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ほんっと今更ですね。笑2か月以上前の、Nコン全国高校の部の講評です。 金:杉並学院高等学校(東京) 銀:宮城県第三女子高等学校(宮城) 銅:千葉県立幕張総合高等学校(千葉) 銅:福島県立安積黎明高等学校(福島) 金:宮城県第三女子高等学校(宮城) 銀:杉並学院高等学校(東京) 銅:島根県立松江北高等学校(島根) 銅:岐阜県立岐阜高等学校(岐阜) (5→安積黎明、7→幕張総合) 上位2校は抜けていた感あり。岐阜は期待外れ、松江北は好みの演奏でした。 安積黎明は課題曲後半あたりから本領発揮、幕張総合は個人的には完全に賞外でした。 ではここからは各校の演奏へのコメントに移ります。 <第76回(平成21年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール高等学校の部審査by☆Shinta☆> 課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」 (作詞:石田衣良 作曲:大島ミチル) 1.武庫川女子大学附属高等学校 課題曲→揃った入り。「安全」の高音sop.やや苦しそうか。「(ーって)なに」など息まじりに語りかけてくるような表現が非常に情感ある。最初のサビ「jump up!」から世界が開けた感じ。曲を通してパートバランスが良い。また言葉の処理に長けている。若干走りそうになるところがあった。たまにalto(mezzo?)気になるが許容範囲内。soliはやや高すぎな感もあるが、伸びのある良い声。とても明るい演奏でした! 自由曲「花火ひらく…」→入りのfやや雑か。だがすぐに立て直した。「こころを」跳躍やや上がりきらなかった。きちんと主旋律を聴かせている。「オーオーオー」ラストsop.やや乱れた。こちらもたまにalto(mezzo)気になるが許容範囲内。課題曲同様言葉の処理に長けていた。 2.宮崎学園高等学校 課題曲→入り「空を」が乱れた。バリバリ宮学サウンド。ten.「安全な道ってなに」を情緒的。16分音符で走りがち。また男声やや力んでいるのか、細かい音符を処理しきれていない。「jump up」が曲に全く合っていない。女声は力強く歌いあげた。soloお見事。 自由曲「炎」→「ave maria」重厚感を持って歌いあげた。原爆の情景のシーンに入り、素晴らしく曲の世界を表現した。ただやはり男声は力み、女声はよく歌えている。聴いていて圧倒される演奏。 3.鹿児島女子高等学校 課題曲→「空を」やや入りきれなかった。ピッチが全体的に下がっている。テンポをいじって工夫しようとしたが、揃えられていない。もう少し言葉を意識して歌っていきたい。soloもやや中途半端な感が否めない。後ろの動きは楽しいが、それが終わってからまた乱れてしまった。 自由曲「一詩人の最後の歌」→sop.伸びのある声で歌っている。相変わらずピッチは低い。だが、自由曲の方が完成度は高い。altoもきれいに歌えている。課題曲よりは改善したが、やはり言葉をもうちょっと歌っていきたいところ。ラストの「ah_」もうちょっとバシッと決めたい。声質よく、伸び伸び歌い好感の持てる演奏だったが色々と勿体ない感じ。(ピアノの人かっこいい!笑) 4.岐阜県立岐阜高等学校 課題曲→入りgood。ten.は素直な声だが、男声全体の問題としてやや調和しにくく、さらに(言葉をあまり歌えていないので)のっぺりしがち。16分でやや走ってしまった。女声パワーある。 自由曲「ずいずいずっころばし」→入り素晴らしい。男声(とくにten.)が自由曲で一気に声が混ざってきた! 女声はパワーがあるが、安定感もある。曲の世界をよく表現できている。それにしてもこのブロックは振りつけが好きだ…笑。 5.杉並学院高等学校 課題曲→安定した入り。よく調和している。sop.ややピッチが下がることもあるが、altoはきれい。「帰ってくるため」など言葉の処理がとても良い。スキャット部で若干走ったが、その他全く崩れる気がしない。特に書くことなし!ブラボー! 自由曲「日向木挽歌」→solo入り一瞬乱れたが、非常に伸びのある良い声。男声よく揃っていて、とくにten.がきれい。安定感抜群。実によく各パートが調和している。杉並本当に上手くなったなぁ…。 6.島根県立松江北高等学校 課題曲→優しい女声の入り。2拍3連でやや乱れた。よく調和して、きれいです。shoutいい! altoが一回出すぎたのと、たまに走ったが、女声中心に安定感のある良い演奏でした。 自由曲「愛」→男声の入り「おまえが愛するとき_」優しく、よくまとまった声だが、口先だけで歌っている印象も。また、やや一本調子になった感がある。4声になってからは全体的に言葉の処理が工夫されている。sop.は高音でもきれいだが、やや歌詞が不明瞭になる。音程がよく取れている。 7.千葉県立幕張総合高等学校 課題曲→男声の「hum_」ではねた意図は? 音程・ピッチともに男声が不安定。女声sop.よく伸びているが「場所を_」は上がりきらなかった。altoがやや出すぎてしまうところがあった。soloラスト良いネ。笑 曲がうまく流れていかなかったので、歌詞のつなぎをもっとできると良かった。 自由曲「かめ」/「ゴリラのジジ」→女声の入りよく揃っている。solo深みのある良い声だが緊張したか。自由曲の方が男女ともに上。2曲目は情感あふれる演奏。男声課題曲からこのように歌っていれば…。 8.宮城県第三女子高等学校 課題曲→明るい声。16分走りそうになったがこらえた。高音澄んだきれいな声。メリハリのある演奏。「jump up」は聴いていて本当にジャンプしそうな感じ。 「自分だけの場所を_」ピッチやや下がった。「yeah!」などスキャット部独創的! やはりこの曲は三女によく合っている。美しさ、力、独創的表現など非常に完成度の高い演奏。 自由曲「秋―相聞」→pからのcresc.きれい。よく揃っている。強弱などの表現が非常に自然な流れの中で行われている。altoロングトーンなど安定。世界観を非常にうまく表現した。ただただ圧倒されるばかり。 9.愛媛県立西条高等学校 課題曲→23人くらい? 言葉を歌おうとする意図が感じられる。「安全_」ten.良い声だ。強弱がワンパターン&不自然。決然とした「jump up!」 ten.は良い声だが、主旋律を隠してしまっている。たまに音が不安定になる。ラストは上手く決めた。 自由曲「壱の段」→男声よく和音を鳴らしている。女声も良い味を出している。bassたまに喉声になるか。sop.課題曲の方が良かった。pでもっと発音に気を使えると良い。ten.たまーに行方不明になる。言葉(演技)は最初のaltoの人がとても良い。 10.福島県立安積黎明高等学校 課題曲→安定した入り! 「安全_」高音は上手く処理したが、下がってきたときにやや乱れた。澄んだ、きれいな声。「帰ってくる」など跳躍部で若干和音崩れるところあり。間奏後が一気に安積黎明らしさが出てきた。スキャット部でsoliが歌詞を付けた。試みはよかったが、効果は薄かったか。終盤に行くにしたがって黎明ワールドを展開していった。 自由曲「1st Scene」→「in the sky」澄んでいて良いなぁ。歌詞がもっと喋れると良い。pでの和音が非常にハマっていて、きれい。さすがに安積黎明、きちんと仕上げてある。 12.北海道札幌旭丘高等学校 課題曲→ten.出すぎ。男声が16分音符処理しきれていない。「ってなに」などで女声でも目立つ人がいる。パワーはあるが、調和しきれていない。soliはちょっと高すぎか。ラストはまとめた。 自由曲「生きる―ピアノのための無窮連祷による―」→入りは調和して良いと思ったが、やはりten.が出てきてしまった。全体的にピッチも定まらない。パワー、エネルギーがあるからこの選曲は悪くないが、それにしても合唱としての調和は欲しい。他パートもten.みたいなら一貫性があるが、他パートは調和を目指す歌い方をしているのだから、このten.の目立ち方は評価できない。 以上が全11校への講評です。 そして以下が審査結果(by☆Shinta☆)です。 (5点満点) 1位→宮城三女 4.8点 2位→杉並学院 4.8点 3位→県松江北 4.4点 4位→安積黎明 4.2点 5位→県立岐阜 4.1点 6位→武庫川女 4.0点 7位→愛媛西条 3.7点 8位→幕張総合 3.7点 9位→宮崎学園 3.5点 10位→鹿児島女 3.4点 11位→札幌旭丘 2.8点 (5点満点) 1位→宮城三女 5.0点 2位→杉並学院 4.9点 3位→県立岐阜 4.7点 4位→県松江北 4.6点 5位→安積黎明 4.5点 6位→宮崎学園 4.4点 7位→幕張総合 4.2点 8位→武庫川女 4.1点 9位→愛媛西条 3.6点 10位→鹿児島女 3.5点 11位→札幌旭丘 3.2点 (課×1.5+自=12.5点満点) 金賞→宮城三女 12.20点 銀賞→杉並学院 12.10点 銅賞→県松江北 11.20点 銅賞→県立岐阜 10.85点 5位→安積黎明 10.80点 6位→武庫川女 10.10点 7位→幕張総合 9.75点 8位→宮崎学園 9.65点 9位→愛媛西条 9.15点 10位→鹿児島女 8.60点 11位→札幌旭丘 7.40点 2か月以上経ちましたが、今年の高等学校の部を振り返ってみます。まず今年は三女、杉並の2校が抜けていました。三女は来年から共学化で「仙台三桜」となるため、「宮城三女」として挑む最後のNコンだったわけですが、最後に素晴らしい演奏をし、銀賞でした。何よりも課題曲が圧倒的に三女にハマっていましたね。そこから更にさまざまな工夫をし、素晴らしい演奏でした。杉並学院は2年ぶりの金賞ということになりますが、前回の金とはまったくレベルの異なる金賞でした。この2年で杉並学院は飛躍的にレベルを上げましたね。このレベルならもう文句は言いません。 私が3位につけた松江北は賞外でした。確かに自由曲の演奏をもうちょっと挑戦できた感じはします。ただ優しい良い演奏でした。4位につけた岐阜も賞外。こちらは相当していた学校だっただけに、演奏を聴いてちょっとガッカリ感はありました。これだ来年も東海・北陸ブロックは1枠。岡崎との一騎打ちの構図でしょうか。 5位につけた安積黎明は銅賞でした。以前と比べて明らかにレベルは落ちていますが、それでもさすがと思わせるところが随所にありましたね。今も高レベルを維持はしていますが復活期待です。もう1校の銅賞は7位につけた幕張総合でした。これは正直よく分かりません(入賞ラインは6位の武庫女までと踏んでいました)。確かに関東ブロックの演奏よりは大分向上しましたが…。男声が課題でした。武庫女は演奏順が後ろなら…というとても良い演奏でした。名門復活を期待したいものです。 昨年の金賞校宮崎学園は相当力を落としましたね。男声が消化不良でした。それでも自由曲ではさすがといったところを見せてくれました。西条は少人数ながら、力を見せました。選曲がよく合っていたように思います。鹿児島女子は好感のもてる演奏でしたが、入賞ラインにはちょっと届きませんでした。課題曲をもっと歌いこなせればチャンスはあったかもしれません。札幌旭丘は宮崎学園の劣化版といった印象でした。今回の全国出場を今後の契機にしていきたいですね。 大会前から今年の課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」には批判が沢山寄せられていましたが、全国大会だけを見れば、様々な「青ジャン」を見れて良かったと思います。来年の課題曲は谷川俊太郎/鈴木輝昭という黄金コンビ… 自分が過去のNコン課題曲の中で最も好きな「ありがとう」(H4高)のような課題曲になったらいいな 今から楽しみです それでは、また来年! 次のNコン関連の記事は課題曲発表時でしょう!
2009/12/26
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色々あってちょっと遅れましたが、今日は中学校の部です。 まずは、実際の結果と予想を並べてみましょう。 金:郡山市立郡山第二中学校(福島) 銀:熊本大学教育学部付属中学校(熊本) 銅:札幌市立真栄中学校(北海道) 銅:福島市立福島第一中学校(福島) 金:松戸市立第一中学校(千葉) 銀:熊本大学教育学部附属中学校(熊本) 銅:郡山市立郡山第二中学校(福島) 銅:福島市立福島第一中学校(福島) (7→真栄) 入賞4校中3校を当てましたが、金賞予想校は賞外でした 去年の高校の部と同じ現象です、ハイ。 <第76回(平成21年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール中学校の部審査by☆Shinta☆> 課題曲「YELL」 (作詞作曲:水野良樹(いきものがかり) 編曲:鷹羽弘晃) 1.松戸市立第一中学校 課題曲→丁寧な入り。sop.よく安定している。男声もそこに上手く混ざり、安定した合唱。強弱、テンポ、言葉の処理などよく練られている演奏。「エール」という言葉を意識的に歌っている感じ。2番の男声メロディー素晴らしい。掛け合いもよく繋がり、流れを作れている。たまにalto「こえて」など喉で押してしまう感があり、それが改善すればさらにレベル上がるだろう。ラストsop.「そらへー」はやや下がった。 自由曲「Pamugun(すずめ)」→男声のリズムパート「ディンディカ…」非常に安定している。各パートの声がよく混ざり合っていて、課題曲同様安定感がある。sop.は細かい音符も上手く処理できている。「ガガガ…」は高く、細かいため難しいが、やや発声がきつそうだった。pでもロングトーンでも安定感があり、技術の高さを感じさせる演奏。 2.札幌市立真栄中学校 課題曲→人の配置が何だか不思議…? 男声はやや下がるところが見られた。女声はさすがだが、例年よりは落ちる印象。2番の男声主旋律よく歌えているが、力みも感じる。女声は跳躍・ロングトーンやや下がりがち。あとは曲全体として一本調子な印象。 自由曲「青」→入りの音やや乱れたが修正した。ただ何となく人数(声量)にモノを言わせた演奏といった感じがある。下声は自由曲の方がきれいに歌えている。発声面などの問題は特に感じないが、曲全体として、真栄にしてはあまり深く練れていない演奏であった。 3.郡山市立郡山第二中学校 課題曲→情感のある入り。sop.は高音でもよく安定している。男声は深みのある声で良いのだが、こもりがち。もっとクリアな発声がほしい。昨年よりはさすがに落ちる。 自由曲「Salve Regina」→素晴らしい入り。この学校はやはり宗教曲が得意だ。ten.が課題曲よりもクリアな発声になった。sop.入りがたまーに不安定なところがあるが、破綻は特にない。 4.熊本市立錦ヶ丘中学校 課題曲→悪くないが、技術面ではさすがに前の3校に劣る。altoかmezzoか分からないが、下声がたまに喉で押している。だが、それも演奏が進むにつれ良くなってきた。この団体の中心はsop.かな?上手です。 終盤のsop.「ah_」の跳躍は上がりきらなかった。全体としては、気持ちのこもった好感の持てる演奏。下声がよくなればかなり化けそう。 自由曲「南天の蝎よもしなれ…」/「双子座のあわきひかりは…」→課題曲同様に好感のもてる演奏。やはり下声がたまに喉で押す。課題曲同様sop.は上手です。パワーはあるので、精度があがるとこの学校は賞に絡むかも。全体的に和音よく鳴らせていた。ちょっとラストの入りが乱れたがきれいにまとめた。 5.熊本大学教育学部附属中学校 課題曲→良い入り。言葉をきちんと歌っている。表現もさすがに巧み。男声は素直かつ深みのある良い声に仕上がっている。「生きていくよと」などaltoが中盤以降何度か飛び出すことがあった。sop.情感あふれる演奏。たまに男女のテンポがズレるところが惜しい。 自由曲「贈物」→ten.のみで歌うところ非常によく歌えている。昨年の自由曲ten.soloの2年生が残り、レベル高い。4声になるところも非常にきれいにハマっている。男女ともレベルの高さを感じさせ、それぞれが上手く溶け合っていて、素晴らしい調和を生んでいる。曲の流れもうまくつかみ、安定感も抜群! ラストsop.入り乱れた感じがあったが、好演! 6.春日部市立豊春中学校 課題曲→sop.よく歌えている。altoのメロディーはやはり高いか、キツそう。男声安定している。1番ラスト和音(Gm)はもう少し決められるはず。2番の男声主旋律はもうちょっとメリハリをもって歌いたいところ。sop.ラストの「サヨナラは…」上手に歌えている。全体として上手いのだが、もう少し、何か惜しい演奏。 自由曲「貳の段」→入り男声よく歌えている。各パートとも課題曲よりも伸び伸びと歌っている印象。かつ、安定感のある演奏に仕上がっている。とてもきれいだがpでも歌詞をもっと聴かせたい。密な和音がきちんと鳴っている。solo(?)は頑張ったのだろうが、岐阜と比べてしまうと、さすがにそこまでは舞い降りていない(苦笑)。 7.斐川町立斐川西中学校 課題曲→1人1人が力があるなということは感じるが、女声もうちょっと細かいところ練れた。力みからかピッチが不安定。男声は安定している印象だが、女声につられて下がる場面あった。全体的にもっともっと練れたな、という演奏。 自由曲「須佐之男(八俣の大蛇)」→男声、密な和音をきちんと鳴らしている。女声は自由曲の方が安定している。高音でもうちょっと歌詞を飛ばしたい。後半は持ち前のパワーが上手くハマった。課題曲・自由曲ともにもっと曲の流れを考えられると良かった。 8.福島市立福島第一中学校 課題曲→言葉を大切に歌っている。男声良くも悪くもさりげない。女声はなーんとなく安積黎明的なものを感じる。2番の男声主旋律は女声と比べると(声量、音程とも)落ちる。男声はところどころ発声が苦しそう。 自由曲「どんぐりのコマ」→女声の入りとてもきれい。bass安定している。自由曲の方がレベル高い演奏。男声も課題曲に比べ伸び伸び歌っている。女声は高音でも無理のない発声で、非常にレベル高い。 9..三重大学教育学部附属中学校 課題曲→sop.やや息漏れしている感じ。男声は伸び伸び歌っているが、音の安定感がほしい。声はきれいだし、表現も考えられているのだが、全体的にピッチ・音程に課題。たまに走るところもあった。 自由曲「都の春」→自由曲の方が練られている。下声大人っぽい! きれいな女声合唱です。音程・ピッチともに自由曲の方が正確。表現は相変わらず考えられている。 10.高知学芸中学校 課題曲→丁寧な入り。alto「つばさは~」メロディー高いがやや雑。各パート16分で走りがち。1番ラスト「空へ」和音決めたかったところ。2番男声主旋律、丁寧に歌おうとはしているが、ちょっとスカスカな印象。「永遠など無いと~」あたりでsop.が平坦な感じになってしまった。全体的にピッチが下がりがち。 自由曲「幻想喜歌劇「船乗り」から格闘の場面」/「黄色い鳥のいる風景」→力強い入りだがalto押しすぎ(2曲通じて)。男声は素直な発声で好感はもてる。sop.はなかなかよく歌えている。途中から男声消えた?女声に消された? 課題多いが、三善作品とはいえ混声三部で全国に出たことは評価できる。 11.神戸大学附属住吉中学校/神戸大学附属中等教育学校 課題曲→全体としてもっと密な声にしたい。「つばさはー」などaltoがどうしても喉で押しがち。1番ラスト「空へ」やや低い。動きのある演奏では、聴いている人を飽きさせない演奏だったが、それだけに喉声が致命的だった。 自由曲「会津磐梯山」→入りよく揃っているが、もうちょっとピッチ高めか? でも自由曲の方が上手です。この曲は喉声でもまぁ良いかもしれないが「ロロロ_」とつないでいくところは、きっちりと声質合わせてつなぎたい。sop.高音でもよく歌えていて、きれい。力はあるので、もっと音楽づくりをしていけばかなり伸びそう。 以上が全11校への講評です。 そして以下が審査結果(by☆Shinta☆)です。 (5点満点) 1位→松戸一 4.5点 2位→郡山二 4.3点 3位→熊本大 4.3点 4位→福島一 3.9点 5位→錦ヶ丘 3.9点 6位→豊春中 3.8点 7位→真栄中 3.7点 8位→斐川西 3.4点 9位→高学芸 3.1点 10位→三重大 2.9点 11位→神住吉 2.8点 (5点満点) 1位→熊本大 4.6点 2位→郡山二 4.4点 3位→松戸一 4.4点 4位→三重大 4.2点 5位→福島一 4.0点 6位→豊春中 4.0点 7位→真栄中 3.8点 8位→斐川西 3.6点 9位→錦ヶ丘 3.6点 10位→神住吉 3.4点 11位→高学芸 3.3点 (課×1.5+自=12.5点満点) 金賞→松戸第一 11.15点 銀賞→熊本大附 11.05点 銅賞→郡山第二 10.85点 銅賞→福島第一 9.85点 5位→豊春中学 9.70点 6位→錦ヶ丘中 9.45点 7位→札幌真栄 9.35点 8位→斐川西中 8.70点 9位→三重大附 8.55点 10位→高知学芸 7.95点 11位→神戸住吉 7.70点 というわけで郡山二中がNコン2連覇を成し遂げたコンクールでした。ただ私は3位につけました。確かにとても上手かったのですが、個人的にこもり声は好みではないというのもありましてね…昨年は文句なしの金でしたが。といっても自由曲ではさすがに郡山二中って感じでした。 熊本大附中は予想どおり2位の銀賞でした。昨年「IV(どちりなきりしたん)」でsoloを歌ったten.の子は今年もten.を引っ張っていました。当時2年生だったとは驚きです! 来年こそ金賞に届くかどうか!? 銅賞は真栄と福島一でした。真栄は個人的には「今年は賞外だな」と思いました。男声の質の低下もそうですが、今年は頼みの綱の女声の自由曲も消化しきれていない印象でした。結果的に銅賞取りましたが、三沢真由美先生には再びかつての栄光を取り戻してほしいものです。福島一中は初出場で銅賞でした。福島県ってだけで郡山二中みたいなレベルで出てくると勘違いしていましたが、さすがにそんなことはなかったですね。笑 松戸一中は個人的には好みでした。金賞を付けながらも賞外でしたが、どうもフレーズの取り方が作為的・声があまり飛んでこなかったということが言われているようです。錦ヶ丘中も好きでしたね。sop.中心に好感のもてる演奏でした。豊春中は「まぁまぁ」って感じでした。上手いけど決め手がないみたいな感じですね。チカマツの後半allカットはやはり物足りないですが、良い演奏でした。斐川西は期待していましたが、ちょっとあまり練れていないかなという感じでした。三重大附中は課題曲と自由曲でまるで別人でした 計算上(?)自由曲のレベルで課題曲も歌っていれば4位で銅賞だったんですから…どうも三重大附は小学校も中学校も課題曲がネックですねぇ…。 高知学芸は今回は初出場ということで、あまり高いレベルは求めていませんでしたが、伸び伸びと歌ってくれました。住吉は昨年も今年も最下位に付けましたが、来年あたり賞に絡んできそうな気がしますね。期待したいところです。 そういえば講評の中に「自由曲の方が上」「課題曲よりもよく歌えている」みたいなことを沢山書た気がしますが、これはまさに今年の中学校の部の特徴であったように思います。つまり何が言いたいかというと、今年の中学校の部で課題曲「YELL」を歌いこなせている、消化しきれている学校は無かったということです。入賞校も然り。決して課題曲を軽視したとは思いません(実際意外と技術的にも難しい曲です)が、各校はそこのあたりを課題に頑張ってもらいたいですね それにしても来年の課題曲は大塚愛って…ハハハ 編曲は誰ですかね…良い課題曲ができることを祈っております(次回は高等学校の部です)
