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夕方、駅からの帰り道で、カラスウリの花が開きかけているのを見つけました。 カラスウリの花はご存知のように、完全に開くとレースの様になる、かなり繊細・幽玄な花です。 夏の夕刻から開き始め、8時頃には満開になり翌日の朝にはしぼみ始めます。 この写真は開き始めの頃で、まだレースの花弁がくるくると巻き込まれ、一部が線香花火の火花のように飛び出て、開き始めていました。 他の花は同じ歩調で開いているのに、この花だけ飛び出ている様子が面白くて、ちょっと撮影してみました。 実がならないのでわからないのですが、ことによるとキカラスウリかも知れません。 花は夜にしか咲きません。真っ暗な中では見つけにくいのですが、秋に実が成っていたところを探せば、咲いていますよ。 実物を見たことのない方には、ぜひ一度ご覧になることをお勧めします。感激ものですよ。(私だけかな?)花径は約7~8cmくらいです。(花の様子が判りにくかったようですので、写真を全面的に入れ替えました。)
2007.07.30
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今朝、5時半に眼が覚めたので、これを幸いに病気の予防薬を散布しました。 昨日散布を予定していたのですが、あいにく雨が降り始め、散布できませんでした。気になっていたので眼が覚めたのでしょう。 使用した農薬はダコニールで、それに展着剤としてペタンVを使用しました。これでうどんこ病と黒点病は予防できるはずです。東京は、昨日までの暑さとは一転して曇り空ですが、過ごしやすい気温でさわやかな風も吹いています。 人間に過ごしやすいのは、病原菌も活動しやすいので、今、先手を打っておくことが重要と思います。我が家では前回散布したのが台風直後の15日ですから、2週間経過したところです。新芽もぐんぐん伸びているので、そろそろ防除効果が薄れる頃かもしれません。 この散布とは別に、先日、粘着君を散布しています。雨のかからない日陰においたミニバラに、ハダニが発生して巣が出来ていたものですから(お恥ずかしい)、写真を撮ってみました。 姿を確認するため、15倍まで拡大できるルーペも買いました。実に小さい虫ですね。いずれ機会を見て、対策とともにご紹介しようと思っています。 (昼ごろから雨が降り始めました。散布した薬が乾いてくれていればよいのですが。心配です。)
2007.07.30
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旧アラスカフォーエバーです。先月アップした色とやや異なって咲きました。先月の花は柔らかいシルキーピンクでしたが、夏の花色は、花芯部分にややオレンジ系が加わっています。 花型も、先日の整形から、ややカジュアルな雰囲気で咲いています。人間の服装も夏にはノーネクタイでどちらかと言えばラフですね。 花径も6.5cmとがんばって咲いています。香りもほのかに甘い系の匂いです。届いたときは繊細そうでしたが、意外に花持ちが良く、それほどに咲き進まないので切花で楽しめます。直射日光を浴びて育っている性か、茎も細い割合に丈夫でうなだれずに咲いています。 今日の夕方には、病気予防対策として、ダコニールを撒く予定です。先日15日の台風直後にサンヨールとラリーを散布して15日が経過しましたので、撒いておいたほうがよさそうです。黒点病なのかなと思う葉が2枚くらい出ています。疑いのある葉は、すべてライターであぶってから捨てています。 この夏から、鉢植えには、今までどなたも使われていない資材を工夫して、マルチングをし始めました。とても簡便な方法なのですが、これで防菌の効果が出るかどうかです・・・。 ことによると、鉢が蒸れて枯れてしまうかも知れませんので先日1鉢試して見ました。今のところ猛暑にもかかわらず枯れませんので、大丈夫そうです。結果が出たら詳しくお知らせしたいと思います。
2007.07.29
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デュエットコルダナです。花径は6cm。この暑い気温の中で、おおらかに咲いてくれました。花の色はオレンジとみかん色とピンクのグラデーションで、いい色です。購入したときの品種の紹介文で、夕焼け色と表現されていましたが本当にそんな感じで、その方のセンスの良さに感心します。皆さんだったらなんと表現しますか。 香りも甘く爽やかで、しっかりしています。多くの花が香りが薄くなるのにこれまで香れば良いですね。花形も外弁がフリルで中の弁が剣弁となって、巻きもしっかりしています。花の持ちも良くここまでゆっくりと開いてきました。 徹底した摘み取り作戦で、やっとアザミウマの繁殖も下火になってきたようです。この花にはついていませんでした。 これから8月に向かって、ミニバラはまだまだ蕾を上げてきます。どなたかがなさっていたと思いますが、1鉢に1輪だけ残して咲かせる方法で、長期に楽しんでみようかと思います。
2007.07.28
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先日、買い物の帰りに、民間アパートの玄関先に咲いている、見慣れない綿毛の植物を見つけました。 綿毛全体の直径は、約10cmくらい。タンポポの綿毛を見慣れていると、とても巨大な綿毛です。 しかもなんとなく、様子が変。綿毛の先端が汚れているように見えるのです。何か先端が濡れてしまって、汚れたために先端がくっついているのかなと思いました。 アップ写真を撮らせていただくために、ちょっと失礼して一歩近寄り、撮ってみました。 撮影しているときに住んでいる人が出てきたので、ちょっと珍しいので撮っていますとおことわりしたら、何が珍しいのかなと言う感じで、○○の花かなと話してくれました。 毎日見慣れている人にとってみれば、ちっとも珍しくないんですね。 綿毛の先端が汚れているとの先入観から、この汚れの正体を理解するまで少し時間がかかりました。 なんと種だったのです。綿毛と言えばタンポポしか思いつかないので、当然種は綿毛の中心にあるものと思っていました。まさか先端にあるとは思えなかったのです。 そうです。タンポポと種の着く位置が正反対だったのです。 種を頭に見立てると、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」に出てくる巨人兵が誕生して飛び立つシーンを思い出してしまいました。 花の様子です。アザミなんですが、この脇の汚れたような綿毛から、ふっくらした綿毛に変身する様子がいまいち理解できないのですが、よそ様のお宅ですので怪しまれないうちにさっさと引き上げました。
