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2017.12.02
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カテゴリ: 2017 Hawaii
lalahawaiitours 8h car Charter

クイーンエマの夏の宮殿内へ足を踏み入れる前に簡単にクイーンエマについてご紹介してきます

エマは20歳の時に22歳のアレクサンダー・リホリホ(カメハメハ4世)と結婚します。 
結婚から2年後にアルバート王子を出産しましたが、4歳で亡くしてしまいます。
翌年には悲しみに暮れたカメハメハ4世も29歳の若さで亡くなってしまいます。 
しかし、それでもエマ王妃は芯の強さと威厳を保ち続けたと言われています。 
ハワイの人々のことを考え多大な資金を上げるために努力し、
クイーンズ病院の設立、慈善活動や教会の仕事などに貢献したそうです。 
晩年はこのサマーパレスで静かに暮らし、1885年に49歳でルック家で永眠しました。


エマ王妃の夏の宮殿(1)はこちら

それでは昨日の続きへと参りますが
何分ガイド無しで短時間で勝手に見学しただけで、写真も適当に撮ったもので
今日書き綴っていることも頂いて来た簡単な日本語パンフレットを元に書き起こしているので
間違っている所もあると言う事を念頭に置いて読んで頂ければと思います。



仲良く並んだアルバートエドワード王子、カメハメハ4世、エマ王妃の肖像画

エマ王妃の夏の宮殿はエマ王妃のために建てられたものではなく
実業家ジョンルイスがハワイ政府から購入した土地に建築した建物を
エマ王妃の叔父ジョンヤングに売却され、その後エマに譲られました。
エマ王妃没後、ハワイ君主政府が購入した後、一時借家となり
その後取り壊されることになったけど、現在運営中のDaughters of Hawaiiの介入によって
建物の復旧と散らばってしまった家具の回収をしながら保存しています




玄関より入って「玄関の間」です

カメハメハ4世とアルバートエドワード王子の肖像画が飾られています

丁度欧米のご夫婦がガイドツアーに参加しているところでした
ガイドツアーに参加する余裕はないけど、一応日本語ツアーあるか聞いてみたところ
日曜日だけだと言ってたような気がします。



玄関の間を通り過ぎて「中央の間・ゆかりの間」

ここが建物の中心となっていてます



銀の聖杯はアルバートエドワード王子の名付け親であるヴィクトリア女王からの贈り物で
王子 の洗礼式の為に聖水と共にハワイに送られましたが王子の突然の死により使われる事は無かったそうです






クイーンエマの装飾品でしょうか



クイーンエマの肖像画です

とっても美しい方ですね



王室の女性や配下の族長が私用した羽根のケープ



中央の間の奥、建物の一番奥にある「エジンバラの間」です

お客様をもてなす広間、いわゆるリビングルームと言う感じでしょうか
建物の横幅分一直線にある部屋なので広いです
写真の緑の扉が正面玄関から真直ぐに歩いて来た時にぶつかる裏玄関的な扉です



みんなが思い思いの所を鑑賞しているので、写真が撮り難い。。しょんぼり

手前の色褪せた緑のヴィクトリア朝長椅子はエジンバラ公からの贈り物で
帆船でハワイまで運ばれたようです



上の写真の鏡内から撮ったところです



たくさんの肖像画とカーヒリ(羽冠)
写真中央に立っているものがカーヒリですが
カーヒリは儀式や祭典の際に王族の象徴として使われていたそうです



食器類



1801年ロンドンで作られたコラードアンドコラード社のピアノ
クイーンエマは10歳からピアノを習い始めたそうです



ヴィクトリア朝の家具



カメハメハ5世がニューヨークで作られたものを購入したローズウッドの家具



奥に見えてるロイヤルキャビネットは英国のプリンスアルバートとヴィクトリア女王から
エマとカメハメハ4世への結婚祝いの品だそうです
ベルリンで注文して作らせ、ハワイまで運ぶ・・・
今の時代でも大変なことだと思いますが、この時代一体どのくらい時間が掛かったのかと思うと
英国王室はどれほどお二人のご成婚を喜んでいたのだろうかと考ええしまいます