2009/10/16
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前の日記の続きです。というか、まぁまとめですね5連覇をした目黒区立大岡山小を率いた丸山先生が油面小に異動し、2年目で全国に出場&金賞という快挙を成し遂げました。丸山先生自身全国6連覇、Nコン小学校の部で東京勢7連覇(大岡山5,星美学園1,油面1)ということになります。全盛期の大岡山サウンドには及ばないものの、それに匹敵する演奏を見せてくれました。 小沢小は昨年に続き2年連続の銀。同じ自由曲でリベンジを図っただけに悔しいものはあるでしょう。ただ昨年よりも特に課題曲において進歩が見られました。また、自由曲では私は小沢に2年連続で1位を付けました。見事に会場の雰囲気を持っていく良い演奏でした。 私が3位にした良城小はそこまで評価は高くないようですが、私は好きな演奏でした。明るい歌声が素敵でした。後から自由曲聴いて、菊陽中部の方が上だと気付いたのは秘密です。笑 愛媛大附属は素直な発声に好感が持てました。ただ自由曲で大ブレーキだと思いました。言ってしまうと、一本調子だったもので正直「つまらない」「飽きた」感じになってしまったんですね。汗 大島小は、かなり期待外れでした…。2年前の「センス・オブ・ワンダー」の時の感じで「ここからいちばんとおいところ」を歌ってくれるかと期待していましたが、上手くアンサンブルができていなかった感じですね。来年に期待です。 住吉小は、自由曲が光っていました。気持ち的には愛媛ではなく住吉が銅だったのですが、課題曲重視の計算式を使っているので、残念ながら賞に入れられませんでした。ただ、現実には銅賞になったのでよかったです。おめでとうございます! 菊陽中部は初出場ながらaltoのとっても大人っぽい声質が印象に残っています。後からもう1回聴いたら自由曲の仕上がりもかなり高かったです。もう1度審査したらこの学校は確実にもっと上位になったと思いますが、今回はこの順位で載せさせていただきます ここも現実には銅賞になりましたね。 鶴川二小はなんとなーく一本調子だったかな? 去年もそんな感じだったけど。実力はあるので、表現力を高めて来年も全国へ帰ってきてほしい学校です。 丸子中央は予想よりよく歌ってくれました。ここは昨年「信じる」今年は「OH MY SOLDIER」と大変面白い選曲をしますね。来年は「人間」とか歌っちゃったりして。笑 幌西小はちょっと実力不足かな? 次に聴くときはさらにレベルアップした演奏を楽しみにしたいですね。 三重大附小は方向性が定まらなかった感じです。昨年は小学生らしさ全開で好感のもてる演奏をしてくれたので、再びあういうのを聴きたいですね あとここは毎年課題曲をいじりすぎて音楽が停滞しがちなので、そこらへんの改善をすればもっと良くなる気がします。 いやー長くなりました…そろそろまとめます 今年の小学校の部は心ひかれる演奏が多くあり、良い大会だったように思います。課題曲は2曲とも素敵でした。ただ審査しやすいのはやっぱり課題曲1曲ですよね。あと峰明ブームに周りから色々言われていますが、別に各校歌いたい歌を歌えばいいかと。汗 峰明さんの歌、私は嫌いじゃないですし。まぁそこらへんは個人の価値観ですが。 まっ、こんなところですかね。 次回は中学校の部の講評を行います
2009/10/13
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予告通り先日のNコンの各部門の講評を行っていきます。まぁ講評と言っても、殴り書きのコメントをほとんどそのまま載せただけですが 今日は小学校の部です。 金:目黒区立油面(東京) 銀:弘前市立小沢(青森) 銅:神戸市立住吉(兵庫) 銅:菊陽町立菊陽中部(熊本) 金:目黒区立油面(東京) 銀:弘前市立小沢(青森) 銅:山口市立良城(山口) 銅:愛媛大学教育学部附属(愛媛) (6.住吉 7.菊陽中部) 金・銀は正解。銅は外しましたが、7位の菊陽中部までならば入賞しても文句はない演奏でした では早速…<第76回(平成21年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール小学校の部審査by☆Shinta☆> 課題曲A「ここからいちばんとおいところ」 課題曲B「夢の太陽」 (作詞:覚和歌子 作曲:千住明) 1.山口市立良城小 課題曲A→出だし「こ」の音がやや危なかったが、よく揃った合唱。「支えてくれる」の「れ」の音が上がりきらなかった。alto「そらは」「あすは」情感あふれる演奏。跳躍は伸ばすうちに合うが、最初はやや低めから入るので、最初から決めたい。明るい声質で、輝かしい演奏。フレーズを大きくとり、曲の世界を上手く表現した。 自由曲「風と人のオペラ」→入りよく雰囲気でている。「すきー」の伸ばしやや低い。課題曲と同じく高音や跳躍で少し下がりがち。全体的に表現はよく練られていて、「ああぼくら人間は愚かだ」なども良く歌えていた。それだけにたまにsop.が喉で押してしまうのが惜しいところ。soli上手い。明るい声で、表現豊かな良い演奏でした。 2.三重大学教育学部附属小 課題曲A→正確な出だし。跳躍はやはり下がりがち。alto「そらは」ちょっと幼すぎるか。表現に変化を付けたいのは分かるが、tempoはいじりすぎて作為的。音楽も停滞してしまう場面が見受けられた。声は例年どおり「自然」を重視しているようだが、ちょっと背伸びして大人っぽくしようとして中途半端になり、崩れてしまっている。 自由曲「地球のてっぺん」→(特にfで)喉で押す場面が多々あり。小学生らしいといえば小学生らしいのかもしれないが、特に下声が幼稚な印象。昨年の方が自然な音楽で好感が持てたのだが、やはり今年は背伸びして崩れてしまった印象。歌詞は聞こえるが、やや不明瞭。sop.はなかなか歌えているだけに勿体ない。ラストのhum.はきちんと上手くまとめて、きれいに終わった。 3.町田市立鶴川第二小 課題曲B→よく声が揃っていて、しっかりと歌詞を歌えている。「蹴ーる」sop.よく出ている。「見下ろす↑」などなど、跳躍惜しい。優しい声質が中間部によくマッチしている。たまにフレーズの取り方が作為的に感じられる。 自由曲「手紙」→出だしの「ルー」やや音程が不明瞭。「まちをー」の伸ばし、惜しい! 2回目の「はとは」はやや低い。声はよく作られていて、パート内でよく揃っているのだが、やや一本調子な音楽になってしまっている印象(確か去年も書いた)。曲全体として、もうちょっと流れを作っていきたいところ。あとは、たまに、小学校合唱にありがちな不自然な発声も聞こえてきた。 4.神戸市立住吉小 課題曲B→(特に序盤)音程がやや上ずっている。逆にaltoはやや下がりがち。声質は自然で良い。曲の流れをよく作れていて良い。sop.はよく伸びている。 自由曲「耳を澄ませば」→最初のunis.見事な入り! 自由曲の方がはるかに良い。各パートの声がよく調和し、安定感もある。altoソロ「どうしてー」情感のある演奏。こちらも曲の流れをよくつかんでいる。表現が作為的にならず自然で、好感が持てる。課題曲同様sop.はよく歌えている。 5.上田市立丸子中央小 課題曲A→序盤、やや力んでいる印象。「分からないー」の跳躍は良く歌えているが、全体的には跳躍に課題アリ。また全体的に音程が怪しい。ラストはきれいに決めた。 自由曲「OH MY SOLDIER」→入りから積極的な演奏だが、fの掛け合いでつぶしあってしまった感じ。「ゴメンナサイ」からやや一本調子に聴こえた(伴奏のせいも?)。ただ、音程は自由曲の方が安定。sop.の高音は素直な発声で、きちんと出ている。後半に行くにつれ音程はどんどん良くなった。やはり緊張していたか? 終盤の「ゴメンナサイ」はaltoよく雰囲気出せていた。 6.目黒区立油面小 課題曲B→出だしとてもよく揃っている。素直な発声。ピッチ、音程が抜群に良い。よく言葉も喋れている。「それは↑」やラスト「まってる」はやや上がりきらなかった。altoはとてもよくハマり、機能している。下手にいじらず、聴きやすい素直な演奏。 自由曲「そのときぼくがそばにいる」→入りからきちんと揃ってfで出せている。とてもよく歌詞を捉えられていて、雰囲気が出ている。「ah_」で若干乱れたのと、「そばにいる↑」「キーワード↑」が若干下がった感じはあったが、相変わらずピッチ、音程ともかなり安定している。中盤の「心の_」からの場面転換では、声質まで変えた?見事な表現。 7.菊陽町立菊陽中部小 課題曲A→力みは感じられず、リラックスした印象。「ん」の処理がきれいにできている。「そらは」のaltoはまるで中学生のように大人びている。sop.の高音がややぶら下がるのが勿体ない。言葉の処理よくできている。この学校は特に下降音程が苦手?(まぁ普通はそうだが、特に顕著) 大人っぽい演奏で来ただけにラストの「とおいところへとんでみよう」はちょっと幼稚になってしまい勿体なかった。 自由曲「風と人のオペラ」→入りきれいだ…。「きれいだねー」のロングトーン、ピッチをきちんとキープしたかったところ。言葉を丁寧に歌いあげている。課題曲同様alto大人っぽい。テンポが変わる「陸から」からやや走ったが、なんとか修正した。「ああ僕ら人間は愚かだ」よく喋れている。「oh_」はやや下がり気味? sop.はいきなりの高音は上手いこと当てるが、上昇音程の先にある高音は決めきれない。ラストは惜しい…。 8.札幌市立幌西小 課題曲B→よく揃った入り。「空のー↑」上がりきらなかった。跳躍が安定感に欠ける。何となくイメージ的に裏声を細々と出していて、あまりパワーが出ない印象。pも不安定になってしまっている。また、全体的に音程乱れがち。ただ歌詞を歌う意図は感じられるし、「夢の太陽は-」の伸ばしなど、うまく歌えている箇所もあった。 自由曲「ランナー」→unis.とてもきれい。明らかに自由曲の方が練習したな、といった感じ。sop.高音でも安定。「信じられている」ややmezzo(多分)幼稚になってしまった。altoがロングトーンでぶら下がる場面が多々見られた。「oh_」はうまく流れを作れている。「人間が人間になったとき_」は情感あふれる演奏に仕上がっていた。またラスト伴奏が4分で刻むところはよく歌えている。それだけにラストのsop.はぶら下がらず決めたかった。 9.弘前市立小沢小 課題曲A→昨年よりも大人びた発声。跳躍も許容範囲内。無理に力で押すこともないし、表現についてはよく考えられていて自然に仕上がっている。ラストのロングトーンはややぶら下がった。 自由曲「あいや節幻想曲」→昨年よりclassicalな発声。入りのfきれい。altoは大人っぽい。「おと(ど)ん_」sop.やや低い。「死んだ_」の和音よく決まっている。高音できちんと歌詞を発音できるとよりよい。ただ高音はsop.きれい。なんとなく大人の女声合唱団のような感じでした。 10.愛媛大学教育学部附属小 課題曲B→非常に自然な声づくりがなされている。音程がとても正確。表現が素直で好感が持てる。「背中を丸めて」の発声はやや不自然、惜しい。「バネのつよいー↑」「まってる」の2回目はやや低い。 自由曲「風と人のオペラ」→素直な発声は良いのだが、この曲には合わないかなぁ。「陸から」から雰囲気はよく出せているが、音程やピッチは課題曲の方がよく出来ている。課題曲、自由曲となんとなく一本調子になってしまった。だから上手いのだけど、同時に物足りなさを非常に感じた。 11.郡山市立大島小 課題曲A→パートごとになんとなく分裂してしまっている感じ。上手く調和していない。音程は大体取れている。言葉を歌う意図は感じられる。スケールの大きな演奏ではあるのだが、ちょっと期待外れ。 自由曲「風と人のオペラ」→入りから雰囲気は出している。「好きー」sop.やや低い。「陸から」からよく歌えている。sop.にちょっと目立ってしまう声の子がいる? 喉で押しているのかな? ロングでsop.ぶら下がること多い。課題曲同様パートごとに分かれてしまっている印象。各パート力は持っているということは感じさせたし、スケールの大きな演奏ではあっただけに、調和しなかったのは勿体ない。 以上が全11校への講評です。 そして以下が審査結果(by☆Shinta☆)です。 (5点満点) 1位→目黒油面 4.4点 2位→愛媛大附 4.3点 3位→青森小沢 4.3点 4位→山口良城 4.0点 5位→郡山大島 3.9点 6位→菊陽中部 3.8点 7位→神戸住吉 3.6点 8位→鶴川第二 3.5点 9位→丸子中央 3.3点 10位→札幌幌西 3.1点 11位→三重大附 2.9点 (5点満点) 1位→目黒油面 4.5点 1位→青森小沢 4.5点 3位→神戸住吉 4.4点 4位→山口良城 4.1点 5位→郡山大島 4.0点 6位→菊陽中部 4.0点 7位→丸子中央 3.8点 8位→鶴川第二 3.6点 9位→愛媛大附 3.5点 10位→札幌幌西 3.4点 11位→三重大附 3.1点 (課×1.5+自=12.5点満点) 金賞→目黒油面 11.10点 銀賞→青森小沢 10.95点 銅賞→山口良城 10.10点 銅賞→愛媛大附 9.95点 5位→郡山大島 9.85点 6位→神戸住吉 9.80点 7位→菊陽中部 9.70点 8位→鶴川第二 8.85点 9位→丸子中央 8.75点 10位→札幌幌西 8.05点 11位→三重大附 7.45点つづき(全体的なコメント)は次の日記で!
2009/10/13
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今日は午前中に、録画したもので中学校の部の審査を、午後はリアルタイムで高等学校の部の審査を行いました。 べつに暇人なわけではありませんよ! Nコンのためにバイトや用事を一切入れなかっただけです笑 中学校の部のことと、各部門の各出場校への詳しいコメントは今度書くとして、今日はとりあえず高等学校の部に関して軽ーく書いていきます <実際の結果> 金:杉並学院高校 銀:宮城県第三女子高校 銅:千葉県立幕張総合高校 銅:福島県立安積黎明高校 <私の審査>(課題曲と自由曲の順位) 金:宮城三女(11) 銀:杉並学院(22) 銅:松江北高(34) 銅:岐阜高校(53) 5:安積黎明(45) 6:武庫川女(68) 7:幕張総合(87) 8:宮崎学園(96) 9:愛媛西条(79) 10:鹿児島女(1010) 11:札幌旭丘(1111) 高等学校の部、演奏時間は一番長いはずなんですが、小中高の中で早く感じました。各校ともレベルが高く、まさに実力伯仲だったからでしょうか? まず、金銀の2校(杉並、三女)は私は抜けていたように思いました。この2校だったらどちらに金をあげても良いなと。ちなみに自分の審査だとこの2校の得点差はわずか0.1点(12.5点満点)でした。三女の課題曲、期待通り三女色を出してくれました^^ 杉並は前回の金(2年前)の時は「え?」と思いましたが、そこから本当に上手くなりました。あんな演奏してくれたら、もう黙って聴いているだけですよ。笑 予想外に健闘したなと思ったのが島根の松江北高校ですね。優しさのある、素敵な音楽でした。逆に岐阜高校は期待外れでした…Nコンには相性が悪いと言われていますが、今回は実力を発揮できなかったのでしょう。 安積黎明はなんとか賞内をキープ、幕張総合はブロックから伸びて予想以上の出来でした。武庫川女子は演奏順さえよければ…、宮崎学園はちょっと今年の課題曲はキツかったかな? でも宮学サウンド貫き通していました。 まぁ、今日はこんなもんでとめておきます。 今日で3日間にわたるNコン全国コンクールが終わりました。毎年のことだけどなんか寂しいな…。(夏の甲子園、箱根駅伝も然り) 各校への講評はまた明日以降に書くと思いますが、ひとまず今日までNコン日記に付き合っていただいたみなさん、ありがとうございました
2009/10/12
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今日はNHK全国学校音楽コンクール全国コンクール中学校の部でした。 まぁ私はバイトだったので、見られませんでしたが。 そしてまだ結果を知りませんが。 明日(恐らく午前)今日録画したやつで、例によって中学校の部を勝手に審査します それまでは結果は知りたいけど、我慢します だから公式ページにも、掲示板にも、結果が書いてありそうな友人のページにも今日は行きません(苦笑)。 というわけで(?)明日の高等学校の部の根拠なし予想です。 金賞:岐阜県立岐阜高校(今年は岐阜が持っていくか!?) 銀賞:宮城県第三女子高校(持ち前の明るい、パワーのある合唱に期待) 銅賞:杉並学院高校(安定感抜群!) 銅賞:福島県立安積黎明高校(前評判低いも、やはりここは侮れない) その他にも武庫女、宮崎学園、鹿児島女子、松江北、幕張総合、西条、旭丘…ってこれじゃ全部か…とにかく実力校多し! 混戦模様です
2009/10/11
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ご存知の通り(?)今日はNHK全国学校音楽コンクール全国コンクール小学校の部でしたバイトだったので、リアルタイムでは見られませんでしたが、結局家帰ってから録画のやつで、すぐに審査しました。笑笑(明日の中学校の部はさすがにやらないと思います。笑)今日は各校の演奏への講評は時間がない(明日も朝からバイト)ので書きませんが、全体的に軽ーく書いていきたいと思います<実際の結果>金:目黒区立油面小学校銀:弘前市立小沢小学校銅:神戸市立住吉小学校銅:菊陽町立菊陽中部小学校<私の審査>(課題曲と自由曲の順位)金:目黒区立油面(11)銀:弘前市立小沢(31)銅:山口市立良城(44)銅:愛媛大学附属(29)5:郡山市立大島(55)6:神戸市立住吉(73)7:熊本菊陽中部(66)8:町田鶴川第二(88)9:長野丸子中央(97)10:札幌市立幌西(1010)11:三重大学附属(1111)今年のコンクールは心ひかれる演奏が多くあり、入賞を4校に絞るのがとても難しかったです。細かいことはまた今度書くとして、ちょこっとだけ…。 ネット掲示板では不人気だった良城小(自分は3位にした)は好みの演奏でした。まぁ自分が審査をすると演奏順1番の団体に勝手にプラス補正がかかるということもありますが。苦笑 本命と言われた大島小に関しては正直期待外れでした。自分の中での大島小のベスト演奏は3年前の「センス・オブ・ワンダー」の時ですね。あの感じで(特に)課題曲も歌ってくれるのかなーと期待していましたが…。 愛媛大学教育学部附属小はさすがの演奏でしたが、自由曲で大ブレーキだと思いました。逆に住吉小は自由曲がとても良かったですね。気持ちとしては住吉が銅なのですが、課題曲重視の計算により愛媛が上になりましたあっ、「ちょこっとだけ」と言ったので、今日はこの辺で止めておきます。最後に…明日の中学校の部の根拠なしの予想を書いておしまいにいたします。金:郡山市立郡山第二中(なるか2連覇!?)銀:福島市立福島第一中(福島県勢金銀独占したらすごい!)銅:札幌市立真栄中(復活をかけたいが…)銅:熊本大学教育学部附属中(予想しづらい学校ではあるが)金賞の予想、激しく難しいです。苦笑松戸一中、斐川西中あたりも注目です。
2009/10/10
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さて、今日は高等学校の部の出場校紹介です というわけでこのシリーズは今日が最後となりますね。 ではさっそくいきます <高等学校の部>(10月12日(月・祝) 14:00~) 課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」 作詞:石田衣良 作曲:大島ミチル 1.武庫川女子大学附属高等学校(近畿・5年ぶり9回目) ・「花火ひらく…」(女四) (女声合唱とピアノのための組曲「火へのオード」から) 作詞:新川和江 作曲:鈴木輝昭 2.宮崎学園高等学校(九州・8年連続20回目) ・「炎」(混四) (混声合唱とピアノのための「祈りの虹」から) 作詞:峠三吉 作曲:新実徳英 3.鹿児島女子高等学校(九州・19年ぶり16回目) ・「一詩人の最後の歌」(女三) (女声合唱とピアノのための「愛の詩集」から) 作詞:H.アンデルセン(訳:山室静) 作曲:松下耕 4.岐阜県立岐阜高等学校(東海北陸・11年ぶり2回目) ・「ずいずいずっころばし」(混四) (混声合唱のための幻想編曲集「日本のうた」から) 編曲:野平一郎 5.杉並学院高等学校(関東甲信越・4年連続5回目) ・「日向木挽歌」(混四) (混声合唱のためのコンポジション「日本の民謡第5集」から) 作曲:松下耕 6.島根県立松江北高等学校(中国・5年ぶり24回目) ・「愛」(混四) (混声合唱とピアノのための「もうひとつのかお」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭 7.千葉県立幕張総合高等学校(関東甲信越・3年連続3回目) ・「かめ」/「ゴリラのジジ」(混四) (混声合唱曲「小さな目 子どもの詩による13の歌」から/混声合唱とピアノのための「動物詩集」から) 作詞:大しまあきひこ/白石かずこ 作曲:三善晃 8.宮城県第三女子高等学校(東北・2年ぶり8回目) ・無伴奏女声合唱のための「秋―相聞」(女六) 作詞:磐姫皇后・額田王 作曲:高嶋みどり 9.愛媛県立西条高等学校(四国・12年ぶり3回目) ・「壱の段」(混四) (混声合唱のための「ラプソディ・イン・チカマツ[近松門左衛門狂想]」から) 作詞:近松門左衛門 作曲:千原英喜 10.福島県立安積黎明高等学校(東北・4年連続23回目) ・「1st Scene」(女三×二群) (二群の無伴奏童声(女声)合唱のための「幻の風・光の海」から) 作詞:地球歳時記'95より 作曲:鈴木輝昭 12.北海道札幌旭丘高等学校(北海道・6年ぶり2回目) ・「生きる―ピアノのための無窮連祷による―」(混四) (混声合唱曲集「木とともに 人とともに」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:三善晃 今年の高校の部は、武庫川女子大附属、鹿児島女子、岐阜、松江北、西条、札幌旭丘…と久しぶりの出場の学校が多く、近年にない顔ぶれとなった。 実力校が多く、予想は困難だが、金賞争いに絡みそうな学校としては、昨年金賞の宮崎学園、全日本では金賞常連の岐阜、安定感抜群の杉並学院、東北ブロックの女声2校(宮城県第三女子、安積黎明)あたりか。 まず昨年金賞の宮崎学園だが、声質がやや課題曲には合わないか? ブロックまでの評判も高くはないようだ。 11年連続出場をかけた岡崎高校を破って、全国に登場した岐阜だが、こちらは課題曲には合いそうだ。Nコンでも力を見せられるか。 杉並学院は一昨年金、昨年銅と安定。今年もブロックまでの演奏は安定している(しすぎな感も)。「日向木挽唄」にもうちょっと遊び心を入れられると金賞が見えるか。 宮城第三女子は、2年ぶりの出場。持ち前のパワーのある合唱を見せてほしい。 そして、昨年銀の安積黎明だが今年は非常に評判が低い。ただ、毎年全国には合わせてくるだけに侮れない。 次点としては、武庫川女子大附属あたりか。5年ぶりの出場となるが、力は持っている。演奏順1番で一気に流れを持っていけば賞に絡むこともありそうだ。 残りの5校に関してはやや厳しいか? 昨年☆Shinta☆が1位をつけた幕張総合はブロックの演奏を聴く限り、昨年ほどの完成度はない。12年ぶりの西条はやや粗さが目立つ。札幌旭丘は課題曲のスキャットが評判、三善晃の「生きる」を大きなスケールで歌ってほしいところ。松江北、鹿児島女子は古豪復活をアピールしたいが…。ただ、ブロックからの伸びによってはこの5校も入賞に絡むことはあるかもしれない。まさに混戦模様だ。 課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」は混声有利の曲と言われていますが、自分は必ずしもそうではないと思っています。スキャットも採点対象とのことですが、それだけではなく、出だしから引き込むような演奏をしてほしいですね。 松江北が歌う鈴木輝昭の「愛」は好きな曲なので、注目したいです。札幌旭丘の「生きる」は3年前に宮崎学園が「濃ーく」歌ってくれたのですが、また違った演奏を見せてくれることを期待です。 そんなこんなで明日はいよいよNコン全国コンクール小学校の部です 自分は見られませんが、録画します。暇なら昨年のようにあとから審査して、アップします というわけで、最後に明日の小学校の部を勝手に予想 金:目黒区立油面小(丸山先生全国6勝目なるか!?) 銀:郡山市立大島小(今年こそ悲願の金なるか!?) 銅:山口市立良城小(大穴はここだ!!) 銅:愛媛大学教育学部附属小(やっぱりここは外せなかった) 鶴川第二と小沢を入れるかとっても悩みましたが、まぁあくまで根拠のない予想ですので