2007.07.27
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粉粧楼です。本来はもっと花弁が多く、オールドローズのように咲くチャイナローズです。ここのところ虫ばかり載せていますのです、たまにはバラの花の写真を・・・・。 粉粧楼は中国宋代から栽培されている、チャイナローズで、花径は5~6cm。樹高50~60cmということですが、この写真はまだ樹高25cmほどで咲いた花です。スパイシーな芳香と解説されていますが、今まで私が嗅いだことのない香りで、強香です。 駒場バラ園さんが日本で最初に輸入したと言う記述がどこかにありました。定かではありません。正確にはミニバラの原種の血を引いているわけではありませんので、ミニバラとはいえませんが、たけ低く栽培できますのでミニバラの仲間としてご紹介します。 葉が薄く、花弁も優しいシルキーピンクの薄いティッシュ細工のような花ですので、栽培が難しいといわれています。特に花が雨に当たるといけないようですね。 我が家に届いたときはうどん粉病まみれでしたが、今は回復してきれいな花を咲かせてくれました。ようやくアザミウマの姿が見られなくなりましたので、きれいに咲いてくれたのでしょう。秋にはもう少し立派な花をご紹介できれば良いなと思います。
2007.07.26
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あれほどアザミウマで悩まされて、バラの蕾を徹底的に摘んでいたのに、大量に発生しているところに遭遇してしまいました。 なんと、先日ご紹介したハマユウです。 ここのところ毎日曇りと雨で、ハマユウが置いてあるベランダに出ることがありませんでした。軒下なのであまり雨もかからないところですが、いままで病虫害にかかったことがありません。 ようやく晴れて、久しぶりにベランダに出たら、このハマユウの葉の色が変になっていました。 ↑ この写真は、殺虫した後の写真で蕾や下葉をかなりばっさりと切り捨てています。近寄ってみたら、なんとアザミウマがビッシリ。バラの花に隠れているのとは違って、日中堂々と葉の裏にも着いていました。勿論蕾にも入り込んでいます。 他の植物には見当たりませんでしたので、このハマユウが特別に好きだったのでしょうか。その数○○匹。ここまでくると気持ち悪いので、写真は参考程度にうんと小さくしておきます。蕾に着くものと思っていましたら、葉にもつくのですね。ショックでした。 ハマユウを育てている方、ご注意下さい。
2007.07.25
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ミニバラの葉にトンボが止まったので、撮影しておきました。透き通った羽越しに向こうの景色が見えきれいだなと思っていました。このときはそれだけで何も気に留めませんでした。 昨日、近所の子供がトンボを捕って、このトンボの名前なんていうのと我が家を訪ねてきたのです。その時は出かけるところだったので、家内に昆虫図鑑があるから一緒に調べて見たらといって出かけました。 写真を撮ったトンボと同じだったので、今の時期ならナツアカネだじゃないかなとヒントは出して出かけたのですが、子供は黄色いよと納得しない様子。出かけた後、ことによったらムギワラトンボだったかなと気になりました。 帰宅して、撮影した写真と図鑑を比べて名前を調べてみましら、どうやらアキアカネらしい。アキアカネは赤とんぼの代表で秋に集団で飛ぶ真っ赤なトンボです。 ナツアカネもアキアカネも6月から発生していて、既に飛び回っているとか。色が黄色いのでにわかには信じられませんでした。そう思いませんか? 見分け方は胸の模様。詳しくは図鑑などで調べてみてください。 ミニバラにとまったトンボのおかげで久しぶりに、子供の頃に返りました。しかし、何で子供たちは我が家を訪ねてきたのだろう。お父さんお母さんに聞けばいいのに。暇なおじさんと見られているのかなー。
2007.07.25
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今日は突然、陽が強く射しました。曇り空の上はこんな強烈な太陽だったのですね。 我が家の栽培棚の一部です。(ここしかきれいじゃないので他は紹介できないかも) 棚板にはお風呂の蓋を買ってきて使っています。以前は木の板を使っていたのですが、直ぐに腐ってしまうので、ちょうど良い大きさのものを売っていたので使用してみました。水はけも良く具合がよいです。奥の棚にはその上に人工芝を載せて湿度を保って万年青を栽培しています。 手前に写っている木の棒は西日が鉢に直接当たらないように日陰になるかと置いています。 鉢の大きさは、手前に写っているのが内径12cm、奥に少し写っているのが内径16cmの懸崖蜂です。100円ショップで買ってきました。 土は、今まで使っていた土の再利用で、乾燥させて保存しているものに、調整済みのピートモス3割、牛糞1割、シーライム(カキガラ)、木炭粒適当、カニガラ少し、バイオゴールド基礎肥料一掴みなど、その辺にあるもので良さそうなものを適当に混ぜて使っています。土の50%は有機物が良いという話がありましたので、極力そうなるようにつとめています。 届いた鉢植えはそのまま崩さずに植え込んでいますので、中心部はピートモスばかりになっている鉢もあります。それがやや乾きやすいですね。 鉢によっては、大きな固形油粕を鉢底に入れましたが、これが良い影響、悪い影響を与えていることも考えられます。 日射が強くなりますので、照り返し対策を考えなければなりません。先日教えていただいた、鉢元へのシートを敷く話は少し試してみたいと思います。 青い色を出すため、日陰においたラベンダーコルダナに、ハダニが大発生し、くもの巣のような糸を出していました。これも写真に撮りました。なにか我が家では、すべての病害虫を経験できそうです。
2007.07.24
