ぶらり自然散策

ぶらり自然散策

April 24, 2016
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カテゴリ: 観察会
NACS-J自然観察指導員大阪連絡会の春の鵜殿かんさつ会、今年で14年目になるそうだ。
いつものようにこのブログで登場するのは虫です。

河川敷に入る前の住宅の壁に小さなテントウムシらしき虫が張り付いていました。
今までに見たことのない模様なのでとりあえず写真に収めました。
持ち帰って調べようとPCで見てみると、下のような有様でした。
でも、何とか種の判別はできました。
クロスジチャイロテントウです。
クロスジチャイロテントウ
京都府レッドデータブックでは要注目種
「大阪府では淀川に多産するが、それ以外ではまれな種で、特異分布を示す」とありました。


コアオハナムグリ

その花の下の草の葉にとまっていた金色の虫。
これも京都府の要注目種で名前をキアシキンシギアブといいます。
キアシキンシギアブ
「河川に局所的に見られる種であり、環境指標性が高い。幼虫の生態は不明」だそうです。

草むらの中を白いヒゲの持ち主が飛んでいました。
名前はクロハネシロヒゲナガといいヒゲナガガ科に属する蛾です。
クロハネシロヒゲナガ
ヒゲナガガ科の蛾ですが、種名はどういうわけか・・・ヒゲナガとなっています。
名前はクロハネとありますが実際にはこの写真のように金紫に輝いています。

今回の観察会で目立ったのは小さなコガネムシ(誰もコガネムシだとは気付かない)です。
ウスチャコガネ
写真にするとコガネムシだということが分かります。
名前はウスチャコガネ、1年の内でもこの時期だけ(2週間ほど)しか見られないコガネムシです。
幼虫が芝生の根を食べるのでゴルフ場では嫌がられているようです。


シロスジヒゲナガハナバチ
シロスジヒゲナガハナバチという長い名前です。この個体はメスなので名前のように触角は長くはありません。オスの触覚が長いのでこのような名前になったようです。

そして、またもや金色に輝く虫発見!
ジンガサハムシ
写真にしたら、黒の方が多くなりました。
たぶんジンガサハムシでしょう?スキジンガサハムシの可能性もあります。この判別は私には無理だった。
どちらにしても食草はヒルガオ。ここにヒルガオあったかな?


タケカレハ

マメドクガの幼虫もカラスノエンドウにたくさんついていました。
マメドクガ

昼食場所の柳の樹にはセグロシャチホコの幼虫もグロテスクな姿を見せていました。
セグロシャチホコ

2016.04.24 鵜殿
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最終更新日  April 24, 2016 07:39:11 PM
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