2009/10/09
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1日空いてしまいましたが、今日は中学校の部の出場校紹介です 課題曲はいきものがかり作詞作曲の「YELL」です。 昨年の「手紙」とはまた違った感じの曲です。 そして意外と難しい曲だったりします <中学校の部>(10月11日(日) 14:00~) 課題曲「YELL」 作詞作曲:水野良樹(いきものがかり) 編曲:鷹羽弘晃 1.松戸市立第一中学校(関東甲信越・2年連続2回目) ・「Pamugun(すずめ)」(混四) 作曲:F.F.フェリシアーノ 2.札幌市立真栄中学校(北海道・6年連続6回目) ・「青」(女六) (無伴奏同声合唱のための「梟月図」から) 作詞:宗左近 作曲:鈴木輝昭 3.郡山市立郡山第二中学校(東北・3年連続3回目) ・「Salve Regina」(混四) 作曲:F.プーランク 4.熊本市立錦ヶ丘中学校(九州・初出場) ・「南天の蝎よもしなれ…」/「双子座のあわきひかりは…」(女三) (無伴奏女声合唱のための「星翠譜」から) 作詞:宮沢賢治 作曲:鈴木輝昭 5.熊本大学教育学部附属中学校(九州・2年連続31回目) ・「贈物」(混四) (アポリネールの詩による四つの無伴奏混声合唱曲集「白鳥」から) 作詞:G.アポリネール(堀口大學訳) 作曲:高嶋みどり 6.春日部市立豊春中学校(関東甲信越・初出場) ・「貳の段」(混四) (混声合唱のための「ラプソディ・イン・チカマツ[近松門左衛門狂想]」から) 作詞:近松門左衛門 作曲:千原英喜 7.斐川町立斐川西中学校(中国・3年ぶり11回目) ・「須佐之男(八俣の大蛇)」(混四) (混声合唱とピアノのための「古事記頌歌」から) 詞:古事記より 作曲:鈴木輝昭 8.福島市立福島第一中学校(東北・初出場) ・「どんぐりのコマ」(混四) (合唱組曲「五つの童画」から) 作詞:高田敏子 作曲:三善晃 9.三重大学教育学部附属中学校(東海北陸・初出場) ・「都の春」(女三) (女声合唱とピアノのための組曲「獅子の子幻想」から) 作詞:蓬莱泰三 作曲:鈴木輝昭 10.高知学芸中学校(四国・初出場) ・「幻想喜歌劇「船乗り」から格闘の場面」/「黄色い鳥のいる風景」(混三) (混声3部合唱とピアノのための組曲「クレーの絵本 第1集」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:三善晃 11.神戸大学附属住吉中学校/神戸大学附属中等教育学校(近畿・2年連続2回目/初出場) ・「会津磐梯山」(女十一) (女声合唱のためのコンポジション「日本の民謡第2集」から) 作曲:松下耕 混戦模様だ。金賞候補としては札幌市立真栄中学校、郡山市立郡山第二中学校、熊本大学教育学部附属中学校あたりか。 昨年圧倒的な力を見せた郡山二中は今年も自由曲は宗教曲で挑む。しかしここまであまり評判は高くない。 真栄中は昨年まさかのタイムオーバーで賞外だったが、力はある。今年も課題曲混声、自由曲女声か。自由曲「青」をどう歌いあげるか注目だ。ただ、真栄中もブロックまでの評判は高くない。 熊本大学教育学部附属中は昨年は男声の仕上がりがよく銀賞。この3校のどこが金賞を取るかは、男声次第だろう。 次点としては松戸市立第一中学校、斐川町立斐川西中学校、福島市立福島第一中学校あたりを挙げたい。 松戸一中は初出場の昨年銅賞を受賞した。今年はフィリピン語の合唱曲で挑む。斐川西中は鳥取県勢の復活をかけて、2年連続で同じ自由曲で挑む。福島一中は初出場で未知数だが、福島県ということで実力は確かか。三善晃の「どんぐりのコマ」で会場の空気をガラッと変えられるか。 松戸一中の「Pamugun(すずめ)」はなかなか面白い曲です。フィリピンの独特な空気も感じられる一曲です。真栄中の「青」はなかなかの難曲ですが、聴き栄える曲です。真栄レベルの学校が歌えばとても惹きつけられる演奏になりそうですね。豊春中のラプソディ・イン・チカマツ「貳の段」は制限時間の都合で終盤の見せ場allカットとのこと…うーん、残念。全部聴きたければ、全日本を観に行けということでしょう 福島一中の「どんぐりのコマ」は遊び心ある曲ですが、同時に難しい三善ワールドな曲でもあります。高知学芸中学校は混声三部の「クレーの絵本」ですね。平成15年の高針台中の「夏」(松下耕)以来の混声三部での全国らしいです。 自分は中学校の部もバイトで見られないんですねぇ…うーん残念 ちなみに高等学校の部は、見るために空けたので見られます笑
2009/10/08
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みなさん、お久しぶりです! トップページは甲子園仕様ですが、気にせず更新します笑というわけで、毎年恒例のNコン全国出場校紹介をします。今日は小学校の部です<小学校の部>(10月10日(土) 14:00~NHK生放送) 課題曲A「ここからいちばん とおいところ」課題曲B「夢の太陽」 作詞:覚和歌子 作曲:千住明 1.山口市立良城小学校(中国・3年ぶり2回目) 課題曲:A 自由曲:「風と人のオペラ」(同三) (少年少女のための合唱組曲「風と人のオペラ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 2.三重大学教育学部附属小学校(東海北陸・3年連続3回目) 課題曲:A自由曲:「地球のてっぺん」(同三) (少年少女のための合唱曲集「地球のてっぺん」から)作詞:金澤智恵子 作曲:大田桜子 3.町田市立鶴川第二小学校(関東甲信越・2年連続2回目) 課題曲:B 自由曲:「手紙」(同三) (同声合唱組曲「てがみ」から) 作詞:坂田江美 作曲:坂田三和4.神戸市立住吉小学校(近畿・2年連続2回目) 課題曲:B 自由曲:「耳をすませば」(同三) (少年少女のための合唱組曲「わたしが呼吸するとき」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 5.上田市立丸子中央小学校(関東甲信越・初出場) 課題曲:A 自由曲:「OH MY SOLDIER」(同三) (児童合唱組曲「IN TERRA PAX(地に平和を)」から) 作詞:鶴見正夫 作曲:荻久保和明6.目黒区立油面小学校(関東甲信越・3年ぶり2回目) 課題曲:B 自由曲:「そのときぼくがそばにいる」(同三) 作詞:山本瓔子 作曲:大田桜子7.菊陽町立菊陽中部小学校(九州・初出場) 課題曲:A 自由曲:「風と人のオペラ」(同三) (少年少女のための合唱組曲「風と人のオペラ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明8.札幌市立幌西小学校(北海道・6年ぶり9回目) 課題曲:B 自由曲:「ランナー」(同三) (少年少女のための合唱組曲「風と人のオペラ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明9.弘前市立小沢小学校(東北・2年連続2回目) 課題曲:A 自由曲:「あいや節幻想曲」(同三) (「和太鼓とピアノのための児童合唱組曲」から) 作詞:小倉尚継 作曲:小倉尚継10.愛媛大学教育学部附属小学校(四国・2年連続49回目) 課題曲:B 自由曲:「風と人のオペラ」(同三) (少年少女のための合唱組曲「風と人のオペラ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明11.郡山市立大島小学校(東北・3年連続4回目) 課題曲:A 自由曲:「風と人のオペラ」(同三) (少年少女のための合唱組曲「風と人のオペラ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 ついに全国での自由曲吉田峰明率が半分を超えました(6/11)課題曲B「夢の太陽」が5校なので、それよりも多いことになります新作の組曲「風と人のオペラ」から5校、その中の「風と人のオペラ」が4校という、昨年の「兄弟(「だれも知らない」から)」以上のフィーバーとなっておりますさて、そんなことはおいておいて、予想というか見どころを書いていきます。 金賞争いは目黒区立油面小、愛媛大学教育学部附属小、郡山市立大島小か。油面小の丸山先生は5連覇(2003~07)した目黒区立大岡山小を率いた先生。異動先でも2年目で全国に駒を進めてきた。関東甲信越ブロックの演奏を聴く限り、やはり大岡山小のような完成度の高い、素直な演奏であり、金賞候補に入ってくるだろう。ちなみに現在、小学校の部では東京都の学校が6連覇中(大岡山+星美学園)である。愛媛大学教育学部附属小は49回目の出場、昨年は銅賞。響きのある声には定評がある。自由曲は「風と人のオペラ」で挑む。生き生きとした演奏が楽しみである。大島小は3年連続の出場。東北ブロックまでの評価はピカイチだ。今年もややこもり気味の独特の大島サウンドか。課題曲は「ここからいちばんとおいところ」、例年の声質ならよく合った選曲であるように思われる。自由曲はこちらも「風と人のオペラ」だが、また違った表現が見られそうだ。 次点は町田市立鶴川第二小、弘前市立小沢小あたりか。鶴川二小は2年連続出場で、入賞を狙う。小沢小は昨年と同じ曲(編曲は違う)で挑む。 山口市立良城小学校は前回出場時の銀賞はやや厳しいが、入賞を狙う。三重大学教育学部附属小は素直な発声がウリで、年々評価をあげている学校。神戸市立住吉小学校は昨年の方が前評判は高かったが、今年はどうか。ちなみに「風と人のオペラ」ですが、私は意外と良い曲だなぁと思いました「兄弟」(「だれも知らない」)よりは良いかなぁーと。「兄弟」もべつに嫌いじゃないですけどね。しあさってにせまったNコン、楽しみです(私はバイトで、リアルタイムでは見られませんが)
2009/10/07
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「夏の終わり」から1日経過しました。 昨日、今年の夏の甲子園のまとめを書くと言いましたが、まぁそれはみなさんがそれぞれやれば良いかなぁと思ったのでやめておきます というわけで中途半端な感じで終わってしまいますが、この日記をもって今年の夏の甲子園特集は終わらせていただきたいと思います今年の夏の甲子園は非常に見応えがあり、印象的なシーンも多い大会であったように思います。約半月の間、私なりの甲子園の見方に付き合ってくださったみなさん、ありがとうございましたかつての常連さんはもうほとんど顔を見せなくなり、寂しい気持ちはありますが、縮小版とはいえ高校野球・甲子園特集として2006年春以来の連日更新をし、楽しかったです。秋季大会や、来春のセンバツ甲子園でまたこうして日記を書いていくかは分かりませんが、高校野球ファンのみなさん、また会いましょう
2009/08/25
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91度目の夏の甲子園、決勝戦は凄まじい試合になりました<きょう(24日)の試合結果> ―決勝― 日本文理(新潟)9-10中京大中京(愛知) 一二三四五六七八九 計HE 日本文理 011000115 9141中京大中京20000620X 10171…中京大中京が、日本文理の驚異的な粘りを何とかしのぎ、43年ぶり史上最多7度目の優勝。中京大中京は初回に4番堂林の2点本塁打で先制。6回には集中打で6点を奪い、8-2とし試合を決定づけたかに思われた。しかし10-4で迎えた9回表2死ランナー無しから日本文理の1番切手が四球を選ぶと、続く高橋隼から2塁打、3塁打、死球、四球、ヒット、ヒットと、ここまで全試合2ケタ安打の日本文理の強力打線が驚異的な粘りを見せ、一気に1点差まで詰め寄る。同点・逆転の期待がかかったが、8番若林の強い打球は惜しくも中京大中京のサード河合のグラブに収まり、この瞬間、中京大中京が43年ぶり7度目の栄冠を手にした。日本文理は中盤に6点差とされ、万事休すと思われたが、7,8回と反撃、9回も2死から驚異的な粘りを見せ、最後まで諦めない戦いを見せた。 まずは…凄まじい試合でした…。リアルタイムで見たかった…録画しとけばよかった…。中京大中京は、私が大会前から唯一「優勝候補」として挙げていた学校でした。それがまさか当たるとは 実際、優勝校当てるのって超難しいんですよね 05年春の愛工大名電以来の優勝校予想正解でした まぁそんなことはどうでも良いのですが、本当に両校優勝にさせたい試合でした。 中京大中京は地方大会チーム打率2位(.474)の破壊力を甲子園でもいかんなく発揮しました 特に3番河合、4番堂林らは相手にとって脅威であったでしょう。ちなみに3番の河合は大会前から今大会No.1バッターだと思っていましたが、甲子園で打率.536、2本塁打と素晴らしい活躍でした エース堂林は決勝では打ちこまれたものの、低めを丁寧につく玄人好みの投手であり、4番としても素晴らしい活躍をみせました 日本文理は決勝でも14安打で、甲子園全試合2ケタ安打と今大会の印象的な強力打線でした。エース伊藤は今日は中京大中京打線に打ちこまれたものの、日本文理の絶対的エースとして甲子園全イニングを投げ切る力投を見せました。新潟県勢の春夏通じた過去最高成績はベスト8。今年の日本文理は新潟県勢初のベスト4、そして決勝進出と、新潟県野球史に残る戦いを見せました。ちなみに日本文理は春はベスト8の経験はありましたが、夏は0勝でした。初の夏1勝から一気に駆け上がり、今日の決勝の激闘…本当にお疲れ様でした 日本文理高校、感動をありがとう さて、約2週間甲子園の日記を書き続けてきましたが、(多分)明日に今年の夏の甲子園のまとめを書き、しばらくは高校野球日記はお別れとなると思います 今までお付き合いいただいたみなさん、ありがとうございました
2009/08/24
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今日で混声合唱団の集中練習期間は終わりでした まぁ本当は明日までですが、明日は介護等体験(教員免許を取る人はかならずやる)で練習には行けないので…つまり明日の甲子園決勝を自分は見れないのですが、まぁ仕方ない <きょう(23日)の試合結果> ―準決勝― 第1試合 県岐阜商(岐阜)1-2日本文理(新潟) …日本文理が中盤の2得点を守り切り、新潟県勢初のベスト4の勢いそのままに、初の決勝進出。エース伊藤は県岐阜商の打線に対し被安打6、11奪三振の完投。県岐阜商は最終回粘りを見せ、一打同点の好機を作ったが及ばなかった。 第2試合 花巻東(岩手)1-11中京大中京(愛知) …中京大中京が4本塁打を含む11得点で圧倒。先発堂林は8回まで6安打とまとめた。花巻東はエース菊池を欠く中、打陣の奮闘が期待されたが、7安打を放ちながらも再三の好機をつぶすなど、ここまでの戦いで見せた試合巧者ぶりが見られず、投手陣も踏ん張れなかった。 <あす(24日)の試合> ―決勝― 日本文理(新潟)×中京大中京(愛知) ~日本文理~ ~中京大中京~準決勝 2-1県岐阜商 準決勝 11-1花巻東 準々決 11-3立正大淞南 準々決 6-2都城商 三回戦 12-5日本航空石川 三回戦 15-5長野日大二回戦 4-3寒川 二回戦 5-4関西学院 一回戦 5-1龍谷大平安 打率.411 打率.373 失策 2 失策 4 犠打 7 犠打 17 総合力でやや中京大中京が上回る。中京大中京は3番河合、4番堂林を中心に攻撃力が非常に高い。投手陣は好投手堂林が連投になっているが、速球派の森本や山田も控える。ここまで1,2番がやや不調だったが、準決勝では当たりを取り戻している。初の決勝に挑む日本文理は強打ばかりが注目されがちだが、エース伊藤の4試合で41奪三振の好投が大きな原動力となっている。心配なのは、ここまで伊藤は全イニング1人で投げ切っていることである。地方大会で投げている奥浜、高橋洸らの先発もあるかもしれない。打線は上位から下位まで切れ目なく、どこからでも得点できる。試合のポイントは日本文理投手陣が中京大中京の打撃陣をどう抑えるか、だろう。中京大中京は優勝すれば43年ぶり7回目、日本文理は優勝すればもちろん新潟県勢初。 日本文理は新潟県勢初の決勝進出です 今日は予想外に投手戦を勝ちました エース伊藤くんも見事です 県岐阜商は惜しくも敗れましたが、古豪復活ですね…エース山田くん中心に「強い」チームでした 花巻東は菊池がいないせいの(まぁちょっと投げましたが)敗戦ではないと思いますね。なんかいつものソツのない野球とは程遠い感じでした。ただ、今年の花巻東の活躍は、岩手県の歴史に残るものだったことは間違いないでしょう。 中京大中京はついに来ました… 大会前から優勝候補は中京大中京一本で言い続けていましたが、その通りに上がってくることってのはなかなかないものです。いやぁ奇跡だ 明日はついに決勝 深紅の大優勝旗を手にするのはどちらの学校だ
2009/08/23
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今日も混声合唱団の練習で、昨日書いたとおり、定期演奏会の曲のソロのオーディションでした まぁ投票の結果4年生の先輩に決まりましたが、良い経験になったのでよかったです 練習のあとは、高校の時の野球部の友だちの悩み相談というか、話相手になってました。 彼の住む団地のお祭りに行って話してましたが…提灯ってきれいだなぁと思いました まぁ提灯は話の本題ではないですけれども さぁ今日でベスト4が出そろった甲子園です <きょう(22日)の試合結果> ―準々決勝― 第1試合 帝京(東東京)3-6県岐阜商(岐阜) …県岐阜商が序盤のリードを守り切り、45年ぶりの4強。帝京は中盤以降は継投で県岐阜商の追加点を防ぎ、何度も好機を作ったが、県岐阜商の好守などもあり、要所を締められた。 第2試合 都城商(宮崎)2-6中京大中京(愛知) …中京大中京が中軸の集中打で都城商を退けた。都城商は4回に2点を返し4-2としたが、5回以降は中京大中京のエース堂林の丁寧な投球の前に無安打と、反撃の芽を摘み取られた。 <あす(23日)の試合> ―準決勝― 第1試合 県岐阜商(岐阜)×日本文理(新潟) …県岐阜商の山田は2連続完投中、日本文理の伊藤は3連続完投中ということで、ややスタミナが気がかりか。両校とも打力は高く、打撃戦か? ちなみに日本文理の甲子園でのチーム打率は.439で大会記録の.448(04年駒大苫小牧)に匹敵。 第2試合 花巻東(岩手)×中京大中京(愛知) …花巻東は好守にまとまりのある戦いを見せているが、エース菊池の状態がやや心配なところか。中京大中京はここまで不調だったエース堂林が準々決勝で好投、森本・山田らもおり、投手陣は駒が揃っている。打線は中軸を中心に当たっている。 いやぁ、帝京負けましたか…。 県岐阜商はPL戦のときもそうでしたが、ソツがないというか、試合が上手いというか…ちなみにもし県岐阜商が優勝したら夏は1936年(戦前!!)以来73年ぶりのことになります 帝京は攻めきれなかった感じですかね? ただ今年も本当にスケールの大きなチームでした 都城商は若干期待していましたが、さすがに無理でしたね。新西・藤本ら投手陣を中心にとてもよくまとまった好チームでした 中京大中京はここへきてエース堂林が素晴らしい投球を見せました もしかして優勝校当てちゃったりして……とかいうと次で負けるんでしょうが さぁ明日は準決勝です 決勝に行く2校が決まります 第2試合は何となく物凄い試合になりそうですね
2009/08/22