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雨続きの朝、昨日までなんでもなかったバラの葉に、大きな穴が開いていました。ハキリバチの仕業にしては穴が大きすぎます。右上の葉も大きくかじられています。 今年春に購入してやっと元気に育ってきた、ピエールドロンサールの葉なのに。何ものの仕業だろう。近寄ってみると裏側に何かがとまっていました。どうやらカナブンのようです。 とりあえずとまっている様子を撮影してから、葉をゆっくりと裏返してみました。 飛んで逃げるかと思いましたが、落ちないようにしっかりと葉につかまっています。そのあまりに真剣な様子に何枚も写真を撮りました。背中には水滴もつけています。 カナブンは、樹液を舐める昆虫だと思っていました。葉を食べるの? バラでは花を食害する、と書いてありましたが、葉を食べるとは書いてありません。同類のドウガネブイブイの成虫は庭木の葉を食べると言うので、やはりこれはカナブンの仕業? バラの栽培を始めてから、いろいろな虫が飛んでくるようになりました。 害虫であっても、こういう虫なら少しはいいなと思っています。でも、根に幼虫が取り付くと、バラを枯らすことがあるというので、退治しなければいけないのかな・・・。 (ピーさんから教えていただいたので、コガネムシとカナブンの違いを調べてみました。成虫が葉を食べるのはコガネムシだそうです。それに夜行性。色がコガネムシっぽくないのですが、コガネムシということに訂正いたします。 コガネムシの幼虫は、腐食や植物の根を好んで食べるので、バラを枯らします。培養土に腐葉土を入れると寄ってくる可能性が大ですね。 可愛いと、喜んでいる場合ではないかも・・・) 追伸 コガネムシの幼虫対策は、カルホス粒剤を土に撒いて水をかけるか、ディプテレックスの乳剤を所定の倍率に薄めて根元にたっぷりかけることだそうです。予防としては、オルトランdx粒剤などを土に混ぜて植え込むと良いようです。まだ被害が出ていないので、確かめられませんが。
2007.07.23
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先日の続きです。 黒点病菌が葉に浸入してから、病徴が表れるまで3~16日かかります。また黒点病の分生子(胞子)が発芽して葉に浸入するためには、7時間以上濡れていなければいけないそうです。そのため、乾きにくい夜の散水は警戒されています。 この7時間以上濡れていなければならないと言うことは、防除の大きな観点になりそうです。新芽にかかる雨粒をよく観察すると、みんなコロコロと球になって流れていきます。雨がべったりと葉につくのは、完全に開ききった古い葉です。 このことは新芽につくうどんこ病と異なります。黒点病の予防対策は、葉に水が長時間付着するのを防ぎ、または葉に着いた病菌が発芽しないようにすることを主眼にできます。 ここで、黒点病の予防薬と治療薬について考えます。 一般家庭では、サプロールが治療薬として多用されていますが、農薬の使用基準では年5回に制限されています。これは耐性菌の発生を防ぐための制限です。 しかし、現実には家庭ではその制限回数を超えて、サプロールを撒き続けているのではないでしょうか。それでもポチポチと発生し続ける・・・。おそらく耐性菌を生産しているようなものです。しっかりした生産者以外から入手したミニバラには、サプロールにも耐性のついた菌がついて、栽培場所に入り込んでしまっている可能性が高いのではないでしょうか。 予防薬と治療薬の違いは、使用説明書に記載されている年間使用回数の多寡で判断できます。黒点病に効果のある農薬の制限回数は一番多いもので8回です。 実は予防薬として多用されているダコニールも制限回数は6回です。農薬の使用回数などは、一覧が載っているのを見つけましたのでこちらを印刷しておくと便利です。 販売店で発病している黒点病 夏は黒点病の生育適温を越えるので、勢いが弱り、完全駆除に絶好のチャンスだと思います。まず、落葉をきれいに掃除し、夏越しをする菌のよりどころをなくします。(追伸 鉢植えの株の根元に黒い透水性のシートを丸く切り抜いて敷き、土の跳ね上がり防止と、枯葉を取りやすくする工夫を教えていただきました。これも良い方法ですね。) 次に、すでに展開している葉に黒点病予防薬のダコニールを散布します。2週間後にダイセン類かオーソサイド水和剤を散布します。銅剤のサンヨールでもいと思います。 黒点病が発生しているようであれば、発病した葉は取り除き、治療効果もあるラリー乳剤(ラリー乳剤は殺虫剤のベニカXにも含まれています)、またはトップジンMを混ぜて散布します。ベンレートも効果があるようですが、これはミミズを全滅させるので気をつけてください。(追伸 今は逆さにしても使えるハンドスプレーがあります。ミニバラが数鉢程度なら、これに100cc程度の農薬を作って散布すれば、手軽に行えます。手にスーパーでもらえるポリの袋をかぶせて、スプレーすると農薬が手にかからないので安心ですよ。これでかなりこまめに行えます。) 水が葉につかないという点では、展着剤にパラフィン系のペタンVを使用してみました。これは園芸店には置いていませんが、ネットで手に入れました。これを撒いた葉は水をコロコロと跳ね返します。ただ葉の裏の気孔を塞いで影響ないかなど若干の心配はあります。(追・追伸 発病している葉を摘んだ時は、ドクガの時に使用したガストーチを使って、病半の部分を焼いてから捨てています。胞子は目に見えませんから、摘んだあとも飛び散るかもしれませんので、確実に処分しています。発病が数枚だから出来ることですけれど。) 当初に、散布を2週間おきに行い(発生がひどい箇所は1週間ごと)、発生が治まれば、3週間程度空けてもよいかなと思っています。これを夏の間繰り返し、完全に押さえ込んでおくことが、今後のミニバラ栽培を楽にする方法ではないでしょうか。水虫菌と同じで、根治しておかないと再発するものとの覚悟が必要です。 いまいろいろ苦労しているのは、春先に防除をしなかったツケだったと思っています。無農薬栽培は大地の恵を十分享受できる、地植え栽培の方なのでしょう。 以前、NHKでりんごの無農薬栽培の放映を見て感激し、無農薬にトライしたのですが、小さなミニバラの鉢植えに雑草を生やし放題と言う栽培方法は無理でした。それでもいくらかの可能性を求めて、米ぬか発酵の肥料は作り続けているのですが・・・
2007.07.22
