太陽が眩しくて目が開けられないまま、足元を見ながら5分ほど歩くと
ようやく目がなれてぼんやりとではあるが、景色が認識できるようになる。
ふと、数十メートル先の道路に何か生えているのに気づいた。
何か、黒っぽいような赤っぽいような、何だ誰かハンカチを落としたな
近づいてみると案の定、それは、ブラジャーだった。
きっと最近の風に飛ばされたんだろう。
これが生えてたら笑っちゃうよな。と思いながら、さくら並木へ。
今年こそはさくら吹雪の美しいのを撮ろうと。
しかし、ほとんど落ちてしまったようだ。
時折、思い出したようにひらひら舞っているのがある。
ちょっと遅かったか、残念。
気を取り直し、本でも見に行こうかと公園を横切ろうとしたとき、
目の前の色が変わった。
花びらの絨毯。

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