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今日は(も)合唱の練習でした 明日は定期演奏会のソロのオーディションです まぁ選ばれるとは思っていないけど、ひとつの経験として…ということで1年なのに立候補しちゃっています。笑 まぁー頑張ります さて甲子園は明日、明後日と「一番面白い」といわれる準々決勝です <きょう(21日)の試合結果> ―準々決勝― 第1試合 明豊(大分)6-7花巻東(岩手)(延長10回) …花巻東が延長10回、3番川村の中前適時打で勝ち越した。明豊は序盤の失点を中盤以降追い上げ、逆転したが踏ん張りきれず、春の雪辱はならなかった。花巻東の先発菊池は背中の痛みで5回途中降板。 第2試合 日本文理(新潟)11-3立正大淞南(島根) …日本文理が終盤の集中打で、新潟県勢初の4強入り。立正大淞南は6回に4番でエースの崎田の本塁打で勝ち越したが、新型インフルエンザの影響でベンチ入りはわずか13人だったということもあり、終盤力尽きた。 <あす(22日)の試合> ―準々決勝― 第1試合 帝京(東東京)×県岐阜商(岐阜) …優勝経験のある両校の対決。帝京は打線が力強く、投手陣も140キロ台が揃う。県岐阜商はエース山田の踏ん張り次第か。 第2試合 都城商(宮崎)×中京大中京(愛知) …甲子園でのチーム打率が、都城商は.352、中京大中京は.381と両校打線が活発。都城商は新西・藤本と投手高い。中京大中京はエース堂林がやや不調なのが気がかり。 明豊惜しかったですね…春夏連続で花巻東に敗れましたが、記憶に残る好チームでした 花巻東は春夏連続4強入り、見事です 地味なデータですが、春準優勝校が夏もベスト4まで残ったのは2000年智弁和歌山(春準V、夏V)以来9年ぶりのことです。今日はエース菊池が5回途中、背中の痛みで降板したのがやや気がかりですが、チームとしての力は非常に高いですね。 日本文理は自慢の強打で、新潟県勢初の4強入りを果たしました。ややくじ運に恵まれたところもありますが、打線の力は高いものがあります。立正大淞南は初出場ながら大健闘でした 最後は新型インフルエンザもあり、やや気の毒でしたが、4番でエースの崎田を中心に、素晴らしい戦いぶりでした 明日は、ベスト4の残りの2校を決める2試合が行われます 今日の2試合の勝敗予想は当たったのですが、明日に関してはどっちが勝つか本当に微妙です。帝京は敦賀気比の山田、九州国際大付の納富といった好投手相手に勝ち上ってきて力はあるのですが、県岐阜商も打線が当たっています。中京大中京は優勝候補筆頭としてずっと名前を出してきましたが、都城商にやられる可能性は十分にあると思います さぁ、いよいよ大会は大詰め…また明日
2009/08/21
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今日も混声合唱団の練習でした 難しい組曲ももうすぐで一通り終わりますさて、今日でベスト8が出そろった甲子園です<きょう(20日)の試合結果> ―三回戦― 第1試合 明豊(大分)8-6常葉橘(静岡)(延長12回) …明豊が延長12回に併殺崩れの間の好走塁で2点を勝ち越した。常葉橘は4回までに6得点を挙げ、試合を優位に進めたが、明豊の今宮の好リリーフで流れを断たれた。常葉橘先発の庄司は211球の力投を見せたが及ばなかった。 第2試合 長野日大(長野)5-15中京大中京(愛知) …中京大中京が16安打で打ち勝った。長野日大はこの日も強打を見せ、5回には5-5の同点としたが、後半はわずか1安打と沈黙した。 第3試合 花巻東(岩手)4-1東北(宮城) …花巻東がソツのない攻撃で東北勢対決を制し、春夏連続の8強入りを決めた。東北は、この日好調だった花巻東の菊池の前に6回の連打で1点を返すのが精いっぱいだった。 第4試合 都城商(宮崎)4-1智弁和歌山(和歌山) …都城商が初回に先制、強豪智弁和歌山相手に終始試合を優位に進め、28年ぶりの出場で28年ぶりの8強入り。智弁和歌山先発の岡田は後半は立ち直り、12奪三振と力投したが、打線が最後まで都城商先発の新西を攻めきれなかった。また、高嶋監督の甲子園勝利数歴代単独1位もならなかった。 <あす(21日)の試合> ―準々決勝― 第1試合 明豊(大分)×花巻東(岩手) …明豊は野口、今宮、山野と投手陣が充実。春準Vの花巻東はエース菊池が調子を上げている。連投になるのは気がかりだが、総合力では花巻東が上回る。 第2試合 日本文理(新潟)×立正大淞南(島根) …立正大湘南の好投手崎田と、日本文理の強力打線といった構図か。日本文理はもし勝てば、新潟県勢としては春夏通じて初のベスト4。 明豊は今まで野口・今宮が登板していましたが、今日初めて山野が投げました。予想以上に良い投手でした 明豊の投手力は非常に高いですね 常葉橘は初出場ながらよく健闘しました 庄司に次ぐ信頼できる投手がいれば…という試合でした。 中京大中京はヒヤリとしましたが、やはり強い 大会前から優勝候補筆頭に挙げていましたが、甲子園での戦いを見て、夏に優勝するチームの特徴は兼ね備えている気がします。 花巻東の菊池は本領発揮ですね 今日は素晴らしい投球を見せ、154キロを出したそうです そういえば今日は明豊の今宮も153キロを出したそうですね 自分が高校野球見始めたころは、130キロ台後半でも剛腕という認識だったんだけど、今では140キロを出す投手はいっぱいいます たった10年くらいで飛躍的に球速が上がっているように思います。 都城商は予想どおり智弁和歌山に勝ちました こういう日記を書いていて、番狂わせが当たることは嬉しいんですが、でもやっぱり智弁和歌山はもっと甲子園で見たいチームでした…。そう思っている人はきっと他にも沢山いるでしょう。試合終盤は良い当たりがことごとく野手の正面だったりして、運にも見放された感がありました。 さぁ、ベスト8が出そろい、明日と明後日は準々決勝です。 日本文理と立正大淞南は正直クジ運良いですね(苦笑)。 ではまた明日
2009/08/20
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今日から6日間、大学の混声合唱団の集中練習期間です 久しぶりにしては、ある程度歌えた気がします まぁ久しぶりにならないように、休み期間も歌っとけといった感じですが さて今日、明日と三回戦に突入した甲子園です <きょう(19日)の試合結果> ―三回戦― 第1試合 県岐阜商(岐阜)6-3PL学園(大阪) …先制し、終始試合を優位に進めた県岐阜商が31年ぶりのベスト8。PL学園は3度の得点した回の裏にいずれも失点をするなど、最後まで流れをつかめなかった。 第2試合 日本航空石川(石川)5-12日本文理(新潟) …日本文理の強力打線が毎回の20安打で12得点と本領発揮し、打ち勝った。日本航空石川も10安打放ったが、4~8回は無安打・10三振と、中盤は打線が沈黙。日本文理先発伊藤は13奪三振完投。 第3試合 立正大淞南(島根)4-2東農大二(群馬) …東農大二の左腕加藤を打ちあぐねていた立正大淞南が終盤に逆転、初出場で8強入りを果たした。東農大二は10安打を放ったが、好機を生かすことができなかった。 第4試合 帝京(東東京)4x-3九州国際大付(福岡)(9回サヨナラ) …帝京が9回裏、1番伊藤の右越打でサヨナラ勝ち。九州国際大付は7回に勝ち越し、先発の納富も好投していたが、終盤持ちこたえられず、惜しくも敗退。 <あす(20日)の試合> ―三回戦― 第1試合 明豊(大分)×常葉橘(静岡) …明豊は野口・今宮、常葉橘は庄司と両校とも投手力が高い。総合力で明豊が上回るが、常葉橘も高知の好投手公文を打ち崩すなど、打線にも力はある。 第2試合 長野日大(長野)×中京大中京(愛知) …春8強の中京大中京は河合、堂林などを中心に総合力が高く、甲子園でも評判に違わぬ戦いを見せている。長野日大は打線が活発。ミスが出なければ面白い。 第3試合 花巻東(岩手)×東北(宮城) …東北勢対決。春準Vの花巻東はエース菊池が二回戦では好投、打線も力を発揮している。東北は佐藤、高橋、清原ら投手陣に力がある。投手戦か。 第4試合 都城商(宮崎)×智弁和歌山(和歌山) …都城商は新西・藤本、智弁和歌山は岡田と両校投手力が高く投手戦か。智弁和歌山の高嶋監督は甲子園通算勝利数単独1位がかかるが、都城商も力があり、金星もありそうだ。 PLは敗れましたが、エース中野・4番歓野を欠いて甲子園に来ただけでも相当大健闘だと思いました。むしろ初戦で聖光学院に負けると予想していたので、選手のみなさんはよくやったと思います ちなみにタイトルにも書きましたが、県岐阜商は戦前には春夏4度制覇している強豪でした。 日本文理は夏は意外にも初の8強です。まぁ意外でもないか? 甲子園に出始めたのは最近ですしね。 第4試合はやはり好ゲームになりました。途中経過を見て「帝京終わった」と思いましたが、さすがです。九州国際大付はエース納富に強力打線と印象に残るチームでした 明日は大会前から☆Shinta☆が優勝候補筆頭に挙げている中京大中京が8強をかけて戦います 第4試合には智弁和歌山が登場 しかし、個人的に今年の都城商はかなり高く評価しているので、番狂わせは十分にあり得ると踏んでいます 早いもので今年の夏の甲子園はあと5日…きっとあっという間なのでしょうね。
2009/08/19
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どうやら今日は、このページが開設してから1700日のようです 意外と長いんですよ、このページ笑さて今日は二回戦最後の3試合が行われ、16強が出そろった甲子園です <きょう(18日)の試合結果> ―二回戦― 第1試合 東北(宮城)3-2日大三(西東京) …東北が初回、日大三先発関谷の立ち上がりを攻め先制、9回に犠牲フライで勝ち越した。日大三は8回のスクイズ失敗が痛かった。東北の先発佐藤は失点した回以外は連打を許さず、強打の日大三から12奪三振で完投。 第2試合 都城商(宮崎)8-3三重(三重) …都城商が5回の集中打で勝ち越し、逃げ切った。三重は8安打を放ったが、終盤は都城商の好投手新西の連打を許さない投球で得点出来なかった。 第3試合 智弁和歌山(和歌山)8-5札幌第一(南北海道) …智弁和歌山が土壇場9回に集中打で4点を奪い逆転勝ち。札幌第一は智弁和歌山の好投手岡田から4回までに5点を奪い、試合を優位に進めたが、中盤以降立ち直った岡田の前に終わってみれば12の三振を喫した。なお智弁和歌山の高嶋監督はこの勝利で、監督として最多タイの甲子園通算58勝目。 <あす(19日)の試合> ―三回戦― 第1試合 県岐阜商(岐阜)×PL学園(大阪) …県岐阜商は初戦で18安打14得点と打線が活発だが、守りのミスも目立った。PL学園は地力が高い。 第2試合 日本航空石川(石川)×日本文理(新潟) …日本航空石川は地方大会から粘りが光り、初戦も苦しみながらもサヨナラ勝ち。日本文理は強力打線が武器、エース伊藤も好投手。 第3試合 立正大淞南(島根)×東農大二(群馬) …接戦を勝ち上がってきた両校。立正大淞南のエース崎田と初戦12安打の東農大二の打線の対決。 第4試合 帝京(東東京)×九州国際大付(福岡) …力のある両校の対決。九州国際大付の打線がどれほど帝京投手陣を打つかがポイントか。 いやぁ、日大三負けましたね。今日もあまり打てなかったようです 結果としては西東京の今年の投手のレベルは高くなかったということになるんですかねぇ? まぁ、残念ですが、一発勝負のトーナメントは難しいです。 日大三高ナインのみなさん、お疲れ様でした 都城商は100%勝つと思っていましたが、まぁ予想どおりでホッと 智弁和歌山はやっぱり強いですね。あの展開でも勝っちゃうあたり、さすがとしか言いようがないです そして高嶋監督は甲子園通算58勝で歴代1位タイです 全国4000以上の学校のうちのベスト16が出そろい、明日から甲子園は三回戦に突入 明日は第4試合に注目
2009/08/18
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今日は1点差ゲームが3試合と、熱戦が続いた甲子園です <きょう(17日)の試合結果> ―二回戦― 第1試合 高知(高知)6-7常葉橘(静岡) …常葉橘が2回、6回の集中打で逃げ切った。高知は終盤追い上げたが、積極的な走塁が仇となる場面が多くみられた。常葉橘の先発庄司は13安打を打たれながらも完投。 第2試合 長野日大(長野)7-6天理(奈良) …長崎日大が7回に4番の北沢の適時打で逆転勝ち。天理は序盤から長崎日大の先発加藤を攻め立てたが、継投策にかわされる形となった。 第3試合 関西学院(兵庫)4-5x中京大中京(愛知)(9回サヨナラ) …中京大中京が9回、3番河合のソロHRでサヨナラ勝ち。関西学院は終盤まで中京大中京を苦しめ、9回には連打で逆転の好機も作ったが及ばず、89年ぶりの夏2勝はならなかった。 第4試合 横浜隼人(神奈川)1-4花巻東(岩手) …花巻東が7回に1番柏葉の2ランで勝ち越し、逃げ切った。横浜隼人は飯田-萩原-今岡の継投で粘ったが、最後まで大会No.1投手菊池を捉えられなかった。 <あす(18日)の試合> ―二回戦― 第1試合 東北(宮城)×日大三(西東京) …両校とも総合力は高いが、日大三は一回戦で自慢の打線が沈黙。東北の佐藤、高橋、清原ら投手陣と日大三打線の構図か。 第2試合 都城商(宮崎)×三重(三重) …初戦をサヨナラ勝ちで突破し勢いに乗る三重は、新西・藤本と投手力の高い都城商と対決。 第3試合 智弁和歌山(和歌山)×札幌第一(南北海道) …智弁和歌山は注目の左腕岡田が初戦でも力を見せた。札幌第一は下位打線が当たっているが、上位にも当たりが出れば面白い。 うーん、高知が勝つ予想をしていたんですが、惜しくも敗れました。公文君は良い投手でした 大学や社会人で野球続けるでしょうか? 天理の敗戦はさらに誤算でした。でもよく思い返してみると、天理って格下と思われる学校にコロッと負けたりすること多いですね 関西学院は頑張りました 9回の攻撃なんてもう完全に関西学院ムードでしたし、地元兵庫ということもあり、応援もすごかったようです ちなみに自分は中京大中京を優勝候補の筆頭に挙げていたので、ヒヤヒヤしてました。笑い 横浜隼人は…うーん若干ミスが出ちゃったかな? ただ格上相手によく健闘したと思います 横浜隼人を甲子園で見れるのって人生最初で最後かなぁと思ったり思わなかったり……逆に今年の隼人の快進撃で神奈川の勢力図がどう変わるかというのも楽しみですが 明日で二回戦が終わりベスト16が出そろいます。 第1試合では日大三が登場 一回戦で沈黙した打線がどのような姿を見せるか、楽しみです
2009/08/17
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昨日書いたように、今日も住宅展示場でバイトでした 昨日よりもお客様が来てくださったので、楽しかったけど、もうちょっと来てほしいな 8月は自分はこの2日間だけですが、楽しかったので9月も入れようかなと思ってます ちなみに帰りは電車寝過ごしましたがそれはご愛敬 さて甲子園は今日も好ゲームの連続でした <きょう(16日)の試合結果> ―二回戦― 第1試合 東農大二(群馬)2-1-青森山田(青森)(延長10回) …東農大二が延長10回に連打で勝ち越して三回戦進出を決めた。青森山田は再三のピンチを乗り切ったが、打線が東農大二の加藤の丁寧な投球の前に沈黙した。 第2試合 敦賀気比(福井)1-5帝京(東東京) …帝京が序盤に敦賀気比の好投手山田を強打で攻め立て、逃げ切った。敦賀気比は終盤に帝京のエース平原を捉えはじめたが、9回2死までに11の三振を喫した。 第3試合 樟南(鹿児島)1-3九州国際大付(福岡) …九州国際大付が9回に4番榎本のHRで勝ち越した。樟南はエースの空地が8回までに許したのはわずか3安打と好投したが、最後に力尽き、打線も九州国際大付の継投の前に封じられた。 第4試合 明豊(大分)4-0西条(愛媛) …明豊が2つの本塁打と集中打で、三回戦進出。西条は序盤に明豊の先発野口に対し三度の好機を作ったが、いずれも生かせなかったのが痛かった。 <あす(17日)の試合> ―二回戦― 第1試合 高知(高知)×常葉橘(静岡) …高知の公文、常葉橘の庄司の好投手対決か。高知はノーゲーム含め4試合目で、試合巧者か。 第2試合 長野日大(長野)×天理(奈良) …初戦は打線が活発であった両校。総合力で天理が上回るが、長野日大の加藤・西山ら投手陣がハマれば面白い。 第3試合 関西学院(兵庫)×中京大中京(愛知) …伝統校対決。関西学院は初戦で酒田南の好投手安井を打ち崩し波に乗る。中京大中京は投打に充実。 第4試合 横浜隼人(神奈川)×花巻東(岩手) …花巻東は初戦菊池だけではないことを証明した。横浜隼人はエース今岡を中心に粘り強い。凡ミスなく終盤まで競れば、番狂わせあるか? 昨日の日記に「接戦なら東農大二に分あり?」と書きましたが、その通りの展開になって心の中でガッツポーズでした。笑 帝京はやはり力ありますね。優勝候補校の1つであることは間違いないでしょう。何となく辻内・平田の時の大阪桐蔭(この年夏の甲子園4強)的な感じですね。 樟南は近年なかなか勝てませんね…復活を期待したいところです。 明豊×西条は派手に予想外しました(苦笑) ちなみに熱闘甲子園は今宮にスポットを当てすぎだと思います…いい選手だけれども、そこまでの選手だとは思えない さぁ、明日は我らが神奈川代表・横浜隼人が花巻東に挑みますよ 巷ではきっと花巻東圧倒的有利だとされていると思いますが、隼人は何かやってくれそうな気がしています。 楽しみだーーー 頑張れ隼人
2009/08/16
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今日は9時から18時まで住宅展示場でバイトをしてました 委員会のツテで来た単発のバイトです 今回はお盆だから人が少なくて暇で、逆に疲れました 13人中5人(覚えている範囲内で)がウチの委員会って一体…笑。 さて、甲子園は昨日から二回戦に入りましたあっ、今日は終戦の日です。第2試合の途中あたりで、黙とうがあったのでしょう。 毎年そのサイレンで終戦の日だということや、諸々感じるのですが、今年は聞けませんでした…。 <きょう(15日)の試合結果> ―二回戦― 第1試合 PL学園(大阪)6-3聖光学院(福島) …PL学園が3-3の6回に勝ち越し、逃げ切った。聖光学院は初回に先制、6回にも追いつき、先発の横山が11奪三振と力投したが、PL学園の打線が一歩上回った。 第2試合 明桜(秋田)2-3x日本航空石川(石川)(延長12回サヨナラ) …春夏通じて初出場の日本航空石川が延長12回、相手捕手の悪送球でサヨナラ勝ち。明桜は評判のエース二木が素晴らしい投球を見せたが、打線が2回以降攻めきれなかった。 第3試合 日本文理(新潟)4-3寒川(香川) …日本文理が序盤苦しむも、後半に打線が寒川の斉・高橋涼の「二枚看板」を捕らえ逆転勝ち。寒川は中盤まで試合を優位に進めるも、日本文理のエース伊藤が後半調子をあげ、加点できなかった。 第4試合 立正大淞南(島根)1x-0華陵(山口)(9回サヨナラ) …ゼロ行進の投手戦は、9回裏・立正大淞南の6番後藤のサヨナラHRで決着。華陵は序盤のチャンスを生かせず、逆にエース安達を打ちあぐねていた立正大淞南に、たった1本で敗れる形となった。 <あす(16日)の試合> ―二回戦― 第1試合 東農大二(群馬)×青森山田(青森) …6年連続夏の甲子園の青森山田は多彩な投手陣。東農大二は粘り強い野球が持ち味。接戦なら東農大二に分あり? 第2試合 敦賀気比(福井)×帝京(東東京) …福井大会の奪三振記録を塗り替えたサウスポー山田を中心とした守りのチームの敦賀気比が、走攻守にハイレベルの帝京に挑む。 第3試合 樟南(鹿児島)×九州国際大付(福岡) …樟南は49代表最後の登場。樟南の好投手空地が九州国際大付の強力打線に挑む。九州国際大付は納富のクレーバーな投球にも注目。 第4試合 明豊(大分)×西条(愛媛) …明豊の今宮、西条の秋山と両校の投打の中心に注目が集まるところ。西条が総合力でやや上回るか。 聖光学院は経過を見る限り、途中まで予想していた番狂わせを期待させましたが、さすがにPLは強いですね。明桜は非常にかわいそうな結末でした…あれは…言葉が出ないです。第4試合、素晴らしい試合だったようですね。第2試合もそうですが、たった1球で決まるのが野球だということをつくづく思い知らされます……。 そしていよいよ明日で49代表が出そろいます。東東京の帝京はどのような試合を見せてくれるでしょうか? 相手の敦賀気比の山田もかなりの好投手でOBの名を取って「内海二世」と呼ばれているみたいなので、おもしろい試合になりそうです そんなわけで明日も住宅展示場のバイトです では
2009/08/15
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甲子園は今日の第3試合から二回戦に入りました <きょう(14日)の試合結果> ―一回戦― 第1試合 智弁和歌山(和歌山)2-0滋賀学園(滋賀) …智弁和歌山がエース岡田の3回以外毎回の13奪三振、被安打2の完封で勝利。滋賀学園はエースの棚上が好投したが、打線が岡田を最後まで捉えられなかった。 第2試合 鳥取城北(鳥取)3-6札幌第一(南北海道) …札幌第一が相手のミスなどに乗じ、得点を重ね、逃げ切った。鳥取城北は札幌第一を上回る10安打を放ったが、牽制死やタッチアップ失敗などで、攻めきれなかった。 ―二回戦― 第3試合 県岐阜商(岐阜)14-6山梨学院大付(山梨) …県岐阜商が初回に6安打7得点の猛攻などで、突き放した。山梨学院大付は3、8回に集中打を浴びせたが、初回の大量失点が最後まで響いた。 <あす(15日)の試合> ―二回戦― 第1試合 PL学園(大阪)×聖光学院(福島) …聖光学院はエース横山が大黒柱。PL学園はエース中野・4番歓野を欠くも力はある。 第2試合 明桜(秋田)×日本航空石川(石川) …エース二木を中心に堅実な野球の明桜に粘りが光る日本航空石川が挑む 第3試合 日本文理(新潟)×寒川(香川) …春夏通じて初出場の寒川は斉・高橋涼の二枚看板で、日本文理の強力打線に挑む。 第4試合 立正大淞南(島根)×華陵(山口) …初出場対決。立正大淞南は好投手崎田が打線で4番でチームの中心。華陵は安定した守りと、攻撃的野球が持ち味。 智弁和歌山のエース岡田は評判通りの投球でした。チーム全体としてはどうだろうか…まぁ何だかんだ8強までは行きそう 山梨学院大付は初回が響き敗退。そういえば9年前に甲子園出たときのエース玉山はなかなかの好投手だった記憶があります。あの時は青野の樟南に初戦で負けたんだっけかな? あの年は智弁和歌山がチーム打率記録樹立、柳川の香月、浦学の坂元など話題の多い甲子園だった気がします。 明日はPLが登場! ただ聖光の大番狂わせにも期待したいです。もしかしたらあるかもなという気がしています ではでは、また明日
2009/08/14