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アザミウマの侵入に手を焼いています。そこでどれだけ居るのか調べてみました。開花しているバラにはすべて5~10匹くらいいました。きっともっと居るのでしょう。 開きかけの花にはどうでしょうか。はさみで切って断面を見ました。 ↑ 開きかけの蕾は、花弁に隙間が随分あいています。でも居ないのかなと撮影していたら、1匹姿を見せました。真ん中の右上に黒い点が見えますが、これがアザミウマが隠れてお尻がが見えているところです。隙間があればアザミウマは進入するのです。 では、もっと小さな蕾はどうでしょうか。 ↑ 先がほんの少し開いただけです。中のほうの花弁はぎっしり詰まっています。これなら居ないかなと思っていましたら、左の蕾からは1匹、姿を見せました。小さなアザミウマにとって、少しでも花が開けばそこは大きな扉が開いたようなものなのですね。 それでは、先が開いていない蕾の中の様子はどうでしょう。 ↑ あまりきれいに撮れていなくてすみません。花弁がぎっしりと詰まり、さすがのアザミウマも入り込むことは出来なかったようです。時間がたっても姿を見せませんでした。 我が家のアザミウマには、今のところオルトランもアクタラも効果が出ていません。 この結果から今咲いているバラの花と、先端が少し開いた蕾をすべて摘んで、ポットで煮沸した上で処分しました。その上で蕾にはモスピランを散布しました。 こんな面倒な事をしないで、ビニール袋に入れ、ゴキジェットプロを一吹きして密封して捨てればよいのかもしれません。 これでバラの繁殖場所はなくなったはずです。ただ一般の花は咲かせているので、効果が薄いかもしれません。どうなりますか。残した固い蕾が開けばわかるでしょう。(追記)アザミウマの繁殖力は驚異的で、1匹の雌は毎日10個の卵を産み(一生で300~500個)、その卵は12日で成長して次々と卵を産むようになる。そのためネズミ算で1ヶ月では1000~10000匹以上になる計算です。蕾に浸入したたった1匹のアザミウマも油断できないのです。 ↓ アザミウマの写真がようやく撮れました。これ以上鮮明に撮るのは私の腕では無理なようですのでアップしておきます。体長1.5~2mmのほんとに小さな小さな虫です。
2007.07.21
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ミニバラ栽培を始めてまだ日が浅いですが、これまでの経験と本などを元に黒点病(黒星病)について考察してみたいと思います。 黒点病(正式には黒星病というようですが、黒点病のほうが慣れていますのでこちらの名称を使います)の病原菌は、糸状菌です。糸状菌は世界で20万種以上もあり、カビもキノコも、足の指につく水虫も糸状菌です。 黒点病は、バラの葉の表面や裏面から葉の組織内に侵入し、栄養を吸収しながら繁殖して、分生子(無性胞子)を作ります。 うどんこ病も糸状菌ですが、組織内に進入しないで、葉の表面に繁殖し、吸器を表皮細胞に差し込んで養分を吸収するので、防除の仕方が異なります。 黒点病は、葉の組織内で作った分生子(無性胞子)を、葉の表皮を破裂させて飛び散り、雨滴によって拡散します。発芽適温は18℃、感染の適温は19~21℃だそうですから、梅雨と秋のころが一番発生するのですね。 黒点病の分生子(無性胞子)は、有機物の表面で1ヶ月生存するそうです。冬や夏はもっと永くなります。そのため、落葉や枯れ枝の除去が蔓延防止に役立つのです。 バラの栽培家は、防除と治療に悩まされるわけですが、農薬の性質と働く作用機構を整理しておきましょう。 糸状菌(真菌類)が繁殖する際には、細胞膜を形成するための、エルゴステロールという物質を必要とします。 黒点病の特効薬と言われるサプロールは、このエルゴステロールの生合成を、阻害することにより効果を発揮します。他にも、同じ作用機構で効果を発揮する農薬に、マネージやラリー乳剤などがあります。 この他に、糸状菌のエネルギー代謝を阻害する銅剤、酵素の活性を阻害するダイセン類、酵素タンパクに作用するダコニール、栄養取り込みを阻害するフルピカフロアブルなどがあり、農薬の開発は日進月歩です。 販売店での黒点病末期 他のバラにも感染しているでしょう。 以下は、私の考え方です。科学的根拠はありませんのでよろしく。 黒点病の治療は、不可能と考えます。サプロールなども黒点病の分裂を阻害するだけです。 動物が病気にかかったときに、薬を与えると治りますが、これは動物の血液に白血球やリンパ球、抗体物質があって、弱らせた病原体を攻撃し退治するからです。 植物には、病原体に感応するホルモンはあっても、白血球のような積極的防御体制は聞いたことがありません。 黒点病にかかったバラが、葉を落とすのは、進入した病菌を本体に入るのを防ぐのを防止するため、自ら葉の付け根に離層を作り落葉するのではないでしょうか。 一度進入した黒点病は浸透性農薬で繁殖は抑えられても、死滅しないので、必ず再発すると思います。 こう考えると、黒点病の根治は、葉に菌が進入しないように予防するしかないようです。 長くなりましたので、続きは次回に回します。
2007.07.20
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オニユリ posted by (C)ヤスフロンティア オニユリが、ご近所の庭に咲きました。フェンスから顔を出していたのでカシャッ。コオニユリかもしれません。ムカゴがあるかないかしか、決め手がなく判別は難しそうです。 撮りたかったのは、実はオシベの付け根です。風にゆらゆら揺れるオシベはどのように着いているのか知りたかったので、撮影に挑戦してみました。 この写真だけでは判りにくいので、もう一枚部分拡大してアップします。 本当に部分的に着いているのですね。これで風にゆらゆら揺れる・・・。 今回は、マクロ撮影の遊びをして見ました。もう少しきれいに撮れるよう工夫しなければ・・。 ミニバラの病気蔓延を防ぐため、電気ジャーポットの安いのを買いました。熱湯の中に病気にかかった葉や、スリップスの着いた花を入れて、完全に殺菌殺虫してから、ゴミ箱に入れるためです。 摘み取った葉や花をそのままゴミ箱に入れるだけでは、ゴミ箱が密封式でも、ふたを開けるたびに、胞子やスリップスが飛び出す恐れがあるからです。しばらく続けて効果があるかどうか試して見ます。
2007.07.19
