◇◆◇今日のぽち袋◇◆◇「オリーブ」繋がリ。 この前TV見てたら、やってて思わず「へぇ」と声に出たこと。ほうれん草で強くなるポパイの彼女のオリーブのフルネームは“オリーブ・オイル”っていうんだって。『オイル』って苗字もどーかと思うんだが。
March 9, 2005
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