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天気も徐々に味方になってきた感のある甲子園は第4日です <きょう(13日)の試合結果> 第1試合 倉敷商(岡山)2-8東北(宮城) …東北が2回、打者11人の猛攻で6点を奪い試合を決めた。倉敷商は8回の無死満塁の好機で1点に終わるなど、東北の3投手の継投の前に5安打に封じられた。 第2試合 日大三(西東京)2-0徳島北(徳島) …両校合計7安打、息詰まる投手戦を日大三が逃げ切った。徳島北はエース阪本が日大三打線を5回以外無安打に抑えるなど素晴らしい投球を見せ、攻撃でも好機を作っただけに、4回の守りのミスが悔やまれる。 第3試合 聖望学園(埼玉)1-5都城商(宮崎) …都城商が、聖望学園のエース佐藤の立ち上がりを攻め、序盤のリードを守りきった。聖望学園は最終回に1点を返し意地を見せたが、7回まで1安打に封じられるなど、打力の不安が出てしまった。 第4試合 熊本工(熊本)4-5x三重(三重)(延長10回サヨナラ) …今大会初の延長戦はサヨナラ決着。熊本工は9回に一旦勝ち越したが、リードを守り切れず、延長10回力尽きた。三重県勢は夏の甲子園11年ぶりの初戦突破。 <あす(14日)の試合> ―一回戦―第1試合 智弁和歌山(和歌山)×滋賀学園(滋賀) …エース岡田を中心とした守りのチームの智弁和歌山。滋賀学園も相手のミスや少ないチャンスを生かす野球。投手戦か? 第2試合 鳥取城北(鳥取)×札幌第一(南北海道) …鳥取城北のエースは安定感のある好投手。札幌第一は中軸が勝負強い。 ―ここから二回戦―第3試合 県岐阜商(岐阜)×山梨学院大付(山梨) …山梨学院大付は2年生中心ながら粘り強い野球。県岐阜商の速球派山田を打ち崩せるか。 日大三は辛勝でした。4回は相手のエラーのみで得点、ヒットが出たのは1点を奪った5回のみと、強力打線は影を潜めてしまいました。ただ、ここはやはり徳島北のエース阪本を称えたいところです。日大三としては、初戦このように勝ったことは大きい気がします。気を引き締めて東北と戦えるのではないでしょうか。 聖望学園に関しては正直勝つ要素はほとんど無いと思っていましたが、力負けでした。そういえば埼玉代表って浦和学院も含めてなんか毎年物足りない野球をする印象があります。なぜでしょうね?? 三重のサヨナラ勝ちで、三重県勢は夏の甲子園11年ぶりの突破だそうです。三重県代表のチームは毎年好投手を擁しながらも打てずに負ける印象がありますが、今年は違うタイプのチーム? 明日は強豪智弁和歌山が登場します。エース岡田、楽しみです
2009/08/13
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合宿から帰ってまいりました、みなさんお久しぶりです会議がほとんどでしたが、とても楽しく、有意義な3日間だったと思います自然たっぷりの、とても良い所でしたさて、本題の高校野球ネタ<きのう(11日)の試合結果>常葉橘(静岡)2-0旭川大高(北北海道)…常葉橘が初回の連打で先制、投手戦を逃げ切った。旭川大高はエース柿田が2回以降常葉橘をわずか3安打に抑え、打線も1番藤森が3安打を放ったが、あと1本が出なかった。 長野日大(長野)10-8作新学院(栃木) …長野日大が両校合計27安打のシーソーゲームを、6回の集中打で逆転し逃げ切った。作新学院は13安打を放ち、最終回も一打同点の好機を作ったが及ばなかった。天理(奈良)15-1南砺福野(富山)…天理が初回相手投手の制球難に付け込み一挙7点を奪うなど投打に圧倒した。南砺福野は5回に内野ゴロの間に1点を返すが、四死球・失策などが目立ち、自滅した形となった。如水館(広島)3-9高知(高知) …2度の降雨ノーゲームを経て、高知が夏の甲子園30年ぶりの勝利。如水館は7回の連続押し出しなどを含む5失点が悔やまれる。高知の好投手・公文は14奪三振。<きょう(12日)の試合結果>関西学院(兵庫)7-3酒田南(山形)…70年ぶりの関西学院が、終始試合を優位に進め初戦突破。地方大会全試合無失点の酒田南の安井は粘りの投球を続けたが、13安打を浴びた。龍谷大平安(京都)1-5中京大中京(愛知)…春8強の中京大中京が、2回の5点を守りきった。龍谷大平安は2番手の出村が好投したが、中京大中京の好投手堂林を打ちあぐねた。 伊万里農林(佐賀)2-6横浜隼人(神奈川) …中盤の集中打で、初出場校対決を横浜隼人が制した。伊万里農林は序盤の好機を逸したことが痛かった。花巻東(岩手)8-5長崎日大(長崎)…春準優勝の花巻東が、苦しみながらも8回に逆転し初戦を突破。長崎日大は3本塁打などで、大会No.1投手菊池を攻め立てたが、終盤の花巻東の攻撃を止められなかった。 <あす(13日)の試合> 第1試合 倉敷商(岡山)×東北(宮城) …総合力の高い東北は、4番でエースの岡を中心に得点力の高い倉敷商と対決。 第2試合 日大三(西東京)×徳島北(徳島) …地方大会を1人で投げ抜いた徳島北の阪本が、出場校中チーム打率No.1の日大三打線に挑む。 第3試合 聖望学園(埼玉)×都城商(宮崎) …競り合いに強い聖望学園が、投手力の高い都城商と対決。 第4試合 熊本工(熊本)×三重(三重) …伝統校対決。三重の4番宮武は高校通算40HR、熊本工は切れ目のない打線。 自分が優勝候補筆頭に挙げた中京大中京は初戦を突破しました。花巻東に関しては初戦敗退の予想をしていたのですがさすが春準優勝校、地力はありますね。そして横浜隼人は無事初戦突破しました。よかったよかった…次は花巻東と対決しますが、何となく何かやってくれそうな気がして楽しみですそういえば雨のおかげで明日は日大三の試合を見れるようになりました バンザイ
2009/08/12
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こんばんは、連日更新のShintaです!しかし、明日10日から12日まで委員会の合宿で、日記を更新するつもりはないので、今日で連日更新は途絶えますそんなわけで、甲子園の試合予定を一気に書いちゃいます今日の試合は雨で流れましたね。まぁ試合が終わったときはまだ3回で、2-0だったので、そこまで勝敗が入れ替わっても、文句は来ないでしょうね<あす(10日)の試合>第1試合如水館(広島)×高知(高知)…高知の好投手・公文と中軸に力のある如水館打線の対決に注目。第2試合常葉橘(静岡)×旭川大高(北北海道)…常葉橘の速球派庄司と、北北海道大会奪三振率13.2の旭川大高・柿田の投手戦か。第3試合長野日大(長野)×作新学院(栃木)…作新学院は31年ぶりの夏の甲子園。長野日大は地方大会チーム打率4割強の強打線。第4試合天理(奈良)×南砺福野(富山)…天理は投打に充実。南砺福野は試合終盤の粘りが光る。接戦に持ち込めば勝機ありか?<あさって(11日)の試合>第1試合関西学院(兵庫)×酒田南(山形)…70年ぶり夏の甲子園の関西学院が、地方大会無失点の酒田南エース安井に挑む。第2試合龍谷大平安(京都)×中京大中京(愛知)…名門対決。中京大中京は3番河合、4番でエースの堂林らを中心に総合力は高い。第3試合伊万里農林(佐賀)×横浜隼人(神奈川)…初出場校対決。伊万里農林は先行逃げ切り、横浜隼人は終盤の粘りで勝機をうかがう。第4試合花巻東(岩手)×長崎日大(長崎)…注目No.1エース菊池を擁し春準優勝の花巻東は、春優勝の清峰を破った長崎日大と激突。<しあさって(12日)の試合>第1試合倉敷商(岡山)×東北(宮城)…総合力の高い東北は、4番でエースの岡を中心に得点力の高い倉敷商と対決。第2試合日大三(西東京)×徳島北(徳島)…地方大会を1人で投げ抜いた徳島北の阪本が、出場校中チーム打率No.1の日大三打線に挑む。第3試合聖望学園(埼玉)×都城商(宮崎)…競り合いに強い聖望学園が、投手力の高い都城商と対決。第4試合熊本工(熊本)×三重(三重)…伝統校対決。三重の4番宮武は高校通算40HR、熊本工は切れ目のない打線。明後日は横浜隼人、明々後日は日大三とShinta応援校が登場明後日甲子園見に行きたいなぁ…残念だ豆知識三重高校は名称からは意外ですが、私立です
2009/08/10
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きょう、いよいよ甲子園が始まりましたね<きょう(8日)の試合結果>第1試合常総学院(茨城)4-8九州国際大付(福岡)…九州国際大付が中盤の集中打で鮮やかな逆転勝ち。常総学院は3回までに4-0と先行したが、尻あがりに調子を上げた九州国際大付・納富を捕らえきれなかった。第2試合明豊(大分)4X-3興南(沖縄)…明豊が終盤に粘り、9回サヨナラ勝ち。興南は好投手島袋の好投も及ばず、春に続いて初戦で姿を消した。第3試合八千代東(千葉)2-3西条(愛媛)…西条が粘る八千代東を振り切り初戦突破。八千代東は西条の好投手秋山に3安打に抑えられながらも食らいついたが、一歩及ばなかった。<あす(9日)の試合>第1試合如水館(広島)×高知(高知)…高知の好投手・公文と中軸に力のある如水館打線の対決に注目。第2試合常葉橘(静岡)×旭川大高(北北海道)…常葉橘の速球派庄司と、北北海道大会奪三振率13.2の旭川大高・柿田の投手戦か。第3試合長野日大(長野)×作新学院(栃木)…作新学院は31年ぶりの夏の甲子園。長野日大は地方大会チーム打率4割強の強打線。第4試合天理(奈良)×南砺福野(富山)…天理は投打に充実。南砺福野は試合終盤の粘りが光る。接戦に持ち込めば勝機ありか?茨城常総学院は4年連続の初戦敗退でした。強豪復活はまだまだ先のようです。興南の好投手島袋は2年生、惜しくも敗れましたが、来年も期待「ミラクル八千代」は予想以上の善戦、千葉県を勝ち上がった力の片鱗は見せました。あぁ、今日もまたこんな時間に…それでは
2009/08/09
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明日8月8日(土)、第91回全国高等学校野球選手権大会が開幕します。 そこで、個人的に特に応援する高校を2つ挙げてみます。 <個人的応援校> ・横浜隼人(神奈川) →劇的な勝利の連続で、念願の初出場を果たしました。自分は神奈川出身ということもあり、毎年神奈川代表を応援しているので、今年は横浜隼人を応援です。さて、この横浜隼人、県内では長らく8強、16強あたりの常連校で「第2グループ」的な学校でした。しかし今年は大会序盤から苦しみながらも、昨夏甲子園4強で甲子園常連校の横浜、桐光学園、桐蔭学園などの学校を次々と倒してきました。エースの今岡は笑顔の似合う2年生。強気な投球とシンカーが武器です。攻撃ではバントをあまり使わず、強攻や足を使った攻撃が持ち味。正直優勝するとは思いませんが、神奈川大会で見せた粘り強さと、積極的な攻撃が上手くハマり、波に乗れば面白いかもしれません。 ・日大三(西東京) →西東京の地区に住んでいる私ですが、例年特に西東京代表の学校を応援するということはありません。しかし今年は私の母校を破ったので、甲子園でもぜひ勝ってもらいたいと思います。予選でのチーム打率.488は全49代表中トップです。甲子園でも野手の間を抜く鋭い当たりを連発し、勝ち進んでいただきたいと思います。エースの関谷は何となく全国制覇した2001年のときのエース近藤に似ている気がします。2番手以降も力があり、8年ぶりの全国制覇に期待がかかります。 <あす(8日)の試合> 第1試合 常総学院(茨城)×九州国際大付(福岡) 第2試合 明豊(大分)×興南(沖縄) 第3試合 八千代東(千葉)×西条(愛媛) みどころ 第1試合は勝負強さが光る常総学院と、強力打線の九州国際大付が登場。木内(常)・若生(九)の名将対決も注目。 第2試合は春夏連続出場の明豊が、センバツ1回戦19奪三振の好投手島袋の興南に挑む。 第3試合は「ミラクル八千代」が、投げては150km・打っては4番の秋山の西条に挑む。 かつて(2006年春以前ですね)物凄く頑張った高校野球関連の記事を量産していた私☆Shinta☆ですが、さすがにそこまで時間は取れません。そして、かつて交流していた方々も楽天広場にあまり顔を出されなくなり寂しい限りです。が、今までよりは書けるように環境にはなったので、書ける範囲で軽く書いていこうと思います。今年の夏もよろしくお願いします
2009/08/08
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8月4日、Nコンの東京都本選(高等学校の部)を府中の森芸術劇場に見に行きました ということで例のごとく各校の講評をしていきたいと思います。全14校です。とりあえず、まず結果と自分の審査を見比べてみます <本当の結果> 金:大妻中野 金:杉並学院 銀:国立音大附 銀:桐朋女子 銀:國學院久我山 銅:創価 銅:都府中西 <私の審査> 金:杉並学院 金:大妻中野 3:都府中西 4:國學院久我山 5:豊島岡女子学園 6:国立音大附 7:東京家政大附女子 (8→桐朋女子、9→創価) 金賞2校は当てました。都府中西は3位だと予想しましたが銅賞(6or7位)、豊島岡女子学園は5位だと予想しましたが賞外(8位以下)でした。まぁ、所々誤算はあれど大体合ってたって感じですかね それではここから本題、全14校の演奏の講評を演奏順にしていきます <第76回(平成21年度)全国学校音楽コンクール 東京都コンクール本選高等学校の部審査byShinta> 課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」 作詞:石田衣良 作曲:大島ミチル 1:国立音楽大学附属高等学校(女40) 課題曲→丁寧な入り。言葉の発音が安積女子高校(現安積黎明高校)のような知的な感じ。全体的にテンポは速めであるが、「豊かに」でタメたりとメリハリがある。shoutは考えたなという感じ、曲に合っている。全体的にはfの高音でやや雑になる。ラスト92,93小節の「JUMP UP」はいっぱいいっぱいといった印象。個人的には最初の演奏ということもあったのか、涙を誘うような良い演奏だった。 自由曲「マザー・テレサに」(瑞慶覧尚子)→下2声の「ルンルン」にsop.はやや浮いている印象。altoの低音はよく安定していた。やや惰性で曲が流れていき、歌詞も若干聴きづらい。音程は大体正しい(たまにsop.高音下がるのが勿体ない)のだが、もっと力で押せる声作りをすると良いかもしれない。 2:日本音楽高等学校(女、人数記録忘れ) 課題曲→やや幼稚な発声か(嫌いではないが)といった感じであるが、歌詞は聞き取りやすい。sop.「安全な」の高音など上手く当てていた。スキャット部はちょっと横に動いたのみ、物足りない。こちらも国立音大附属と同様に92,93小節の「JUMP UP」はいっぱいいっぱい、といか処理しきれていなかったかもしれない。国立音大附属よりもさらにパワーに欠ける。とにかくもうちょっと力で押せるようになりたい。 自由曲「五ツ木の子もり歌」(間宮芳生)→声がまとまっていて、自由曲の方が練習していることがはっきりと分かる。sop.は高音域は良いが、中音域に課題アリ? ラストのpは上手く収めたが、こちらも全体的にパワー不足のため、強弱の幅が狭くやや一本調子に。 3:頌栄女子学院高等学校(女20) 課題曲→20人にしては声量がある(sop.によく歌える人が1人いる?)。「GIRLS」は英語の発音、中途半端でなくきれい。mezzoが全体的に雑だった印象。力はあるので、丁寧さがつけばこの学校は化けるかもしれない。ただあの曲作りからしてラストの「JUMP UP!」は物足りなさを感じた。 自由曲「Gloria」(C.アグネスティーグ)→solo(alto?)良い声。たまにmezzoが飛び出したりと統一性に欠ける。課題曲よりは声が溶け合っていて、練習してきたなといった感じ。こちらも声量あるが、最後の和音など決められなかった。 4:共立女子第二高等学校(女12) 課題曲→各パート良くまとまった出だし。「なに」のmezzo,altoがやや乱れたか(ここをきれいに演奏するのは難しい!)。全体的にfでmezzo(恐らく)が乱れがち。shoutは独自性があった。スキャット部でのsop.のsoloはgood! 少人数ならではの良い演奏でした。 自由曲「AVE MARIA」(F.プーランク),「Tota pulchra es」(M.デュリュフレ)→sop.中心によくまとまっている。pでの一体感よい。2曲目altoがたまに乱れるが、自由曲の方が下2声も安定している。ラストもpの和音決めた。 5:豊島岡女子学園高等学校(女22) 課題曲→各パートが力を持っているなといった印象。安定感があるが、2拍3連のリズムの正確性が著しく低い。意図的? shoutは楽譜通りだがきれいにまとめた。パワーもあり、歌詞もききとりやすく、スキャット部の動きも面白い。だがスキャット部の後やや走った。また、フレーズが切れることが多いのは勿体ない。 自由曲「ふるさとの夜に寄す」(三善晃)→出だしからまとまった演奏。f,p部では気を使って発音しているが、どちらでもない部分では歌詞が聞き取りづらい。 6:川村高等学校(女12) 課題曲→声がちょっとこもりすぎ、引きすぎ? やや作為的表現が目立ち、うまく流れていかない。また発音も力みすぎといった印象。fの中でも「LET'S」「JUMP」などで力み、雑さが特に目立つ。ただそれなりに声はまとまっているし、声量もかなりある。 自由曲「青」(鈴木輝昭)→「Ah_」での融合感に欠ける。ただ、独特の声がメロディーの部分では聴きやすく、プラスに働いた。課題曲の出来からみれば、よくこの曲を歌い上げた。 7:桐朋女子高等学校(女28) 課題曲→上手いのだけれど何か物足りないといった印象。sop.がきれいなのだが、下2声が消してしまう場面があった(下2声も上手いが)。「上と下…」の16分音符のところではやや音楽が停滞してしまった。「JUMP UP」での指揮者の先生の動きは参考になる。スキャット部の動きは楽しそうにやっていて、好印象。 自由曲「色白女童」(福島雄次郎)→効果音などよく安定している。発音の具合もちょうどよく、自然な音楽に仕上がっている。自由曲の方が良い。 8:大妻中野高等学校(女40) 課題曲→パワーもあるし、きれいに鳴っているし、曲の入りから実力を感じさせる演奏。ダイナミクスの幅があり、洗練された表現。各パートがそれぞれきちんと働き、溶け合っている。スキャット部の動き、shout「JUMP UP」も工夫されている。 自由曲「瞬間―いま―」(安西亜也子)→声のまとまり、音の響きが見事。ところどころ「Ah_」で歌詞を消しそうになるところもある(序盤)など、伸びしろもあり。面白い曲でした(初演らしい)。 9:創価高等学校(混40) 課題曲→本日初の混声校。男声が入り、厚みがあるが、「動くことない…」など低音の細かいところは消えかけた。shoutなども力がある。曲全体としてfで押し切った感や、力みがあった感は否めない。そしてその割にはラストの「JUMP UP!」は物足りない印象。 自由曲「白い雲」(信長貴富)→男声声質がよくまとまっているし、女声もとくに後半が美しい。だがこちらも一本調子だった。 10:東京家政大学附属女子高等学校(女23) 課題曲→創価から一転、優しい演奏。とてもきれいに各パートまとまっている。スキャット部の動きはよく工夫され楽しめた。後半のmezzo「ALL_」の細かい動きはやや頼りなかったが、ラストは上手く決めた。 自由曲「なみだ」「うたをうたうとき」(2曲とも信長貴富)→効果音パートとメロディーのバランスが適切。altoの低音ロングトーンが安定。よくまとまった自然な音楽。 11:國學院大學久我山高等学校(混35) 課題曲→昨年と同様、少ない女声(13人)だがバランス的には良い。「上と下…」の16分音符でやや走った。fだとどうしても女声が消されそうになる場面があったが、よくまとまっている。shoutの力強さはダントツか? 動きのある、自然な音楽。終盤男声「LET'S_」非常に美しい! ラストの「JUMP UP!」ポーズも雰囲気出ている。 自由曲「祝福」(木下牧子)→男女が上手くバランスも良く溶け合っていて素晴らしい響き。「Oh_」の移り変わりで若干乱れることがあるが、男声の安定感が群を抜いている。女声も力強さがある。「祝福」をたっぷり、余裕のある表現で歌いきった。好演。 12:杉並学院高等学校(混40) 課題曲→男声の「はじめての_」がやや物足りない。だがfでも崩れない安定感、バランスが素晴らしい。shoutは楽譜通り処理。女声よく歌えている。男声も昨年まで見られた不自然な発声(“杉並唄い”)はなくなっている。情感あふれる演奏。 自由曲「日向木挽歌」(松下耕)→出だし女声ピッタリ、見事。soloは伸ばしでやや下がったが、よい。たまにten.が若干出ることがあるが、こちらも一言で表すと「安定」といった感じ。 13:都立八王子東高等学校(混30) 課題曲→今年も生徒が指揮&伴奏。女声は上手いのだが、杉並の次だと芯が入っていない声かなといった印象を受けてしまう。シャウト部のsoloは頑張ったが、緊張が出た感じ。演奏全体としてはもっと力で押せると良い、惜しい。 自由曲「歌よみのこころ―小町草紙から―」(千原英喜)→bass中心に安定しているが、やはりこちらも「押しきれない」印象であり、やや音楽的に一本調子になってしまった。ten.は若々しい良い声。 14:都立府中西高等学校(混40) 課題曲→出だしの「空を」やや下がった。「みんなが…」の16分音符のところは、よく歌詞を歌い、曲もきちんと流れた。shoutは若々しい、希望にあふれた感じが曲によく合っている。スキャット部でのsop.のsoloはちょっと高すぎる?(Cまで出していたとの報告アリ) 基本的には素直な演奏。 自由曲→「Ave,Maris stella」「Dona nobis pacem」(E.グリーグ)→男声が安定している。特にten.がきれい。sop.も良く声が伸びている。pでもよく揃っていて、安定感が素晴らしい(曲のおかげもあるが)。 以上が各校の講評です^^ そして以下が(自分の)審査結果です <課題曲>(5点満点) 1→杉並学 4.4 2→大妻中 4.3 3→府中西 4.2 4→久我山 4.1 5→豊島岡 4.0 6→国音附 4.0 7→東家政 3.9 8→創価高 3.7 9→桐朋女 3.7 10→都八東 3.5 11→共立女 3.3 12→日音楽 3.2 13→頌栄女 2.9 14→川村高 2.5<自由曲>(5点満点) 1→久我山 4.6 2→杉並学 4.5 3→府中西 4.5 4→大妻中 4.4 5→桐朋女 4.2 6→豊島岡 4.27→国音附 4.0 8→東家政 3.9 9→創価高 3.6 10→都八東 3.5 11→日音楽 3.4 11→共立女 3.4 13→頌栄女 3.0 14→川村高 2.9 <総合結果>(課×1.5+自 12.5点満点) 金→杉並学 11.10金→大妻中 10.85 3→府中西 10.80 4→久我山 10.755→豊島岡 10.20 6→国音附 10.00 7→東家政 9.758→桐朋女 9.759→創価高 9.15 10→都八東 8.75 11→共立女 8.20 12→日音楽 8.20 13→頌栄女 7.35 14→川村高 6.65 まず、今回は上位校がかなり接戦で非常に難しかったです。杉並・大妻・府西・久我山がトップ4校でどこが金でも良い演奏、豊島岡・国立音大・東京家政・桐朋女子・創価あたりまでが第2グループでこちらも接戦といった印象でした(まぁところどころ外しましたが。笑)。杉並学院に関しては、昨年までの男声の不自然な発声は改善してきました。まぁそれはそれで寂しい気もするんですが。笑 大妻中野は力のある女声合唱でした。ただ、現時点でこの2校が関東を勝ち上がれるかというのは分かりませんね。今後更なるレベルアップをしないと厳しいでしょう。頑張ってもらいたいです。 府中西は櫛田先生が今年で最後(定年)との噂、勝ち上がりたいところでしたが銅賞でした。國學院久我山は今年もあと一歩関東行きに届かず。ちなみに、課題曲の演奏で好みだったのは国立音大附・共立女子・大妻中野・東京家政と全て女声の学校。もしかしたら、「青ジャン」はそこまで混声圧倒的有利でもないのかもしれないなとも思いました。 最後に…会場での生演奏の審査(初めてでした)は難しかったです。でもテレビで見るより、実際に行って聴いた方が良いですね。とても楽しい時間でした。 ※この講評は全て一個人の感性により書かれているため、読んだ方に不快な思いをさせる場合があるかもしれません。その場合は申し訳ございません。