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ミニバラの蕾の陰に可愛い甲虫が、かくれんぼしていました。 背中から見るときれいなつや。なんていう虫かな。 お髭の手入れに忙しい。 んっ。もしかして左下。花弁をかじった? 害虫なの? 名前を調べるのに苦労しました。ハムシかコガネムシのどちらか。触覚が長いのでハムシの仲間。ネットで散々調べてやっと見つかりました。 その名はルリマルノミハムシ。舌をかみそうな名前です。 花粉を食べると書いてありました。花弁は別の虫の仕業?いやあやしい。 捕まえようとしたらピシッと跳ねてどこかにいなくなりました。だから蚤ハムシ。足が太いのです。 名前を調べるのが大変なのでアップしておきます。
2007.07.18
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アザミウマ(スリップス)がいつまでもバラの花を歩き回っています。先日アザミウマに効くはずのアクタラ粒剤を撒いたのに・・・。 しびれを切らして、とうとうオルトラン粒剤を撒きました。このときに粒剤の性質の違いに気がつきました。 オルトランは地上に散布して、水を撒けばすぐに粉々になって、土の中に入り込みます。ところがアクタラ粒剤は、撒いてから5日も経ち台風の雨も降ったのに、粒の形がまだそのまま地表に残っています。 袋の使用法をよく見ると、苗の植え付けの時に、土に混和するという使用法が大多数を占めていました。花卉の場合は地上に散布するとは書いてあるのですが・・・。 土に混和する為には、オルトランのように溶けだしては困るので、溶けにくく製剤されているようです。 これでは、いつまで経っても根が薬効成分を吸い上げないし、アザミウマに効くはずもありません。粒剤なら皆同じと思っておりましたが、農薬の場合は使用方法により、溶け方が違うことが判りました。また一つ勉強になりました。
2007.07.18
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バニールヒットです。台風の後の少し傷んだ姿ではちょっとかわいそうなのですが、比較的きれいなのでアップします。 花径はこの写真では4cmです。本来は6~8cmで咲きます。他のミニバラが夏を迎えて花弁数が少なくなる中で、しっかりとした巻きを保っています。匂いもわずかですが甘く香ります。昨日のうどんげの花もこのミニバラの鉢についています。 キリンロザリーシリーズで売り出されたようですが、作出者もキリンロザリーなのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。(追記 wakachi21様から教えていただきました。ポールセン社のパティオヒットシリーズだそうです。本家のサイトには載っていないので判りませんでした。ヒットシリーズではマドンナヒットやピュアヒット、アンドロメダなどがなじみがありますね。) 先日、みなみ様から教えていただいたミニバラ盆栽の情報を元に、花径の小さなミニバラは、1本立ちにカットしました。一鉢に数本挿し木されているミニバラを、そのまま大きな鉢に植えましたので、込み合っていたのですがかなりすっきりしました。足元の風のとおりも良くなりました。
2007.07.17
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ミニバラの蕾の付近に、ウドンゲの花が着きました。もちろんクサカゲロウの卵で、仏教で言う3000年に一度咲く想像上の植物ではありません。 蕾の下の葉柄に生んでくれたので、絶好のアングルポイントになりました。前日、見つけていたのですが、台風の騒ぎで良い写真が撮れませんでした。 雨風に打たれ、無くなってしまったかなと思ったのですが、しっかりと着いていました。今度はじっくりと構えて撮影しました。それでも風に揺れるのでピントがしっかり合いません。 何枚も撮影をしてパソコンに取り込み、ピントを確認して、ブレてる、ボケてる、構図が・・・。また撮りに行くことを、何回も繰り返しました。自宅で見つけた強みですね。 ミニバラは、元の棚に戻したあと、病気の蔓延を予防するため、薬剤散布をしました。 銅剤のサンヨール500倍と、ラリー水和剤2000倍を、ペタンVを展着剤に使用しました。 鉢を移動させたことで、うどん粉病のほか、黒星病らしき葉が5~6枚ほど見つかりましたので、早めの手入れです。
2007.07.16
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5月に届いた直後のボナンザコルダナの写真がありましたので、アップしておきます。水切れからか後ろに写っている蕾がしおれています。 生産者さんが栽培したらこういう風に咲くとあとで参考になるでしょう。このときの花径は8cmありました。外弁がグリーンで白からピンクへと微妙なグラデーションです。先日咲いた色とは大分違っていますね。我が家で栽培したら秋にはどのように咲くのでしょう。
2007.07.15
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ミニバラを避難集合させた状況です。東京は、午前9時現在、時おり強い雨が降ったりやんだりで風は強くありません。皆様のところはいかがでしょうか。 風対策で、万年青や富貴蘭を育てている屋根の下に集めたため、かなりぎっしり状態です。風通しは悪く、雨にも濡れますので、これでうどん粉病や黒点病が発生したら一気に蔓延しますね。 台風一過の後の病気が怖いのですが、これで蔓延しなければこれまでの防除効果があったということでしょう。今のところ黒点病は治まっています。皆様のところも同じなのでしょうか。うどん粉病が一鉢、花首に一箇所出ていましたので、カダンセーフをかけて乾かせるところに隔離しました。後は台風通過を待つのみです。(追記 うどん粉病発生は一カ所だけでしたので、摘み取って捨てました。その方が蔓延を防ぐには確実ですね)
2007.07.15
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大型台風4号(アジア名マンニイ)が沖縄・鹿児島を通過、和歌山市に接近中。このままいくと日本を縦断しそうですね。すでに、九州ではがけ崩れなどの被害も出ていますが、被害が広がらないことを祈るばかりです。 我が家の屋上は、南風をもろに受けますので、風害が心配です。棚の上に置いてあるミニバラの鉢を下ろして落下の防止を図りました。多少転がっても仕方がないと言う心境です。雨も強そうです・・。 今から台風なんて。今年は沢山上陸するのでしょうか。これも温暖化の影響?
