2010年09月18日
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                        美しいレモンイエローの花をつけるアオイ科の樹木と、


                        同じ兵庫県の淡路島の洲本市の成ヶ島という島の、

                        浜松菜 ハママツナの観察、


                        そして、淡路島の島内の反対側にある慶野松原の

                        松の生えている砂浜のタイトゴメの観察。

                        どちらも、他の塩生植物や海浜植物の観察付きです。


                        西日の厳しい慶野松原のほうが、条件が厳しいようで、


                        シソ科の低木であるハマゴウは、本当に這うように生えていました。





                        ところどころ花も見られて、美しさにいつもながら関心します。


                        成ヶ島での観察では、塩風や西日の厳しいところでは、

                        やはり這うように生えていましたが、

                        風防樹に守られて咲いている箇所では、

                        私の目の高さくらいに花があり、

                        違う生育振りに驚きました。


                        塩分が生育に必要なのかどうかが気がかりです。

                        同地に多く見られたナデシコ科の浜撫子ハマナデシコや

                        サクラソウ科の浜払子ハマボッスなどは、

                        普通環境下での栽培が容易で、非常に順調に生育します。

                        ツルナや、オカヒジキなどは、畑での栽培もされています。



                        ツルナは、エグ味のない野菜になります。

                        (ツルナもオカヒジキも成ヶ島で観察できました)


                        成ヶ島では、塩沼湿地でも、普通の砂浜の海岸でも

                        浜松菜ハママツナ、浜藜ハマアカザ が、観察できました。

                        勿論、肝心のハマボウもどちらにも見られました。




                        私が初めてハマボウを観察したのは、14歳の夏でしたから、

                        今から37年前です。

                        そこは、かつて海岸が迫っていた場所でしたが、

                        私が見た時点では、海水と淡水の混じる汽水域の川の側でした。


                        ハマボウは、染井吉野くらいの大きな木に育っていました。

                        今思えば、そのサイズまで育つのは、                     
                        すごい年数を要したことだとわかります。


                        石垣島やシンガポールでこの目で見たのは、

                        オオハマボウで、中心部が臙脂色の花でした。

                        しかし、今日、季節はずれに私のために咲いてくれていたのは、

                        たった1輪だけでしたが、やわらかいハマボウの花、

                        まだ午前中だったから、中心部の色も淡く、

                        臙脂の中心部ではなく、全体に優しい印象の花です。


                        渡船のおじさんも、「ハマボウの花は7月やで」って

                        諦めるように念を押されたのだけど、

                        昨日咲いて、今日はしぼんでいた花と、

                        今朝、私を待って咲いていてくれた花と、

                        地面近くに花をつけていた小さな株のハマボウに感謝です。


                        いくら季節はずれって知っていても、

                        あれだけの群落にたった1輪でも、

                        すごく元気をもらえました。


                        行った甲斐があったなぁって、つくづく思いました。


                        実物を見るのは、何十年ぶりって言うくらい、

                        我が家のハマボウにも、頑張ってもらわなきゃ。。。


                        ハマボウは栽培にも塩水が必要なのかなぁ。

                        あんな魅力的な木が、広がらなかったのには、

                        よほどの理由があるんじゃないかと思うくらいです。


                        ハマゴウも同じです。


                        今日のもう一つの目的だった、タイトゴメ。

                        10年前の記憶を頼りに探しました。


                        10年前と同じ場所にありましたが、

                        今年は乾燥が厳しく、非常に危うい状態で見つかりました。

                        タイトゴメは、耐塩性、耐乾性に優れ、

                        常緑で、栄養繁殖の容易な(多分)

                        ベンケイソウ科の植物です。


                        常緑なのと、耐塩性のみならず耐乾性が強いのとで、


                        塩類集積地の作物栽培のための遺伝子資源として、

                        研究してもらいたい気持ちがあります。


                        現物を見せないと始まりませんからね。

                        とりあえず、野生地を確認できたので、一安心です。


                        今日、野生のオカヒジキを一口食べてみたら、

                        相当しっかりと鹹かったので、嬉しくなりました。

                        これは、アッケシソウをドイツで食べた時と匹敵する鹹さ・・・


                        オカヒジキの遺伝子資源としての役割も

                        研究して欲しいと思っています。


                        それと、イソマツ科の黄色い花が終わりかけていたのですが、

                        非常に興味深かったので、これから調べます。


                        それと、淡路島の海岸を調べていて思ったのは、


                        ダンチクとクズの耐塩性の調査のこと

                        ダンチクは、私にとって馴染み深い植物でもあり、

                        非常に関心があります。

                        イネ科の多年草で、軽く3メートルくらいになる海浜植物です。

                        でも、砂地に生えているのを見たことはなくて、

                        これも関心が深まりました。

                        葛は、中国でも緑化に取り入れているはず。

                        この組み合わせ、砂が動くのを防ぐのに、効果がないかなぁ。















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最終更新日  2010年09月18日 22時01分52秒
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Re:今日は、趣味のお仕事で、海岸の植物の観察に行って来ました。(09/18)  
クロツバメシジミは通常ツメレンゲを食草としているのですが、対馬南端の岬ではタイトゴメを食べていました。 (2010年09月19日 03時59分05秒)

そうでしたね。  
小芋さん  さん
ベンケイソウ科なら、何でも良いとか?

タイトゴメは、すごい耐乾性に優れていて、しかも常緑ですから。

食べ応えがなくても、一年中ありつけるありがたい食草かと・・・ (2010年09月19日 13時41分19秒)

Re:今日は、趣味のお仕事で、海岸の植物の観察に行って来ました。(09/18)  
jun2912  さん
植物観察・・・・時間を忘れるでしょうね。

先日 ホームセンターで ハマボウを売っていました。
白とピンクの槿があって
黄色のハマボウもあるといいなぁと思って見ていましたが
車で行かなかったので あきらめましたが・・・
庭では 難しいの? (2010年09月19日 15時13分08秒)

junさんへ  
実家の小芋さん さん
ハマボウ、難しくはないと思います。

初期成育には砂で塩分があったほうが良いように書いてありますが、

その後は、普通に育つようです。

海浜植物には、普通の環境下では見違えるようなものもあります。

オカヒジキとかね。

ハマボウは立派に育ちます。

我が家のも、来年は咲いて欲しいなぁ・・・

今は、芙蓉があちこちで咲いていますが、

ハマボウはもう少し小さくて、槿サイズです。

いいよぉ・・・ハマボウ。。。 (2010年09月19日 22時12分24秒)

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