2009/08/07
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こんにちは、みなさんお久しぶりです。大学生活は無事前期を終えただいま夏休みですが、暇ではありません(苦笑)高校野球のことも書きたいのですが、今度書きます。というわけで毎年恒例(?)NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の課題曲の紹介を行います。本当は3月に書こうと思っていたんですが、忙しかったりしてこんな時期に…あぁ。。。<小学校の部> 課題曲「ここからいちばんとおいところ」/「夢の太陽」 作詞:覚和歌子作曲:千住明 実は今年の小学校の部の課題曲は2曲から選択制なのです。これは今年の課題曲のテーマである「ジャンプ!」をイメージして作った詩を覚さんが2つ千住さんに持っていき「どちらかに曲を付けてください」と言ったところ、千住さんが2曲ともに曲を付け、各校に選んでもらうという形態にしたからだそうです。 まず「ここからいちばんとおいところ」の歌詞ですが、一歩踏み出すことの「怖さ」そして「ワクワク感」について表現してあるように思います。曲調に関しては、しっとり系といった感じでしょうか? ところどころなんとなく涙を誘うような、そんな旋律です。ちなみに、個人的には後半の「あたたかいなみだで こころをいっぱいにして」の部分は曲に無理矢理歌詞をはめこんだ感じで、最後にちょっと勿体ないなぁと思いますが(苦笑)。そこを除けば私好みの曲です。なんとなく星美学園小学校や、郡山市立大島小学校の声質に合いそうな気がします。 つづいて「夢の太陽」ですが、こちらは一転はずむイメージの曲です。「ここから…」とは違って一歩踏み出すことそれ自体に焦点があてられています。しかし中盤の空から見下ろすような歌詞の部分は、柔らかなイメージがあります。声質的には5連覇していたときの目黒区立大岡山小学校(当時の先生は確か現在目黒区立油面小学校にいますが)や、伊万里市立伊万里小学校に合いそうですね。 「ここからいちばんとおいところ」のポイントは間延びしないことだと思います。一曲を通じてしっとり、レガートですから、それにそのまま乗っかっていったらつまらない退屈な音楽になってしまいます。具体的に考えてみると第2連は「何が起こるか 分からない」あたりから部分部分でためてみたり、強弱いじってみたり沢山できそうな気がします。また第1連と第3連は同じメロディーですが、色々な解釈・表現のできる第2連を経た上での第3連ですから、第1連と第3連は違う音楽のはずですね。最後に、表現うんぬんも問題ですが、歌詞をしっかり歌うことの大切さがモロに現れる曲なので、とにかくまずそこを意識だと思います。 「夢の太陽」は何よりもナメないことだと思います(笑)。一見(一聴?)ノリでどうにかなりそうな曲ですが、実際には色々な技術が要求される曲です。そして、この曲は「ここから…」よりも色々な歌い方ができるので、聴く方としては楽しみです。<中学校の部> 課題曲「YELL」 作詞・作曲:水野良樹(いきものがかり)編曲:鷹羽弘晃2年連続でPOPアーティストによる課題曲作曲は中学校の部でした。こういう曲は発表当初(3~5月くらい)は叩かれる傾向にあるのですが、珍しくこの曲は発表当初から好評でした(高等学校の部の影響?笑)。というわけで、この曲の作詞・作曲はいきものがかりの水野良樹さんです。歌詞の内容は中学生の心情によく寄り添っている気がします。「自分のことがよく分からない」「自分はなぜいるのか」のようなアイデンティティの問題に悩む中学生が、今ある自分自身の存在に意味を見出し、そして周りと関わりあっていく…というような内容であると思います。(まぁ解釈は人によると思いますが、ザッとこんな感じかと) 曲に関しては、もちろんややポップス調ではありますが、自分はこの曲は「意外とクラシック寄りだなぁ」という印象を受けました。短調で、中学生の不安定な心情を上手い具合に表現しているなぁと思いました。まぁ最後の方に関しては長調に転調しても(自分転調好きですw)よかったんじゃないかなぁとも思いますが、とにかくよくできた作品です。いきものがかりさんに拍手!!って感じです。 余談ですが…この曲は女声だと非常に上手くハマるように思います。今年は札幌市立真栄中学校のか課題曲は女声でいいんじゃないかというくらいに(笑)。そして、混声版、鷹羽さんの編曲が去年の「手紙」のときと酷似していてつまらない…さすがに似すぎだと思うのは私だけですか? この曲は混声版・女声版ともになんといっても最初のsop.の「「”わたし”は今 どこに在るの」と」でしょう。ここで曲の雰囲気の8割くらいは形成されると言っても過言ではないと思います。この部分に関してはめちゃくちゃ練習してほしいです。あとは昨年の「手紙」よりも跳躍が難しいかもしれませんね。やはりsop.が鍵です。あと難しいと思われるのは、練習番号Dからの歌詞をどう聴かせるかでしょう。掛け合いなんですが、違う歌詞が重なっているのでどう聴かせるか非常に悩みどころです。でもここを工夫せず演奏したら意味不明になることは確実でしょう。混声版では男声のメロディーが2番(?)の始めにあり、郡山市立郡山第二中学校あたりの男声がどんな演奏を見せてくれるか楽しみですが、この曲はさほど男声の重要度が高くないため本当に混声泣かせの編曲です。まぁ近年混声有利な傾向が続いていてので、今年は女声合唱校のチャンスかもしれません。<高等学校の部> 課題曲「あの空へ~青のジャンプ~」 作詞:石田衣良作曲:大島ミチルはい、発表直後から叩かれまくった「青のジャンプ」です。そして歌っているうちに楽しく、好きになったという報告も数多く聞く「青のジャンプ」です。まぁ叩かれていた理由は誤解を生みやすい歌詞でしょう(苦笑)。まぁそんなことは置いておいてこの曲、やっぱり楽しい曲だと思います。そして難易度の高い曲です。歌詞の内容は簡単に言ってしまえば、困難や痛みを伴いながらも自分の進みたい道に挑もうとし、自立しようとしている若者の気持ちを代弁しようとしたものだと思います。どことなく受験戦争期から現代に至るまで競争原理を排除しようとしてきた社会や、「徒競争で順位をつけさせるな」「学芸会で主役は作るな」というようなモンスター・ペアレントへの批判も含んでいる気がしますが、きっと考えすぎでしょう。笑 曲に関しては、まぁ歌詞通りの曲調でしょう(そんな説明アリかよw) 「みんなが きみの未来のためと いうけれど ぼくの未来 ほんとうに 見えているの?」の16分音符の連発は最初は「なんだこりゃ」と思いましたが、よく考えれば歌詞の中にある、若者のもどかしさのようなものをうまく表現しているなと思いました。そして曲の後半には各校が自由に歌詞を入れたり、ソロを入れたり、パフォーマンスを入れたりできる部分が8小節ほどあり、各校がここをどうするかというのも注目です。もちろん正攻法で楽譜通りというのもアリでしょう。あっ、言い忘れましたがこの曲は混声版有利ですね。ちなみに男声版は重すぎるかと汗。 最後に一応言っておきますが、自分は好きですよ、この曲。笑まぁ上でも述べたように難しい曲なわけですが、いくつかの部分をピックアップしてみたいと思います。最初はさほど問題ないとは思いますが、まず「安全な道ってなに?」は特に女声版において正しい音程が強く求められる部分です。そして練習番号Cからの16分符の嵐は歌詞を聴かせること、言葉の発音をしっかりすることが極めて重要な場所です。16分音符の軽快感、歌詞から読み取れるもどかしさを表現しつつの言葉の発音ですからかなりの難所です。しかも油断したら走ってしまうという厄介な場所ですが、ここを上手く処理しないことには賞をもらうことは見えてこないでしょう。他にも細かい音符で歌詞のあるところがあるので、そこは注意です。 中盤からのテンポが上がるところからは英語の歌詞の発音が重要です。「JUMP UP」「LET'S JUMP ALL THE BOYS AND GIRLS」といったところをいかに観衆に聞こえさせるかということです。もちろん不自然な発音になってはいけません。英語に忠実にやるのなら中途半端はダメです。昨年は全国大会でさえ「keep on believing」であまりの不自然さに私が思わず苦笑いしてしまった学校があったくらいですから、全ての学校がそんな危険性を持っている気がします。まぁそんな感じでかなり難しい曲だとは思いますが、楽しい曲だと思うので各校が楽しんで歌ってほしいですね。以上、今回は万人受けしない日記を書いてみました課題曲を実際に聴いてみたい!と思った人はPCで以下のアドレスにて聴くことができます ちなみに今回の課題曲だけでなく過去のものもあります。http://www.nhk.or.jp/ncon/archives/index.htmlもう予選が続々始まっているNコン、今年も楽しみです(この日記での課題曲への見解は私個人のものです。納得いただけないところも多々あるとは思いますがお許しください)
2009/08/03
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先日、大学の入学式がありました。というわけで大学生になったわけです大学では混声合唱団に入りたいなーと思っているけど、運動系もなんだかんだ気になるな…まぁ友人を沢山作り、大学で良い4年間を過ごせるように頑張りたいと思いますかつてやっていた高校野球特集や、昨秋にやった合唱特集に関しては今後どの程度できるか全く分かりません本当は盛んに更新して、色々な方々と交流したいのですが…恐らく今後も細々とやっていくことになると思いますが、みなさんよろしくお願いします
2009/04/06
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昨日3月11日は高校の卒業式でした。まだ実感に乏しいですが、二度とあの教室に全員が揃うことはないのでしょう。高校3年間、悔いはありません。ありがとうみんな、ありがとう母校。沢山の思い出を背負い、大学という新たな世界へと旅立ちます。
2009/03/12
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お久しぶりです。昨日、第一志望の大学の合格発表がありました。そして無事合格しましたということで4月からは国内某大学で頑張っていきます今まで応援してくださった方も、そうでない方も色々ありがとうございました笑以上、報告でした。
2009/03/07
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どうも、昨日時間がなくて書き残した分を今日書きます!<第75回(平成20年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール高等学校の部審査byShinta> 課題曲:青春譜詞:五木寛之 曲:信長貴富1:福島県立安積黎明高等学校課題曲→透明度が非常に高く、無駄ない演奏。高音の安定度、各パートの融合など言うことなし。女声合唱の最高峰といった印象。よくまとまって、知的な説得力のある演奏。女声で「O_」でここまで押せるとは! 女三の課題曲でこれ以上を求めるのは不能というような演奏。自由曲「みつめている」→pでの低音でも高音でもロングトーンでも全くブレない。透明度が素晴らしい。pでの優しさ、fでのメリハリがある。fでも雑にならない。「かえって」はちょっと叫び気味な感も。ただ終始危なげない演奏。女声合唱でこれ以上の演奏ってあるのか?2:出雲北陵高等学校課題曲→hum.ややノド声。安積とくらべるとやはり透明度は落ちるが、力はある。altoの低音がノド声? ビブラートがかかることにより統一性に欠ける。sop.サビの「この一瞬を_」ややぶら下がっている。高音、跳躍で粗が出る。「季節」は上手く処理した。ややスローテンポながら曲の流れは作っている。自由曲「天の火/山桜花」→fで入ったがやはりノド声が気になる。ah_の揺れは上手い、相当練習したのだろう。安積と比べるとフレーズの入りの正確さに欠ける。2曲目の入りuhはブレた? 1,2曲目ともラストはきれいに決めた。3:香川市立坂出高等学校課題曲→全体的に「あ」がやや喉に引っかけたような発音なのが気になる。ただ、出雲より透明度が高い。sop.よく飛んでいる。出雲とは対照的にテンポは速い。ただ言葉を大切に歌っている印象→だからテンポ速くても意味なく流れることにはなっていない。「刻もう」はやや低い。「明日への旅_」でaltoが出てしまった。lastの「たび_」の子音tがちょっとしつこい。(大切にしているのはわかるが)自由曲「曙」→ah_ふくらませるところでmezzo(?)が出てしまった。ただ入りは全体として丁寧。言葉を歌っている感じがgood! 「むこうへ_」などの高音はさすがにキツそうだ。sop.の明るい声色が曲調に合っている。たまにフレーズの入りの子音がしつこすぎる。fpの所で乱れなし。指揮と一体感がある、聴きやすい演奏。「ごらん」など語りかける感じ、説得力のある演奏。好演。4:西南女学院高等学校課題曲→alto.のhum.ノド声。hum.を重ねるところの入りはとても自然で良かったのだが、cresc.で粗が出た。やや跳躍がキツそう。「あいのひかり_」低い。「u」の母音の処理が「o」に偏りすぎるように思う。高音は歌うのに精いっぱいで、曲が流れてしまっている。もっと言葉を歌いたい。全体的にロングトーンがぶら下がっていて、切り方がキツめ。自由曲「花色カメレオン」→自由曲の方が生き生きしているし、言葉の処理もしっかりしている。ただやはりロングトーンでのぶら下がりが見られる。うーん、ラスト上手くまとめたし悪くはないんだが…5:兵庫県立長田高等学校課題曲→altoのhum.の重ね方自然で良い。男声の声色の統一感に乏しく、音程は不安定。女声は歌詞を味わっているように見える。何となく各々のパートが独立してしまっている感じ。「刻もう」はやはり上がりきらなかった。混声の「O_」はもっと迫力出せるはず。聴いていて何かパッとしないのは何故だろう。自由曲「菱の実祭り」→ロングトーンでぶら下がるが、自由曲の方がまだ統一感はある。幼い響きでaltoが出すぎるところがある。うーん…この曲で何を表現しようとしているんだろうか... 男声が入るところで崩れがち。掛声、ハンドクラップなどは楽しめたが、全体を通してやはりパッとしない。ラストのfは堂々、良い。6:長野県長野高等学校課題曲→hum.良い。男声自然な発声、安定感もあり揃ってて良い。少人数ながら強弱の幅が大きい。主旋律が聞き取りやすくパートバランス○ たまにsop.はやはり無理して大きく出している感じがある。ただ約半数の人数ながら他の合唱団に劣らぬ声量は素晴らしい。「明日への旅」でaltoが出てしまった。「O」良い。曲の構成も考えられた感じ。ロングトーンでもsop.はぶら下がっていない。自由曲「やわらかいいのち」→バランスの良い緻密な音楽。男性低音hum.安定。「じんせい」ややten.雑になったか。sop.はぶら下がらずきれいだ。掛け合いでのf「ゆめ_」alto地声気味。全体としては丁寧さが伝わってくるし、終わりもきれい。21人よくやった!7:北海道帯広三条高等学校課題曲→hum.が楽譜の指示どおりピアノの残響から浮かび上がってきた! altoメロディーは何か男声が裏声で頑張ったような感じの声。声づくりが全体的に幼稚な感じにきこえてしまう(特に低~中音域の境らへん)。サビでの高音はいっぱいいっぱいといった感じ。ロングトーン若干ぶら下がる。自由曲「ふるさとの夜に寄す」→自由曲の方が遥かに良い。ただやはり中音域の発声に難。高音の伸びはある。fで内声が出てしまうことが多い。ah_,oh_はとてもきれい。曲全体として流れも作っている。hum.やや揺れた。8:杉並学院高等学校課題曲→sop.のhum.の入りが不自然。男声出だしとても自然。深い合唱。各パートまとまりがある。主旋律をしっかりと聴かせている。この程度の"クセ"なら許せる。何か今回は上手いじゃん杉並! 女声もとても安定感がある。「刻もう」sop.上がりきらなかった。ロングトーンでぶら下がることはなかった。男女のバランスもgood! 曲の構成も良い。「このうたを_」は何かぎこちなかった。 後半男声ちょっと"杉並唄い"になりかけたが許容範囲内。自由曲「44わのべにすずめ」→導入部非常に安定した響き。女声の声色も良く、バランスが良い。男声の発声、主旋律の歌い方も自然。sop.よく飛んでいる。曲の構成もよく工夫した。男声とても深い響き。bassもしっかりしている。この曲の模範になり得る素晴らしい演奏。好演でした! 杉並嫌いのオレを認めさせる演奏、お見事!!9:愛知県立岡崎高等学校課題曲→hum.自然。男性堂々、良い演奏。豊かな響き。sop.純粋な響き。だがaltoがたまに出すぎてしまう。ten.はfやcresc.で押しすぎてしまうところがある。響きは豊だがバランス崩れるところあり。「このうたを_」ロングトーンちょっと下がった。力はある。自由曲「五木の子守唄/おてもやん」→入りのヴォカライズとても豊かな響き。伴奏の「ブブブン」丁寧かつ力があり、とても良い。(好感は持てるが)男声の発声はむしろ素直すぎるか? bassが素晴らしい。女声もよく伸びたいい演奏。ラスト「はなはなのはな(?)」以降非常に情感のある演奏。ten.ラスト丁寧。 2曲目fでの入りバランス良い。掛声、お囃子(?)など雰囲気よく出ている。動きも面白いし、動いていても演奏の質は落ちていない。朝日ではあるかもしれないがNコンでは斬新な演奏。10:宮崎学園高等学校課題曲→宮学男声サウンド来たなぁ…笑 安定感があり"艶"のある演奏。歌詞の処理が独特。スケール大。女声よく伸び、力強い。「O_」の迫力凄い。宮学world全開。精神の高まりなどが伝わる。宮学らしく濃い!!自由曲「あい」→「oh_」まとめている。とても響きが豊かな演奏。歌詞を歌っている。情感のある演奏。ただ流れていかず、工夫されている。さすがに高音で乱れたりせず、安定している。スケールの大きい宮学サウンド。11:幕張総合高等学校課題曲→hum.自然。男声の発声一番良い。ここも豊かな響きだ。主旋律聴きやすくバランスが良い。青春譜という曲を素晴らしく引き出している。曲の展開も発声も自然。これを合唱というんだ!! 安定感もある。聴き心地がダントツに良い。fやcresc.でもどこかが出すぎることがない。自由曲「あなた」→最初のoh素晴らしく美しく豊かな響き。女声よく声が伸びている。でも決して突出することなくバランスを保っている。涙が出そうなくらい素晴らしい。自然なバランスの取れた演奏、心に響き演奏。高校混声合唱の到達点。「いらないから_」一瞬ten.ブレた。sop.はpの高音でもまったく問題なし。感動した! 素晴らしい演奏をありがとう!!以上が各校の講評です^^ そして以下が(のまのあの)審査結果です。<課題曲>(5点満点)1位→幕張総合 5.0点2位→安積黎明 4.8点2位→杉並学院 4.8点4位→宮崎学園 4.5点5位→岡崎高校 4.4点6位→坂出高校 3.7点7位→長野高校 3.6点8位→出雲北陵 3.3点9位→西南女学 3.0点9位→帯広三条 3.0点11位→長田高校 2.8点<自由曲>(5点満点)1位→幕張総合 4.9点1位→岡崎高校 4.9点3位→杉並学院 4.8点4位→宮崎学園 4.6点5位→安積黎明 4.6点6位→坂出高校 4.4点7位→長野高校 3.9点8位→出雲北陵 3.7点9位→西南女学 3.4点10位→帯広三条 3.3点11位→長田高校 2.9点<総合結果>(課×1.5+自 12.5点満点) 金→幕張総合 12.40点銀→杉並学院 12.00点銅→安積黎明 11.80点銅→岡崎高校 11.50点5→宮崎学園 11.35点6→坂出高校 9.95点7→長野高校 9.30点8→出雲北陵 8.65点9→西南女学 7.90点10→帯広三条 7.80点11→長田高校 7.10点昨日も書きましたが、上位5校、と下位6校で完全に二分されました。自分の審査だと大抵入賞ラインは10.35点前後(±0.15点)になるんですが、今回の入賞ラインは1点以上も高い11.50でした。自分の審査で11.35点取った宮崎学園でさえ賞外です。これは上位の5校がいかに抜きん出ていたかを表すものです。6位以下の得点は標準レベルなんですけどねぇ(苦笑) あと、5点満点のところで4.5点以上が多発していますが、4.5点なんて相当上手いところにしか付けません。本当に上位5校は上手かった。どこが1位でもおかしくなかったと思います。その中でオレのツボに入ったのが幕張総合だったんですねぇ。 まぁ音楽は一定レベル超えると最後は好みですからね。笑 最後に各校へのメッセージを…()内は実際の審査結果。(金)宮崎学園→やっぱり宮学は今年も濃かった…笑 好みが分かれる演奏だけど、それでも(確か)4度目の金賞は素晴らしい!(銀)安積黎明→昨年まさかの賞外からの銀おめでとう! 混声有利の課題曲の中女声でトップにい続けるのは立派!(銅)杉並学院→見直しました。びっくりするくらい自然な音楽になってました。もちろん不自然な音楽をまたやったら、またキツイこと言うけど、今回は正真正銘の賞でしょう!(銅)岡崎→インパクトではNo.1! 毎年岡崎の演奏は光るものがあって素敵です。幕張総合→5強から唯一漏れたけど、オレみたいに評価している人も沢山いると思います。これからの健闘祈ります!坂出→自由曲「曙」は期待以上でした。好演だったと思います。長野→少人数ながらそれを感じさせない素晴らしい響きでした。吹奏楽部に負けずに頑張ってください。出雲→安積のあとで比べられて不利だったけど、また全国へ進めていい演奏を見せてください。西南→ここも少人数だったけど、ミュージカル生かして表情豊かな演奏期待します。帯広→紹介VTRで初心者ばっかだったと言ってましたね。1から大変だったと思います。お疲れ様。長田→男声の質を高めて次は3度目の全国にやってきてください!そんなわけで、この日記でNコン関連の日記はしばらくおしまいです。これからはもう一つの日記の記事で身内ネタでなく、普遍性のある何か書くことがあったら、こちらに書いていきたいと思います。最後に、この日記の講評などで不快な思いをさせた方がいらっしゃったとしたら、申し訳ございませんでした。このような乱文、長文を読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。これからもたまに日記を書くと思うのでぜひ見に来てください!それでは!