2007.07.14
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先日届いたボナンザコルダナの蕾が開きました。届いたときに咲いている花は花弁が疲れていましたので、きれいに咲いたらアップしようと思っていて、すっかり忘れていました。今朝、雨がようやく上がりましたので急いで撮りました。(疲れていたのはエビータコルダナでした。訂正します。エビータが咲いたらアップします。) 夏の花の小さい時期でもミニバラながら花径7cmと立派に咲いています。香りもレッドモンテローザに似た香りでしっかりとあります。特筆する点は花弁の厚さです。しっかりした花弁は触ってみてもかさかさと動くくらいで、切花にして5日経っても花形が変わらず長持ちしています。コルダナにしては珍しい丈夫さです。 本家サイトでは2007年ニューと書いてあるので、今年発表の木だったのでしょうか。最適ポット10cmと書いてあったのでもっと小さい花を想像していましたが、とても大輪でした。色もパステル調のアプリコットオレンジで、梅雨空にも栽培棚に明るい一角を提供してくれています。 この花にもスリップスが付いていて、撮影しようと鉢を動かしたら数匹なにごとかと出てきました。写りこまないように息で吹き飛ばして撮影しました。スリップスが付かなければもっときれいに咲くことでしょう。お勧めの一品です。
2007.07.13
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見慣れない黄色いミニバラが咲いていましたので、ラベルを見ましたらハイデルベルクでした。冬に届いたときは白花に近かったのですが、今は明らかに黄色いバラです。(写真より黄色いです。) 気温が高いときに咲くとどの花も色が濃くなるのでしょうか。それとも日照の加減でしょか。 そういえば先日教えていただいたラベンダーコルダナの咲かせ方で、日陰においたあと咲き出した花は、ラベンダー色に近くなってきました。こんなに激変するとは思いませんでした。 ハイデルベルクもスリップスにかじられています。写真を撮ったときは気がつかなかったのですが、パソコンに取り込んで確認したらスリップスが私も撮ってと入っていました。数枚撮ったうちこの写真だけ入っていません。スリップスが居なくなればもっときれいな花をアップできると思います。 それにしても綺麗じゃないなー。そのうち差し替えます。
2007.07.11
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アザミウマ(スリップス)の活動が活発です。 あまりに被害が強いと、蕾が開きませんし、開いても花弁が痛んで美しさを損ないます。 切り花にしたミニバラにも、チョロチョロと小さなスリップスが姿を見え隠れさせます。 ミニバラの場合は花が小さくて、その割に花弁が多いため、被害が大きいようです。 アザミウマの写真がしっかり撮れているサイトをご紹介します。なかなかこれほど鮮明には写真で撮ることは出来ません。興味のある方はどうぞ。 アザミウマの写真 スリップス対策として、本格的に乗り出します。といっても大したことありません。 以前取り寄せていた農薬のアクタラ粒剤を散布しただけです。アクタラはニコチンを改良したネオニコチノイド系の殺虫剤でアザミウマにも効果があり、オルトランと同様浸透移行性殺虫剤ですので残留性があり、1ヶ月は効果が期待できそうです。 無農薬でアブラムシ位は残しておきたいと思ったのですが、スリップスの暗躍(おおっぴらだから明躍かな)には、手を焼きますのでとうとう使用することにしました。8月にはこれもアザミウマに効果のある、アドマイヤー粒剤も使用する予定です。 これらの農薬は一般の園芸店では販売していません。ネットで探しました。参考までにアドレスを載せておきますので興味のある方はどうぞ。とても親切に応対してくれました。農家の店 みのり 農家用ですので量が多いため、私はホームセンターでいろいろな大きさのポリビンを購入し、そちらに小分けにして使っています。特に袋入りの農薬は開けるたびに粉が飛び散り、吸い込む危険性が高いので、注意して取り扱っています。
2007.07.11
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7月7日に散布した薬剤でどうやら薬害が発生しました。 薬剤の種類を当日の記事から抜粋します。 「予防薬としてダコニール、 治療薬はサプロール、 アブラムシと黒点病の治療効果もある成分(ラリー)を含むベニカX、 ダニやスリップスにも効果があるという脱皮阻害剤のカスケード、 それに「ピシャット効かせる農薬選び」の本で予防には、パラフィン系の展着剤が良いと言うのでペタンVを混合して散布しました。 これまでやったことのない薬剤の選び方と混合ですから、薬害があるかも知れません。でも新しいことに挑戦しないと、進歩がありませんから・・・。」 薬害が出たミニバラは、本日時点ではフォーエバー社系のミニバラ(他のミニバラに比べると葉が薄い)に多く、葉に油が滲みたような黒い点や模様が出ています。今のところ葉が落ちる気配は全く無いのですが、少し気になります。 原因としては、薬剤を撒いた後、乾ききらない内に(電動噴霧器にしたため薬量が3倍に増えました)強い陽に当たったためか、パラフィン系の展着剤と何かの農薬と相性が悪かったのか、色々考えられます。 新芽には薬害が見られませんし古い葉にも見られません。中間の葉にシミが見られるので、なにか特殊要因があるのかもしれません。じっくり観察してみます。
2007.07.10
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ハマユウ posted by (C)ヤスフロンティアハマユウ posted by (C)ヤスフロンティア ハマユウが夕方一気に開いて、今朝の雨でしずくがきれいについていました。 自分でも気に入った写真が撮れましたので、アップしました。 咲いたばかりでどこも痛んでいない花に、自然の雨のしずくがついて、オシベが行儀良く同じ角度で並んでいます。何か不思議な美しさを感じます。
2007.07.10
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数日前から蕾の様子のおかしい、モンテローザがありました。他の鉢のモンテローザは素直に咲くのにいつまで経っても蕾が開きません。 スリップス(アザミウマ)被害の可能性があるので、除虫菊成分を使用したパイベニカをスプレーしてみました。効果があったような無かったような感じです。 昨日、ふとしたきっかけで、ゴキジェットプロを使ってみてはどうかと思いつきました。早速、夕方、シュッと一吹きかけておきました。今朝起きて見回りに行ったら、なんとあのかちかちに固まっていた蕾が一気に開いていました。目を疑うほどの違いです。一撃でスリップスも倒れたようです。 この効果を見て、少し疑わしい他の蕾にもシューとかけてみました。どうなりますか。離してかけているので花弁への被害はありません。ただ辺り一面ゴキジェットの臭いがするので多用は禁物のようです。 植物に使用して良いのかどうか分かりませんが、こんな症状のバラをお持ちの方は一度試してみてはいかがでしょうか。他の蕾の結果が出たらまた報告します。 ゴキジェットをかけて一気に開いたモンテローザです。スリップスの被害で花弁が痛んでますね。きれいではないので小さく載せます。
2007.07.10
