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ご自分のオリジナル小説の番外編をお書きになられた時に
ゆのさんのオリジナルキャラをゲスト出演させてくださった時のエピソードの
さらに番外編となります
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彬生の体にあった数々のキスマークを見せ付けられ
高原は欲求を抑制できなくなり
場所が機内というのにもかかわらず、いつもより激しく日樹を愛してしまった
人の目を気にしながらの営みというのは
スリルがあってそそられるらしい
だが、それが徒となった
日樹と高原の二人は
義兄、朋樹から大目玉を食らう羽目に
どうやら機内で、こっそりご親切に情事を見届けていた人間がいたらしい
皆が寝静まったと思い込んだ高原の判断が甘かった
下手したら隠し撮りされていたかもしれない
高く売れるのであろうか?
なのでバカンスの間、日樹はご機嫌斜め、そして
高原はただひたすら日樹に詫び続けるという始末
それでもなんとか日樹が機嫌を直し
昨夜はやっとバカンスの二人の夜を堪能できた高原
が、しかし・・・悲劇は再び訪れた
「貴方、ボクの隣で寝言いましたよ」
先にベッドから起き上がった日樹が丈の長いシャツだけを身に纏い
冷蔵庫の飲み物を物色していた
「えっ?」
「なんて言ったか覚えていますか?」
日樹が選んだのは南国にふさわしいトロピカルジュース
「いや・・・」
なぜか冷たい口調の日樹が気になり
寝ぼけ眼で高原は上半身を起こす
「教えてあげましょうか?」
「あ、ああ・・・」
一応は気になる
「彬生」
「なっ・・・!?」
瞬間、高原の顔は強張り
ベッドから瞬時に起き上がった
さすが短距離走者、動きは俊敏だ
「はっきりと 『彬生』、って言いましたよ」
ジュースのプルタブがカチッと開く
コクコクコク・・・と
日樹の渇いたノド越しにジュースが潤っていく
「あ、いや・・・それは・・・」
慌ててその辺にあった上着を羽織り、日樹のもとまで駆け寄る高原
「なんでも機内で貴方がその気になったのは
彬生君の体にあったキスマークを見てしまったのが原因なんですって?」
チラっと高原を見上げる日樹
その顔は明らかに
怒っている
・・・まずい・・・
「・・おっ・・・あ・はぁ・・・いや・・・」
追い詰められ言葉もどんどん曖昧になり弁解のしようがない
いくらその彬生が日樹に似ていたとはいえ
そんな理由を今更信じてはもらえまい
日樹に良く似た彬生に興味を持つのは当たり前で
無論、高原は日樹一筋なのだから
そんな邪な考えなど全くあるはずがない
もちろん日樹も、そんな不器用な高原を十分知っている
だけど・・・
バカンスに来て、毎晩愛の営みでは
体力が続かないのだ
ところかまわずキスマークをつける高原
それが残ってしまえば人の目も気になり浜辺にもでかけられない
だから日樹はちょっぴり高原に意地悪したくなったのだ
高原を背に日樹はクスッと笑う
・・・今頃、彬生くん達どうしてるかなぁ・・・
可哀相に
高原はまた禁欲しなければならない・・・![]()
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