2008/10/14
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えーっと今日は…Nコン(高等学校の部)でした!(最近のいつもと同じか…笑) 時間がないので講評は明日にして、とりあえず予想&本当の順位だけ書いておきます <本当の結果> 金:宮崎学園(宮崎) 銀:安積黎明(福島) 銅:岡崎(愛知) 銅:杉並学院(東京) <今日のShintaの審査> 金:幕張総合(千葉) 銀:杉並学院(東京) 銅:安積黎明(福島) 銅:岡崎(愛知) 5:宮崎学園(宮崎) 6:坂出(香川) 7:長野(長野) 8:出雲北陵(島根) 9:西南女学院(福岡) 10:帯広三条(北海道) 11:長田(兵庫) 1~5位とそれ以下で完全に二分された印象でした。逆にいえば上位5校だったらどこか賞を獲ってもおかしくない、完全に好みの世界になるかなーと思いました。 まず本当の金賞宮崎学園を自分は5位にしました。もちろん上手いと思ったんですが、まぁ他の所も上手かったので結果的に賞外という予想をしました。ここの演奏は非常に"濃い"ので好みが分かれる(といっても上手いので賞には絶対絡む学校)のですが、それが今回の審査員にはウケたのでしょう。 次に実際の銀賞の安積黎明は3位にしました。混声合唱向けの課題曲の中、しかもトップバッターでよくやったと思います。ちなみにこの学校…1995~2002年の8年もの間Nコン金賞でいつづけた、計14回の金賞を獲っている学生女声合唱の最高峰の高校です。透明度の高い素晴らしい演奏でした。 次に銅賞の岡崎、やはり銅賞にしました。ここは自由曲が光りました。 銅賞2校目の杉並学院自分が散々批判していた学校です。が、しかーし!! 杉並今回かなり上手くなって、男声も自然な響きになっていました こういう演奏ならばオレは今回のようにきちんと評価して2位に据えます。 杉並が嫌いなのではなく、あの演奏が嫌いだったということですね 来年以降もこの調子で頑張ってほしいです。笑 最後に自分が1位に入れておきながら入賞しなかった幕張総合。ここは非常に自然な音楽だという印象を受けました。不自然にいじるのではなく真正面から勝負してきたバランスの良い合唱をオレは最大限に評価しましたが、逆にいえばインパクト不足だったのかな? でも審査員(9人)の方々の審査も間違いなく今挙げた5校の中で賞を争っていたでしょう。そのくらい今回のコンクールは完全に二分された感じでした。 ではではこのままだと長くなってしまうので、明日詳しく書きますね^^それでは
2008/10/13
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今日はNコン中学校の部でした ということで例のごとく各校の講評をしていきたいと思います その前に結果と予想を見比べてみます <本当の結果> 金:郡山二(福島) 銀:熊本大附(熊本) 銅:栄東中(埼玉) 銅:松戸一(千葉) <今日のShintaの審査> 金:郡山二 銀:真栄 銅:熊本大附 銅:湯沢南 (6:松戸一、7:栄東) →外したねぇ…審査員の人は真栄はやっぱり演奏順1番が響いたか? そんなわけで、ここからは各校の演奏の講評を演奏順にしていきます <第75回(平成20年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール中学校の部審査byShinta> 1:札幌市立真栄中学校 課題曲→素晴らしい入り、まとまりがある。各パートが効果的に働き、調和している。sop.「いまを」高音だが全く問題なし。2番男声のメロディー堂々としている。発声に無理がなく、高音でもブレず、「believe_」のロングトーンもいい。曲の構成の仕方もgood! しかし男声は例年に比べ落ちるし、ちょっと目立ちすぎの感はある。 自由曲「嗚咽」→一糸乱れぬ合唱。自由曲の方が上。弱いところも、強いところもそれぞれ表現されいて、全く崩れる感じもない。完璧。高校の合唱でもこんなに上手い「嗚咽」は滅多に聞けない。 2:神戸大学発達科学部附属住吉中学校 課題曲→やや幼稚な発声。サビなどfで力む感じ。pだとブレる。緊張しているのか、歌うだけで精一杯といった印象。ただ「負けないで」などの気持ちの入り方はよく分かる。全体的にfで押す印象だが、強拍が強すぎる。la_のaltoが平べったい。 自由曲「日向木挽唄」→soliはgood! 高音で割れそうできつそう。やはりaltoのロングトーンが平べったい。歌うだけで精いっぱいで細かい発音などが曖昧といった印象。まぁ声的にはこの選曲はあってるし、自由曲のが上。 3:出雲市立第一中学校 課題曲→入りの男声どもった。男声全体的に低音に難がある。そしてバランスも男声が強すぎる。sop.「ひとつしかない」高音精一杯で、リズムも走った。2番のサビのサウンドは良い。ただやはり全体的に男声の実力が頼りない。 自由曲「母の挽歌」→sop.は自由曲の方が高音が良い。ただやはり少々ぎこちなさが随所に見られる。丁寧に歌う意図は感じられ、自由曲の方が明らかに上。ラストのsoloきれい。 4:福井大学教育地域科学部附属中学校 課題曲→入りのまとまり良い。男声は深く歌おうとする意図が感じられるが、全体としてホワホワとした印象。リズム乱れる箇所あり。2番のサビへの持っていきかたgood! 曲の構成のしかたは良い。lanlan,believeなど不自然。英語の発音でやるのならもっと自然にやれると良い。ただ色々と独自性があるのは良いこと。 自由曲「奏楽」→入りのまとまりはやはり良い。男声も堂々と歌っているが、やはりホワホワしている。sop.の伸びがとても良いが、altoがたまに出すぎる。 5:湯沢市立湯沢南中学校 課題曲→揃った出だし。丁寧できれいな演奏。sop.も安定している。2番の最初のメロディーも良い。とてもまとまった素晴らしく緻密な演奏。la_のaltoはやはり平べったい+やや地声? ただ曲の世界をよく表しており素晴らしい。 自由曲「空を雲が走る/荒野の風/ヒース」→入り素晴らしい。uh_のpもよい。全く崩れる感じがしない。部分部分でaltoやや目立つ。sop.は高音でもとてもきれいだし、無声音も効果的に使っている。22人でよくやった、素晴らしい! 6:丸亀市立東中学校・南中学校 課題曲→丁寧でまとまった出だし。sop.ややこもっていてフワフワした印象。1番のラストはpでやったが良い表現だと思う。「消えてしまいそう」など無声音を効果的に使っている。lanlan...のところでの動きの工夫素晴らしい。指を鳴らすとは! 曲の雰囲気ににあっている。全体としてとても上手いが、平べったい声が勿体ない。 自由曲「じぶんのうぶごえにみみをすます」→入りgood。自由曲は平べったさがなくなり、こっちのが良い。優しい表現がとても素敵、メリハリもある。難曲に踊らされず、きちんと表現している。 7:栄東中学校 課題曲→入りきれいだ! やや揺れるところもあるがsop.の「いまをいきて」などいい安定感。強弱の幅が大きく、サビのfもすごく良い。心の中を表現している感じ。やはりややla_が平べったいが、lan.はメリハリがある。歌詞が明瞭でよい。altoがもう少し大人っぽければよりよい。 自由曲「きのうのあまだれにみみをすます」→sop.とても大人っぽくきれいです。altoはもう少し、惜しいなぁ。擬音のところや、無声音など上手い。自由曲も強弱の幅が大きい。sop.「よんでいるのか」fの高音やや叫んだ感じ。 8:郡山市立郡山第二中学校 課題曲→素晴らしい入り! 男声も真栄より明らかに上、中学生離れしている。パートのバランス適切。言葉の処理を大事にしている印象。男声2番の主旋律も堂々、お見事! 「まけそうで」など情感溢れているし、曲の中の各々の登場人物を演じ分けている印象。素晴らしい! 自由曲「Benedic Domino, anima mea(我が魂よ,主を祝福せよ)」→各パートが効果的に働いている、堂々とした演奏。bassが素晴らしい。sop.のpでのロングトーンgood! soloもお見事。発音を大切にしているけど、他の部分も疎かになっておらず、文句が見つからない・・・ 9:松戸市立第一中学校 課題曲→郡山の後でも通じる良い出だし。男声も良いが、やや語尾の処理が雑なところあり。各パート力を持っているが、サビはcresc.でちょっと雑になる感じ。ハンドクラップなどつけても歌は落ちずに効果的。表現に関しては光る。 自由曲「Help Us,O Lord/Sing Ye Praises To Our King」→自由曲の方が堂々としていて良い。sop.が特に良い。安定感があり、cresc.でも崩れていない。 10:熊本大学教育学部附属中学校 課題曲→まとまった出だし、男女ともレベル高い。サビやや走ったが、1番ラストの「いまをいきて」は良い。男声の主旋律は郡山の次に良い。よくまとまったサウンド、テンポを揺らすことが良い方向に出ている。「ah_」の男声はやや雑。全体としては希望やノリ全開の「手紙」という印象。 自由曲「IV」→男solo凄い!! 男女とも安定感があり、曲の世界もよく表している。sop.の高音素晴らしく、altoがたまに目立ちすぎるは惜しい点だが、好演。 11:札幌市立平岡緑中学校 課題曲→ちょっと男声杉並っぽいか?笑 まぁこのくらいなら許せるが。 sop.の高音やや辛そう。2番のサビf良い。1年生17人ということで男女ともまだまだだが、これからどんどん伸びそう。これからの伸びに期待! 来年ひょっとすると真栄を脅かす存在になるかも。 自由曲「ひとり」→soliの2人緊張しているが、声質がそろっていて良い。男声のhum.丁寧。sop.の伸びが自由曲の方が良い。よく頑張った、これからに期待! 以上が各校の講評です^^ そして以下が審査結果です <課題曲>(5点満点) 1位→郡山二 4.7点 2位→真栄中 4.4点 3位→湯沢南 4.2点 3位→熊本大 4.2点 5位→丸亀東 4.0点 6位→松戸一 3.8点 7位→栄東中 3.7点 8位→平岡緑 3.5点 9位→福井大 3.2点 10位→神住吉 2.9点 10位→出雲一 2.9点 <自由曲>(5点満点) 1位→真栄中 4.8点 1位→郡山二 4.8点 3位→熊本大 4.5点 4位→丸亀東 4.3点 5位→松戸一 4.2点 6位→湯沢南 4.2点 7位→栄東中 4.0点 8位→平岡緑 3.7点 9位→出雲一 3.6点 10位→福井大 3.4点 11位→神住吉 3.1点 <総合結果>(課×1.5+自 12.5点満点) 金→郡山二 11.85点 銀→真栄中 11.40点 銅→熊本大 10.80点 銅→湯沢南 10.50点 5→丸亀東 10.30点 6→松戸一 9.90点 7→栄東中 9.55点 8→平岡緑 8.95点 9→福井大 8.20点 10→出雲一 7.95点 11→神住吉 7.45点 郡山二中は素晴らしかったです。さすが! 男声がここは飛びぬけていました。 真栄は順番のハンデには勝てなかったか…絶対賞外の演奏ではなかったんだけどねぇ…特に自由曲。今年は混声に力のある学校が多かったですが、その中で21人で挑んだ2年前の銀賞校の湯沢南は光ってたと思います。賞には入りませんでしたが、好演でした。栄東は2年連続の演奏順から抜けて銅賞おめでとうございます^^ しっかし、中学校の部は予想外しました(苦笑) まぁ音楽は人それぞれだからいいんだけどさってことで明日高等学校の部ですお楽しみに
2008/10/12
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いやぁ、なんかあっという間に終わっちゃった感じでした!今日は最近日記に書き続けているNコンの小学校の部の全国大会。もちろんテレビの前で審査してました笑ということで各校の講評?をしてみたいと思いますその前に結果と予想を見比べてみましょう<本当の結果>金:星美学園(東京)銀:小沢小(青森)銅:伊万里小(佐賀)銅:愛媛大附(愛媛)<今日のShintaの審査>金:小沢小(青森)銀:星美学園(東京)銅:大島小(福島)銅:伊万里小(佐賀)→まぁ、あながち間違った審査はしてなかったみたいだし、本当の銅賞に入った愛媛大附もオレの審査で次点に入ってたし満足ですでは各校の演奏の講評を演奏順にしていきます<第75回(平成20年度)全国学校音楽コンクール全国コンクール小学校の部審査byShinta>1:伊万里市立伊万里小学校課題曲→明るくよく響く声。高音も崩れることなくよく声が伸びている。ややsop.で個々の声が目立つ場面あり。全体として力みが見られた。でもさすがに安定感がある。「まっかな朝日は~」などやや走り気味。自由曲「兄弟」→主旋律がよく伸びている。高音の安定度素晴らしい。「はねる」の入りなどpでもはっきり発音していた。自由曲課題曲とも全体的にfで押す印象。力はある。2:町田市立鶴川第二小学校課題曲→安定した出だし、丁寧な印象。優しい声。「もりは」の「は」など過剰な作為性を感じる。いい意味で小学生らしい演奏。自由曲「きっとなにか」→丁寧。「おもしろいことー」は優しく歌い上げている。小学生らしい演奏。ラスト「きっとなにかー」はやや地声。全体としてとてもきれいなんだけれども、曲の中での大きな流れをもっと作ると、もっと印象に残る演奏ができる。3:下関市立豊浦小学校課題曲→出だしよくできたきれいな声。フレーズを長くとっている。sop.「なにになる」など高音を喉で押してしまっている。嫌いな演奏ではないが…自由曲「兄弟」→声はよく通るのだが、やや歌詞が聞き取りにくい。課題曲もだがaltoの低音の発声が独特(良い悪い関係なく) 力強さには圧倒された。4:成城学園初等学校課題曲→音程が不安定。「まっかっか」なの上がりいっていない。ブレスの位置や伸ばしの拍がバラバラなところがある。自由曲「虹がなければ」→入りは丁寧。自由曲の方が良い。altoが「いつまでも」で下がりハーモニーが崩れるなど、全体として不安定。まぁそれも小学生らしいのか? もっと力をつけてまた全国を目指して頑張ってください。5:郡山市立大島小学校課題曲→大島独特のこもり声! decresc.をうまく使って曲の世界をよく表している。強弱の幅が広い。優しく歌っている割に聞き取りやすいのは子音が立っているから。altoのラスト「いのちはめぐり」やや幼稚で勿体ない。全体的には明るくさわやかな演奏。自由曲「そのときぼくがそばにいる」→課題曲とはうってかわって高音よく抜けている。声部がよく融合している。ただ途中やや歌詞聞き取りにくくなった。全体的には語りかけるような演奏。6:星美学園小学校課題曲→素晴らしい入り。完璧に揃っている。大人っぽい声で、崩れる気がしない。かつラストなどsop.だけでも十分な声量。大人っぽい演奏。自由曲「日本の高い空」→unis.部完璧に揃っている。きれい+力強さ。大人っぽい深い声。ラスト高音hum.丁寧でいいね。何を書けばいいのか分からないくらいの好演。7:弘前市立小沢小学校課題曲→素直な発声かつ非常に考えられた演奏。テンポは速いがメリハリある。「まっかっか」はややきつくないか?どんな赤なんだ?笑 2番の入りは一転p、そしてcrescでサビへ。歌ってて楽しそうだし、素直な好感の持てる演奏。自由曲「あいや節幻想曲」→祭りっぽい! 曲の世界をよく表している。力もあるし、でも安定感は失っていない。細かい音符でもきちんと歌いこなしている。中間部分の寂しげな和音も乱れなし。 「らっせ」の前の女の子の笑顔が印象的。楽しそう。素晴らしい演奏。鳥肌が立った。8:三重大学教育学部附属小学校課題曲→小学生っぽさ全開の演奏。素直な声、作った感じがあまりしない演奏だけど、音程の乱れも見られず、練習が少ないわけではなく、そういう方向の音楽を目指したんだろう。笑顔もgood! 1番ラストの「なにになる」はやや切り方がキツイ。好感の持てる演奏でした。自由曲「3つの小さなうた」→声にあった選曲。pの部分丁寧、高音もよい(雪のところ) 小学生らしいわくわくするような好感のもてる演奏。9:愛媛大学教育学部附属小学校課題曲→ところどころ乱れるが響きがとてもよく、力強い。「なにになる↑」は上がりきらなかった? 全体として無難な演奏。自由曲「兄弟」→alto「生まれた」やや下がった。力強さ、響きはやはり良い。声に関しては高音の伸びがとてもよい。生き生きとした曲の姿をよく表している。10:神戸市立住吉小学校課題曲→1番はfで入った? パートの融合感が弱い。sop.の声悪くない。altoは低音などが雑。それが小学生らしさなのかもしれないが。自由曲「満月の不思議ポロロッカ」→自由曲の入りは良い。しかしfで粗が出る。全体的に声が浅い。ただ中盤以降はよく各パートが歌いあげていた。最初からこうならば・・・11:札幌市立美しが丘小学校・平岡中央小学校課題曲→きれいな声。たまに1人の声が目立つことがあるが、丁寧な演奏。小学生らしく楽しそう。alto「いのちはめぐる」はちょっと雑。自由曲「あひるとカンガルー」→入りとてもきれい。かわいらしい曲を生き生きと歌い、よく表現している。繊細な声でよくできた演奏。高音も乱れないし、安定。自分らの演奏を臆さずやった感じ。以上が各校の講評です^^そして審査結果です<課題曲>(5点満点)1位→星美学 4.5点1位→小沢小 4.5点3位→大島小 4.2点4位→鶴川二 3.9点5位→伊万里 3.9点6位→美し丘 3.8点7位→愛媛大 3.8点8位→三重大 3.4点9位→豊浦小 3.2点10位→成城学 2.9点11位→住吉小 2.8点<自由曲>(5点満点)1位→小沢小 4.8点2位→星美学 4.7点3位→愛媛大 4.5点3位→美し丘 4.5点5位→伊万里 4.4点6位→大島小 4.4点7位→三重大 3.9点8位→豊浦小 3.8点9位→鶴川二 3.6点10位→住吉小 3.5点11位→成城学 3.2点<総合結果>(課×1.5+自 12.5点満点) 金賞→小沢小 11.55点(11)銀賞→星美学 11.45点(12)銅賞→大島小 10.70点(36)銅賞→伊万里 10.25点(55)5位→美し丘 10.20点(63)6位→愛媛大 10.20点(73)7位→鶴川二 9.45点(49)8位→三重大 9.00点(87)9位→豊浦小 8.60点(98)10位→住吉小 7.70点(1110)11位→成城学 7.55点(1011)昨年まで5連覇していた大岡山小がいなくてやはり混戦にになったという印象でした。といってもオレの審査だと去年の金賞は大島小だったけど。笑 とりあえず結果から見てオレの音楽の見方もあながち間違っていないっぽいのでよかったです 小沢小は初出場ながらみごとな演奏でした(銀賞) 星美学園は相変わらず洗練された演奏でした。大島小は賞外でしたが、まぁ大島らしい演奏でした。伊万里は念願の入賞。来年もし全国に出たら演奏順が良いことを願います…。 美しが丘と愛媛は同点でしたが、課題曲の順位が上なので美しが丘を5位にしました。結果的に愛媛が銅賞を取ったけど、その辺は満足です まぁ…書くと長くなるのでこの辺で止めとくか そんなわけで明日は中学校の部 課題曲「手紙」をいかに歌うかだな 楽しみです^^ では
2008/10/11
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今日はいよいよこの出場校紹介シリーズ最終回、高等学校の部です(当サイトは個人の感性に基づいて書かれていますので、異論ある方などいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも参考程度に見ていただくようよろしくお願いします。もちろんコメントなどは大歓迎です!)では早速・・・<高等学校の部> 10月13日(月・祝) 午後2:00~(生放送) 課題曲「青春譜」 作詞:五木寛之 作曲:信長貴富 1、福島県立安積黎明高等学校(東北・3年連続22回目) ・「みつめている」(女三) (同声合唱とピアノのための組曲「のら犬ドジ」から) 作詞:蓬莱泰三 作曲:三善晃 2、出雲北陵高等学校(中国・2年連続3回目) ・「天の火/山桜花」(女四) (無伴奏女声合唱のための「万葉恋歌」から) 作詞:狭野弟上娘子/大伴家持 作曲:信長貴富 3、香川市立坂出高等学校(四国・2年連続24回目) ・「曙」(女三) (混声合唱とピアノのための組曲「宇宙の果物」から) 作詞:宗左近 作曲:鈴木輝昭 4、西南女学院高等学校(九州・4年ぶり3回目) ・「花色カメレオン」(女八) (女声合唱のための組曲「ふくろうめがね」から)作詞:くどうなおこ 作曲:松下耕 5、兵庫県立長田高等学校(近畿・3年ぶり2回目) ・「菱の実祭り」(混四) (混声合唱組曲「北の祭り」から)作詞:萩原貢 作曲:池辺晋一郎 6、長野県長野高等学校(関東甲信越・初出場) ・「やわらかいいのち」(混四) (混声合唱組曲「あなたへ」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:松本望 7、北海道帯広三条高等学校(北海道・2年連続2回目) ・「ふるさとの夜に寄す」(女四) (女声合唱のための「三つの抒情」 から) 作詞:立原道造 作曲:三善晃 8、杉並学院高等学校(関東甲信越・3年連続4回目) ・「44わのべにすずめ」(混四) 作詞:D.ハルムス(訳:羽仁協子) 作曲:木下牧子 9、愛知県立岡崎高等学校(東海北陸・10年連続16回目) ・「五木の子守唄/おてもやん」(混四) (アカペラによる二つの熊本民謡) 熊本県民謡 編曲:若松正司 10、宮崎学園高等学校(九州・7年連続19回目) ・「あい」(混四) (混声合唱曲集「そのひとがうたうとき」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:松下耕 11、幕張総合高等学校(関東甲信越・2年連続2回目) ・「あなた」(混五) (混声合唱とピアノのための「もうひとつのかお」から) 作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭昨年出場校が8校、2ケタ出場が4校、対照的に3回以下の出場が6校と非常にバラエティーに富んだ顔ぶれとなった。金賞の本命は昨年銅賞の幕張総合か。出場2回目の新鋭校。自由曲「あなた」は都会的な愛を描いた組曲「もうひとつのかお」の中の一曲。情感豊かで、安定度があり、高いレベルの演奏をする幕張総合の声には課題曲にも自由曲にも合うだろう。 次点の候補はやはり昨年の入賞校ということになるのだろうか。昨年金賞の杉並学院は3年連続出場。男声の独特の発声"杉並唄い"がどう評価されるかによって審査結果は大きく左右するだろう。(何度も書くが自分は杉並唄いをどうしても受け入れられない…) 昨年銀賞の宮崎学園は7年連続出場。女声→混声への移行も完了した感がある。ここも毎年男声がパワフルかつ濃い演奏である。定番曲「あい」の新しい表現が見られそうだ。 昨年銅賞の岡崎高校は10年連続出場。その硬質な声が課題曲にハマれば悲願の金も? 自由曲の2曲目「おてもやん」は注目だ。 2年ぶり15回目の金賞を目指す安積黎明は高校女声合唱の最高峰の美しくクレーバーな演奏が見ものだが、やや混声向きの課題曲、2年連続の演奏順1番ということもあり今回は厳しいか? この辺りの高校が入賞に絡むものとみられるが、やはり各校とも力はあり、拮抗している。入賞は厳しいかもしれないが、西南女学院は25人、長野高校は21人と、少人数ながら全国出場を決めた学校にもぜひとも力を出し切ってほしいものだ。ちなみに個人的に好きな曲は坂出高校の「曙」、宮崎学園「あい」、幕張総合「あなた」ですいよいよ今週だなぁ ハイレベルな圧倒される合唱の連続の高等学校の部に注目課題曲はyoutubeまたは下の公式ページで聴けます http://www.nhk.or.jp/ncon/
2008/10/06
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つづいて今日はNコン中学校の部の出場校紹介です!(当サイトは個人の感性に基づいて書かれていますので、異論ある方などいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも参考程度に見ていただくようよろしくお願いします。もちろんコメントなどは大歓迎です!)<中学校の部>10月12日(日) 午後2時~(生放送)課題曲「手紙」作詞・作曲:アンジェラ・アキ 編曲:鷹羽弘晃1、札幌市立真栄中学校(北海道・5年連続5回目)・「嗚咽」(女三)(無伴奏女声合唱のための「南島歌遊び その2 伝説」から)作曲:福島雄次郎2、神戸大学発達科学部附属住吉中学校(近畿・初出場)・「日向木挽唄」(女四)(「日本の民謡 第2集」から)作曲:松下耕3、出雲市立第一中学校(中国・2年連続15回目)・「母の挽歌」(女四)作詞:真鍋郁子 作曲:横山潤子4、福井大学教育地域科学部附属中学校(東海北陸・2年ぶり2回目)・「奏楽」(混四)(混声合唱とピアノのための「サーカス」から)作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭5、湯沢市立湯沢南中学校(東北・2年ぶり2回目)・「空を雲が走る/荒野の風/ヒース」(女四)(組曲「秋の風景」から)作詞:V.ルイック 作曲:V.トルミス6、丸亀市立東中学校・南中学校(四国・2校合同参加で2年連続出場)・「じぶんのうぶごえにみみをすます」(女三)(女声合唱とピアノのための「みみをすます」から)作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭7、栄東中学校(関東・3年連続3回目)・「きのうのあまだれにみみをすます」(女三)(女声合唱とピアノのための「みみをすます」から)作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭8、郡山市立郡山第二中学校(東北・2年連続2回目)・「Benedic Domino, anima mea(我が魂よ,主を祝福せよ)」(混四)作曲:V.ホルンボー9、松戸市立第一中学校(関東甲信越・初出場)・「Help Us,O Lord/Sing Ye Praises To Our King」(混四)(組曲「Four Motets」から)作曲:A.コープランド10、熊本大学教育学部附属中学校(九州・5年ぶり30回目)・「IV」(混四)(混声合唱ための「どちりなきりしたん」から)作曲:千原英喜11、札幌市立平岡緑中学校(北海道・初出場)・「ひとり」(女四)(混声合唱とピアノのための「はだか」から)作詞:谷川俊太郎 作曲:鈴木輝昭Nコン中学校の部で史上2回しかない3連覇を目指す真栄中が演奏順1番ということからも波乱が予想される中学校の部。しかしやはり大本命は真栄か。今年も課題曲は混声、自由曲は女声合唱で挑む。自由曲は南島歌遊びの「嗚咽」、近年の中学合唱界を引っ張る真栄が今年も強さを見せるのか。次点は昨年銅賞の郡山二中だろうか。得意の外国曲で挑む。女声、男声ともにレベルの高い演奏は楽しみである。 しかし今年の中学の部は予想が難しい。非常に接戦である。出雲一中は4年前の銀賞校、声づくりには定評がある。2年連続の福井大学附属は定番の「奏楽」で挑む。中学生には難曲だがどう歌うか。湯沢南は2年前の銅賞校。丸亀東・南中は合同参加で2年連続出場。合同参加での入賞を果たせば快挙だ。過去2年演奏順1番で苦しんだ栄東は今年は良い位置につけている。独特の歌詞の処理の女声合唱で入賞を狙う。松戸一中は課題曲を手拍子付きで演奏。初出場ながら入賞は十分射程圏内だろう。熊本大附属は30回目の出場の伝統校。平岡緑は初出場ながら評判が高い。と、とりあえず羅列してみましたが、今年は本当に予想が難しいですいよいよあと1週間! 各校がどう仕上げてくるか非常に楽しみですアンジェラアキ作曲の課題曲など話題性もある今年の中学校の部に注目ちなみに課題曲はyoutubeまたは下の公式ページで聴けますhttp://www.nhk.or.jp/ncon/
2008/10/04