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5月に小さな苗で届いたのが、やっと元気になって初めて咲いてくれました。ソフィアフォーエバーです。 初めて咲いた花なのでまだ本当の姿はしていないと思うのですが、柔らかい色合いのローズピンクとやや丸弁の形が心和ませてくれます。 フォーエバー社の花としては小さめな花径5cm。本家サイトでも5cmの表示ですからそんなに大きくならないのでしょう。わずかに甘い香りが感じられます。花弁数がやや少ないですが、秋に咲く花はどのようになるでしょうか楽しみです。 あれほど悩まされた、ハダニも黒点病もうどん粉病もすっかり影を潜めています。心なしか葉の色も濃くなってきた気がします。消毒は今のところ成功しているようですので、肥料やりを慎重に進めようと思っています。 ミニバラの成長は次々と蕾を上げて、まったく休みを見せませんので、野菜の感覚で作ったほうが良いのかな・・・?。週に1回くらいは肥料過多にならない程度に、ごく薄めた液肥を与えていくつもりです。 バラの本には、3番花はスリップスの繁殖場所になって秋の花に影響が出るので、蕾のうちに摘むように書いてありました。ミニバラはとても摘みきれないので、花が咲いたらすぐに摘むことを励行しています。
2007.07.09
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ラベンダーコルダナです。紫青系のミニバラとして、期待して購入したのですが、春先以来何回咲いても、この色と大きさにしか咲きません。赤紫覆輪のような感じです。他の方のサイトではうっすらとラベンダー色なのに・・。 花径は3cm。元気一杯で背丈は40cm位になっています。資料では花径4~5cmになるはずなのですが・・。香りはまったくありません。日当たり良好のところにおいてあるのですが、陽が強すぎるのでしょうか。この夏は少し日陰においてみようかと思っています。どなたか上手に咲かせている方教えてくださいませんか。
2007.07.09
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スカーレットオベーションです。真紅の色合いで咲きましたのでご紹介します。 花弁の裏側が白味をおび、表側は濃い真紅の色です。下の写真は黒味を帯びていますが、実物は上の写真の色に近いです。花型を見るための参考にしてください。(色合いが良く撮れた写真もあったのですが、そちらにはスリップスが1匹ポチッと写っていたのでやめました) 花の中心まで花弁がぎっしりつまり、開ききるとロゼット咲きとなります。花径は5cm、香りはごくほのかに甘く感じられました。 2000年(平成12年)オランダ デ・ルイター社作。夏は開き進みが早いのですが、冬の花持ちは20日以上でした。 昨日のペタンVを展着剤に使った結果は、今のところ薬害も出ていません。パラフィン成分が効いているのでしょう、古い葉に水遣りの水がかかっても新芽のようにコロコロとはじけます。
2007.07.08
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ネジバナは東京ではそろそろ終わりです。でもまだ咲いている花がありましたので、ちょっと撮影してみました。 同じネジバナでも花の形に違いがあって、つぼまって咲くのが多い中、この花は蘭のように花弁が開いて咲いていました。 撮影していると、小さな鉢が飛んできて蜜を吸い始めました。こんな小さな花にもやってくる虫がいるのですね。 数枚撮影しているうちに、もう一匹なにかがいることに気がつきました。この写真にもしっかりと写っているのですが、どこにいるかわかりますか。 以下はミニバラへの農薬散布の記述です。 ミニバラは少し葉が黄色くなるのが出始めました。中に一鉢黒点病が出たのがあります。昨日までは出ていなかったのですが・・・。先日増えた8鉢のうちの1鉢がひどい黒点病の症状を現し、隔離して治療をしていたのですがその影響はあるのでしょうか。 2週間前に予防薬を散布した効果が切れたことも(薬のかけむらも)考えられますので、別の組み合わせで予防薬を散布しました。 予防薬としてダコニール、治療薬はサプロール、アブラムシと黒点病の治療効果もある成分を含むベニカX、ダニやスリップスにも効果があるという脱皮阻害剤のカスケード、それに「ピシャット効かせる農薬選び」の本で予防には、パラフィン系の展着剤が良いと言うのでペタンVを混合して散布しました。 これまでやったことのない薬剤の選び方と混合ですから、薬害があるかも知れません。でも新しいことに挑戦しないと、進歩がありませんから・・・。(新しく買った3リットル入りの、電池で動く噴霧器は吸い上げが悪く苦労します。単一の乾電池4個では能力が不足するのでしょうか。噴霧も細かくないため余計に薬液が必要になりました。前の手押し式のほうが良かったー。) カスケードとペタンVは普通の園芸店では販売していないのでネットで購入しました。混合液は真っ白でにおいもほとんどなく、散布後もある薬剤を使ったあとの変な疲労感も感じないで済みました。 発生したダニへの粘着くんの効果(30日に散布)は抜群で、見事にダニが糊に囲まれて乾いていました。卵はこれから孵るのかもしれませんが新芽の勢いが違ってきました。 先ほどのもう一匹の虫?ですが、正解はクサグモ?です。体を出してきたクサグモ君のアップの写真と見比べて、ネジバナの上の方をよく探してみてください。見つかりましたか。それにしても小さなクモですよね。
2007.07.07
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私がミニバラを始めるきっかけとなった花です。 今年の2月中旬に近所の園芸センターでミニバラの中に香りのある花2種類を見つけました。黒赤に近い花と赤紫の花です。名前は付いていないのでわかりませんでした。 この黒赤の花は素晴らしい香りで、僅か花径が3~4cm程度の花なのに、何度も香りを胸いっぱいに吸い込んで堪能しました。その香りは優雅、妖艶?、濃厚、大人の香り?。パパメイアンや芳純とも異なります。今思い出しても、今までのバラでは出会っていません。それ以来ミニバラのとりこになったのです。(オールドローズにはあるのかもしれませんが) しばらく、この花の名前がわかりませんでした。香りのミニバラを集めるなかで似ている花がありましたが、香りがちょっと違う気がして、同時に咲いて比べないと確認できません。 先日ようやく同時に咲いて、この花がヘルメスだと判明しました。香りが違うのは季節の違いのようです。(赤紫の花はいまだに名前がわかりません。) (追記 赤紫の花の種類が判りました。オーバーナイトセンセーションでした。冬は小さな鉢で小さく咲いていたので、わかりませんでしたが、同時期に咲いて比べれられたので判りました。伸びる性質のものでも、小さく栽培が出来るのですね。) 資生堂の香りの専門家の方に以前聞いたことですが、香りの成分は複雑でたくさんあり、揮発する温度がさまざまだそうです。そのため、春先の花は揮発成分が飛びやすく軽やかな香りとなるそうです。一方、秋や冬の花は気温が低いため、すべての香り成分が残っているため重厚な香りになります。 今は気温が高いため、軽い香り成分が飛んで無くなってしまって、あの優雅な香りは感じられません。秋から冬にかけて咲く花の香りが、あの素晴らしい香りになるのだろうと今から期待しているところです。(追記 先日の朝日新聞にも、香りの記事が載っていました。「フェアビアンカ」という白バラには、馥郁とした独特の香り成分が含まれていたとか。香りの世界は奥深いです。)