エマは英国に留学していたそうですから、その頃からとても愛されていたのかもしれませんね




キャビネットの中の食器もヴィクトリア女王からからの贈り物だそうです




もう一度中央の間に戻って玄関から左手の部屋に入ります





「マントの間」

王室用の羽のマントは、非常に優れたオロナ(原産の灌木)を用い
ハワイ固有の鳥イイヴィの小さい赤い羽根と絶滅したハワイ固有の鳥「マモ」の黄色い羽根を
何千枚も束ねたもので作られています



多分マントの間にあった展示物だと思うけど間違っているかもです









マントの間より玄関側に戻って、玄関の間左手の「客間」








エマ王妃がアルバートエドワード王子とカメハメハ4世の死後
ヨーロッパ旅行中に購入されたグランドピアノ

普通こういった展示物は触れる事すらNGですが
このピアノ、腕に覚えが有れば弾いて構わないんだそうです
びっくり




ここからもう一度玄関の間に出ます



そして、玄関を横切り玄関入って直ぐ右手の部屋は「正面寝室」です



アカシアコアの大きなベッドはカメハメハ3世が注文して作らせたものです
ヘッドボードとフットボードに施された羽根の彫刻は王位を表しているそうです

ハワイアンキルトが見事です




ここは元々ダイニングルームだったそうです




エマ王妃のベッド

王子の揺り篭の制作者であるウィルヘルム・フィッシャーによって作られました
同じベッドがカメハメハ4世にも作られているそうです

親子でお揃いなんですね~~ スマイル




そしてエマ王妃のベッドに寄り添うようにアルバートエドワード王子の揺り篭があります

いまこうやってPCに向かっているだけでウルウル来ちゃいます
見た事も無いような見事な造りの揺り篭を見て、
たった4歳で逝ってしまったアルバートエドワード王子の人生が儚過ぎて
残されたお二人の心中を思うと、ほんとに心が痛い。。。




この揺り篭はアルバートエドワード王子誕生時に王と王妃によってオーダーされたもので、
国宝だそうです


ウィルヘルム・フィッシャーによって設計製作されたハワイ原産の4種の木材
コア、コウ、ミロ、カマニが使われています。



それでは一旦玄関の間に出て中央の間よりこの部屋の隣になる
「アルバートエドワード王子の部屋」へと参りましょう




奥のドアの向こうがアルバートエドワード王子の部屋のテラスになってます



ここにもエマ王妃の為のベッドがあり
その横にはアルバートエドワード王子のベビーベッドがあります

このベッドもウィルヘルム・フィッシャー制作の糸巻き型柱と珠の縁飾りのコア製ベッドです



部屋の入り口には引き出し式のチェストと鏡張りのクローゼット
その横には小さな椅子があります

ここでまたまた泣きそうになる。。。



チェストの上には



クイーンエマとアルバートエドワード王子のおもちゃ・・かな?

あーーー、せつない。。。 号泣



コア材製の4柱型ベビーベッド



このベビーベッドもウィルヘルム・フィッシャー制作です



ケープ型のビロードのスーツとちっちゃな靴が・・ウルウル



アルバートエドワード王子の将来の夢は消防士だったそうです

4歳のお祝いに着用予定だった赤い消防士ジャケット

そして、何かの式典に(聞いたのに忘れました)出席するために制作中だったヘルメット式の帽子
実はこれ、完成品ではなくて、製作途中で、この後王家のしるしである羽根飾りが施されて完成だったそうです
でも、王子は突然の病魔にあっという間に連れ去られてしまい
この式典への参加も叶わず、故にこの帽子は未完成のままとなってしまいました




在りし日のアルバートエドワード王子の肖像画

元気でわんぱくで王と王妃の周りを子犬のように走りまわる姿が目に浮かびます

突然の病魔は「結核」と診断され、色々な御祈祷が行われたそうですが
最近になって結核と言うのは誤診で、盲腸だったという事が解かって来たそうです

そもそも結核は1か月ほどであっという間に逝ってしまうような病気ではないので
今の時代なら、或いはハワイと言う地でなければ何という事もなく助かっていたかもしれませんね

以前から「エマ王妃の夏の宮殿」は知ってはいたけど
こんなに素晴らしい場所で、こんなにも切ない物語があったなんて知る由もなく
たまたま観光の合間に組み込んだだけでしたが、本当に訪れて良かった


駆け足での見学だったので、本当に心残りなんですが
ザバスで行けるようなので、また時間作って日本語ガイドツアーのある時にゆっくりと
お弁当でも持って再訪したいと思います





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最終更新日  2017.12.02 20:07:52
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