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いよいよ公式ページに演奏順も発表され、全国大会が近付いてきました。 ということで出場校と、みどころ?を書いていきたいと思います。 (当サイトは個人の感性に基づいて書かれていますので、異論ある方などいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも参考程度に見ていただくようよろしくお願いします。もちろんコメントなどは大歓迎です!)まずは小学校の部です。先に日程から書いておきましょうか <小学校の部> 10月11日(土) 午後2:00~(NHK教育で生放送) 課題曲「この☆(ほし)のゆくえ」 作詞:森絵都 作曲:大田桜子 1、伊万里市立伊万里小学校(九州・3年連続4回目) ・「兄弟」(同四) (少年少女のための合唱組曲「だれも知らない」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 2、町田市立鶴川第二小学校(関東甲信越・初出場) ・「きっとなにか」(同三) 作詞:木島始 作曲:高嶋みどり 3、下関市立豊浦小学校(中国・3年ぶり5回目) ・「兄弟」(同四) (少年少女のための合唱組曲「だれも知らない」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 4、成城学園初等学校(関東甲信越・初出場) ・「虹がなければ」(同三) (少年少女のための合唱組曲「虹がなければ」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 5、郡山市立大島小学校(東北・2年連続3回目) ・「そのときぼくがそばにいる」(同三) 作詞:山本瓔子 作曲:大田桜子 6、星美学園小学校(関東甲信越・2年連続7回目) ・「日本の高い空」(同三) (少年少女のための合唱組曲「だれも知らない」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 7、弘前市立小沢小学校(東北・初出場) ・「あいや節幻想曲」(同三) (「津軽民謡風俗めぐり」から) 作詞:小倉尚継 作曲:小倉尚継 8、三重大学教育学部附属小学校(東海北陸・2年連続2回目) ・「3つの小さなうた」(同三) (同声合唱組曲「小さな神様」から) 作詞:まど・みちお 作曲:鈴木憲夫 9、愛媛大学教育学部附属小学校(四国・4年ぶり48回目) ・「兄弟」(同四) (少年少女のための合唱組曲「だれも知らない」から) 作詞:坂田江美 作曲:吉田峰明 10、神戸市立住吉小学校(近畿・初出場) ・「満月の不思議ポロロッカ」(同三) 作詞:飛鳥章子 作曲:橋本祥路 11、札幌市立美しが丘小学校・平岡中央小学校(北海道・美しが丘は3年ぶり9回目、平岡中央は初出場) ・「あひるとカンガルー」(同三) 作詞:E.リア(訳詞:吉田映子) 作曲:木下牧子 昨年まで5連覇中だった東京の大岡山小の不参加(異動などにより)により、大混戦が予想される今年の小学校の部。 金賞候補の本命として挙げられるのは、やはり星美学園小(昨年銀賞)、大島小(昨年銅賞)あたりか? 星美学園小は小学校の部で大人気の作曲家吉田峰明作品で挑む。大人っぽい演奏で東京都代表6連覇を目指す。 大島小は昨年銅賞受賞。(ちなみにShintaの評価では金でした) 今年も大きな期待がかかる。 次点は実力では伊万里小が挙げられる。毎年声質の良さを見せ今年も当然期待がかかるが、運が悪いことに3年連続のトップバッター、そして他の2校と重なる自由曲など入賞は厳しいか? 2年連続出場の三重大教育学部附属小は昨年から着実にレベルアップしたとのこと。 愛媛大学教育学部附属小は出場48回目の伝統校。小沢小は自由曲で勝負をかける。東北ブロック大会では大島小より高評価だったという噂もある。 合同参加の美しが丘、平岡小は毎年北海道勢が見せる澄んだ声を持っていれば入賞もあるか。 ちなみに今回の出場校の自由曲で自分が1番好きなのは、成城学園の「虹がなければ」です どうでもいいがやはり今年も吉田峰明作品が約半分を占めたなぁ。笑 あと一週間か、楽しみだ^^ 混戦の小学校の部に注目 ちなみに課題曲はyoutubeまたは下の公式ページで聴けます http://www.nhk.or.jp/ncon/
2008/10/03
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先日、NHK教育でNHK全国学校音楽コンクールの関東甲信越ブロックの放送(録画)をやっていたので、受賞校の演奏の感想を書きたいと思います なおこの日記は全て個人の感性により書かれているため、読んだ方に不快な気持ちを抱かせる恐れがあります。もしその場合は大変申し訳ございません。<小学校の部> 金賞:成城学園初等学校 課題曲→高音の乱れが少なく素直な発声。歌詞の処理が独特である。各パートがよく調和しているが、「t」の処理(卵は、種はなど)がやや雑である。部分部分でのメリハリはあるが、もっと曲全体としての差を作れるとなおよい。 自由曲「虹がなければ」→曲の広がりをよく表現しているが、やはりフレーズの入りがやや雑になるところがある。fで下のパートが悪く目立ってしまう。語尾で消えてしまわないようにできるとよりよい。 金賞:星美学園小学校 課題曲→発声が素晴らしい、大人の演奏。発音があと少しだけハッキリできるとよいが許容範囲内。各パートの融合感が素晴らしく、終盤の「このほしはなにになる」を半分のパートで歌うところでも力を失わずできた。素晴らしい演奏。全国で更なる好演を期待(昨年銀賞) 自由曲「日本の高い空」→たまにやや惰性で歌ってしまうと感じるところがあったが、融合感はやはり見事である。きれいだけでなく盛り上がり、メリハリを作れている。歌詞を歌っているという意識を感じ好印象。 金賞:町田市立鶴川第二小学校 課題曲→変な意識がなく発声しているのでよく響く。いい意味で小学生らしい演奏。子音は意識しるぎのところもある反面不明瞭なところもある。高音のロングトーンややぶら下がる。 自由曲「きっとなにか」→柔らかい印象、聴きやすい。自由曲の方がよく仕上がっている。小学生らしいのびのびとした演奏。 銀賞:横浜市立中沢小学校 自由曲「生きる」→曲の世界をよくあらわしている。声がきれいだが、高音たまに乱れる。中盤「Ah_」はややアクセント付けすぎか? 銅賞:越谷市立越ヶ谷小学校 自由曲「虹がなければ」→惜しい。ちょっと声を作りすぎて歌詞が不明瞭になってしまった。個人的には好きな演奏。 銅賞:船橋市立咲が丘小学校 自由曲「兄弟」→無理して声を出している印象あり、やはり不明瞭。声がとんがっていて、曲のイメージと離れるところがあった。 銅賞:佐久市立野沢小学校 自由曲「うそつき・すりむきうた」→soloいいね! 素直な発声。全体として力強さもありメリハリもあるが、何かが足りない… 印象としては、星美がやはり抜けている。大岡山がいない今年もしかしたら全国金賞も? 次点が成城、鶴川、中沢。中沢は昨年全国出場で今年も好演だった。審査もこのあたりで混戦だっただろう。鶴川は全国では若干キツイか? <中学校の部> 金賞:松戸市立第一中学校 課題曲→安定した静かな出だし、男声がとても丁寧だ。細かい音符をもう少し明瞭に歌えると更によい。sop.「きびしいけれど」など崩れる気がせず、安心して聴いてられる。lanlan...はハンドクラップがとても効果的で、表現できた。すごく希望が感じられるし、歌を消していないからよい。ラストsop.「負けそうで」good。 「手紙」ってこんなに素晴らしい曲だったのか! 素晴らしい!!! 自由曲「Help Us,o Load・Sing Ye Praises To Our King」→sop.高音の安定感がとてもよい。男声は曲調に合っていてよい声。音の広がり、壮大さ、繊細さ、とてもよく表現している。各パートがそれぞれの役割を果たし、発音もクドイところがない。力強さ、優しさの両立できている。 金賞:栄東中学校 課題曲→安定した出だし。女声合唱のきれいな演奏、響きも豊か。「はいけい」の発音が個人的には好き。サビでの力強さが素晴らしい! 曲全体の中で差をよくつけられている。各パートが力を持ち、それらが見事に融合している。 自由曲「きのうのあまだれにみみをすます」→安定しているから安心して聴ける。本当に各パートが1つになっているからきれいにハモる。sop.よく声が伸び、メリハリもある。発音も適度な意識。細かい音符でも崩れない。 銀賞:信州大学教育学部附属長野中学校 自由曲「きみ」→女声がもう少し曲のイメージに合う発声がほしい。明るさ全開の「きみ」って感じ。まぁ確かにこういうアプローチも面白いが。男声はきれいな発声。各パートがよく融合している。sop.高音「いきようと思った」もよく出した。とても上手いのだが…イメージに合う発声だったらもしかしたら。勿体ない。 銀賞:春日部市立豊春中学校 自由曲「鋸曳き唄」→solo伸びのあるいい声! 女声、男声ともにまとまった良い声。丁寧であり、力強さ、繊細さもある好演。 銅賞:國學院大學久我山中学校 自由曲「贈り物」→高音がキツそう。絶叫している感じ。下パートの安定感は評価に値する。 銅賞:新潟市立東新潟中学校 自由曲「橋」→altoの低音が不思議だったが、南島歌遊びの世界観をよく表現しているかもしれない。 銅賞:伊那市立東部中学校 自由曲「稜線にて」→男声の発声が独特。ただやや下向き気味で声が伸びてこないか? 高音でも無理ない発声。 金賞はやはりこの2校で順当だと思う。松戸一中の手紙には感動した。個人的にはこの学校の演奏が好みだが、栄東の演奏も劣らぬ素晴らしい女声合唱でした。次点は豊春。好演でした。信大はもったいないね。練習によっては全国行く力はあったと思う。伊那東部は2年連続の全国ならず。久我山やちょっと期待外れ。東新潟は独特な印象に残る演奏でした。余談ですが、3年前の全国金賞の狛江四中は奨励賞。東京コンクールの演奏を聴きましたがこれは東京勝てただけでも御の字だなと思いました。来年以降の復活期待します。 <高等学校の部> 金賞:杉並学院高等学校 課題曲→いかにも杉並という演奏。所々テンポ揺らしたところでズレる。女声はとても良い。男声なんだかなぁ…男女で融合していないし。ten.はfで目立ちすぎ。 自由曲「44わのべにすずめ」→導入部はよい。女声の細かい音符の処理は見事。男声も自由曲の方がまだ良い。女声の高音はきれい。男声「wo」目立ちすぎ。 金賞:長野県長野高等学校 課題曲→杉並よりも融合感あり。メロディーが非常に聞き取りやすい。自然な音楽といった印象。21人という少人数ながら、メリハリもある。よく頑張った。称賛に値する。 自由曲「やわらかいいのち」→丁寧な演奏。21人とは思えない深い合唱。良い曲を良く表現。もう少し発音明瞭にするとなおよし。 金賞:千葉県立幕張総合高等学校 課題曲→これだよ、オレが求めている男声の声は!!! 豊かな声量、深い声に引き込まれる演奏。各パートが効果的に響き合う、情熱的な演奏。聴いていてまったく不安を感じない。sop.もよく伸びている。これだけの完成度だったら強いて言うならば最初のaltoのhum.(だっけ)の精度を上げていきたい。素晴らしい! 他に文句が見つからない。 自由曲「あなた」→入りなんてきれいなんだ…豊かな響き。ラストのdecresc.の表現をもっと自然にできるとなおよいが、他には何も見当たらない。見事に響き合っている。好演! 銀賞:埼玉栄高等学校 自由曲「このほしに・もういいかい・それから」→男声の声が非常に深い。女声のロングトーンやや危ない? 全体的に深くて、引き込まれる演奏。 銅賞:長野県小諸高等学校 自由曲「ともに―…」→崩れる感じがなく安心。歌詞の発声が特に良い。力強さ、ハキハキ感目立つがポルタメントなどの技術も難なくできている。 銅賞:栄東高等学校 自由曲「わかれ」→伸びのある発声。よく融合している。丁寧な印象。美しく、曲が広がっていく。 銅賞:茨城県立土浦第二高等学校 自由曲「縄文未来太鼓」→男女がよく融合している。歌詞の明瞭さがほしい。パワーがある好演だが、鈴木輝昭さんの曲に踊らされている印象も受ける。 まず第一に。なぜ杉並が金? 昨年も思ったが…昨年なんて全国で金。女声はいいんだ女声は。男声の発声、あれはオレには受け入れられない。男女も一体感がないし、あれを合唱というの? 審査員の先生に聞きたいな…。 さて、全体としては昨年全国銅の幕張総合が抜けていました。これは全国でも期待がかかるのではないでしょうか? 長野高校は21人で全国。素晴らしい。ただ全国では対等には戦えないかなという印象を受けますね。杉並は…うーん、また杉並マジックで金取るのか? 杉並の男声について誰か意見求む。汗 埼玉栄は多分10年ぶりくらいに全国を逃しました。絶対杉並よりよかったと思うんだが…。あの白ブレザーが全国で見れないと思うと寂しいです。 栄東は中学に続きたいところでしたが惜しくも届きませんでした。きれいな演奏でした。 土浦は面白かったです。太鼓が曲中に入るあの曲は新鮮だ! 小諸はまとまっていたけど印象薄い…笑 さぁ全国大会まで残り10日ほど。楽しみです!最後にもう一度。この日記を読んで不快は気分を感じた場合、大変申し訳ございません。
2008/10/01
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お久しぶりです更新ないとこのページも寂しいので、もう1つの日記の方に書いている記事の中で、普遍性のある話題(私事ではない記事)をそのまま転載したいと思いますとりあえずNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)関連の日記を・・・7月から始まり、もう全国大会出場校が決定したNコン、 いよいよ全国大会が来月10月11日(土)~13日(月祝)に行われます。 というわけで、各部門の課題曲を紹介していきたいと思います <小学校の部> 課題曲「この☆のゆくえ」 作詞:森絵都 作曲:大田桜子 読み方はもちろん「このほしのゆくえ」です。笑 まぁ今年度のテーマ「そして☆未来へ」に合わせたんでしょう。 この曲、題名を除き(?)いい意味で課題曲っぽいです。 歌詞からですが、自然の姿を視点をどんどん拡げて描写し、 そして私たち自身への問いかけを主題にしたといった感じです。 比較的アプローチしやすい歌詞であり、小学生へのメッセージ性もあるので歌いやすいのではないでしょうか。 曲はさわやかでレガートな旋律です。聞いていて素直に入ってくる、そんなメロディーです。 個人的には「ほほう!」とちょっとだけ重なりますね。 ポイントとすれば、やはり自然の描写がどんどん広がっていくイメージをどう表現するか(クレシェンドするとかそういう次元ではなく)、そして問いかけの部分(ここがこの曲の根幹でしょう)で決然と、あるいは未来へ視線を向けていくイメージの表現ができるかといったところでしょう。フレーズを大きく、レガートに歌うことが似合うこの曲ですが、ただそれだけで間延びしない工夫も試されると思います。 <中学校の部> 課題曲「手紙」 作詞・作曲:アンジェラ・アキ 編曲:鷹羽弘晃 今年のPOPアーティストの作曲は中学校の部です。 こういう曲は発表当初(3~5月くらい)は叩かれるのですが、最終的には受け入れられる傾向にありますが、この曲も最初は相当叩かれておりましたね(苦笑) でもやはり徐々に評価が上がって今に至っています。 さてこの曲は作詞・作曲ともにアンジェラさんです。 歌詞の内容は不安な年頃の15歳の中学生が未来の自分へ手紙を出し、また将来の自分からの励ましのメッセージを書いたものです。 中学時代のアンジェラさんは不安でいっぱいのとき、将来の自分に手紙を書いたことがあるそうです。(saku sakuでも話してましたね) そしてその経験、今の自分からの中学生へのメッセージをそのまま書いたそうです。 そういった意味で中学生の人には感じるものがある歌詞であるはずです。 曲に関してはもちろん16分音符を中心としたポップス調です。 アンジェラさんがピアノを叩いてそのまま歌ってそうな感じです。 この曲で最も難しいポイントはテンポ設定かなと思っています。 遅く重い感じでもないし、速くさらっと流すような内容でもありません。 またこういう曲は基本インテンポだと思うのですが、中盤以降は考える余地はあるでしょう。 また最初の「拝啓」をどう処理するか、ここは各校の技術の見せどころでしょう。 15歳→大人、大人→15歳この差をどう表現するか、これもこの曲のテーマであり注目ポイントです。 <高等学校の部> 課題曲「青春譜」 作詞:五木寛之 作曲:信長貴富 いやぁ、信長色満載の曲です! 作詞は大御所五木寛之さん、豪華ですねぇ… この曲個人的には大好きです。かなりオレのツボですよ ちなみに、五木さんの詩の作成が遅れて、信長さんはこんな曲をわずか1週間で書き上げたそうです、恐るべし…。 歌詞は平易な文で、今この青春の一瞬を大切にすることを描いたものです。 うーん、五木さんとしてはぶっちゃけ物足りない詩ですが(苦笑) 曲に関しては「「新しい人」に」+「ある真夜中に」÷2って感じ?(一体何人に通じるか。笑) 決して軽い曲ではありません、むしろシリアスな感じです。 でも非常に奥深い、豊かな曲です。実際ハマったらヤバいよ。笑 個人的には特にPiu mossoの直後の火サスのような(そんなに見たことはない笑)伴奏が…!! 技術面に関してはいかに重くなりすぎず、深く歌うかが鍵でしょう。 中盤の「O」以降は力強くかつ丁寧に(まぁこの曲全体で言えることですが)、 そして転調以降の開けゆく感じの対比を感じたいところです。 元々この曲自体が曲調の転換が多いのですが、そこでいかにコントラストを付けられるかも重要だと思います。 余談ですが、昨年の「言葉にすれば」は完全混声有利の曲でしたが、 この曲はどの形態でもそれぞれ独特の効果が得られるので、昨年のようなこと(わかる人にはわかる)にはならないでしょう。 各校がどう仕上げてくるか大変楽しみです <追加> 課題曲を実際に聴いてみたい!と思った人はPCで以下のアドレスにて聴くことができます ちなみに今回の課題曲だけでなく過去のものもあるので、文中に出てきた「「新しい人」に」や「ある真夜中に」なども聴いてみたりすると面白い(と思う人もいる)と思います http://www.nhk.or.jp/ncon/普遍性のあるとか言っておいて、分からない人が大多数の話題ですが、ご勘弁を。苦笑あとこの日記は全て個人の感性などを元に書かれているので、色々文句ある方いらっしゃるかもしれませんが、あまり潰しにかからないようよろしくお願いいたします
2008/09/30
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次は野球のこと…と言いつつそれを書くまとまった時間は取れないので、違う事を書きます今日は東京学芸大学のオープンキャンパスに行ってきました!第1志望の大学です。全体の説明聞いたり、学食食べたり、志望のA類学校教育の説明受けたり、音楽の授業受けたり(笑)でした。大学生のみなさんが優しくいろいろ教えてくれて「行ってよかった」と思いました!なんか特に学校教育のところはみんな学生が楽しそうで、好感が持てました音楽の授業はまぁアウェーだったけど楽しかったです自分は授業で音楽を受けることはないけど、そこで自分が入ろうとしている混声合唱団の団長さんがいて話も聞けてよかった緑が多く、全体的にいい雰囲気の学校でした。今日行ってますます行きたくなりました よし頑張ろう
2008/07/19
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1年3か月ぶりです。笑こっちのページもなんだかんだ自分にとっては大切なので、たまには更新したいですでも、大学受験あるからあまりできないとは思いますメインのもう1つの日記でさえもあまりできないと思うので・・・この間、最後の夏の大会で負けました。次書くときは、自分の野球人生について振り返ってみたいと思います。いつになるかはわかりませんが、お楽しみにこんなに放置してしまったから、あまり昔の常連さんには会えないかもしれないけど、v☆Shinta☆のページv 小規模で復活しますそれでは!
2008/07/18
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自分、間違いなく中学時代より弱体化してます。。。ついでに高1の時よりも弱体化してる気がします。昨日の6時間目は体育でした。適当にトレーニングやって、その後100mを2度計測。ずっと腹痛かったとはいえ…中学の時の方が速えぇよ(-_-;)中3の時50mで6.7を出しました。100mは13.0でした。昨日は…13.6でした。やばっ(--〆) しかも走り終わったあと、腹痛+吐き気(相当)+頭痛になった。クラスに戻る階段で自分は寝っころがりたくなった。ってか普通に何でもいいから、全て投げ出したくなった"汗クラス帰ったら帰ったで、IMに頭の痛いクラスの合唱のことのお話をされ、それが終わったらすぐに先生が来て、あいさつしようとするが、体が動かない。机に何もできずうずくまっていた(微妙に「聞こえる」笑)どうでもいいが、とにかく自分は完全に長距離型の体になったらしい。短距離の走り方が本当に分からない!えっ、短距離ってさ最初から最後まで全力で走るんだよね?それが出来ない! 最初全力で走ってるつもりなんだけど、1500m走とかのスタート感覚。実際中距離の速度しか出せない。60mを過ぎると「これじゃ、1500mのゴールまで走れないよ。オーバーペースだから下げないと…」という謎の思考に体が陥り、まったく後半の伸びなどナシ!あはれなり(>_
2007/04/24
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前の日記で書いたとおり、もう1つのブログの日記でここにコピーしても何もおかしくないものをたまにコピーしていきますゞ朝起きたら7時15分だった。………えっ? 今日って朝練(7:00学校集合)だよ? そう、要するに寝坊(-_-;)…最近よくあるパターンを書いてみます。20:00 帰宅20:15 ご飯が遅いので風呂へ21:00 夕食21:30 完食・・・・・・・・・眠い21:45 ケータイの目覚ましを22:05にかけてリビングでちょっと仮眠。目覚ましで起きない。……朝になってた。しかも何故か自分の部屋の敷きかけの布団で寝ていた。非常に心地悪いです…そして自分に苛立ちますm(__)mどうしたらちゃんと、意識的に寝れるのか…。これが最近の自分の課題。
2007/04/20
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最近、久しぶりが多いなぁ…ってか実はもう1つ日記やってて、今、そっちが完全メインになっております。ってなわけで、そっちの日記で、こっちにコピーしても支障が無い日記をこれからはここに登載していくこととしますゞそれだけです。では笑
2007/04/18
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いま23日です。でも一応「来週の月曜」である12日ってことにしておきます笑重大発表…私ShintaはMさんと付き合ってますゞってか今23日なのですでに相当広がってますけど笑"まっ、重大発表はそれだけですゞ 閉鎖とかは無いですとりあえず、付き合う前から周りから見ると、普通の友達には見えなかったそうです。だから付き合うって言ってもそんな変わらないと思ってたんですが、非常に変わることが判明(笑)まっ、とにかく野球も勉強もMさんとも全て上手くやっていけるように頑張ります。結構ここに書くの恥ずかしい(だって元中のIHくんとかNYくんとか見てるんでしょ?笑)ので、感情があまり感じれない(?)文体でいってみました(?)では
2007/03/12
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とりあえず2,3日目の教科のてごたえ、得点予想など書きますか…2日目(3/6)1→古典 ノータッチ(=テスト勉強を一切しないこと)の割にはできたのではないかと。75点とかだと思うけど、分かりませんゞ 75点だと6位くらいか?学年評定だと「現代文」+「古典」で国語総合として成績だすので、古典は足を引っ張る側で頑張んなきゃいけなかったんですけど、国語総合の評定「4」だったらイヤだなぁ…でも多分42→OCIさすがに総合順位の足を引っ張るエース教科です笑50点前後じゃない? ちなみに前回は46点←ノリが謎3→数学Iちゃんと問題集やりゃよかった…問題集の最後の3問やらなかった(終わらなかった…)んですが、そこと似た問題出てしまったし。。。 100点問題でした。多分80点くらいです3日目(3/7)1→現代文恐らく90点は堅いかと…そんなこと言って65点くらいだったりしてね笑いやいや笑いごとじゃないです クラス1位になれる…かも?2→世界史ド忘れ連発…75点くらいかなぁ。やっぱ世界史はコツコツやるべきだねゞそんなの全科目共通か笑 悪くはないと信じる。まぁ、なんとも冴えない日記なのでしょう…この負のオーラを読者のみなさんは吸収しないでくださいね。反発しましょう笑 ってか、この日記に読者なんているのか不明です笑 まっ、いっかゞ来週の月曜日に重大発表をするかもしれません。閉鎖とか…
2007/03/07
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ホントに知らないうちに始まってました。ホントに知りませんでした…それはさすがにウソです笑土日は図書館で勉強しました。家だと出来ないんだよねぇ~。。。ってか1週間前から毎日Mさんと図書館で会ってます笑 日曜日はオレが先に来て、勉強してたら案の定Mさんが来て(まぁ約束してたけど)隣の席でずっと勉強してました。ヤバイ仲良しです 一般的な「付き合う」より仲がよいのではないでしょうか?周りから見たら絶対付き合っているように見えると思われます。しかし2人ともマジで気にしません笑もう「付き合ってるの?」とか言われるのは2人とも慣れたってやつですゞ すごい友達ですで、今日のテストですが…1→保健前々回2位、前回1位ながら、今回は苦戦? 予想は80~90点。3位くらいかなぁ~(よく考えたらそこまで苦戦でもないかも笑)2→数Aまぁテトラヒドロキシ…じゃなくてひどかったです。ひどい→テトラヒドロキシが連想されました。ちなみに化学系の用語なので気になったら勝手に調べてください笑図形本当に分からないよ~センター試験どうするんだろう(>_
2007/03/05
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今日はいよいよグループアンサンブル発表の日でした。ちなみに「WASABI」ってのはグループ名です! ちゃんとした理由があるのですが、命名理由については長くなるので言いません。で、自分らは抽選により6番中2番目の発表。曲目は「星に願いを」(Shinta編曲)と「ある真夜中に」(昨年度Nコン課題曲)です。ちょっと緊張から最高の演奏ではありませんでしたが、WASABIのみんなで歌えて幸せでした。。。休みの日に公民館借りて練習したり、よく頑張ったよねグループアンサンブルのために結成されたWASABIですが、これからも活動していく気がします。自分もそれが良いです^^ ちなみに合唱マニアが5人中3人(残り2人も結構レベル高め笑)なので、一般人はグループ内での会話付いていけません笑 今度は「森の狩人アレン(混三)」を合唱マニア3人で歌います。2人は一休み♪てなわけで、月曜から学年末テストだね。少しは焦れよ自分(笑)クラス順位が11→7→2→4って来てるからって余裕こいてんなよ笑まっ、土日どうにかしますゞ そういえば3日ほど情緒不安定に悩まされていましたが、何か昨日Mさんとメールしたらいつの間にか治りましたそれまでの2日のメールでは効果なしでしたが、昨日何故か治りました。Mさんはすげぇな 尊敬の念を抱きます笑では、今日はこの辺で
2007/03/02
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