2007.07.06
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残っていたヴィヴァーチェの蕾が前回の色と違って咲きましたので、アップしておきます。少しは皆さんのヴィヴァーチェに近づいたでしょうか。 日当たりの良いところに置いたので色が濃くなってきました。花芯が見えているのですが色が黒っぽいのでなにか造花のような感じです。今度、我が家で育って咲くときはきっと違う形の花になっていると思います。
2007.07.06
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ミニバラと一緒に屋上で咲いているいろいろな花に、様々な虫たちが訪ねてきてくれます。 タテハチョウの仲間でアカタテハのようです。花は屋上で咲いているのに、良く見つけてくるなと感心しました。 この木にはミカンハモグリガの防除のため、アドマイヤー粒剤を根本に散布しているのですが、花の蜜に殺虫成分が入って影響がでないか心配です。去年まではあまり薬を撒かなかったので生育が悪かったのですが、今年の春からしっかり消毒するようになって、葉がのびのびと育ち花もたくさんつきました。 風で揺れるバラの蕾に、虫がくっついていました。激しく揺れる蕾から振り落とされないようにしっかりとしがみついていました。ハバチの仲間でしょうか。雨の降る今日も同じ姿勢でびしょぬれになって、しがみついていたので、死んじゃっているのかと、はがして見ましたら、もそもそと目を覚まして動き始めました。いったいなにをしていたのでしょうか。 シジミチョウの仲間。ヤマトシジミでよいのでしょうか。こんな小さな蝶なのに屋上まで飛んできます。そういえばアブラムシでさえ飛んでくるのですから、驚くことも無かったですね。以前はベニシジミを良く見かけていたのですが、最近はとんと見かけなくなりました。 ミニバラは、消毒が効いているのか窒素肥料が効いたのか、気持ちよいくらい実にすくすくと育っています。大きな蕾がしっかりと育っていますので、こちらは咲かせてみます。咲きましたら夏の咲き方としてご覧いただこうと思います。
2007.07.04
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花粉まみれの可愛い顔した蜂がいました。ちょんと出たヒゲと大きな眼、ふかふかの毛。可愛いですね。 んっ。これはもしかして、バラの葉を丸く切って行く、あのにっくきハキリバチ? うーんっ。今はまだ被害が少ないし。いいか・・・。 あんまりいたずらするなよ。たのむから。
2007.07.03
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ハダニ忌避に良いというので、コーヒーを散布してみました。 インスタントコーヒーでも良いということですので、昨日一番安いインスタントの一番小さい瓶入り顆粒コーヒーを買ってきておきました。効きが悪いと困るので、朝、私の好きなキリマンジャロコーヒーを余分に入れて、さました物も加えました。 インスタントコーヒーですから、濃いめにお湯で溶かして水で割って温度を下げればすぐに使えます。葉にしっかり付着するように展着剤も加えました。 いざ、散布です。普段あまり薬剤を散布しない、富貴蘭と万年青、多肉植物にも散布してみました。例年の梅雨の頃、小さな虫が飛び回っていることを思い出し、こちらにも散布したのです。 結果は、虫除けの効果いかんに関わらず我が家での使用はノーでした。 散布したときは感じないのですが、しばらくすると焦げ臭い臭いが辺り一面立ちこめてきました。安いインスタントコーヒーを使用したからでしょうか。午後になっても消えません。 バラの花を確かめるために、近寄るだけで焦げ臭い臭いです。まるで火事の焼け跡。こんな臭いがいつまで続くのでしょうか。 もう一つ良くないのは、散布したあと、乾くと茶色の斑点が葉についてしまうことです。葉を観賞するオモトに、まだらに茶色の斑点が着いてしまっては鑑賞できません。あわてて数鉢水洗いをして落としました。 以上の2点で、我が家ではコーヒー散布はもう行いません。ハダニの忌避効果は定かではありませんがその前に、私を忌避する効果がありました。
2007.07.03
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ミニバラ栽培をはじめるにあたって、農薬を極力使わない、減農薬栽培が出来そうだと思っていました。春先は使わずに済んでいましたが、6月以降はとても無農薬では済みませんでした。それまでは次のような対応をしていました。 全体対策 米ぬか散布。 木酢液の散布。 うどん粉病対策 酢で拭き取る。酸性水モドキを散布する。 黒点病対策 葉を摘み取る アブラムシ テントウムシの発生を待つ。手でとる。 うどん粉病は治まりませんでしたので、カリグリーンを散布しました。沈静化しましたが完全には治りきらず散見されるので、ミラネシンを2回使用し完全に治療しました。 そのあと黒点病が蔓延したのです。 (アブラムシは黄色いものが好きというので真黄色の皿を買って、水を張っておいたこともありました。結果は春先2匹くらい飛び込んでいましたが、あとは記憶にありません。直径20cmくらいの皿で期待するのが無理でした。) 鉢栽培のミニバラでは通常のバラ栽培と異なって土が少ないため、自然の治癒力を形成させるのはかなり難しいようです。 この間、次のような自然農薬を調べましたが、いづれも匂いがきつそうです。(中には唐辛子エキスなど眼に入ったら農薬どころではないものもありそうです)。香りを大切にしたいミニバラ栽培で匂いがきついものを散布することには、ためらいがあります。 唐辛子エキス、にんにくエキス、ニーム、コーヒー。 その中で、コーヒーは少し気になっています。コーヒーの液を散布すると、ハダニが寄り付かないというのです。カフェインが効くと言うのですが(それなら日本茶でも効きそうな気がしますが)インスタントコーヒーでも効果があるというので昨日買って来ました。状況を見て試してみます。 基本的にはダコニールやフルピカフロアブルなどの病気予防剤と、花の開花に大きな影響を与えるスリップスの防除剤の散布に絞って、出来るだけ農薬の散布回数を少なくしようと思っています。
2007.07.02
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夏のモンテローザです。春先に届いたときのモンテローザに比べると色が少し濃いでしょうか。少し花弁が痛んでいますが、花型の比較のためにアップします。 花径は7cmと、冬に比べやや小ぶりに咲いています。それでもしっかりと香りがあって楽しめます。 ミニバラを始めた当初に購入したラベンダーコルダナは、咲いてはいるのですが花径が2.5cmほどとなんとも小さくなってしまうのに比べると、大輪ミニバラファンとしては頼もしい限りです。 この他、大輪に咲いている花のひとつに、オックスフォードヴィジョンがあるのですが、なぜか一部花弁が痛んでいます。もっと美しい姿で咲いたときにアップします。香りもしっかりありました。 昨日、散布した粘着くんの効果を見るために、葉の裏を普通の拡大鏡で見てみました。とても小さくて、細かい様子はわかりません。動いているものはいませんのでしっかり効いている気がします。近いうちに拡大率の高いルーペを買ってこようと思っています。
2007.07.01
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