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貴族2020です。
今日は日経新聞の記事
迫る水没、主権と領海守る(6月10日)
これを読んだ感想を話します。
リード文はこんなです。リード文とは新聞の記事の一番はじめの段落です。リード文は記事の要約です。リード文は記事全体の特に重要な部分だけが抜粋してかかれています。
(一部の引用は著作権侵害に無いはずなのでリード文を写します)
水没の危機に直面する太平洋島しょ国ツバルのテオ首相は都内で日経新聞のインタビューに答えた。海面上昇で国土が消滅しても「主権の価値と海洋境界を恒久的に守りたい」と表明した。「法の支配と民主主義」を尊重する台湾との外交関係を維持すると断言した。
以上、原文ママです。
温暖化による海面上昇で国がどんどん海に沈んでいくツバルという国の首相がインタビューに答えていました。
今、ツバルから豪州に人が移動していっているそうです。歴史や文化をデジタル保存をすすめています。国土が無くなっても仮想国家を目指すそうです。
この国は地球温暖化の大きな原因を作っていません。今まで環境を破壊してきたのは日本も含めた先進国です。国がなくなる、人々の故郷、いつでも帰れるはずだった場所が海に沈んで無くなる、この人の悲しみはどれぐらいのものでしょうか。せめて、デジタルの中に歴史や文化を保存しようとしています。悲しい話です。
本当は世界最強の国である米国がリーダーに地球規模の危機である地球温暖化に世界各国が協力してえるまとめて戦うが理想です。現実は違います。彼らは米国も含めて
世界から注目されていません。
本当に悲しい話です。
首相の写真ものっていました。
写真には髪の毛を剃り上げた肩幅のがっつりしている力強い男性がいました。眉毛は濃く、眼はにらみつけるようで怒りを感じます。年上の世代ですが、衰えたところがまったくない力強い顔つきです。
ちがう。
この人は怒っています。
困難に立ち向かい、行動をおこす人の顔です。
政治は良いおこないをすることではありません。
政治とは上手くやることです。
国の首相です。このひとは政治家です。
したたかな計算ができるはずです。
ツバルの首相のしたたかな計算は何でしょうか。
この視点でもう一度記事を読み解きました。
リード文に「主権の価値と海洋境界を恒久的に守りたい」「台湾との外交関係を維持する」とあります。
記事にはオーストラリアがツバルを支援していると書かれていました。米国の前大統領のバイデン氏が浸水防止のために埋め立てに使う費用を出すと言っていたのにトランプ氏が撤回しました。その穴の3億2000万を豪州が埋めてくれたそうです。国の大きな金額の税金が使われました。政治です。豪州のしたたかな計算もあるはずです。
結論。
豪州がツバルを支援したのは、中国の海洋進出を強いレベルで警戒しているからです。
ツバルは台湾との外交関係を維持すると断言する戦略をとりました。結果、豪州から、国民の移住と浸水防止の為の多額税金の投入という支援を勝ち取ったのです。
中国の船が日本の領海に侵入していると言うニュースがよく流れています。東南アジアの他の国々とももめています。「南太平洋に位置する島しょ国を巡っては海洋進出を強める中国と米豪との勢力争いが激しさを増す。中国は経済支援をテコに台湾との断交を迫る事例が相次ぐ」と記事にあります。
中国はお金を使って自らの陣営に入るように南太平洋の島国に働きかけているのですね。
台湾と中国が有事になった時のために、今のうちから外の国に台湾との友好的な外交を終わりにさせたいです。そして、台湾だけで無く、南太平洋への海洋進出を狙っています。日本には米軍の基地があります。中国は金の力を使って南太平洋の島国に、中国の軍事基地を作るように迫るかも知れません。南太平洋で陣取り合戦が始まっています。オセロみたいです。
中国と米豪との勢力争いが激しさを増す。
つまり、米国もオーストラリアも超大国となった中国と対立が深まり、戦争という道につながると強い危機感を抱いてます。戦争が現実になれば南太平洋の島国が中国側の陣営に入っていて軍事基地がいくつもあれば戦局が不利になります。
ツバルは海に沈みゆく小国です。私は詳しくないですがそんなに経済の規模も大きくないでしょう。ツバルの首相は政治家として自国と国民の利益をどうしたら最大化して守れるか考えました。
台湾との外交を維持するというカードをつかい中国の陣営には入りませんと意思表示を明確にしました。豪州からの支援を勝ち取ったのです。
ツバルの首相はやりよる。
ツバルは国土が無くなっても仮想国家を目指すとありますが、きっと中国から横やりが入ります。
「国が存在しないのに仮想国家というのはおかしい」
豪州がツバルの盾になるでしょう。
「海洋境界を恒久的に守りたい」とツバルが言っているからです。海洋境界、つまりその部分はツバルが認めないと他国の船が通れません。中国の軍艦が海のその部分を航海できません。豪州は超大国になった中国とのその日がくるのを大きな危機感をもって警戒しています。これからもツバルの支援を続けるでしょう。
ツバルの首相は、政治家の中の政治家です。
国際社会は戦場です。強大な力と力のぶつかり合いのパワーゲームでもあり、自らの手札を活かす戦略をたてて頭脳戦がつねにおこなわれています。
ツバルは小国だからとあなどることはできません。
国のトップにたつ政治家が、生き残るために戦う意思とそのために必要な明晰な頭脳をもつからです。
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(「私の履歴書」以外にもコラムやエッセイが多くあって面白い。)
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思考感情そのものが最高の娯楽です。
私は答を知りたいわけではありません。私の思考は正解ではないかも知れません。正解かどうかなんてどうでも良いです。正しいとされることを暗記するのは興味がありません。私の頭の中で考えるそれ自体が最高に楽しいです。
記事から物語を作るのが最高にたのしいです。
私はそんなに賢くないので、紙面から何も読み取れない日も多いです。
他の人の物語も読んでみたいです。
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私はあなたの物語が読みたいです。
おもてだってはいませんが、水面下で豪州から日本への働きかけや政治的な圧力も相当なものがあるでしょうね。
豪州が中国との戦争という道を現実的だと強い危機感を抱いているなら、日本に軍事力を強化させたいからです。もし戦争が起これば日本の地形は中国との最前線の戦場になります。米軍の基地があるから一番に狙われます。ホルムズ海峡で、周辺米軍基地が次々に攻撃されています。
米国トップのトランプ氏は言動に一貫性がありません。米国第一主義で目先の金のことしか考えていません。NATOへの支援を打ち切ろうとしています。米国はヨーロッパへの軍事的な介入はしたくありません。日本への軍事的な介入もしたくないと氏はわめくかもしれません。日本に有事がおこっても米軍は助けないかもしれません。安保条約がありますが、あの条約は日本に何か起こったら米国はどうするか議会で話し合うと書かれていますが米軍が動いて守るとはかかれていないそうです。NATOの条約には米軍が動くとあるそうです。
水面下で豪州から日本に軍事力の強化を求める動きがあるはずです。
日本は第二次世界大戦後80年間ずっと平和で幸せな国でした。
もうすぐ私たちは
平和がどんなに幸せなのか気づくでしょう。
幸せとは、それが失われたときに初めて気づくものだからです。
今日の話はこれでおしまいです。
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