ぶらり自然散策

ぶらり自然散策

May 25, 2014
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カテゴリ: 昆虫
 男山での観察会、出合った虫たちを紹介します。
まず入り口の社の壁にいた金色のハサミムシのような昆虫はキボシハネカクシです。背中のチョッキの中に翅を折りたたんでいます。これでもれっきとした甲虫の仲間です。

キボシハネカクシ
キボシハネカクシ

上り坂の木の幹にいた黒い甲虫はオオニジゴミムシダマシでしょうか。サルノコシカケ科のキノコを食べるそうです。

オオニジゴミムシダマシ
オオニジゴミムシダマシ

ケーブルカーのみえる広場の松の木の芽にいたのはシモフリコメツキです。シモフリの模様は短い毛によるものだそうです。

シモフリコメツキ
シモフリコメツキ

薄暗い森のシダの葉にいたイモムシはハネナガモクメキリガの幼虫のようです。食餌植物はシダではないのでここにいたのは偶然でしょう。(上の方から落ちてきたのかもしれません)

ハネナガモクメキリガの幼虫
ハネナガモクメキリガ



ハスオビエダシャクの幼虫
ハスオビエダシャク

竹林の附近をたくさんの赤いカミキリムシが飛んでいました。竹の害虫ベニカミキリです。幼虫は竹の中で育ちます。

ベニカミキリ
ベニカミキリ

地面から顔をのぞかせていたのはハルゼミの幼虫のようです。明るい場所に出されてかなり戸惑っているようです。

ハルゼミの幼虫
ハルゼミの幼虫

帰り道の階段で踏みつぶされた糞の中にいたのはエンマコガネの一種。糞と一緒に潰されたものもいました。

エンマコガネの一種
エンマコガネの一種

最後はヒメヤママユの幼虫です。かなりの大きさだったので繭を作るところを観察しようと容器に入れて持ち帰りました。帰宅後バックから出してみるとすでに繭を作り始めていました。

ヒメヤママユの幼虫
ヒメヤママユ

2014.05.25 男山(石清水八幡宮)
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最終更新日  May 25, 2014 06:53:00 PM
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