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こまさボーズ
貴凛亭・店主の、こまさボーズでございます。<br><br>m(_ _)m 今後とも御贔屓に。
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December 6, 2005
カテゴリ： 気に入ったもの
東京も予報では、場所によっては雪だそうで・・・
だから、さぶいのは苦手なんだってば。
昨日出掛けた新旧入り交じる、とある町。
あちこち見て歩いた、おいらと友人を
急に引き寄せた、何か大きな力が・・・。
（いや、そんな大袈裟なもんじゃないって。）
肉屋だった。
何だ肉屋か、と言うなかれ。
今捜そうったって、ないもんよ『＊＊屋』って。
肉屋しかり、魚屋、豆腐屋、八百屋、乾物屋・・・
その基本に忠実に、重心をおいて置いている店。
これはどんなふうに食うと一番オイシイとか
それを扱うには、こうしたほうがムダがないとか
それに関するエキスパートがいる専門店。
おいらは、肉屋のコロッケが大好きだ。
あれは端切れで出た、高価な肉の破片も
一緒に混ざってるからだと
昔誰かに聞いた覚えがあるけど、絶対ウマイって。
肉屋のショーケースに並んでる
ポテトサラダもウマイもん、コロッケがまずい訳がない。
おいらと友人の思いが通じたのか
単にモノ欲しそうな顔に見えたのかは定かではないが
おばちゃんが言った。
「コロッケだったら今、揚げたてのを作ってあげるよ」
ほほほんとうですかっ！・・・買います買います１個ずつ。
で、ここで食っていっていいですか。
そんなヤツは珍しくもないのか、おばちゃんは頷く。
揚げたてのコロッケが１個入るような
耐油紙のそれ用の袋に、ちゃんと入れてくれた。
店の隅でふたりで並んで、はぐはぐ頬張る。
揚げたてコロッケは異常に熱い、でもウマイ。
ああ至福の時・・・。
焼豚の塊を、薄く薄くスライスしてた爺ちゃんは
すっげーよく切れる包丁だー！と
歓声を挙げたおいらに、ちょっと顔を向けて
ちょっとニヤッと笑って、自分の右腕を叩いてみせた。
肉屋には余り関係ないが
こういうノリも、大好きだ。
ああ、近所に肉屋が欲しいなぁ・・・。
こまさボーズでした。
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Last updated
December 6, 2005 02:13:07 PM
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